カテゴリー: 11 一般的考察

2022年04月20日

緑と青、そして青葉と若葉

翠(みどり)と碧(みどり)。



春のモミジはまた良きかな。



こっちは柚子(ユズ)。実は、春になっても新芽が出ないので植え替えを予定していた。そしたら、この数日で急にスイスイと。もちろん植え替えはペンディングに。

さて問題です。

緑なのに青葉、青々というのはなぜでしょう?

私なりの解答編です。

古代日本には色を表す言葉は4色(赤・青・白・黒)のみ。そこでは、赤は「赤紫~黄色」、青は「青紫~緑色(灰色なども含む)」を意味していた。
この「青と緑の混同」は世界中の言語で共通だそうで、これまた面白い。そして平安時代以降イロは分かれてくるのですが、問題はなぜ「青い」に「若い」や「未熟」という意味がついたのか、ですよねえ。

「青葉」の意味を、「若葉のころを過ぎて、青々と茂った木の葉」とする辞書もありますが、本来はやはり青葉は「若葉」であり特に「おい茂って緑を増した若葉」なんですよねえ。(季語的には夏)
現代の色で言えば、黄緑が近い。
これからは、伸び盛りのヒトたちのことを、黄緑さんと呼ぼうかな。

そうそう私が通う女子栄養大学は坂戸市だけれど、駅は若葉だったのでした。φ(゚Д゚ )フムフム…



食文化栄養学科での必修科目「基礎経営学入門」も始まっています~。

2022年03月19日

地震の備え:3/16地震をうけて

2005年にこの一軒家に住み始めたとき、家具はほとんどを造り付けの固定式にした。地震対策として。でも例外が私の書斎の大きな本棚。前後二段スライドの家具的なもので、収納力があったのでそのまま使っていた。
ところが2011年3月11日、書斎にいた私は、隣にあったその本棚の上に載せてあった旅行バッグなどの絨毯爆撃を受けた。その本棚が前後に大きく揺れていたので、手で押さえざるをえなくて、そんな目に遭ったのだ。



そのときの抜本的対策として、浅型の本棚(奥行き17cmの天井突っ張り式)に取り替えた。これで収納力もバッチリだ。



ところが実は、「ちょっとした」問題があった。
左上にエアコンがあるために、左の棚は突っ張りができず、ちゃんと壁に固定されていなかったのだ。正確には「留めてはみたけど石膏ボードですぐ取れちゃった」状態。それをこの10年、私は放置していたのだ。

昨晩(3/16)の地震(世田谷区では震度4)で、何かが落ちたりはしなかったが、明らかに左の本棚の本だけ、手前への移動が大きく、こりゃいかんと思った次第。
左棚は上下パーツの結束固定も不十分だったので、近所の金物屋さんで直径6㎜、長さ30㎜のボルトを購入。そして、石膏ボード用のアンカーパーツも入手した。

まずは上下パーツの固定


そして、石膏ボードアンカーの取付と固定




もう1ヶ所真ん中も石膏ボードアンカーの取付と固定


これで震度7に耐えるかどうかはわからないが、少なくとも数秒は持つだろう。それで十分。そしてもし倒れなければ、数百冊の本の片付けをしなくて済む。

施工自体は一時間もかからなかったが、検討や準備を入れて半日仕事でしたな。
減災行動がもちろんダイジだけれど、事前にやれること(防災)はやろう。後で後悔する前に。
大地震の危険が言われ続ける東海地区や関東ですら、家具等の固定率は低く(東京都で6割以下)、しかも年々低下傾向。

みなさんの家は、どうですか?

