カテゴリー: Art/Book/Music
2013年05月09日
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2012年12月18日
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2012年07月07日
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2013年05月09日
福山探訪2013
今回、福岡から岡山に移動したので、途中、福山で1泊することにしました。
これまで一度も降りたことのない駅です。
駅の真ん前には福山城。
着いたのは夜でしたが、煌煌とライトアップされていました。
朝日を浴びた翌朝の福山城。
JRの駅は、お城の石垣に沿ってつくられている状態です。
7時前にお城に行ってみると、広場ではシニアのみなさんがペタンクを!
けっこう、根付いているんですねえ。
お城を降りると美術館や歴史博物館。美術館は、屋外展示が素敵でした。
こんな感じで。
でも今回一番の収穫は、福山八幡宮。
参道の階段を上がって右を見ると、とても立派な拝殿があります。
銅葺きの屋根の美しい建物です。
銅葺きの屋根の美しい建物です。
でも、その背後に本殿はありません。
実はこの神社、左右に拝殿と本殿が2セットあるのです。
こっちが右の本殿。
左の本殿。
いずれも檜皮葺の素晴らしい建物です。
様式も古い神社様式を踏襲しながら、鮮やかな組み物がいっぱい。
ウィキペディアによれば、昔、2つの神社が統合されたとき、1つに合祀することなく2つの本殿を遺すことにしたのだとか。
なので正面に参道はなく、左右両方に参道があります。
小山の上にあった、不思議な福山八幡宮でした。
朝の散歩は1時間半ほどで終了し、岡山・金光学園へ向かいました。
そのお話しは、また後ほど。
2013年04月12日
音の力。MediaMonkey、WASAPI排他モード
また1つ、音楽再生の階梯を上がった気がする。
今回はコストゼロで。
もともと書斎では、DENONのミニコンポで音楽を聴いていた。
CDを買って、PCに入れて、ミニコンポで再生。それで十分便利で満足だった。マンション2階の5畳半だったしね。
ある日、ダイヤトーンのおっきなスピーカーが2本、お下がりでやってきた。
1本42kgの巨大スピーカーである。
そのまま素直に、ミニコンポにつないで聴いていた。やっぱりスピーカーは大きいのがいいねと思った。格段にいい音になったと感じていた。
それから数年後、アンプが壊れてしまい、買い換えを考えた。
気になってこのスピーカーの素性を調べたら、なんとビックリ、ダイアトーンの往年のフラッグシップ機 DIATONE DS-2000HR だった。
定価で1本20万円・・・。2本で40万円を4万円のアンプで鳴らしていたのであったorz
困ったときの価格コム。オーディオ板を読み込むと、最低これくらいのアンプは必要、とあった。素直にそのうちの1つを買った。
Soul Noteのda1.0である。
感動した。MP3の音ってこんなに凄いのかと。
本当に歌手がそこにいる。楽器のひとつひとつが、動いている。低音は位置が定まらないなんて誰が言った?
ゾクゾクした。
それならばとCDからMP3への変換レートを128kbpsから256kbpsに上げてみたりした。
これも音の深みが増した。高音が素直に出るようになったからだろう。
それからまた数年経って今度は、Windows7付属の、WMP12がおかしくなった。
新しい曲を取り込めない。取り込んでもライブラリーに認識できない。ライブラリーを再構築しても、すぐ元に戻ってしまう。
困ったなと思って他の選択肢があるのかMusic Playerで検索したら「MediaMonkey」や「foobar2000」が良さそうと、やっぱり価格コムのオーディオ仙人たちが教えてくれた。
しかも、Windowsの音声機能をバイパスするWASAPI排他モードを使えると。
そう言えば、少しでもPCによる音楽再生音質を良くしようと、ONKYOのサウンドボードを付けたり、USB経由のSound Blaster Digital Music Premium HDを使ったりしてる。
それらを調べていたときに、そんなモードのことを聞いたことがあったなあ…。WASAPI排他モード。よくわからなくて放置してしまったけれど。
とりあえず使いやすそうだった、MediaMonkeyの無料版をダウンロードし、セットアップの途中でWASAPI排他モードにした。
ネット上のNASにあるMP3ライブラリーを指定し、その取り込みを待っていたら・・・その速いことにビックリ。WMPだったら30分以上かかるのに、ものの数分で7779曲の取り込みを終了した。
で、鳴らしてみたらまたビックリ。
音が全然違う!!!!ほんとに!!!!
