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2019年04月01日

2019年4~5月の講演・研修予定です

4月は毎年、KIT虎ノ門大学院での集中講義から始まります。今年は36名が受講しました。 4/2~5 1900~2210 「戦略思考要論」
そして、4/11からは女子栄養大 食文化栄養学科での必修講義「基礎経営学入門」が始まります。120名と隔週3時間×8回です。
4/6 1000~1200 上尾中央病院 看護師特定行為研修  開講式 特別講演 「発想力とほめる力」
4/15 1320~1630 愛知教育大学1年必修「決める力」850名!
4/17 1045~1235 田園調布雙葉「決める力」
4/18 1530~1830 ジャパネット第8回拡大部門長会議 「決める力と伝える力」@御殿場

5/8 1410~1645 新宿区公私立幼保育園 園長研修
5/15 1410~1645 新宿区公私立幼保育園 副園長研修
5/17 1330~1640 AMGセカンドレベル開講日 特別講議
5/23 1400~1700 AMG主任初任者研修1
5/30 1400~1700 AMG主任初任者研修2
5/31 1000~1200 新潟県 教員向け研修会

割と静かな立ち上がり(笑)

2019年02月28日

本書いてます!タイトルは『19歳の経営学(仮)』なんてどうでしょう

昨年末から新しい本の出版に向け、原稿を書いています。


テーマは「経営学の基礎を初学者に伝える」です。
この2ヶ月半で12万文字まで来ました。でも山登りでいえばまだ5合目。ここからの3万文字と図版作成と各種調整が大変なんです(T-T)

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ある出版社からそのテーマを持ちかけられ、最初は「ビジネス書より親や子ども向けがいいなあ」と思ったりしていたのですが、ふと気がつきました。そう言えば私はそんな講義を女子大生向けにやっていたのだと。
友人に請われて2016年から女子栄養大学で、『基礎経営学入門』という科目を新規でつくり、約130名に毎年講義をやっています。、食文化栄養学科の2年生(と短大から編入した3年生)の必修授業です。そこで最初に考えたのは「ただの経営学基礎じゃきっとなにも残らない」でした。

経営学はとにかく広い学問で、物理学、といい勝負でしょう。
巨視的な宇宙を扱う宇宙物理、天体物理。触れるモノを扱う地球物理、物性物理。触れないほど小さな世界を探る素粒子物理。この世のすべての現象を扱うのが物理学なので、その全部を極めるなんて不可能です。
でも経営者にはそれが求められます。経営戦略も、マーケティングも、生産や物流も、人事や組織も、会計や財務も、ITもR&Dも。最終的には経営者が決断せねばなりません。それを支えるための学問が「経営学」で、専門の教育機関がMBAです。

ゆえに経営学は寄せ集め的な概念であり、その初学者向けの入門書や講義(基礎経営学入門みたいなもの)も、各専門分野の要約集やフレームワーク解説集になりがちです。そんな講義を90分X15回受けたところで、19歳130人に何が残るのでしょう?
90分2回で学んだ経営戦略論、1回だけのヒト組織論、0.5回分の情報システム論・・・・・・。そしてテストに出てきた20個のフレームワーク。

半年すれば全部忘れます。

だから女子栄養大学での「基礎経営学入門」では、「ビジネスモデルの理解」だけに絞ると決めました。90分x15回、それしかやりません。事例も食品関連を中心にし、毎回コーヒーネタが出てきます。
自分としても、その前に『経営戦略全史』(2013)、『ビジネスモデル全史』(2014)と出していたので、知識的には十分です。これまで3回、評価を得てなんとか進んできています。

そして今回の依頼!
そうだ、これを本にすれば良いんだ! 私は勇んで構成を考え目次案をつくり上げました。

結局その出版社とは本の構成というもっとも根源的なところで折り合わず、その件は流れました。残念。
でも折角つくった構成や目次案が勿体なかったので、その出版社にも断りを入れて、他の出版社に相談し、持ち込み企画として受け入れてもらえました。それが昨年末のことです。