2022年03月09日

日経新聞の考えるデザイン経営

日経朝刊1面の左下には「春秋」というコラムがある。朝日新聞の「天声人語」と同じく社説の一種だが、短く(550文字)時事ネタ中心の随筆だ。筆者(記者で論説委員)のひとりによれば「社説のファミリーで批評精神が命。大上段に振りかぶらず、読者の目を引きやすい導入で、イキのいいネタを手早く」だそうである。(『「春秋」うちあけ話』より)

普段は読まないのだけれど、2022/03/09版での導入文が目に留まった。
「デザイン経営」という言葉を、最近しばしば耳にする。


筆者は続ける。
特許庁のホームページによれば「デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法」。(A)
なんで特許庁を持ち出したのかは意味不明だったが、きっとGoogle検索をするとトップに表示されるからであろう。そして次の1文が衝撃だった。
かみくだいて言えば、おしゃれな感覚でモノやサービスや新しい事業を生み出すこと-だろう。

え!? なんだそれ? この人、デザイン・シンキングとかも知らないの? 日経の論説委員なんだよね!?
筆者はその勢いのままマイナンバーカード論に突入する。①マイナンバーカードは(カードのデザインが)イケテない、②そのビニールケースもダサい、③普及のためのポイント付与施策もおしゃれじゃない。
そして筆者はそのマイナンバーカード論をこう締めくくっていた。
いまからでもデザイン経営に取り組んでほしい。いやその前に、経営という意識を持ってほしい。

いやいや、この3点(①②③)をクリアしたら、マイナンバーカード施策はデザイン経営的なの? そもそもそんな枝葉末節が経営なの?
きっと筆者はデザイン経営の「デザイン」を、「見た目」や「造形」と捉えているのだろう。でも違うでしょ。たとえば「家」のデザインはその外見でなく「間取り」とか「構造」が命。それをつくり上げるために、そこに住むヒトたちのニーズや想いを「発見」することから始めて、さまざまな「アイデア」をひねり出すんでしょ。それが家のデザイン。
それはビジネスの経営でも同じ。おしゃれな外見を施すことでもなんでもなく、関わるヒトたちに価値を提供するための仕組みや構造を、観察・発見し、考え抜いて、試行錯誤的に実現していくこと。それがデザイン経営なのだ。

こんなことは私がわざわざ言わずとも、春秋の筆者が冒頭に引用した特許庁定義(A)の直後に書いてある。「その本質は、人(ユーザー)を中心に考えることで、根本的な課題を発見し、これまでの発想にとらわれない、それでいて実現可能な解決策を、柔軟に反復・改善を繰り返しながら生み出すことです」と。
その通りだ。「おしゃれ」につながる意味などカケラもない。筆者はこれを読まなかったのだろうか? 読んでいたのに敢えて「おしゃれな感覚で新しい事業を生み出すこと」とかみくだいて見せたのだろうか。われわれ日経新聞の読者に対して。

そんなことを思いながら新聞をパラパラめくっていたら、33面の「大学」面に多摩美術大学の記事が大きく載っていた。「デザイン経営の人材育成」と。
怖々読み始めたが、ちゃんと書いてあった。デザイン人材とは「自ら働きかけて環境をつくり出せる人材」だ、「世の中をよくするためにデザインはある」のだ

春秋の筆者も、ちゃんと日経新聞を読んで勉強しましょう~。そしてちゃんと誰か突っ込もうよ。こんな(同じ日の新聞紙面内でも整合しない)文章を、1面に載せちゃダメだよ。

2022年01月21日

句読点戦争1952~2021

句読点、「。」が句点で「、」が読点、だよね。

ところが学校の教科書では、縦書きはこれで、横書きのときは読点が「,(コンマ)」なのだそうだ。
忘れてた。というか、まったく気がつかなんだ。

なんでこんなおかしなことになっているかというと、その源流はちょうど70年前のお達しにある。内閣官房長官から各省庁次官に「公用文改善の趣旨徹底について」 が発せられた。
そこでは「句読点は,横書きでは「,」および「。」を用いる」と明記された。理由は、ない。

教科書が「公用文」とも思えないが、教科書会社がそれに異を唱えるわけもなく、ずっとそのままだ。

以来、官公庁はそれに従い続け・・・・と思ったら、いつの間にか(特にワープロ、PCが普及してから)そうではなくなっていた。
2012年の調査で既に、
コンマとマルで統一している省庁は4つのみ(裁判所や法務省、宮内庁、外務省)
・都道府県・政令市では7つのみ
となっていた。
内閣官房長官からのお達しも、守ってみたり無視したり。流石、官僚である。
(ちなみに文科省はバリバリの「、」派である。あれ?)

