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長女の長女たる所以(ゆえん)
長女はハタチ。
( ゚∀゚ )(さいたまと入力するとこう変換される・・・)でひとり暮らしをしている。
で、一昨日の深夜のメール。
「またかぎわすれた?」
本人はしっかりしているつもりだが、相当忘れ物・落とし物が多く、家のカギに始まって財布丸ごととか通帳とか、何回も落としまくっている。(ちなみに今回は「ぽっけにあった(笑)」だとさ)
性格で言うとどうなのだろう。昔は1人でいることも多かったが、最近は仲間と遊ぶことも増えた。
部活でもいじられ役だが、それにも慣れてきたらしい(笑)
本人はそれを「血液型がB型だとわかってから、性格がB型になった」と言っている。
何を分けわからんことを(爆)
まあ、それはともかく、お姉ちゃん歴18年の彼女は、最近結構頑張っている。
で、今朝のメール。
「次女がやる気を失っております」
大学受験を控えた次女は、淡々として入るがそれなりに起伏がある。
2ヶ月に一回くらいは「やる気出ない」状態に陥る。
塾などに一切行かず、自宅でモクモクやっているだけにそうなると回復が難しい。
そこでお姉ちゃんの登場である。
そういう訴えは、大抵すぐ彼女に入るので、それを親たちにも伝え、本人も対策を練る。
センター試験明けでまた「やる気出ない」次女と、明日も遊びに行くらしい。
と思ったら場所は地元の二子玉川だそうな。
「移動時間がもったいない」という次女の要望で・・・
お金はお父さんが出してあげるから、盛り上げ業務頑張って、と長女にメールする。
で、さっきまたメールが。
「ぺけぽん」
なんだこりゃ・・・三女に関するものである。
三女は将来の夢がイロイロ変わる。
それはいいのだけれど、中2でそろそろ「進路」や「目標」を決めなくてはいけない。
それを親は一切与えないので、本人次第である。
とはいえ、彼女に直接聞くと「校舎がキレイなこと」「制服が可愛いこと」がダイジだと言う。
「3年間通うモチベーションってダイジでしょ!」と。
その通りだけどね、それだけで決められちゃあ、困ります。
ということで長女に指令を飛ばし、三女への進路相談役に任命する。それが半年前。
当初は長女の進路的問いかけを華麗にスルーしまくる三女。
どうなるものかと思っていたが、最近、三女もようやく考え初めて、志望校を調べたり、考えたりし始めたらしい。都立は4つくらいに絞ったとか。
といった進捗報告が、ときどき長女から来る。
「ぺけぽん」も、そのひとつだった。
マックのバイトがまだまだうまくこなせず、久しぶりに「できない子」として劣等感を感じたりもしているらしい。
マック恐るべし(笑)でもいい経験だね。
キミの最大の強みは、キミをお姉ちゃんと仰ぐ、妹たちがいることさ。
長女の醍醐味でも、ある。ガンバんな。
期待してるよ。
史上最高のアクセス数を集めた三女ネタブログはこちら。
2012年01月14日
紀伊國屋玉川高島屋店での小さな出来事
2枚の写真があります。
上は水曜日のもの。下は今日のもの。
さて、何が違うでしょうか?
・『一瞬で大切なことを伝える技術』の冊数?
→確かに違いますが、そうではありません。
・周りの本の配置
→確かに違いますが、そうではありません。
・両隣の本が、平積みから縦置きになった
→鋭い。平積み戦争に勝ったとは言えるでしょう。でも、もっと面白いことです。
ヒントです。
ポップをよく、見てください。
わかりましたか?