うきーっ
東京事変の『落日』も、Yuiの『TOKYO』も、RADWIMPSの『シザースタンド』も、BUMP OF CHICKENの『ギルド』も、10-FEETの『RIVER』も、2CELLOSの『Viva La Vida』も、Corneliusの『MUSIC』も、BRAHMANの『SWAY tucchi remix』も、音がひとつひとつ光り輝いている。
Windowsでは7からこのWASAPI排他モードが備わったらしい。ありがたいことだ。
それを受け止める機器さえあれば、「音源」はこんなにも、その潜在能力を羽ばたかせる。
パソコンだからと簡単に妥協していたが、デジタル音源で、デジタル機器だからこそ、やれることはいっぱいあったわけだ。
ちょっとこの感動を伝えたくて、長文となりました。
音ってスゴイや。ゾクゾクする。テンション上がる。
2013年03月12日
本で歪む本棚を直す方法
去年の4月、書斎の改装をしました。
それまで永らく使っていた、前後2段式の本棚を処分し、天井までの薄型突っ張り本棚に替えました。
買ったのは、老舗家具屋「赤や」の楽天ショップ。
本棚のNo.1ショップということで発注。
丸一日かけた施行は完璧。いろいろな工夫もして、
これが こうなった
わけです。
薄型であるおかげで奥のギリギリまで本棚に出来、高さのお陰もあってこれまで以上の収納力となりました。
めでたしめでたし…。
ところが数ヶ月後、薄い棚板が、あえなくたわみはじめます。
あれよあれよで、中央では10mmも下がってしまいました。
本棚なのに、本を入れたら曲がっちゃったという…。
しばらく対応策を考えていたのですが、ついに先日、東急ハンズのネットショップで、木材とノミを購入し、トテカントテカン、こんな部材を切り出しました。
これを曲がった棚板の中央奥に差し入れて、裏から支えようという作戦です。
でも大失敗。
・工作精度が低く、溝が水平でない。あとで溝部分を水平に調整するのは素人には至難
・棚板の中央だけ持ち上げても、反りが強くて両側が浮く。それでは本が入らない
ということは、中央を持ち上げると同時に、左右は下に押さえつけなくてはいけないわけで、それを本などで試しましたが、とてもムリ。もっと硬い、かつ水平のものが必要です。
それで今度は、短い直方体の木片を、左右と中央に、一段ずつ差し込むことにしました。
ただし、上下につながっていないので、ぐらつかないためには、ピッタリのサイズでなくてはなりません。
慎重に、棚板の巾を測ります。155mm…っと。
ただし、上下につながっていないので、ぐらつかないためには、ピッタリのサイズでなくてはなりません。
慎重に、棚板の巾を測ります。155mm…っと。
切り口を水平にするために、一辺だけでなく全周に「墨を入れ」ます。
これなら歪んでもすぐわかりますし、両側から切り進めることで、誤差も減ります。
短くしすぎると取り返しが付かないので、のこぎりの厚みも考慮して、墨は1mmの太さで引いていきます。でもこれが失敗でした。
結局、のこぎりはそれほど厚くなく、みな1mm弱長めになってしまいました。
これをやすりで削って調整しようとしましたが、とてつもなく時間がかかります。
しかもこんな肝心なときにカンナが見当たりません。
仕方なく、調整済みの1本に合わせて、のこぎりで切っていくことにします。
その巾、約0.8mm。
その甲斐あって、無事、11本の支えがはまり、
棚はまた水平へと戻りました。
でもまだ、あと2箇所、あるんです(T-T)
また来週と、いたしましょう。
きっとこのせいでしょう。
もう「赤や」に75cmピッチの商品はありません。
巾86cmでも、中間に板を入れてピッチそのものは40cm以内にしています。
確かにそれなら反らないよなあ…。
さまざまな教訓のあった、楽しい月曜大工でした。
・調整済みのものをひとつつくってから、それに合わせて他のパーツをつくる
・工作精度自体を上げる工夫が必要
・適切な道具は必須
試行錯誤って、楽しいや。
2013年03月03日
2012年12月18日
音楽日記2012年末号 その1
私はCD派です。YouTubeとかでも聞きますが、気に入れば必ずCDを買います。
