カテゴリー: Family

2011年11月25日

三女と期末試験

中2の三女は、興味関心があることには極めて高い観察力と記憶力を持っている。
好きなドラマのあらすじは、仔細漏らさず語れるらしい(笑)

でも、学校での勉強自体は、それほど得意ではない。きらいでもないけれど。

そして今回の期末試験は、ちょっと頑張った。
前回の中間が、とっても悲しい出来だったので、捲土重来である。

試験勉強用に学校が配る勉強スケジュールも、予定と実績、そして反省を毎日しっかり書いていた。
「誰もいなかったので集中してできた」と書いてあっても、お昼寝が3時間で勉強が2時間であったりは、するが。

1日目:結構良かった!
2日目:ダメだった・・・

で、2日目の夜、とても珍しいことに「数学の問題の解き方を教えて」とやってきた。
問題集のもので、答えを見ても納得できなかったらしい。

図形の角度の問題で、見覚えのある、典型的なものだった。
図形と角度.jpg(←こんなの)

なので、似た問題も含めて、2回やった。
その後も彼女は、問題集の範囲分が終わるまで、なんと11時近くまでやっていた。ふだんは9時半か10時には床につく。テスト前でもあまり変わらないので、とても珍しいことなのだ。

3日目:う~ん。

数学は、やった問題も出たのだが、問題数が多くてあっぷあっぷだったらしい。
でも他の教科はまあまあの出来と。

なので3日間の全体としては、それほど悪くない感触だった模様。でも点数はやっぱり不安。
「月曜日にはもう3つも返ってくるよ~。やだなぁ」などと言う。
イヤって言っても点数は変わらないよ、と突っ込むとすかさず、
「でも今回は47時間もテスト勉強できたし、うまく出来た問題もあったから、よしとしよう」(笑)

そうだね。失敗した前回より、ちゃんと時間を取って勉強した。
いくつかの教科では「うまく解けた!」も味わった。
それらは自らつかんだ大きな進歩。よかったね。

ただ、結果が出たら、反省会はしよう。
特にうまく行かなかった英語と数学はね。

時間だけじゃなくて勉強の内容や仕方も、もっと上手にできるかもしれない。
(少なくとも次女はそう言っている(笑))
でもそれも、自分で試行錯誤しなきゃね。

塾とかに頼るのは、その後だ。


試験明けで急にヒマになった三女には、CDケース入れ替えを手伝ってもらった。
手際はバッチリ。
50枚くらいで飽きちゃったけどね(笑)ごくろうさん。

2011年11月21日

次女と『25時のバカンス』との、出会いと再会

昨日夕方食卓で、突然次女が「25時のバカンスってあるでしょ」 

と話し始めた。 

私が買ったマンガである。 
市川春子、という作家の作品集で、3編が収められている。 

「あれさ、ちょっと前、本屋さんで買おうかどうか、すっごく迷ったんだよね」 
「でも、カバーとか見て(中身は見られない)、これならきっとお父さんも好きに違いない、お父さんに買わせヨ、って思って買わなかったんだ」 
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「なのに、家に帰ったらお父さんに言うのを忘れちゃってた」 

「それが何日か前に、本棚見たら置いてあったから一瞬『あれっ??私これ買ったんだったっけ!?』って思っちゃった」「びっくりした」 

「あの3つめのお話がコワイよねぇ」 

と、その後は印象に残った部分のお話しに。 
そう、とても素敵で、でもドキッとするストーリーであり、絵なのだ。 


それにしても「あれっ??私これ買ったんだったっけ!?」が面白かった(笑) 

ちなみに彼女が買わなかった理由は「高かったし」なのだが、さっき確認したら、620円でありました。 
あはは。 


竜の学校は山の上』 九井諒子、もお奨め。ヒトとケンタウロス族の日常的共生の物語。1050円。
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スキエンティア』戸田誠二、は絶品。近未来のヒューマンドラマ。泣ける。650円。
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生きよう。精一杯。そう気がつかせてくれる、科学の物語。

