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2011年04月12日

首都圏の夏2011:雨水タンクを配備せよ!・・・自治体への要望

この夏に向けて、こんなのを発注した。
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心置きなく打ち水をするためなのだが・・・

なんと、自治体による助成金制度があった。

世田谷区の場合、本体と設置費用の1/2。
限度額が35000円である。

5mmの弱い雨が2時間降れば、雨水が200リットル貯まる。
それが月に5回あれば1000リットル=1立方メートルになる。
上下水道料金にして年間3635円の削減にもなる訳だが、それが自治体にとっても節水という面でありがたいということなのだろう。
インフラコストの削減(増加防止)だ。

素晴らしい!


ところが・・・・、助成の手続きが、とても、面倒くさい

 1 事前相談
   ご案内、申請書等をお渡しします
 2 申請書提出
   見積書と雨水タンクの仕様がわかるものを添付してください
 3 適用決定通知が届きます
   適用決定通知が届くまで購入・設置しないでください
 4 購入・設置
   雨水タンクを購入、設置してください
 5 完了届提出
   領収書(内訳付)と写真2枚(全景・近景)を添付
 6 現地確認
   職員が現地を確認します
 7 交付決定通知
   交付決定通知が届きます
 8 請求書提出
   交付決定通知が届きましたら、助成金を請求してください
 9 助成金交付
   助成金が銀行口座に振り込まれます

まず事前相談で窓口に行き、しかも、設置後、職員が確認に来るという。
合計何時間、ヒトが動くのだ???
役所にはやはり「人件費」という概念がないらしい。

しかももう発注しちゃったから、手遅れ(笑)

その分の助成金は、他の方に活用頂くとして、それにしてもこの面倒くさい手続きを何とかして欲しいものだ。
写真を2枚撮って送らせてすらいるのに。


ちなみに発注したのはシップスのアウトレット品

ウィスキーを輸入する際に使用したポリエチレン容器(容量200L)が入荷しました。
注意点:次の点を必ずご理解の上、ご注文をお願いします。
内部にウィスキーのにおいが付着しております」

という点が、気に入った(笑)

2011年04月09日

反自粛戦線を! その二~分業の力

ヒトがヒトたる所以は、その高度な「分業」能力にある。

分業こそが、われわれホモサピエンスと、ネアンデルタール人(約3万年前に絶滅)との決定的な差だとも言われている。

ネアンデルタール人に分業という概念はなく、最も重要でかつ危険な作業である狩猟に、女性も子どもも参加していたことがわかっている。
男性と同じく腕や頭の骨折痕が多いのだ。

しかし同時期を生きたホモサピエンスでは、女性や子どもは小動物の狩りか木の実・植物の採集という分業が成り立っていた。
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これにより、集団全体としての「生産性」が高まった。
何よりも貴重な子どもたちを生み育てる仕組みができた。集団は大型化し、さらに分業が進んでいった ものと推定されている。


現代社会ではそういった分業がはるかに進み、相互の福祉や保険、リスク分散にまで至っている。
そうすることで、一個人で何もかも対応しなくて済む。得意なことにじっくり取り組める。その技を磨き、生産性を上げられる。

ヒト一人一人はもちろん確固とした人格を持った独立体だが、経済活動を見たとき、それは全体として人体のようである。ヒト一人一人は細胞だ。
細胞は分化し、器官を成り立たせているが、同時に血管(物流)や神経(情報ネットワーク)で縦横に繋がっている。

そして、右手がひどく傷んだとき、残る全体がやるべきコトは何だろう?

それは、傷んだ右手のために諸活動を自粛して弔意を示すことでは断じてなく、個々器官の役割や得意分野に打ち込むことだ。
白血球は救急に現地に走ればいいし、骨髄は血液の増産に励めばよい。
肺は呼吸を「自粛」することなく、全細胞が精一杯活動できるよう頑張ればよい。


心を通わせることと、行動とを混同してはならない。
自分たちがヒトであることを再認識し、この高度な分業の恩恵をフルに活用せねば、それこそ破滅への道である。


・「ハナサケ ニッポン!」にサンドウィッチマン、登場
http://bit.ly/eo6Rxf

・現生人類における分業の発生について
http://bit.ly/hX0ES9

2011年04月07日

反自粛戦線を! その一~空気と戦う

みんな、じつはそんなに感じていないかも知れない。

でも、殆どのヒトが実は「自粛」を実行しており、その結果日本の「経済的破綻」の一翼を担ってしまっている


今回の東日本大震災で失われた道路や建物、設備などの総額は16~25兆円という。
また、生産設備等の被害によりGDPを1~3兆円引き下げると 。(4/23発表の政府試算)

まことに巨大な数字ではあるが、前者は、国富(ストック)の1%弱であり、後者はGDP(フロー)の0.5%弱である。

これで日本が滅びるわけがないし、経済的破綻に直結するわけがない。


それよりコワイのは、「自粛」という「空気」による全体的な経済停滞である。
国民みんなが縮こまって「外食を半分」にすれば、24兆円の半分、12兆円が吹き飛んで100万人以上の雇用 が失われる。

そこまで行かずとも、「毎月外食に行っていたのを1回止める」だけで8%減、2兆円の減少となるのだ。

我が国の500兆円に上るGDPの6割は直接個人消費に支えられている。
ここが消費を8%「自粛」すれば、それはほぼそのまま雇用や給与の減少となり、企業収益や法人税の減少となる。

それこそ破滅への道である。

今こそ個々人が、「反自粛!」の気概を持って、「自粛」という「空気」と戦わなくてはならない、と信じる。


・ユニクロ 柳井さん「自粛の程度がひどすぎる
http://bit.ly/ficUar

・東北の酒蔵 南部美人「義援金よりお花見を!」「自粛は経済的な二次被害」
http://bit.ly/heP3rW

2011年03月25日

Amazonのナゾ:カテゴリー3位と10位!