その上で、PCで全曲をMP3(256Kbps)にして、ネットワーク共有HDD(NAS 1TB)に置き、それを適宜、iTunes経由でiPadやiPod touch、Androidスマートフォンなどに入れています。
それはともかく、この1ヶ月は結構、CDを買いました。
きっかけはさまざまですが、執筆生活でずっと書斎にいたからでしょう。
1. Galileo Galileiの『Baby, It’s Cold Outside』
6曲入りのミニアルバムだが、ほぼ全曲★5つ。
「Sex and Summer」、「Chill Boy」、「リジー」が良いが、一番は、「コウモリかモグラ」
なんだか意味不明な題名だけれど、まあ、男女の別れというかすれ違いの曲である。
いやまあこの曲の場合、歌詞はどもかくボーカルの歌い方が好き(笑)
2. チャットモンチーの『変身』
いつの間にか2人になっていたチャットモンチー。
アルバム名はその意味もあるのかな。
「変身」「歩くオブジェ」「きらきらひかれ」「ウタタネ」が乙。
でもなんといっても初回限定版に入っているDVDが凄い!!!
ネタバレになる気もするが紹介すると、2人だけ(!)によるスタジオライブで、なんと、通しの一発録りで5曲連続。
しかも毎回、楽器や役割を変えての演奏なのであった。2人でこんなパフォーマンスが成立するとは!!
3. andropの『one and zero』
singleから買っていたので「Boohoo」「AM0:40」「World.Words.Lights.」「You」「Waltz」がいいのは織り込み済み(笑)
でも、アルバム曲の「Human Factor」や「End roll」もいいなあ。
まだまだ聞き込み足りないので、本当の評価はしばらく後ではあるが。
まだヌクモリが消えない
君の名前を叫んだ
それを見た街が揺れた
霞み光り揺れた
「Human Factor」より
さて、今日は、いきものがかりの『バラー丼』が届きました。タオル付き(笑)
あんまりベスト盤は買わないんですけどね。
その2へつづく。
2012年11月14日
2012年10月24日
個人がモビルスーツをつくる日
最近驚いた、ロボット情報ふたつ。
いずれも日本の個人が、モビルスーツをつくったものです。
まずは、「水道橋重工」のモビルスーツKURATAS。
個人が2人でつくりました。1億円で受注もしているとか・・・。
武器も色々ありますが、操縦者が笑顔でないと打てないとか、ウィット満載です。
動画はこれです。
このシーンは多分、合成。
そしてもうひとつは、この市販ロボット改造。
動画はこれです。
この「あっさりコケタ」シーン以降が、すごい。こけない操縦システムを作っちゃうんだから。その名もV-sido(ぶしどー)
作ったのは吉崎航さんという方。
そう、最初のKURATASの制御・操縦系統を担当したのは彼なのでした。
なんともビックリの個人たちだったのでした。
日本はこの領域では、トップを走り続けて欲しいねえ~。アトムとガンダムを生んだ、国なのだから。
2012年09月30日
建築会館の謎・・・ここに日本の建築の心はあるのか?
9/30、日本CM協会の研修をお手伝いしました。
テレビのCMではありません。建築のCMです。
Construction Management。つまり・・・なんだろ(笑)
プロジェクトマネジメントとどう違うかは不明ですが、今期の研修、初っぱなの登場でした。
テーマは「決める力と伝える力」で3時間。
場所は田町駅・三田駅近くの建築会館でした。HPにある案内図によれば慶應大学につづく細い通り沿いです。
地図では正面がわからなかったので、建物の形がアーチ型で面白そうな側(慶應通り側)からアプローチしました。
そうしたら・・・
そこは飲み屋ビルだったのです。
「建築会館は、一般社団法人日本建築学会が所有し管理運営を行っている建物です」とHPにはあります。
おそらくは日本を代表するアーキテクトたちが集う日本建築学会が建て、管理するビルが、この惨状とは・・・。
いえ、最初はきっと地図の間違いだろうと、いったん通り過ぎました。
でも私のスマホはAndroidです。iPhoneじゃありません。ちゃんとGoogle Mapsがデフォルトです。
そして、Google Mapsはやっぱり正しかったのです。
ここに、日本の建築の心はあるのでしょうか?