上では、POP立ての金具が、POPの文字に掛かっています。
でも、下では掛かっていません。見やすくなっています。
それにはこんな、小さな物語が・・・。
今日、次女・三女と紀伊國屋に見に行ったときのこと。
11日は次女と「直前センター問題集」を買いに来たついでに見ていました。なので、次女は私に「また減ったねえ~」と言ってきました。
私はそれに、「多分ね。だけど前回は2冊で、今は3冊でしょ。補充された後に減ったってコトだよね。それは何冊かなあ」などと返します。
次女がその問いに答える間に、三女が何も言わずにPOPに手を伸ばします。
何をするんだろうと思ってみていると、POPを金具から外して、すぐまた差し込んだのです。
今度は、文字に、金具がかからないように。
終わっても、彼女は何も言いません。別に自慢したいわけでも、ほめてもらいたいわけでもないらしい。
見にくかったから、見やすくしたの。当然でしょ。
そんな声が聞こえた気もしました。
ありがとう。
お父さんも実は、金具が文字に掛かっていたのはわかっていた。
ちょっと読みにくいなって、思ってた。でも、そのままにしていたんだ。
それを直してくれて、ありがとう。
夕食は3人でSCのカレーうどん屋さん。美味しかったね。
2012年01月08日
「挨拶ができない若者」考
なんだか、新書の本の題名みたいである。
今頃の若者ってヤツは、みたいでやな感じである。
でも最近、こんな話に3つも出会った。
その1
プレミアムウォーターの萩尾陽平さんから。彼は若き起業家。
・留学資金を稼ぐためにアルバイトとして販促営業に従事
・3ヵ月後に販促支援で起業
・全国に組織を拡大し、従業員数はグループ全体で930名に
この販促での起業で勝機を見いだしたのは「挨拶」だったと。
「人として当たり前のことは当たり前にやる(挨拶、振る舞い、言葉遣い)」
販促支援の業界ではそれができない人たちばっかりだったから、それさえちゃんとやればなんとかなる!と見切って、成功した。
その2
昨日のKIT虎ノ門大学院での「戦略思考演習」最終日、大逆転戦略の発表会での議論中でたこと。
システムエンジニアの人材派遣業界での「標準化」というテーマだったが、でもそれは実際にはなかなか難しい。
そのときクラスの一人が言った。
「SEの派遣を頼むときには『ちゃんと挨拶できる人を』ってだけ頼む」と。
細かなスキルがどうとかでなく、ちゃんとした人、が欲しいのだ。
一緒に働こうと思えなければ、派遣してもらっても意味がない。
その3
改めて思った。「挨拶」は強みになり得る。
それくらい「挨拶」できない若者が増えている、人間関係の第一歩を築けない人が増えているのだ、と。(ここは要検証)
わが家で20年以上続くイベントがある。「お花見パーティ」(と花火パーティ)である。
3月末に2日間、1200~2400でいつ来ていつ帰ってもいいホームパーティだ。
2日間の来場者は老若男女合わせて200名前後(笑)
娘たちにはお手伝いと社交の場だ。
長女に聞いたら、こんなことを言っていた。
「小さいときは『挨拶タイム』がすごくイヤだった。名前と学年くらいだけどさ」
「長女だから一番に言えって言われるし」
「でも今はまったく平気。いつから平気になったかは覚えてないけど、中学生過ぎてからかな」
「今、知らない大人と話すのが苦手じゃないのは、お花見パーティのお陰かな」
今のところ、「挨拶できる若者を育てる」ためのキーワードは3つ。
・中学生の壁
・携帯電話の壁
・ホームパーティ
これについては、もっと考察と調査を進めたい。
2012年01月01日
2012 新年にあたり
2011年は本当に激動の一年でした。
昨年からの原稿が、3月に2冊の本となり、上旬に発刊となりました。(『お手伝い至上主義でいこう!』『ルークの冒険』)
その直後の東日本大震災。
その直後の東日本大震災。
私自身は被災地への直接支援ではなく、間接的な支援を選びました
私は、自分に出来ることをこれからも精一杯続けようと決めました。
8月には『ペンギン、カフェをつくる』を、そして11月には『一
これらひとえに応援いただいたみなさんのおかげです。あらためて感謝します。ありがとうございました。
その激動の2011年は、本当に綺麗な夕焼けと紅白歌合戦ともに去っていきました。
2012年はいつも通り、田舎での初詣からスタートです。
娘1、3、甥、姪を連れて行ってきました。まずは村の中の日吉神社、次が町の柴神社、最後がお寺。
福井には珍しい晴れの大晦日で、放射冷却が起きて道路が凍りまくり。受験生(娘2)がいるので、いきなり滑っちゃあ、縁起が悪い(笑)
慎重に歩きました。
そうそう、こういうときは意外と残雪の上の方が、歩きやすいのです。少し不便なところの方が、便利ででも滑りやすいところの方が、いいってことですな。
行く先々で御神酒をいただくのですが、ハタチになった娘1は果敢にも「少しだけ」とチャレンジ。合計5ccくらいで「酔う・・・」とか言ってます。でも、折角ハタチになったのだからやってみたいのでしょう。
まあ、いいです。何事も、まずは経験ですから。
初詣、5人でゆっくり1時間半ツアーでした。ちなみに私のお祈りの基本内容は、いつも同じです。「みなが健康でありますように」です。
神サマにお願いすることがあるとすれば、それ以外には、ありません。
さて、2012年はどのような年になるでしょうか。
といっても予測や予言には興味がありません。どのような年になるか、ではなく、どのような年にするか、であり、この一年をどう生きるか、だけが問題なのです。
それはまた、正月三が日でゆっくり考えることとしましょう。
まずは、また一年、2012年がみなさまにとって良い年でありますように。そして、復興と革新への年となりますように。
2012年1月1日 午前2時
2011年12月26日
2011 クリスマスの夜と朝
イヴは前日という意味ではありません。Eveningですが前夜という意味でもありません。
教会暦では、日が落ちたらその日の終わり。すなわち翌日です。
そう、クリスマス・イヴとは、まさにクリスマスの夜、という意味なのです。
なので敢えて訳するなら前夜でなく聖夜でしょう。
今年も、弟家族も集まってのイヴのパーティをしました。
ワインと麦茶で乾杯して、あとは食べ続け・・・。
私は弟に録画してあった「坂の上の雲」と「塚原卜伝」の必殺シーンを見せたり、もしてましたねえ。
その夜、弟たちが帰ると次女三女は早々に寝てしまい、残りの者どもでサンタの準備です。
こそこそ、ガサガサと。
朝、起きたらツリーの下にプレゼントがいっぱい、です。
三谷家史上最大のプレゼント量!