さあ後は私が書くだけです。

でもやっぱりそんなに簡単な仕事ではありませんでした。改めて各分野の勉強のし直しです。簡略にまとめるには全体がわかっていないと。既知の事例もやっぱりちゃんと調べ直さないといけませんし、書き直しも必要です。そんな感じで早数十日。毎日黙々やってます。

夏前にはきっと書店に並びます。みなさん、楽しみにしていてください。
「初学者のための経営学入門書」です。バイト先や仕事先。周りのビジネスがきっと変わって見えますよ。

そうそう、女子栄養大学の履修者たちの声は「最近お店で簡単にモノを買わなくなりました。騙されないぞっ、って思っちゃいます(笑)」「やっぱり店長ってダイジですよね~」「バイト先の喫茶店、潰さないように最近頑張ってます」などなど。

2017年04月07日

春の授業。KIT虎ノ門大学院と女子栄養大から!

春は学校のスタートシーズン。

入学式もありますが、KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント専攻ではその前日の1日から、私の『基礎経営学入門』が始まります。
今年度からGlobisとの単位互換がなくなりましたが、それでもKIT本科生と単科生あわせて40名近くの大所帯(KIT虎ノ門大学院としては最大)です。
土曜4コマ(6時間)、日曜2コマ(入学式後の3時間)、火曜2コマ(3時間)の3日で駆け抜けました(笑)

内容は
・コンセプトとしては「重要思考」と「B3C」
・ケースとしては「サバイバル」「トレッサ横浜」「スタンウェイ」「デル」などいろいろ
なのですが、初級から上級までを詰め込んだものでもあります。

初学者には大変。でも、「考え方」なので最後に学んでは「もっと早くやればよかった」となる。
だからこそ最初にとりあえず叩き込む、って感じの構成です。
みんな、がんばろー(^^)/

そして7日からは昨年度から始めた女子栄養大 食文化栄養学科での講義です。
埼玉県坂戸の女子栄養大は春爛漫。校内のさくら広場は、ランチがお花見状態という……。
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担当する「基礎経営学入門」は、その名の通り「経営学」を伝えるもの。でも関連科目の筆頭なので、そこに「基礎」と「入門」が付いています!
どうやったら大学2年の女性たちに、経営の本質を伝えられるのか……。私の答えは「ビジネスモデル」なのですが、ご興味ある方は講義見学においでください。

この科目、必修なので昨年も90名近くが履修しましたが、今年はなんと短大からの編入生も対象となって、なんと履修者107名
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19チームでの「サバイバル」からスタートです。
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さて、隔週3時間講義がこれから16コマ分続きます。
教科書は『マンガ経営戦略全史 確立篇』と『同 革新篇』で毎回、生徒たち自身による「5分間教科書解説ビデオ」の上映があります。

今年はどうなるか!楽しみです。

2016年09月18日

『韓非子』イベント、グロービス名古屋校IST最終講義

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三省堂池袋本店で『組織サバイバルの教科書 韓非子』の著者、守屋淳(あつし)さんとのトークイベントを。
2時間もの枠が、2人で埋められるのか心配でしたが(笑)、なんとかなりました。
なかなか、楽しかったです。そして彼と話すといつも勉強になります。
写真は、守屋淳さん(真ん中)と日経新聞出版の白石さんと私。

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1996年から足かけ20年、講師を務めたグロービスも今年が最後。
日曜日はグロービス名古屋校でのIST(イノベイティブ・ストラテジー)最終講義でした。
定員は20名。毎回のレポート提出とfeedback付き。最終回は各自の発表会なのですが、今回は17名が辿りつきました。
写真は最終回終了直後。みな、なんと清々しい表情だこと(笑)