2011年11月08日

閑話休題:コンサバ長女のキケンな一夜

前の日記から続く)
一方長女は保守的である。そんなに大きな変化は好まないし、リスクも取らない。
人と違うことは(さすがに三谷家で育ったせいもあってか)平気だが、基本は安定志向、目指せ玉の輿作戦なのである。

とはいっても、良い玉を見つけるには、自分たちも良い玉にならねばダメだと言うことに、親友との議論で気づき、頑張っている大学2年生なのである。

で、一昨日の夜、隣のD大の学園祭を手伝いに行き、財布を忘れ、バイト先で電車賃を借り、家に帰ったらアパートのカギは財布の中であることに気づき、凍っていたのであった。
深夜12時をまわり、友だちにメールしても返事がなかったり、あっても「今、実家」だったり。

そのうち寒くなってきて、困った長女はどうしたでしょう?

私では考えつかないのだが、なんと「交番に駆け込んだ」のである。
(次女に聞いても、そうする、と言っていた。世のおまわりさん、信頼されてます!)
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もちろん結構悩んだ末だったのだが、駅前の交番に入っていったそうな。

そしたらおまわりさんはおらず電話機だけがあって「なんかあったら電話して」と。

もう一回「どうしよう」と悩んでいるところに現れたのが、わりとチャライ服装(本人たちもそう言っていたらしい)をした男女若者2人。
女性が「どうしたの?」と。

事情を話すと「ほら、声かけて良かったじゃない!」と連れの男性に。
でも年齢を聞かれて答えると「え、もうハタチなの?もっとしっかりしなさいよ」と言われたり(彼女は23歳)。

ともかくいまから友人宅で宴会だが、そこに来ないかと誘われて、寒さにめげていた長女はフラフラ付いていきましたとさ。
その友人宅では歓待され、でも「俺たち明日朝起きる自信ない」「じゃあ今から財布を取りに行こう!」となって深夜2時のドライブでD大まで連れて行ってもらい、家まで送り届けてもらったのでした。

コンサバな長女の、深夜のアドベンチャーでした。
声かけてくれたお姉さん、ありがとう~~~。

人は外見や服装じゃないのだ!

2011年11月07日

閑話休題:チャレンジャー三女の意外な保守性

わがやは二子玉川駅の西側にある。
駅から玉川高島屋SCを通って、10分弱だ。その南館5Fには紀伊國屋がある。
老舗である。まあ普通の店である。
tamagawa1.jpg

一方、東側にできた二子玉川ライズのタウンフロント6Fには文教堂がある。
かなりの大型で、マンガや参考書、女性誌が非常に充実している。
ビジネス書もスペースとっていて、とても見やすい。
ジブリコーナーだってある。
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うちの三女は最近、よく本を読む。

3人の中で一番本を読んでいたのは長女で、彼女はよく本屋でヒマつぶしをしていた。
「一冊読んで、一冊買う」がモットー。でも今は、授業にバイトに卓球に調理実習で、手が回らない感じ。

三女は今、もくもく読んでいる。
王さまレストラン』から始まった三女の読書遍歴は、友人からの奨めに乗って、いまやさまざまな領域に及んでいる。

で、彼女のお気に入りは、紀伊國屋なのである。文教堂じゃなくて。

曰く

・「紀伊國屋の方が、近い」  (確かに家からは2分くらい近い)
・「紀伊國屋の方が、見つけやすい。どこに何があるかわかってるし」  (そりゃそうだけど)
・「文教堂は本、多過ぎ(-_-メ)」  (ダメですか・・・)

ナニゴトにつけ、チャレンジャーな三女なのだが、本屋に関しては違うらしい。
面倒くさいことは、イヤなのだ。

ただこれが「嵐ショップ」なら違うんだろうけどなあ。

2011年10月28日

閑話休題:14歳の誕生日

ふだんジャージで過ごす長女。
外では制服、中ではどてらで過ごす次女。

でも三女は絶対そんなことはしない。いつもベストコーディネートである。
姉たちからは「おしゃれ番長」と呼ばれている。
DSC00001.JPG(ぶいぶい言わせている1歳半の三女)