それは今年は長女サンタがいたから。
ハタチになった長女は、マックでのバイトに燃えてます。お陰で彼女は最近チョットお金持ちで、いろいろ服などを(通販で)買っています。
でも「あんまり自分で買いたいモノ無い」そうで、プレゼントを選んで贈ってあげることに走っているのです。
おっとそうしたら、お父さん宛にもサンタ袋が・・・?
長女が開けろと催促します。
中にはカラフルな缶。
そしてその中にはなんとミニミニラジコンカーが。
紐付きではありません。無線操縦のラジコンです。
説明書によれば、2分の充電で6分稼働するようで、ちゃんと前後左右に動きます。
ウルトラマンの倍とは・・・恐るべし。
前進時にはLEDヘッドライトが、後退時にはブレーキランプが真っ赤に輝きます。ただし、赤ランプは片方切れており、今後の耐久性に若干の不安を残しては、いるのでした。
それにしても、こんなクリスマスプレゼントをもらったのは、40年ぶりか!?
2011年12月21日
甥っ子のつぶやき
今日は二子玉川ライズのカタリストBAで、慶應の学生さんたちによるプロジェクト発表会があった。
ちょっと協力したので、拝聴に。
ついでにヒマしていた近所の甥っ子(中1)を連れて行った。
発表の途中、小声で「ランドスケープってナンですか?」とか聞いてきたりで、まあ、理解は辛かったかもねぇ。
でも、厳しい質疑応答が終わった後、「会社の会議ってこんなんですか?」と。
なかなかシビアでしょ(笑)
その後、ライズと玉川高島屋SCの中を二人でうろうろ。
私がプリンターのインクを買うために売り場に行ったら、彼はずらりと並ぶインクを見て「インクって高いんだなぁ」と言う。
すかさず私は尋ねる。「どうして高いんだと思う?」
彼は「作っている会社が暴利をとってるから?」
私「まあ、そうなんだけど、そんな簡単じゃないよ」
「プリンターとインク、の関係は、自動車とガソリン、かな。じゃあ、ガソリンはどこがつくって売っている?」
甥「えーっ。マークはわかるけど、名前が出てこない・・・」
私「エネオスとか、出光とかだよね」「それはどういう会社?」
甥「石油会社」
私「うん、自動車会社じゃないよね。自動車とガソリンは、違う会社がつくって売っている」
「じゃあ、インクは?」
甥「キャノンとかエプソンとか・・・電機会社?」
私「電機会社だけど・・・プリンターの会社だねえ。つまり同じ会社がつくってる」
「特許で守って、それしか使えないようにしてるんだ」
甥「えー、なんだか卑怯だなあ」
私「そうかい?そのお陰でプリンター自体は安く買えているのかもよ」
「インクで儲けるから、プリンターは安く売れる」
甥「ふ~ん」
私「そういうものは他にもあるよね」
甥「あ、携帯電話!」
私「ピンポン!他には?君んちにもいっぱいあるよ」
甥「う~ん、なんだろう」
私「ゲームさ。あれも本体はもっと高いのに安く売っている。その替わりにゲームからロイヤリティをとって儲ける仕組みにしている。任天堂がつくった仕組みだよ」
甥「そうか~」
てな会話を、歩きながら何回かやっていた。
交差点での別れ際に彼がぽつり。
「宏治さんからの質問に、ほとんど答えられなかったなあ」
私は彼の髪をくしゃくしゃしながら「さび付いてるんじゃないの~」と笑った。
彼も「う~ん、ほんとだ~」と笑った。
君がそこに気がつき、そしてそれを悔しがることが、最高だ。
少年よ、ガンバレ!
