カテゴリー: 03 生きる力
2010年04月21日
2010年04月19日
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2010年02月24日
カテゴリー: 03 生きる力
2010年04月21日
気仙沼JCでの講演と、仙台でのお散歩
気仙沼は県都 仙台から2時間弱。
駅には、平泉を世界遺産に、の看板と大槻三賢(玄沢、盤渓、文彦)の像。
特に日本初の国語辞典『言海』を編纂した大槻文彦は、『言葉の海へ』を昔読んで、非常に尊敬していた明治初めの国語学者。(なのでうちには『大言海』の復刻版がある…)
気仙沼では青年会議所の方、地元の教員の方、各々30余名の皆さんに、
『ヒマと貧乏とお手伝い』を講演。
その後、ちゃんこやさんで青年会議所の方々と12時近くまで宴会。
理事長の斎藤さんは、うちより更に厳しく楽しい子育てをされていた(爆)
2010年04月19日
麻布中学の入試問題を解く
ある雑誌の取材を引き受けた。
親たちに「言語力」や「問題解決力」の向上を呼びかける特集だという。
そして、依頼されたのが、有名私立中学の入試問題の模範解答だ。
知識だけでは解けない問題が、徐々にだが増えている。
昨年度の大学入学のセンター試験においても、そういった「思考力を問う」問題が増えて話題になった。
新聞記事は言う。 「平均点は下がったが、思考力のある上位の点数は変わってない」
5ページ、数千文字に及ぶ長文の問題文に対し、13の設問が列ぶ。
最後の設問が、私の解くべきもの。 120~140文字で自分の意見を述べる論述問題だ。
難易度や普通の考え方を探ろうと、とりあえず高2の次女にやらせてみる。
20分ほど掛かってなんとかかんとか書いている。
ふむふむ、こんなもんね。
この問題は、はっきり言って、難しい。 それは、問題を読んだだけでは大した解答が出来ないという面において、そして、解答方法の自由度の高さにおいての難しさだ。
問われているのは「XX計画」の提案。
次女の答えを私が採点したら10点満点で4点かなぁ。
『ハカる考動学』でいうところのトップダウン式ハカる、ボトムアップ式ハカると同じである。
・問題文の前に設問を読んで、トップダウン式にハカる。つまりは答えに求められる構造や要件を明らかにする。
・そして問題文を読んで、そこからボトムアップ式にハカっていく。一次情報からのインサイトの抽出だ。
・それを組み合わせて足りなければ、自分の考えで補って答えの原案を作り、それを推敲して140文字に収める。
解答案を作った後に、考え方のプロセスも書き下す。
ああ、楽しい(笑)
生まれて初めて麻布中学の入試問題を解いた、私の感想はそれに尽きる。
スゴい。
なのになぜ、その卒業生たちは、必ずしもその延長線上にいないのか(爆)
2010年04月13日
福井市立 至民中学校 見学。新しいカタチとナカミ!
