お祭り雑感:ケンカと自転車と三女とゴミ
近所の玉川神社のお祭りは、いつも賑やか。
特に今年は盛況で、神社の境内にはヒトがぎっしり。
本殿のお参りの鈴の前にも、長い人の列。
地元の現役小中学生ももちろんだが、卒業生たちの集いの場でもあるから、子どもたちだらけでもある。いいことだ。
で、昨日見た、ちょっとしたこと、3つ。
1. オニイサンたちのケンカ
ご存じの通り(?)、お祭りはオニイサンたちが仕切っておられる。
その数名間でのケンカがあった。いや、正確にはケンカではなくイザコザレベル。
どうも、目上のオニイサンに対して、ガンをつけたものがいるらしく、オニイサンが激高。
お酒も入っていて、大声出してのもめごとに。
やっちゃったひとは、基本的に謝り姿勢で、オニイサンのお腹への強烈キックもだまって受け止めていた。
仲間たちが10名ほどが取り巻き、年配者の仲裁もあって、徐々に沈静化。
私は至近距離(50cmくらい・・・)で観察しながら、ちょっと牽制。
「ほんとのケンカになったら警察呼んじゃいますよ」という雰囲気を出しながら。
オニイサンの連れの女性は「お酒入っちゃうと止められなくて」「でも大丈夫ですから」
「明日、上司にちゃんと伝えますし」
この世界、上下関係厳しいのである。かつ、一般人は巻き込まない。
ただ、「テメーっが、ガンつけてきたんだろうっ!」「やるんならやろうじゃねえか」
というオニイサンのドスの聞いた声が響き、しばし騒然の、境内下の道路であった。
それにしてもオニイサン、いい男だったなあ。
2. 自転車迷惑
近隣の人が集まると、道に自転車があふれる。
ちゃんと整理の人もいるのだが、かなり遠くまでだし整理が間に合わない。
なんと、人の家のガレージや玄関の前にまで駐めている人がいる。
これはありえんな、と見ていたら、帰り道、車がやっぱり立ち往生。
20台ほどの自転車に阻まれ、自宅ガレージには入れない。
恰幅の良い年配の男性が、車から出て立っていたので
「手伝いましょうか」
と声をかけたら
「いえ、警察を呼びましたから、結構です」
と毅然とした態度。
え、自転車をどけるのに警察を???
それもまた極端な・・・
自転車どければまあ、すむ話だし、そもそもこんな日には家の前にコーン立てるとかするべきだし、とも思ったが、よほど腹に据えかねたのだろう。
3. 友人のゴミ
これだけの人間があふれるにしては、路上のゴミはそれほどでもない。
もちろんコーンの芯だけ道に転がったりもしているが・・・
9時前、お祭りから三女が友達を連れて帰ってきた。
家の前でちょっと立ち話をするだけなのだが、三女がそのとき、さっと友達の持っていたゴミ(プラスティック容器類)を手にとって引き取った。
「えー、自分で捨てるからいいよぉ」と友人が言うのを、いいからいいから、と。
うーん、良い子だ。
おまけ
この直後ご、パトカーが4台、我が家の前に。
そこから警官が神社付近に向かい、さきほどのオニイサンが、「ちょっと話聞かせて」と警官数名に連れられていった。
オニイサン「逮捕しろよっ!」とまたもや激高。まあ、こんなことで逮捕なんて出来ませんが。
警察も、自転車どけるだけじゃ、帰れないよね(笑)