カテゴリー: Family

2011年01月06日

紙コップ演習2:破壊と創造

これまで、数限りなくやってきた紙コップ演習。 


最近付け加えてみたのは、紙コップタワー。 

日本紙コップタワー協会という、力強い存在もあり 
http://yaplog.jp/jupta/category_2/ 
学生相手にやってみた。 

でも、10分くらいじゃ、たいした発想が出ないんだよねえ。 


なので、他の面白系の競争型演習を、考えていた。 

そうしたらたまたま品川女子で去年やったヤツを聞いた。 
「紙コップの上に板を載せて人が乗る」 
「紙コップをいくつまで減らせるか!」 

すごく盛り上がったらしいので、自分でもやってみた。 



なかなか、楽しい。 
特に失敗した時の感触が(笑) 


下手だと、一瞬で崩壊する。クシャッ! 

うまくやれば、じわじわ崩壊する。 グシュグシュ・・・ 


3個までは簡単に減らせるが、そこからが難しい。 
大人ではこれが限界かなあ。 

三女だと2個までぎりぎり行ける。 

でもそこまで。 


一晩考えて、全く別のアプローチを得た。 
三女に実験台になってもらって、1個でも数秒だが成功した。 

それは普通の方法ではないのだが、ここではヒミツ(笑) 


結構、奥が深い気がしてきたので、どこかで使うかな~ 

DSC_10018.JPG

写真は、尊い実験の犠牲者たち。 
約50個。 


合掌。

2011年01月03日

雪正月2011

今年も年末年始は郷里福井・永平寺町で過ごす。
珍しく、2年連続での雪正月。
DSC_0035.JPG 

初詣は三女を連れて、いつも通り3カ所を回る。

DSC_0030.JPG 

福井の実家は、私が数年前に建てたもの。 

コンセプトは 
・安心して住める家 
・鬼ごっこができる家 
・明るく暖かい家 

である。だから耐震性にこだわり、間取りで行き止まりがないように作った。 
大きな窓を多用し、その高さもきっちり揃えた。 


DSC_0046.JPG


DSC_0055.JPG

私以外全員が、福井に半年間移住し、その着工から完成までを見守った。 


今日は、娘三人が、その家を活用して、いろいろ遊んだ。 
三女がやりたがって、家の周りでは雪合戦が数回行われた。 
最終戦は夜。 
3人がやっているところに私がベランダから参戦。 
1対3で頑張った。 

三女のアイデアで、ろうそく付きのミニカマクラもウッドデッキ上に。 

DSC_0063.JPG

最後がブランコ。 


DSC_0041.JPG

2階の居間にあるブランコで、長女と三女がきゃあきゃあ。 
三女に呼ばれて私も参戦(笑) 
となりで次女は黙々と勉強、・・・

DSC_0026.JPG


腕が、だるい…

2010年12月25日

クリスマスイブのサプライズ

数日前に予告はあったが、デザイン会社 move の新田さんから、イブの夜、本当に初校が届いた。

『ルークの冒険』の全頁、一応デザインが、なされたものだ。

それを自宅で受け取るために、弟宅でのパーティに、2時間遅れとなったが、まあ、仕方がない(笑)


全頁A3カラーで打ち出されたゲラは、美しい。

DSC_1013.JPG  DSC_2012.JPG

絵の部分はまだまだこれからだけれど、だいぶゴールが見えてきた。

いやいや、ここからの詰めもダイジ。

フルカラー原稿は初めての経験。
そして、『ルークの冒険』ではもう2度と無い作業なのだから、気合いと魂を込めて。


がんばろー、おー

2010年12月15日

次女の誕生パーティ、三女の読書

誕生日は一週間前だが、いろいろあったので、今日が誕生パーティ。

5人集まって、歌ってケーキ食べてプレゼント渡してゲームして。
次女は本当に、ウレシそう。


おっと、私は夕方2時間も寝てしまったので、誕生プレゼントを買ってないぞ。

仕方ないので、「ケーキを食べ終わったら高島屋に一緒に行こう!」と提案。
了承されたので、2人でとことこ行ってきた。

まずは三女から頼まれたお使いをこなし、その後CDショップで「好きなの一枚買って上げる」と。

十数分迷って、宇多田ヒカルのベスト盤を。
ふむふむ、これなら良いかもね。


ただ、今日面白かったのはまたもや三女。

本屋で漢検四級の問題集を買ってきたのだが、ついでに単行本も2冊買ってきた、と自慢する。
水嶋ヒロの『KAGEROU』と、太田光の『マボロシの鳥』

1639829222_130.jpg  10328511.jpg

さすが芸能界好きね(笑)