その14歳の誕生日。

先日ハタチの大お誕生会をやった長女も埼玉から2時間かけて遅れて駆けつけた。

お母さんからはケーキ(高島屋で買ってきた)。
お父さんからはサボテン(ライズで買った)。
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おねえちゃんたちからはお財布と筆箱。

いずれも気に入ったらしく、にこにこの三女である。

おしゃれ番長が気に入るものを考えるのは、なかなか大変なのよ(笑)
でも、最後は「自分が気に入ったモノを買う」しかないのだけどね。


その後「Wiiしよ~~~」と言うので、みんなで「ファミリートレーナー」をやる。

足や手を、バタバタさせるので結構疲れるのだ。
大声や奇声を上げるのが長女。
地味に頑張るのが次女。
冷静にかつ必死で頑張るのが三女。


お父さんも、頑張った(笑)
あ~、疲れた。


14歳、2日目の朝である今朝、本人に「どう?」って聞いたら「別にかな~。何か変わるわけじゃないしね~」と。
そりゃそうだ。

でも、おめでとう。
キミは少しずつ確実に、前に進んでいる。


長女は「15人でやる150人分の大量料理実習がある!」と630に出て行ったのであった。

2011年10月24日

閑話休題:ハタチの誕生日

長女が先日、ハタチの誕生日を迎えた。 

本人が「グランマや叔父ちゃまやみんな呼びたい!」と言うので、声を掛けた。 
弟家族も入れて、12人が集まった。 

当日の午前0時過ぎ、なんか感慨があるかと思ったが、さしてはなく、「まあ自分がハタチになったときも、何も想わなかったしなあ」と。 
すでにひとり暮らしをしていて、かつ、大学生という中途半端なハタチだった。 


でも長女はハタチになった瞬間、部屋で飛び跳ねていたらしい。
時報を聞きながら「あ~19歳が終わっちゃう」とバタバタして、ハタチになった瞬間、跳び上がったんだってさ。


面白いことにその日は、中2三女の校内合唱大会の日でもあった。 
数ヶ月、もくもくと練習してきた伴奏の腕を見せるとき! 
学年優勝はできなかったが、本人としての出来は良かった様子。でもそれで素直に喜べないのが彼女のいいところ。勝てなかったのは、相当悔しかったみたい。 

さて、夜の大誕生会。 

まずは友人からもらったマグナム瓶のシャンパンで乾杯。 
子どもは外して、長女を入れた大人だけで(笑) 

次女・三女からお姉ちゃんへのプレゼントはマフラー。
長女は何度もなくしているのに、それでも次女は拘りに拘って、選び出した。
首に巻き、手触りを確かめ、三女の3倍額を負担して。

ケーキやその他のイベントのあと、私はリビングで弟や義弟、甥たちとビデオ(MotoGPとか)を見ていた。 

そうしたら長女がダイニングの方へ来いという。 
何かと思ったら「お父さんたちにプレゼント」「親になった20周年記念だよ」だってさ。 

なんとも洒落たことをする子だこと。 


お茶碗とお箸セット。 
大切に使わせていただきましょう。 



その後、みんなで三女の合唱コンのビデオ鑑賞。 
長女が必死で撮ったもの。 

伴奏も上手だったし、歌うときは声もよく出ていた。本人が恥ずかしがるくらい。 

その日の主役の座を奪われてちょっと拗ねていた三女の機嫌も直りましたとさ(笑)

2011年10月21日

10/19 「お空が火事だ!」

10/19のお話。


私の書斎は2階の南側。 
目の前には90cmx150cmの窓が2つ。 

ブラインドがつけてあるが、ふと見上げたらそらがピンクに染まっているではないか。 

慌ててデジカメ片手に屋上に上がる。 


そこはオレンジと、青と、エメラルドグリーンが混在する世界。 
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しばらくしたら次女も上がってきた。 
こういう空を見つめているだけで、心が震えるものだねえ。 
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自然って凄いな。 