注:私は弟のところの甥姪に、宏治さんと呼ばれている。姉のところの甥姪には三谷のおじちゃん、だったかな(笑)
2011年12月20日
日経夕刊と、さとまいも
今日の食卓での最初の話題はこれ。
先日の日経新聞 丸の内キャリア塾のレポート記事。なんと3面に渡って掲載されている。
2面目には『ルークの冒険』と『一瞬で大切なことを伝える技術』の広告も!
これのお陰か、またAmazonランキングで上昇している。
さて、その後、三女が食卓で、ホワイトクリームのかかった芋のことを、みんなに説明しようとして
「このさとまいもが、もごもご・・・」
隣にいた長女がすかさず突っ込む。
「なにっ!今なんて言った?」
三女は流そうとするが、次女が許さない。
「今、間違えて、さとまいもって言ったでしょ」
開き直った三女
「だって昨日は里芋だったのに今日はサツマイモだったから間違えたのっ(`へ´)」
そして私。
「残念。それジャガイモだよ」
ホワイトソースがかかっていてわからなかったのだろうけれど、そう、それは立派なジャガイモくん。
「なんだ。イモしか合ってなかったのかぁ(T-T)」
今日は長女が予定外の帰宅。
2時間滞在して、埼玉に帰っていった。
その間、えらく騒がしかった(かしましい)わが家であった。
みんなが「面白かった話」を互いに披露合戦。
バイト先のマックでこんなコトがあった。
学校で○○先生がこんなことした。
コリオリの力は地球の真ん中で・・・。
はいはい。ちゃんと聞いてますよ。姉妹って楽しいねえ。
長女の求めで『一瞬で大切なことを伝える技術』のサイン本をあげた。
ダイジな卓球仲間のクラスメイトに贈りたいらしい。
「はっとまへ、って書いて」といわれて書いた。「はっとま、はひらがなだよ」
はいはい、仰せの通りに。
最近の次女の勉強場所はダイニングテーブルの下である。
床暖がいいらしい。そしてそのままお昼寝したりしている。
三女はもうすぐ冬休みというだけでハイテンションである。
でも、宿題と、先日の期末試験の反省勉強がどーーんと待っているのであった。
3姉妹それぞれの冬。
2011年12月05日
次女と入学試験 ~ 名言集
「決めてからは、迷ったことはありません」
春、結構な国立大学難関校を目標とした。
夏の三者面談の場で、担任と父の前で。
当時はC~D判定。
決め手はキャンパスでのお散歩(笑)
「私の強みはいままで勉強しなかったこと」
E判定からの受験勉強スタート。
スゴイねと父が感心したら、こう答えた。
小中と高校受験勉強時も「勉強は1日1時間」を決して変えなかった。
「チャレンジのお陰で基礎はできている」だからあとは記憶と訓練に過ぎないと。
それが、強みかぁ。
「模試は集中力の練習にはならない」
2次試験は2日間にわたって行われる。
模試はそれを1日でやるので朝から晩までかかる。
1回それをサボるというので、集中力の練習になるのでは?と聞いたら、
そんなに長時間は必要ないとのお答え。
「本番では、これまでにないくらいの集中力を必ず出す」
上記に加えて、集中力について。
「これでもう判定が出ないから気軽に取り組める」
最後の模試の日が終わって。
でも上記のように、その模試はサボっていたのであった・・・。
「睡眠が私の強み」
9時には寝て、4時過ぎに起きる。
そしてダイニングテーブルでモクモク勉強。
お昼寝もよくする。
塾も使わず、学校の特別講義も使わず。
小学校から続けていた進研ゼミも11月末で辞めた。あとは今ある問題集で十分、と。
「私は他人と戦っていない。自分の点数と戦っている」
試験の問題が難しくても気にならない。
そのときは他の人にも難しいってわかっているから。
常に6割の出来を目指す。
だから回りの受験生は敵ではない。
競う相手は自分自身だけだ、と。
「本命に落ちたらどうするかは落ちてから考える」
余計なことは考えない。
でも実は結構楽観的なのである。
「合格している白昼夢をよく見る」
それでうれしくなっちゃうのだが、いかんいかんこれは夢だと自分を押さえているらしい。
本番まであと3ヶ月。
がんばれ!
2011年11月29日