先日渡したエコポイント 図書カードを駆使して買ったらしい。

で、自慢した後、私に言う。
「お父さん、買ってくれない?」

なんと、商売人な・・・。自分で買っておいて、それを私に売り込もうという。
でもまあ、良い本かなと思って一冊買って上げた。

どっちを買って欲しい? って聞いたら、ささっと2冊の裏を見て、「マボロシの鳥」と言う。
なぜか?
それは、マボロシの鳥が1575円で、KAGEROUが1470円だからです(笑)
なんと、商売人な・・・。

でも、私が買い上げたのはKAGEROUでした。カバーデザインが気に入ったので。


長女は先日言っていた。
「私は損をしている」「三女の面白い時期を見られない!」

ある人はそれを「子どもの成長を見られないお父さんの気持ち」と表現したが、そうかもしれない。
長女にとって、6歳離れた三女は、そういう存在なのだ。
私にとって弟がそうであったように。


残念でした。代わりに(?)、楽しんでおいて上げます。

2010年11月28日

年賀状作成プロジェクトと来年の予定

プロジェクトと言っても、ほぼ私ひとりの作業である。 

今年一年の写真を見返して、いくつかを選び、原稿を作る。 
ソフトはPhotoStudio試供版。15日間使える。毎年これ(笑) 

写真はソニーのPMB(Picture Motion Browser)で見る。 
どのフォルダーにあっても、カレンダー表示できるので一覧に便利。 

見返していると、今年は実は激動の年であったことが分かる。 
・長女の卒業と入学とひとり暮らし 
・三女の卒業と入学 
・本も2冊出版、2冊執筆中 

家族旅行も 
・スキー 
・北海道(私抜き) 


また今年ほど、来年の予定が決まっている年も少ない。 
もともと短期プロジェクトをこなしてきてきたからだが、来年の話などいつもは全て未定だった。 
なのに 
1月:大田区で保育士さん児童館職員さん研修、徳島大学医学部で教員向け研修 
1~3月:グロービス名古屋校 
をはじめとして、6月までなんやらイロイロと。 

特に、3月出版予定の『ルークの冒険』向けのプロモーション授業が決まりつつある。 
・品川女子学院 中2が2月に3回 
・芦花小 小6が2月に2回? 
・芦花中 が1回 
・横浜の公立小学校で2月に1回 

今日、放課後NPOアフタースクールの面々と話して、ある私立小学校のアフタースクールで60分x12回というプログラムもやってみようということになった。 

この私立学校は彼らの来年度の活動の要の1つでもある。 


さまざまな活動や縁が、1つにつながる感覚。 
機が熟してきた、ということか。

2010年11月23日

物知り三女:アスクル編

アスクルの家庭版、アスマルでお買い物。 
お茶やパスタが届いた。 

もともと文房具から始まった、アスクルの歴史を語る父。 

そこで次女が、H高校近くの文房具店はH校生だと安くしてくれるんだって、と。 

へー、それって安いの?と突っ込む三女。 

いや、たぶんそれほど安くは無いと思う・・・。と次女防戦。 


お父さんはまたまた問題。 


文房具店は基本的に安くありません。ではなぜアスクルは安いのでしょうか? 


間髪入れずに三女「だってお店構えなくていいじゃん」 

ぴんぽ~ん。良い答えです。 

ん?そこでしぼんでいるのは次女かな?三女に全くかなわなかったねえ(笑) 
捲土重来、頑張りたまえ。 


その後、文房具業界における流通構造の複雑さとか、それをアスクルがどう破ったのかとかを、語った父でした。 

そこでも三女は、 
「そう言えば、K文具(小学校前の文房具やさん)のおばさんも、今度市場に行くからそれを過ぎたら商品あるからまた来て、って言ってた」 
と当意即妙なアシスト。 

意外と物知り、かつ、話の流れに入るのが上手な三女なのでした。 


そう言えば昨日、4月からの読書カードを見せてくれた。 
現在累計39冊、9376ページ。 
累計1万ページで「読書家」の称号が贈られる。 

へーーーーー。いつの間に・・・。

2010年11月23日

物知り三女:CO2編

CO2は不況になると減るんだってね、と次女。 
去年はCO2減ったらしいよ、と。 

(´・∀・`)ヘー、なんでー、とお母さん。 

工場とかモノを作らなくなるからじゃない、と次女。 

そこに三女、「でも、家族とかは増えてるんでしょ」 

よく知ってるね~。家庭からのCO2はどんどん増える一方なのだ。 


じゃあ、それはなぜ? 