あとは10月期の東京校と、1月期の大阪校で終了です。

2016年09月06日

9・10月の講演予定です

もう突入しましたが、9・10月の講演・研修予定です。
「ない!」という方は至急ご連絡を……。

9/2 1330~1640 AMG セカンドレベル特別講演
9/6 900~1700 半田市 保育士・幼稚園教諭研修
9/7 900~1200 半田市役所職員スキルアップセミナー「ほめる力と分析力」
9/13 1035~ 長岡市上通小4・5年「発想力」、1300~6年「決める力」
9/13 1900~2130 スローガンFactLogic「決める力」
9/15 930~1200 弥富市生涯学習教室「決める力と伝える力」
9/15 1900~ 守屋淳さん対談@三省堂池袋本店
9/25 1100~1300 Globis親子イベント@KIT「発想力」
9/28 1045~1225 田園調布雙葉「発想力」
9/29 1050~ 豊田市寺部小 5・6年「科学教室 ルークの冒険」1335~ 上郷中 全校生徒「決める力」

10/7 1900~2100 Globisワーママ1「決める力・生きる力」
10/8 1430〜 保善高校PTA講演
10/10 1000~ ルネサンス浦和「科学教室ルークの冒険」
10/14 1400~1600 福井県立図書館「図書館のこれからを考える」
10/15 1030~1200 福井県立図書館「ヒマ、ビンボー、お手伝い」、1315~1500 「戦略読書」
10/18 1540~1650 鳥羽高1年Gコース「発想力の鍛え方」
10/23 1100~1140 MBA EXPO
10/25 1900~2130 スローガンFactLogic「発想力」
10/27 930~1200 弥富市生涯学習教室「発想力」
10/29 1445~1600 大田区立矢口西小 「お手伝い至上主義でいこう!」

一昨日はグロービス名古屋校でのIST講義でしたが、愛知県にはこの2ヶ月で半田、弥富、豊田、名古屋とあと6日お邪魔します~。

2016年04月29日

女子栄養大学『基礎経営学入門』2日目です。いよいよ本編!

今日は、休みなんですね。昨日知りました(笑)

昨日は女子栄養大学での2回目の授業。いよいよ「基礎経営学入門」の本編突入です。
ダンボーも活躍しました~

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90分×2の3時間講義を隔週、なのですが、90分ごとに塊になっていて、

復習→なぞなぞ→講義(話してみる)→演習(書いてみる)→ビデオ(演じてみる)→まとめ

と続きます。まあまだ試作品なので、これからも変わるでしょうけれど。

復習:2週間前、何をやったか思い出す。
なぞなぞ:なぞなぞだったり宇宙の話だったり(笑)。これで頭を活性化?
講義:主にビジネスモデル(BM)の話、というよりBMを見抜けるようになるための事例をいっぱい。BM千本ノックだ! 「自分で考えて班で話す」が何回も入ります
演習:毎回、「コーヒーに関わるビジネス」を中心に、BMを考えて話して書いてみます。宿題は「行って調べてくること」「何を調べるかは自分で考えて!」
ビデオ:班ごとに『マンガ経営戦略全史』の担当節を5分のビデオにします。みんなで鑑賞会。初めての試みでしたが、2班とも頑張りました。
まとめ:何をやったか、思い出す。

を2回くり返します。毎回予習の宿題もあります。
でも2年生90人、みんなまじめで一生懸命です。
「難しいけど、楽しいっ!」って言ってくれているみたいです。

頑張るぞー

2016年04月07日

女子栄養大学で『基礎経営学入門』! 食文化栄養学科の90名に

4月から女子栄養大学で客員教授として『基礎経営学入門』を担当し始めました。食文化栄養学科2年生の必修授業です。


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90名のみなさん、楽しく役に立つ経営学に、ようこそ!

当日は雨。お陰で坂戸キャンパスではこんなも楽しめました。
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2013年04月06日

『経営戦略全史』4/27刊行。東名5店で4/18から先行販売!