昼前、小松空港に着き、バスとタクシーで福井の家に。
15時から福井市立至民中学校を見学。
建物も教え方も学級編成も、ものすごく斬新。
すべてが子どもたちの自主、自立のために。
そして、先生相互の学びとスキルアップ・支援に向けて。
内容は後日、また書こうと思う。
その後、PTA連合会の打ち合わせ。
途中でお暇し、家で不動産屋さんとお話。
その後、ハモネプ見ながら、母と夕食。
明日は大阪へ。
2010年04月04日
『「お前は何様だ!」と怒鳴られた就活生』について
mixi経由で見つけた記事。本の紹介記事だが、
私も結構、「無知の知って知ってる?」とか言ったりしていた。
最近の短絡的キャリア教育のせいだという説もある。
ビジョンを持て、ステップを刻め、それに向かって努力せよ。
れもいいし、それが決まっているなら努力すべき。
同年代とつるむのではなくて、上の世代にぶつかっていくこと。
数年のムダを覚悟すること(無駄にはならないから)。
人のアドバイスに振り回されないこと(笑)
2010年03月31日
Dialog in the Dark に突入
2010年03月23日
かわいい子には・・・家探し? 3
明日、長女の引っ越しである。
結局、私が義父の車を借りて、埼玉まで引っ越し荷物6箱を運ぶことに。
次女もおまけで乗せていく。
その前に、もう一つ彼女には試練があった。
それは、契約交渉。
不動産屋さんから後日送られてきた契約書には、2カ所、納得できないところがあった。
1カ所は、延滞金の利息が36.5%であること。
もう1カ所は「補修費分担金(家賃1ヶ月分)」なるものの存在。
いずれも、消費者契約法上、違法なものである。
前者は14.6%が上限であり、後者は(関西の敷引きと同じで)無効である。
さて、ということで長女に指令。
「不動産屋と交渉せよ」
私がメールして、そのあと長女が電話。
でも、単に「説明」を聞いただけで終わった。
曰く「実際には利息は取ってない」「大きな補修が発生してもそのなかで処理している」等々。
これではダメ。
実際に、行って、話してきな。
しばらく電話で相談する。相手も困っている=悩んでいる様子。
なのでちょっと長電話にしてみる。
結局、当該条項の削除と言うことで決着。
修正自由の契約書テンプレートを2枚もらって帰ってきた。
素晴らしい。
私もそんなことやったことない(笑)
明日から一人暮し。
あんまり帰って来ちゃダメよ(笑)
2010年03月18日
県立横須賀高校「生涯構想」発表会
2年生のあるクラス、37名全員の発表を、2時間強掛けて聞いた。
もともとは「全員分を聞いてから講評と講話」ということであったが、私らしい価値提供、ということで「プレゼンテーション」へのひと言、を各人にその場でfeedbackすることにした。
みんな急に緊張感が上がる(笑)
面白かったのは
・運動部の人たちは声が良いし物怖じしない
・原稿に頼らずスピーチできる人も数名いた
こと。
同時に何名かは、全く一年間のキャリア学習・調査をやらなかったのね、という人も居た。
その中でも、話や作文は出来て場をもたせることが出来る人も。
その人たちには
「う~~ん、しゃべりは良いけど内容は、無いよね」
と指摘。
本人たちも分かっていることだから、苦笑しながらうなずいていた(笑)
もうひとつ目立ったのは、時系列的記述。
要は日記風のヤツだ。
まずこれをして、つぎにこれをしました。そして最後にはこう思いました。おしまい。
これは、再構成力と努力の問題かな。
ただ、大部分の人は、この一年の活動によって、多くのことを得たようだ。
・自分の好き嫌いややりたいことの理解
・好き嫌いを超えたシゴトの意味
・生涯構想を考えるためのアプローチ作り
自由度の高いテーマからは、皆は勝手に学んでくれる。いいことだ。
最後に「講話」としてkeynoteで30分ほどお話。
・目的意識をもつことの大切さ。ただ座っていることの無意味さ
・シゴトとは「業種x職能」てで区切られたツブツブである。ゆえに専門的能力が必要で、これは早めに将来を見定めたヤツが強い
・同時にシゴトには普遍的能力が必要とされる。コミュニケーション緑野発想力や決める力など。ビジョンが決まらないならこれだけで勝負するしかない
・しかしその力はいつどこでも磨ける。まずは「問題が分からなくてもすぐ答の頁を見ない」から出来る
などなど。
その他
行き帰り、第三京浜、横浜新道、横浜横須賀道路経由で、50分弱。
衣笠ICから学校までがちょっと迷ったが、余裕で到着。
横須賀高校が提携する、文教大学、横浜国立大学からの方々が半分。一般社会人が半分、の布陣であった。
全発表者に対して、全員がいくつかの評価やコメントを書く、という方式も面白かった。
文教大学の指導によるものだろうか。今度、担当の中條さんとお話しするつもり。
で家に帰ってからは、Jの原稿修正中・・・
2010年02月28日
かわいい子には・・・家探し? 2
今日、朝、630に起こされた。
730に家を出て、( ゚∀゚ )に向かうのに、長女が1時間前に起こしてくれたわけだ。
そんなに早くに起こさなくて良いのに・・・
もう一度寝て、700から準備。
大学まではドアツードアで110分くらいかな。
日曜朝の逆方向で、東武東上線は当然空いている。
目当ての2軒は、同じ不動産屋さんの物件。
そちらですぐに現地に案内してもらう。
大きなロフトが付いていて、南西向きの大学に近い古い物件か
ロフトは小さくて北東向きの、駅に近い新しめで玄関オートロックの物件か。
ふむふむ
判断は任せるとのことだったので、前者に。
本人はお気に入りだったらしくウレシそう。
一昨日「新しいのが良い!」と泣いて訴えていたのは誰!?