三谷家で考えてみましょう。去年から今年、CO2量は(おそらく)増えています。 
それはなぜでしょうか。 

・お父さんがエアコンつけっぱなしだから!→それは昔からです 
・待機電力!→わずかですな 
・パソコンとか買い換えたから→そう?最新のはみんな省エネだよ 


答えは「テレビが大きくなったから」です。 

もちろん省エネなんだけど、前のよりは面積で4割も大きいから、消費電力は多くなってる。 
リビングのパソコンも、省エネタイプなんだけど、ノートからの買い換えだからやっぱり消費電力は大きくなってます。 

ここで三女がまた一言。 

「世帯が増えたから」 

ん?三谷家で考えているから、世帯は同じだよね。ただ、全体としてはひとり暮らし世帯が増えているからこれは非効率だよね・・・ 

と言ってから気がついた。 
そうです、三谷家でも世帯が増えていました。 

長女がひとり暮らしをしているので、その分は確実に、増えている。 
エアコンかけずに、夏は汗だらだら、秋冬は服だるまで過ごしているにしても、だ。 


大正解。 


お父さんはちょっと悔しかったので、エコポイントが大型化を促進しているとか、高速道路料金の値下げとか、車の減税・補助金とかがいかにCO2増加に貢献しているか、をさらに力説したのでした。

2010年10月30日

黒猫よ、眠れ

昨夕、三女が大声を上げながら帰ってきた。 

「猫が死んでる!」 「黒猫だよ!」


すぐ外に出ると、玄関には三女の女友だちが数名。 
私たちが出てきたのを見て、安心したように散会していった。 


家から50メートルほど先、歩道の隅に黒い影。 

確かに黒猫だ。真っ黒な、光。 首輪のない猫。


体を三日月に曲げ、眠るように横たわっている。 
でも、動かない。 

触ってみると、まだほんのり暖かい。 
でも、揺すっても起きない。 


一旦家に戻り、小さな段ボール箱とタオルを持ってくる。 

それらで黒猫を包み、家に持ち帰る。 


調べると、区道で見つかったのであれば、区が引き取って供養してくれるらしい。 
よかった。 
(今朝、玉川出張所に電話をしたら、昼前には引き取りに来てくれた) 



その黒猫、実は、三女の前に帰ってきた次女も、見ていた。 
お母さんに報告して、二人で「かわいそうね」と。 

でも三女は友だちみんなで見つけたこともあって、 
「どうにかしなきゃ」となり、私に言ってきたみたい。 
えらかったね。 


黒猫は、おそらくは自動車にはねられたのだろう。 
痛かったろうね。びっくりしただろうね。ごめんね。 

「K」という文字を、箱の中に入れてあげればよかったな。 


黒猫よ、眠れ。 
やすらかに。その黒い毛皮の感触を、ささやかな重さを、私は忘れないよ。


4b4bfd6b865c949a73fa498ba0035280.jpg 




中学生の頃、家で飼っていた柴犬が家の前ではねられた。 
私のすぐ背後で。 

すぐ抱きかかえたが、動かず、その暖かな体は数分で冷たくなっていった。 
その柔らかな体、なめらかな毛皮、閉じられた目。 

今でも鮮明に思い出す。 





だから私は、犬も猫も飼わない。

2010年10月29日

『お手伝い本(仮)』 執筆スタート、なのだ!