Amazonでも予約が始まりましたが、いよいよ『経営戦略全史』の発売日が決まりました。
4/27〔土〕です。前日には書店さんに着いていると思いますが、あと3週間となりました。

Amazonへのリンクはこちら、ですが、一刻も早く手に入れたい!という方(^_^)v は次の東名5店で4/18から先行販売されますので、お出かけください。


◎丸善 丸の内本店(オアゾ)
◎三省堂書店 有楽町店
◎紀伊國屋書店 新宿本店3F
◎三省堂書店 名古屋高島屋店
◎ジュンク堂書店 名古屋店

いずれも地域で一二を争う有力店。ドキドキしますねえ。

吉岡秀典さんによるカバーデザインはこんな感じです。でも実物は、もっともっと質感があって、細い箔押しもしてあって、良い感じですよ~。


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英語で「50 Giants of Strategy」とありますが、見出しレベルでちゃんと取り上げているのが、約50名。登場人物としては優に100名を超えます。
おおよそ20世紀初頭から現在までの100年余を対象としましたが、そこで経営戦略論を語るのにはそれだけが(最低限)必要だったのです。

さまざまなプロモーション講演を行います。今決まっているのは、
・4/9  アカデミーヒルズ刊行前講演@d21(満席)
・4/26 グロービス東京校(クローズド)
・4/28 グロービス名古屋校(クローズド)
・5/16 KITセミナー@KIT虎ノ門(初版本購入者のみ)
・5/25 KITセミナー@KIT虎ノ門(初版本購入者のみ)

そうです。KITセミナー@KIT虎ノ門が狙い目です。初版本にだけ入っている「チケット」が申し込み及び入場に必要ですので、ご希望の方は是非、初版本をお買い求めください。

経営戦略はなぜ生まれたのか。誰が何のために経営を、そして経営戦略を創り上げたのでしょうか。
最新の経営戦略論は、どんな理論をベースにしているのでしょう。そしてそれはわれわれに何を求めているのでしょうか。

90分間の中で、そんなお話しをし、みなさんと議論が出来たらと思っています。
お楽しみに!!

2013年03月28日

『経営戦略全史』4月中旬発刊へ! ここまでの振り返り

おそらくは私の執筆人生最大の作品が、もうすぐ刊行されようとしています。


経営戦略論の歴史を20世紀初頭から描いたもので、頁数はなんと420頁余り。ただ、細めのA5版、ソフトカバーなので、それほどの威圧感はありません。
3/27の丸一日、平河町のディスカヴァー・トゥエンティワンの会議室に籠もり、校正作業をしていました。発刊まで私に出来るのは、あとはお祈りくらいです(笑)

書題は『経営戦略全史』となりました。ビジネス初学者からMBAホルダー、経営戦略論マニアまで、幅広く楽しめる内容となっています。

原稿を仕上げたのは去年の11月末。
そこから4ヶ月にわたる編集・制作・プロモーションの大航海が始まりました。
だって原稿段階では18万文字、写真・図版350点、だったので・・・。

ほどなくこの航海の布陣が決まりました。もともと、社長の干場さんの直轄案件だったのですが、この世界に詳しい現場監督が必要です。『ハカる考動学』でもお世話になった、原さんが務められることになりました。

そしてなんとデザインはセプテンバーカウボーイの吉岡秀典さん。
星海社新書の装丁や、『僕は君たちに武器を配りたい』、
干場さんの「ロックな経営書を目指そう!」に呼応して参加いただけることに。

また、この本には9つの架空対談「巨人たちの午後」が配されているのですが、そこでのイラストをプラチナスタジオの長崎訓子さんが、書いてくださることになりました。
オリジナル絵本も描かれますが、『チーズはどこに消えた?』や『トッカン』のカバーでも大活躍!