たった5分のスペクタクル。
DSC04408.JPG  →DSC04412.JPG

この空を見て、「お空が火事だ!」と叫んだ子どもがいた、という報告が知り合いから2件。
小2と、3歳児。

そういう感性が、大切です。

2011年09月30日

お手伝い日記:夜中に娘たちをたたき起こすの巻

夜中、次女、三女がちゃんと家事をやっていないとの報告を受ける。 

2人とも事情は違うが、ここ1~3ヶ月、まったくもって不十分な状況。 
もちろんこれではダメである。 

しばらく考えたが、 
・私が直接言う 
・ちゃんとできないなら高校も大学も行かせないと伝える 

ことにする。 

2人とも寝ているので、翌朝、とも思ったが、学校に行く前にそれでは気分が悪いだろうなあとも思い、たたき起こすことにする。 

床についたばかりの三女はすぐ起きたが、次女は深く眠っていてなかなか起きない。 
でも枕をぽんぽん蹴って起こす。 

「座って」と言って、正座させる。 


まずはお手伝いの状況を自己申告させる。 
2人ともちゃんとやっていないと言う。 

理由も聞くけど、大したものはないという。「それではダメ」 
各自、何をやるのか、を確認して、明日からちゃんとやるよう厳命する。淡々と。 

まずは翌朝、それを各自、お母さんに伝えるように、とも。 
数分で終了。

夜中、次女は「お父さんに怒られた」と泣きながら、母親に報告したらしい。 
三女からは今朝、何も報告はなかったらしい・・・。 


まだまだ戦いは続くのであった。

2011年09月25日

閑話休題:おはぎ事件

私は、甘いものが結構好きである。

大判焼きや鯛焼き、豆餅におはぎ。
秋はおはぎの季節である。

昨晩、1人で食事をしたのだが、お弁当とともに、おはぎ(3つ入り270円)を買って帰った。
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食後、きなことごまおはぎを食べ、最後の1個は置いておいた。


深夜、今年いっぱいで撤退する「ZED」と夜のTDLを楽しんだ娘たちが帰ってきたのだが、その直前に弟家族もお散歩のついでに立ち寄り、わらわらしていた。

彼らが帰ったあと、おはぎを食べようと思ったら、知らぬ間に半分になっているではないか!

犯人は誰だ!?
そういえばさっき、三女が台所で挙動不審だった!


親のベッドで寝ていた三女に尋問。
「おはぎ食べたでしょ」

「うん」
「3つのうち1つだけ残ってるから、これを買ったひとは、きっと一番好きなのを残したんだろうな~、って思った」
「でも、そのひとはもう2つも食べたんだから、いいか!っと思って食べた」

一理あるね。うん。


「だけど、そのひとってお父さんしかいないでしょ!」

「う~ん、考えてみればそうだねえ」


考えてみれば、じゃな~いい。
黙って食べたから、久々に、コチョコチョの刑。

2011年09月17日

面白きモノ その1

面白いものにはつねに敏感である。

いや、そうありたいと、思っている。
 
まずは手ぬぐい。実は手ぬぐい収集家である。 
学生の頃、旅先でのお土産に買い始めたのが端緒。
嵩張らないし、安いし、使えるし、しかもオリジナル品が多い。

まずはこれ。
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次女が「お父さん、ついにオリジナル手ぬぐいまでつくったか」と勘違いした一品。 
ただの金太郎なんだけどね。 

次は三省堂の有楽町店で衝動買いしたもの。 
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この背中とおしりの丸さが絶妙。 

最後は近所のガーデンアイランドの園芸店で見つけたカエル。 
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すでにわが小さく庭には、3目並べをしているカエルが2匹いるのだが、こいつはあまりにリアルで、庭に置いたら怖がるヒトがいるかもねえ。 
ちなみに3目並べカエルは通りがかりの子どもたちに人気で、よく小さい子に話しかけられている。

ただ、このカエルさんは衝動買いするには高かったので、わが家の一員とするかどうかは思案中。