来春に向けてもう一冊、本の執筆が決まっている。

テーマはずばり、子育て。

「ヒマと貧乏とお手伝い」を中核に、これまで各本にばらばらに書いてきたことをまとめつつ、新しい内容を追加するものだ。


今回は、章立てや内容を、目次レベルで編集さんたちと合意してからスタートするという初めての書き方。
メンバーで打ち合わせをしてから一ヶ月弱、待っていたがようやく「目次案」が出てきたので、それを私がまた考え直して・・・と。


この3日、Globis大阪校のレポートフィードバックをやりながら、目次案を詰めていた。

私が追加した部分としては、「三娘鼎談(さんじょうていだん)」
わが家の子育てについて、当事者である娘たちが話し合うというもの。

「お父さんはあんなこと言ってるけどさ~」という爆弾トークが炸裂しそうで怖いが、まあ、私自身、楽しみなことでもある。
これは長女に下請けに出そうかな~。

ただ、文章力が最近メキメキついてきた三女もいいかも(笑)


まあ、ともかく、そう、もう一冊の執筆が始まるのである。

どれくらいで書き上がるかなあ~

2010年10月17日

お祭り雑感:ケンカと自転車と三女とゴミ

近所の玉川神社のお祭りは、いつも賑やか。

特に今年は盛況で、神社の境内にはヒトがぎっしり。
本殿のお参りの鈴の前にも、長い人の列。

地元の現役小中学生ももちろんだが、卒業生たちの集いの場でもあるから、子どもたちだらけでもある。いいことだ。


で、昨日見た、ちょっとしたこと、3つ。


1. オニイサンたちのケンカ

ご存じの通り(?)、お祭りはオニイサンたちが仕切っておられる。
その数名間でのケンカがあった。いや、正確にはケンカではなくイザコザレベル。
どうも、目上のオニイサンに対して、ガンをつけたものがいるらしく、オニイサンが激高。
お酒も入っていて、大声出してのもめごとに。

やっちゃったひとは、基本的に謝り姿勢で、オニイサンのお腹への強烈キックもだまって受け止めていた。
仲間たちが10名ほどが取り巻き、年配者の仲裁もあって、徐々に沈静化。

私は至近距離(50cmくらい・・・)で観察しながら、ちょっと牽制。
「ほんとのケンカになったら警察呼んじゃいますよ」という雰囲気を出しながら。

オニイサンの連れの女性は「お酒入っちゃうと止められなくて」「でも大丈夫ですから」
「明日、上司にちゃんと伝えますし」
この世界、上下関係厳しいのである。かつ、一般人は巻き込まない。

ただ、「テメーっが、ガンつけてきたんだろうっ!」「やるんならやろうじゃねえか」
というオニイサンのドスの聞いた声が響き、しばし騒然の、境内下の道路であった。

それにしてもオニイサン、いい男だったなあ。


2. 自転車迷惑

近隣の人が集まると、道に自転車があふれる。
ちゃんと整理の人もいるのだが、かなり遠くまでだし整理が間に合わない。
なんと、人の家のガレージや玄関の前にまで駐めている人がいる。

これはありえんな、と見ていたら、帰り道、車がやっぱり立ち往生。
20台ほどの自転車に阻まれ、自宅ガレージには入れない。
恰幅の良い年配の男性が、車から出て立っていたので
「手伝いましょうか」
と声をかけたら
「いえ、警察を呼びましたから、結構です」
と毅然とした態度。

え、自転車をどけるのに警察を???
それもまた極端な・・・
自転車どければまあ、すむ話だし、そもそもこんな日には家の前にコーン立てるとかするべきだし、とも思ったが、よほど腹に据えかねたのだろう。


3. 友人のゴミ

これだけの人間があふれるにしては、路上のゴミはそれほどでもない。
もちろんコーンの芯だけ道に転がったりもしているが・・・

9時前、お祭りから三女が友達を連れて帰ってきた。
家の前でちょっと立ち話をするだけなのだが、三女がそのとき、さっと友達の持っていたゴミ(プラスティック容器類)を手にとって引き取った。
「えー、自分で捨てるからいいよぉ」と友人が言うのを、いいからいいから、と。

うーん、良い子だ。



おまけ

この直後ご、パトカーが4台、我が家の前に。
そこから警官が神社付近に向かい、さきほどのオニイサンが、「ちょっと話聞かせて」と警官数名に連れられていった。
オニイサン「逮捕しろよっ!」とまたもや激高。まあ、こんなことで逮捕なんて出来ませんが。

警察も、自転車どけるだけじゃ、帰れないよね(笑)