吉岡秀典さんとの最初の打ち合わせは鮮烈でした。
「2色じゃなくて1色(白黒)の方が、シンプルに伝わりやすくなります」
「ハードカバーでもかわいくできます」
などなど。
見本となりそうな本をディスカヴァー社内からかき集めながらの、とっても楽しいミーティングでした。

リーダー:d21干場さん(社長)
編集:d21原さん
デザイン:吉岡秀典さん
イラスト:長崎訓子(くにこ)さん
図版:荒井雅美さん
プロモーション:d21山崎さん

そうそう、今回もさまざまなタイプのプロモーションを準備しています。

まずは発刊前に敢えてぶつけた4/9のアカデミーヒルズとのコラボセミナー
なぜ「敢えて」かというと、一般にこういうマニアックなものは、じわじわ読者によるクチコミで拡がるために、刊行前にはヒトを集めにくいからです。
でも読んでなくても、かつ3000円前払いでも敢えて来る「コアな層」に訴えるために、刊行前にやってみました。
・刊行前だが、内容の概要が著者から聞ける(当たり前)
・その場で見本刷りを買える(ハズ。ギリギリの進行中)
・サインももらえる(欲しければですよ、あくまで)

かなり不安でしたが、幸いなことにセミナー2週間前の3/26には定員80名が満席となりました。うれしかったので、お礼の特別特典を密かに制作中です。場所は六本木ヒルズではなく、平河町森ビルにあるディスカヴァー社内のセミナールームですのでお間違えなく。

さて、この他にも、コアな経営戦略ファン向けにグロービスでのクローズドセミナーを企画してもらいました。私の講座を受講した人たちが中心になって、今のところ名古屋校と東京校で行われる予定です。(4/28と4/26)

そして、東京ではKIT虎ノ門大学院での読者向けセミナーが、5/16(木)夜と5/25(土)午前に、行われます。『一瞬で大切なことを伝える技術』のときと同じように、KIT虎ノ門大学院に協賛いただいて、初版本にのみ「セミナー応募チケット」が入っています。
これがないと、申し込めないので是非初版本をお見逃しなく!

本文が400頁にも及ぶ本ですが、とても楽しく読めると思います。
もう何度も校正をしていますが、つい読み入ってしまうのが問題です(笑)
自分が書いたのに、フムフムと読んじゃうんですよねえ。

そのとき彼は「よきマネジャーは教室では育たない」と看破し、後年には「よき戦略は机上で定型的には生まれない」と結論(『戦略クラフティング』(1987))しました。ゆえにミンツバーグは、「戦略はパターン化できない」「状況次第で組み合わせ(コンフィギュレーション)よ」と叫んだのです。
そして経営戦略は、HBSのアンドルーズたちが信じていた「アート」(もしくは手工芸(クラフト))に戻りました。

なんて感じです。

経営戦略論は、行きつ戻りつ。さまざまな考えが出ては消えていきました。
でも変わらないものもあります。そして決定的に変わったものもあります。
130名を超える登場人物(主には50名程度)、90余の戦略コンセプトが絡み合う、経営戦略論の冒険活劇を是非お楽しみください。

おっとまだ、制作の途中でした。
巻末に索引を付けようとしているのですが、これがまた大変な作業で・・・(笑)
え?イマドキのMSワードなら一発で出来る?
ところがそんな簡単じゃないんです。「ベンチマーキング」には書籍名と、用語があります。「フォード」や「マッキンゼー」には人名と社名があります。「フリードマン」は2人います。
などなど。

編集の原さん、頑張りましょう~~~。

2012年08月03日

プログラム・エウレカ:day11、前半戦を振り返って

新渡戸文化アフタースクールでこの5月から始めた「プログラム・エウレカ」

子どもたちの発想力を鍛えるための、毎週90分授業です。

1学期の3ヶ月間、11回を行った。基本、同一テーマで2週連続やって来ました。
・イロ
・ペットボトルのカタチ
・紙コップのカタチ
・にんげんスゴロクで決める
・プレゼンテーション
そして最後のday11が
・理想のコップ
でした。

毎回、
・カンガエル
・シラベル
・ツクル
のくり返し。

蛙、ベル、鶴、のキャラクターも駆使して、「まずは、カンガエルだ!」「次は、どうする?シラベル~」、と進めます。

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子どもたちに「わかんない~、知らない~」と言われても、めげません。「知ってるか、なんて聞いてないよ」「考えてって、言っている」とさらりと押します。