最初からこうだったのか?途中でなし崩しにこうなったのか?
いずれにせよ、この姿を見たら(少なくとも私は)、日本建築学会(の会員)に仕事を頼もうとは思わないなあ。
いや、地域に溶け込んでいる面では、カメレオン並みに素晴らしいが。
本当の正面は南側のこっちだったのかも。
でも形はツマラナイ。
2012年09月15日
ラッドにバンプにアジカンに
ここ数ヶ月で買った、CDたち。
くるり everybody feels the same
RADWIMPS シュプレヒコール
SEKAI NO OWARI ENTERTAINMENT
androp Boohoo-AM0-40-Waltz
L’Arc-en-Ciel Quadrinity- Member’s Best Selections
BUMP OF CHICKEN firefly
ASIAN KUNG-FU GENERATION ランドマーク
初回限定版DVD付き、も多い。だいたいAmazonで買っている。
RADWIMPS(ラッドって言うらしい)は次女のお気に入り。相当マイナーな曲がお好みのようである。
今回のシングルでは、2曲目の独白、が面白い。
本当に独白なのである。少しの旋律とバック音楽に乗せて、ボーカルの野田洋次郎がメンバーへの感謝を述べる6分の曲だ。
「あの時あの時期お前たちは何を思ってた?
多分同じ気持ちだったって勝手に思っている
一緒に同じ時間をくぐり抜けてくれて ありがとう
先なんて何も見えなかった
いつまでに何をどうしてどうなって そんなの知らない
誰も言わない
それが暗黙のルールだった
根拠のない自信 それだけで十分だった
俺たちにあるのはそれだけだった」
過去を振り返り、今の自分たちへのシュプレヒコールを。
BUMP OF CHICKEN(バンプって言うらしい)はほとんど最初から聴き続けている。
メジャーデビュー前からだから結構長い。
たまたまケーブルテレビの音楽番組で100位くらいに登場していて、衝撃を受けた。
それからずっと。
これもシングルだけど、2曲目の、ほんとのほんと、は聴き込んでみたい。
SEKAI NO OWARI(世界の終わり)は三女のお気に入り。
バンド名も凄いが、各曲の歌詞も凄い。
今回のフルアルバムENTERTAINMENTは全16曲。
じっくり聞きましょう。
最後の「深い森」がいいかなあ~
ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカンって言うらしい)も大好き。
付属のDVDはライブ映像だったのだが、古い曲あり新しい曲あり。
あんまりライブに行く人ではないので、こんな感じなのね~とちょっと感動。
CD1曲目の「All right part2」はDVDにも収録されているが、なんとチャットモンチーの橋本絵莉子さんもボーカルとして参加しているのであった。
「朝
居間のソファーの肘掛け
うずくまる猫と
エディという名の犬の模型
起き抜けに濃いコーヒーを注いで」
ああ、このスピード感、やっぱ好きだわ。
そして歌詞の頭が「あいうえお」になっているという(笑)
この言葉遊びはずっと続いて、でも、最後に言う。
「言葉遊びはここまで 意味を捨ててさ
手を握る君とハグをして
溶けるようビートが愛のよう
祈りのよう
この夜を満たすMUSICを口ずさめよ」
4曲目の「AとZ」、7曲目の「それでは、また明日」もビートと切れが最高!
心の芯を、高揚させる。
2012年07月07日
きみはDaniel Coughlinを聴いたか!
昨夕、二子玉川ライズのイベント会場で、Daniel Coughlinを見た!
いや、聴いた。「飛行船」という曲だった。
聴いていたのは最後の30秒ほどだったが、ビックリした。
その場で即売のBest版 CDを買った。
東京生まれ福島育ちの彼は独学でこの超絶ギターを編み出したという。
YouTubeでの「かがやき~la Luce~」をどうぞ。