つまりは法曹会だけが律儀にお達しを守っているわけだが、実は弁護士ももういろいろである。
2016年のアンケートによれば、39名中
・作成する文章は全て「,」 14名
・法律文書だけ「,」 6名
作成する文章は全て「、」 17名
・その他 2名
となった。
つまり裁判所に提出する訴状すら「、」という弁護士が44%もいたのだ。
この流れはもう止められない。


ところがここにまた、別の流派が登場する。
学会、というか学問というか、論文の世界である。ここでは長らく句読点は「,」と「.(ピリオド)」だった。
これももちろん理由なんてない。敢えて言えば「論文の世界の第一言語である英語に近い」くらいのことだろう。
(ちなみにKITでは、「、。」か「,.」か、どっちかに、となっている)

このちょっとした余波が、弁理士業界に押し寄せる。
特許庁はなんと「特許明細書の日本語は句読点(「、」「。」)を用いて構成する」を原則としている。でも、発明者は多く研究者であり、原稿は「,.」で書かれていたりする。
ある税理士さんがたまたま発明者の原稿にあった「,(コンマ)」をそのまま特許庁に提出したら、特許庁からの拒絶理由の1つに「『,』は日本語として適切でなく、特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしていない」と書かれたとか。(弁理士の日々
特許庁、流石である。きちんと理由をつけている。


こんな「公用文は横書きで(,)を使う」と定めたフシギな指針も、ついに変わろうとしている。
文化省が2021年3月に出した「報告である。そこでは、
読点には、原則として「,」(コンマ)ではなく「、」(テン)を使う
と明記された。
これに、法務省や裁判所、宮内庁は即、従うのだろうか?
それとも文化庁の報告より、70年前の内閣官房長官からのお達しの方が強いのか。

ちょっとだけ楽しみに、この戦いの行く末を見守ろう。

おまけ:少し調べたけれど、なんで1952年という戦後すぐに「日本語に英語記号(,)を混ぜろ」と、お上がなったのかは、よくわからなかった。
その方が読みやすいからともどこかに書いてあったが…?
右からの横書きのときはそうだったかもしれんけどねえ。

2020年11月08日

NIKKEI STYLE「キャリアをつくる戦略読書」

NIKKEI STYLEでの隔週10回連載もいよいよ大詰め。最後に2回は「私的キャリア論」です。別名「Strategy of Life」これは第9回



最終回は11/10に公開予定です~。

2020年10月29日

子宮頸がんワクチンのだいぶ真剣な話

数日前「2000~2003年度生まれの女子のほとんどは接種しないまま対象年齢を越え、将来の罹患者の増加は合計約17,000人、死亡者の増加は合計約4,000人と推定される」との推計が出た。
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2020/20201021_1

現在、子宮頸がんは毎年1万人が罹患し、3000人が亡くなる病気だ。他の先進国がそれらを激減させている中、日本は唯一、増加の道を辿っている。

子宮頸がんは予防できる病気だ。20歳前(12~16歳)のワクチン接種(無料)で罹患が大きく減らせ、20歳以降の定期健診(2年に1度程度)で前がん状態が見つかれば治療も容易だ。

日本では2010年度から13歳~16歳を対象とした公費助成が開始され、2013年4月からは12~16歳を対象とした定期接種となった。ところが「副反応」への強い反発があって、2ヶ月で「強い推奨はしない」となった。以降、接種率はほぼ0%となった。メディアでも大きく取り上げられた「副反応」だが、2018年以降さまざまな調査研究結果が出され、ほとんどは一過性のものだったこと、重篤なものもワクチンの成分が原因とは考えられない、という結論が出ている。
https://www.kango-roo.com/work/6136/

なのにまだ、定期接種は再開されず、冒頭の結果となっている。厚労省はなにをしているのか? 策があるのに行動せず、4000人を死地に追いやる行為は何と呼ぶのか。

もちろん個々人がワクチンを受けるかどうかは、その意思次第だ。しかし、確率的には原因となるウイルス感染が1/10に減らせるのだから、その価値は非常に高いと思う。
https://gan-mag.com/breast_gynecologic/8907.html
(ちなみに成人女性でも効果はあるそうです)

このことを知ったのは2009年のこと。公費助成の前だったが、そんなの待っている意味ないなと、娘たちにワクチン接種を奨めた。 あれからもう11年も経ったのか。こういったニュースを見る度、本当に胸が苦しくなる。なぜ救える命を救わない。