面白いことに、ウダウダいいながらも子どもたち(2~3年生)は、とても素直なので、なんとか考えようとします。
すると、ひらめいちゃったりするのです。「あ、わかった!」

さらに面白いことに、それがたとえ間違っていても、一度「わかった!」快感を得ると、こちらが「もう時間だから」と急かしても「だめ、まだあと2つ、カンガエル!」って(笑)

もうこうなれば、大丈夫。子どもたちは自分でどんどん考えたり、調べたり、つくったり。
90分授業でしたが、外にも何回か調査に出かけました。
・コンビニエンスストアでペットボトルのカタチを調査
・カフェでコップの調査
後者は、お店の人たちにインタビューも。事前根回しほとんど無しの、ぶっつけ本番でしたが小学生力で、なんとか突破しました。(ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!)

最終回はそのコップ調査をうけて、理想のコップをつくる回です。
2人1組になり、テーマを決めて、まずは設計図づくりです。

大きな模造紙に、チーム名、メンバー名、テーマ名、コップの設計図、そのコップの素晴らしいところ、を書いていきます。
みんな、どんどん書いていきます。特に絵を描くのは大得意。

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でも「う~ん」が続くと、大人たちが質問します。
「そのお姫さまコップはどんなとき使うの?」
「自慢するとしたら、なにを自慢する?色かな、カタチかな~」
けっして答えは言いません。手助けも最小限。

自らの試行錯誤こそが、ダイジなのです。
そのあと、その設計図をもとに試作です。
紙コップを材料にして、理想のコップを形作り、色を塗っていきます。

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途中、3年女子Yちゃんが「あっ」と小さく声を上げました。「イロ間違っちゃった・・・」
彼女はしばらくの間、がっくり沈んでいましたが、すぐに復活。

「いいや。わざとにして、ハートでひとつだけイロが違うところを見つけてもらうことにしようっと」

素晴らしい回復力(笑)
そして2チーム(3年男子2名、3年と2年の女子)とも、素晴らしいコップをつくり上げました。

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女子チームはとってもかわいくカラフルな「お姫さまコップ」をソーサー付きで2客、男子チームは見事、高さ約63.4cmの「スポーツ用スカイツリーコップ(!?)」を(笑)

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(テレビの取材陣も)

今回の「プログラム・エウレカ」は、初めての試みだらけでした。
・発想力の授業を、毎週11回やること→飽きさせないコンテンツの作成
・子どもたちのスキル向上に資すること→学びのパターンをつくること
・講師育成を同時にやること→リスクを取って隔回で任せる

まずはグロービスの有志を募り、プロジェクトチームを結成。(というより、グロービス生のE氏が言い出しっぺ)
全体構成と各回のテーマやメインコンテンツは私が考えました。全員が日中毎週はこれないので、2回ずつをセットにして、2~3名ずつ担当者をつくりそのセットの責任者にしました。

そして
・基本、隔回は私が授業をやる。有志メンバーは見学して記録し、次回に備える
・裏の回は有志メンバーがやる。その回の準備・コンテンツは自分たちで責任を持つ

さすが、有志(勇士)たち。小学生(しかも低学年のみ)への初めての90分授業というのに、みな、なんとかこなしていました。がんばったねえ~。


前半最終回の最後には、子どもたちへの表彰式を行いました。
プログラムに参加した記念に、2L版の「表彰状」をルークストラップとともに、ひとりひとり手渡しました。

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みな、満面の笑みです。記念撮影もパシャリ。

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「あ~、楽しかった」「コップ、家に持って帰って、お母さんに見せよう!っと」
「2学期も、またやりた~い」

その笑顔、その言葉で、われわれは、満足。
楽しさから好奇心は生まれる。好奇心を思考やカタチに変えるのが、発想力。
さて2学期の後半戦も、がんばりましょ。