手続きを済ませ、3/24引っ越しと決定。
ところで、お世話になった不動産屋さん。
親子三人で営むアットホームな感じ。
昔、おじいさんが脱サラして始めたのだそうだ。
みんなして「昨日は女の子がひとりで入ってきてビックリした」と。
ただ、おじいさんが思い出して曰く
「そういえば昔、岡山か広島の子が、一人で尋ねてきて契約して、出るときも一人だった。親とは顔合わせなかったなあ」
上には上がいるもんだ(笑)
私も28年前、そうだったけれど。
写真はロフトからの風景と、狭い狭い玄関・洗濯機置き場・キッチン。
2010年02月27日
かわいい子には・・・家探し?
高3長女、数日前、最終的に行く大学が決まり、住居を探すことになった。
場所は( ゚∀゚ )。(←埼玉って入れたらこう変換された!)
学校の寮(といっても個室でマンション風・・・)に入れようと思ってたが、遠方優先で満室とのこと。
ということで学校周辺で家探し。
学校から近隣の物件リストが送られてきたので、それをベースに自分で調査してきてと、昨日、送り出した。
そうしたら、夕方早々に帰ってきて、しかも、隣駅の不動産屋 一軒に行っただけという。
しかも居住中で物件は1つも見せて貰えなかったと。
その不動産屋曰く、「大学周辺ではもう物件はない、この駅のも今日明日で決めないと無くなる」
そう言われて「明日決めたいから一緒に行って欲しい」とのたまう。
何言ってるの (-_-メ)。
そんな調べ方で、十分なわけがない。
やりなおし!
長女、「なんでそんなにやんなきゃいけないの」「自分が住むところなのに好きに決めちゃダメなの」とメソメソ。
ダメです。
長女は仕方なく、深夜まで掛かって、大学からのリストを確認し、地図をプリントアウトしまくって、今日は早朝から一人で出かけた。
そして個人管理の物件や駅周辺の不動産屋にアタック。
昼頃、調子はどう?とメールしたら、
「もう6軒回った!楽しくなってきた!」
と。
結局、10軒近くの物件を回り、2軒ほどに候補を絞り込んできた。
各物件(や家主の身の上話)を嬉々として説明しながら「私、結構、てきぱき効率的にやれることが分かった!」
だとさ。
昨日のは何なのさ (-_-;)
かわいい子には、家を一人で探させろ、か(笑)
2010年02月24日
3keys バーチャルボードミーティング
3keysという団体がある。
具体的には、学生を中心とした質の高いボランティアを、児童養護施設に派遣している。
まだ対象は数施設であり、昨年から始まった活動だが、森山誉恵さんという学生さんが中心となり、数名のスタッフ(含む社会人)が、熱心に活動している。
ただ現状はみな、ボランティア。つまり無償での活動だ。
さて、昨晩は任意団体である3keysのVBM(バーチャルボードミーティング)なるものが、渋谷の某所で開催された。
それが何ものかも分からずに、私も参加してみた。
集まったのは3keysメンバー5名と、いろいろなヒトたち・・・7人。いずれも(私を除き)、
・児童養護施設
・社会起業家育成
の現場に立つ最前線の方々だった。
3keysからの現状および将来計画報告に対し、鋭く、厳しく、かつ温かい意見が飛び交う。
あっという間の3時間。
でも、何より感動したのは、森山さんたちの真摯さ、熱意。
(不足はあったものの)資料も分かりやすかったし、説明もそう。
質疑応答も、逃げずに当を得たものであった。
これからも頑張って欲しい。
児童養護施設に暮らす子どもたちは全国で3万人という。
その子たちの、自信と未来の可能性を高めるために。