2020年05月11日

今の「9月入学」議論には大義もなにもない

学校の9月入学について早稲田大学総長が書いている。(5/11/2020 日経朝刊)
一言で言えば、大義も目的も経済性もない、という趣旨だがまったくその通りと思う。

・大義は「国際化」だが、それは9月入学の問題でなく英語で学べるかどうかの問題。早稲田などはそれがあり9月入学も可能にしており既に留学生も多い
・目的は「子どもたちの学習時間の確保」だが、これからさらに8月末まで学習機会が奪われ家庭でストレスを溜めることになる
・経済性上は、学生は卒業後に収入を得るタイミングが半年遅れることに耐えられるのか、私立校は半年分の収入がなくなると2~4割は倒産する、国全体として卒業年齢が欧米より1年遅れることになり労働力はさらに減る(今は半年遅れ)

なんと今朝の世論調査結果によれば、半数以上が9月入学に賛成、なのだそうだ。これは本当に上記のことをわかっていての答えなのだろうか? 「子どもたちの学習時間の確保」という極めて実務的問題を、感情的に捉えているだけに思える。田中総長に言わせれば「抜本的対策が必要という雰囲気に流されている」状態だ。

公立小中高ではオンライン授業が進まない、私立は進んでいるから収入による教育格差だと叫ぶヒトたちもいるが、まったく違う。受け側にスマートフォンさえあれば、オンライン授業は今すぐ出来る。それを阻んでいるのは「できない先生がいるから」「もっていない子がいるから」とかの悪平等主義に過ぎない。極論すれば「できる先生」が学校に一人、いや、都道府県毎にひとりいれば成り立つのがオンライン授業なのだから。スマートフォンなどを持っていない子どもたち(小学生で3人に1人)には、いますぐ供与すればいい。機器は中古でいいから寄付で集めて、auやdocomo、ソフトバンクにつながせてもらおう(当面5月末まで50GB無料)。

この数ヶ月の子どもたちの学習遅れはパンデミックのせいではなくて、日本の教育が準備を怠っていたせい(だけ)でもなくて、今の決断と行動力の欠如によるものだ。
原因はともかく、じゃあ対応は? だから決断して行動すればいい。再開できる学校はすぐ再開しよう。できないところは、いますぐ少数の教員でオンライン授業を始めよう。手の空いた教員はフォロー側に回ろう。

これからだってパンデミックは何度も起こるだろう。その度に日本は半年ずつ入学時期を遅らせていく気なのだろうか。

2020年04月12日

金曜の折り込みチラシで勝負に出た3社とは?

7都府県に緊急事態宣言が出て最初の週末。自宅に届いた金曜日の朝刊は、これほどの非常事態というのにえらく薄かった。

それもそのはず、チラシがほとんどなかったから。いつもなら、金曜は折り込みチラシの方がぶ厚いくらいです。食品、ドラッグストア、住宅展示場にカーディーラー。今の時期なら塾や予備校、バイトの募集も含めてチラシがわんさか入ります。

それがたった3枚だけ!日経と朝日と合わせて3社だけだったのだです。さて、その3社はどこだったでしょう?

①マクドナルド
報道によれば、苦戦する外食産業の中でもっとも善戦しているとか。もともとテイクアウトが多かったせいかもしれないけれど、ただ1社、販促のチラシを入れたのは凄い。

しかも、アルバイト・パートさんの募集広告付き!真っ先にアルバイトがくびになるこのご時世に、これは素晴らしい、というか底力を見せたというか…。

②イエローハット
2社目はカー用品店のイエローハット。創業者の鍵山秀三郎さんは、社員による清掃活動や収益の社会還元活動でも有名です。でもきっと今は店舗に出向く人も少ないはず…。で打ったチラシのキャッチコピーが秀逸でした。

「ロングドライブを快適サポート」
確かに公共交通機関(電車やバス、タクシー)をみんなが避けるなか、自宅カウチポテト以外の週末の娯楽といえば「ドライブ」くらいのもの。それをうまく狙い打ち。素晴らしい。

③ジーニアス世田谷校
中学受験専門塾ジーニアスの世田谷校の独自チラシ。
世田谷区は東京都の中でもっともCOVID-19感染者が多く、かつ塾に対しては休校要請も出ています。ただ、避けるべきは塾に行くことでありそこで長時間密集すること。当然のように「全教科オンライン対応」を謳っています。

でも面白いのは「算数国語は1クラス9名限定」だから感染リスクが少ないこと、そして「学校登校日がある状況」になれば即、通塾授業を開始すると宣言していること。
「受験は1年待ってくれない」とかプレッシャーをかけてもいるけれど、 自分たちの特長を上手に強みとする訴えかけ方ですねぇ。

3社3様。まったく異なる業種のチラシだったけれど、 、3枚それぞれ楽しめました。

2020年03月05日

善意溢れる独裁の存在と影響

雍正帝(ようせいてい)のNHK番組を見た。
雍正帝は 清の第5代皇帝。1678年に第四王子として生まれ育ち、父 康熙帝(こうきてい)の没後、45歳で即位した。

中国の皇帝制は独裁を前提とする。
中でも雍正帝は、全国の数百人の地場の役人たちと直接手紙を交わして叱り、褒めて、まじめに仕事に励ませた。官僚を中抜きして直轄組織をつくり意思決定のスピードを何十倍にも上げた。多くの民たちが、自分たちをちゃんと見てくれている雍正帝を慕った。

その激務によって雍正帝の睡眠時間は4時間を切り、13年の治政の後、過労で倒れて58歳で亡くなった。
彼の父は国に700万両の赤字を残したが、節約に励み産業を興した彼は3,000万両の黒字を残した。なんと素晴らしい。
でも、こういった「素晴らしき独裁」に慣れた民たちは、以降も独裁制を是として受け容れることになった。

過労で死んだ皇帝の後を継いだのは、やはりその第四王子だった。幼少時からその人格、才を認められ25歳で即位。その後60年の長きにわたり帝位を守り独裁を続け、多くの業績を遺した。10回にわたる外征「十全武功」による版図拡大、民衆へのたびたびの減税、国内外古今の良書を集め保存した「四庫全書」・・・・・・。
彼の名は高宗 乾隆帝(けんりゅうてい)。祖父から三代続く治世は「三世の春」と称された。

しかしその春は長すぎた。10回もの外征により国庫は底をつき、政治は乾隆帝の信を得た奸臣へションに私物化され、宮廷内外の規律は失われた。乾隆帝は85歳での退位後も院政を敷き、権力を手放さなさず老害を撒き散らした。彼は晩節を汚しただけでなく、清王朝崩壊への道を開いてしまったのだ。
「素晴らしき独裁」に慣れていた民たちには、この独裁制を止めることができなかった。

善意に溢れた独裁は、結果として悪意となる。
難しいね。

2020年02月26日

AKBシステム考

名古屋へGo!

東京では 電車内のマスク使用率が9割突破していました。
空咳でもするとみんなに睨まれる感じ、、、。でも名古屋では3割くらい。
そう言えば、ナゴヤドームでの公演(2/21~24)に踏み切った乃木坂46はえらいな。それだけでファンになりそう(笑) 握手会は中止でもメンバーののぼりを立てて記念撮影できるようにしたり。

同じ新聞の別の紙面に、AKB48 13期生の村山彩希(ゆいり)さんの記事がありました。この1月18日に劇場公演1,000回を史上初めて達成したといいます(2月21日に1期生の峯岸みなみさんが2人目として達成)。
彼女はいわゆる総選挙にも出ず、メディア出演より劇場公演を優先し、「シアターの女神」の称号を得ました。これはただのオンリーワン戦略ではありません。それを支持する人たちが一定数いてこその「女神」です。でもきっと本当は、彼女はただ自分の価値観を信じて、ファンを信じて、やり続けただけなんだろう。これも素晴らしい。

AKBシステムには多くの問題もあると感じるけれど、アイドルたちに自立やセルフプロデュースを促したことは、とても面白い。歴史、憲法、鉄道、、、いろんな専門テーマに進出しています。これからもいろんな人材が輩出されるといいねぇ。

富士山を見ながらのAKB考でした。