Amazonの「カテゴリー分け」は、いつもナゾである。 

Amazon側が行うが、いつどこにどうして分類されるかは、不明でおかしな分類にされたり、いつまで経ってもそのままのときもある。 

今日見たら、突如2冊ともカテゴリー分けされがされていた。 

『ルークの冒険』は、 
>教育・学参・受験 
>教育学>一般 
の2つに。 

『お手伝い至上主義でいこう!』は、 
> 暮らし・健康・子育て > 妊娠・出産・子育て > 家庭教育 
にのみ。 
そうしたらさっきの時点で、総合2441位で家庭教育で3位!! 
トップをとるのは難しいが、「カテゴリー上位」は何よりの宣伝になる。かつヒトの目にとまる。 

ルークの方も総合1228位に教育・学参・受験で36位、教育学の一般で10位! 

この調子で頑張って欲しい。 

でも、まだ『お手伝い至上主義でいこう!』は 
>通常4~6日で発送します 
の状態。 市川倉庫、早く完全復旧して(T-T) 


ちなみに『ルークの冒険』は、リアル書店でも良い感じとの情報アリ。 
・丸善本店では動きがよく、追加発注が掛かった! 
・芦花小近くの正文堂でも、あっという間に5冊売り切れ(私のファン(小6)が報告してくれた) 

早く二子玉川の文教堂さんに列ばないかなあ~。 

2011年03月24日

HOPE100 and more

この2~3ヶ月の予定として、震災のために無くなってしまったものもあるけれど、震災のゆえに生まれたものもある。


その1:HOPE100

3/21にはHOPE100というチャリティ研修を外苑前で行った。

中島明さんによる「参加費を100%震災に回す講演・研修を100本」というものだ。
場所も提供してもらい、講師も運営者側も手弁当。

タイミングに意味があると思って、すぐ手を挙げた。
こんな時期だが20人余が集まり、参加費2000円+αを。
講師と受講生だが、なんか同志のような連帯感さえある集まりだった。


その2:Slogan

これと同じ形で、学生さん向けにも行うことになった。
Sloganによるものだが、日時は4/12 1400~1600

もうすぐ、アップされると思う。


さて、これからの研修や講演の予定である。とりあえず4月中のもののみ。


その3:嵯峨野児童館

4/18月 1030~1230 「決める力と生きる力」@京都の嵯峨野児童館
これは一応「特別講義 ルークの冒険」の一環である(笑)
ひとりのお母さんのちょっとした勘違いと素早い行動によって、決まった。

対象は児童館に来られる親(含む予定者)なら、どなたでも。無料である。


その4:田園調布雙葉

高3の社会情報論での授業である。
4/20水 1045~1235で「決める力~サバイバル」をやる。
もう、4年目くらいかな~

人生初めて、自分の進路を自分で決める子どもたち。
そのプラスになるべくガンバロウ。


その5:府中の教師の会?

4/23土 19300~2230 府中のクロスウエーブで行われる勉強会にお招きいただいた。
問題意識ある方々の集まりと言うことで、大変楽しみである。


こう数えると、十分な感じもする(笑)
本の販促も兼ねて、がんばりましょ。

2011年03月23日

「お手伝い大賞」当選者5名発表!

『お手伝い至上主義でいこう!』発刊を記念してTwitter上で行われた『お手伝い大賞』の当選者の発表が、今日あった。(それもTwitter上)


プロセス紹介
・自分がやった(もしくは子どもの)面白いお手伝いを、ハッシュタグ(#otetsudai)付きでつぶやく
・その中から抽選で、いや、私が独断と偏見で、面白いものを5つ選ぶ
・当選者には『お手伝い至上主義でいこう!』を1冊ずつプレゼント!


個別にはプレジデント社の公式アカウント(@President_Books)上ですでに発表されたが、文章が多少省略もされていたので、以下に全文を。(但しここでも一部、割愛、統合アリ)

赤字が私のコメント。

yone1969さん

飼っていた蜜蜂を食べにくるスズメ蜂を魚すくい網で捕まえて足で潰すこと。蜜蜂は網の目から逃げるからスズメ蜂だけ捕獲が可。サンダルは厳禁。夏休みの手伝いでした。深追いは厳禁。蜜蜂を貪って我を忘れてる時にパカッと。しくじったらむやみやたらに動いてはいけません。 #otetsudai

凄いです。この世に「スズメ蜂を捕らえる」というお手伝いが存在するとは、知りませんでした。生きる力が、身につきますね・・・。

 

kobamuさん

我が家では、「家の仕事」と言ってます。35歳の兄妹は、新聞取り、風呂洗い、布団干し、料理、カーテンの開け閉め、洗濯干し&たたみ、料理、畑仕事など、今は何でも手伝ってくれますが、後十数年続くかが課題。三谷さんの本読まなきゃ! #otetsudai

お互いライバル心を燃やしつつ、助け合ってやっている姿が目に浮かびます。最高ですね!

 

thomaxJaさん

生ごみを埋めるからって,庭に穴を掘るのが,一番記憶に残っています。 RT @President_Books: 【お手伝いコンテスト開催中!】子供のころ「私がやっていたちょっと面白いお 手伝い」を、 #otetsudai

庭に穴を掘る。なんだかちょっと宝探しのようでドキドキしますね。

 

mayomaxxさん

毎週火曜日、母の帰りが遅い日には、子ども3人でカレーをつくっていました。おいしいカレーを研究して、コーヒーの粉末入れたり、チョコ入れたり。本当にスパイスに入れてるカレー屋さんがあることを都会に出てから知って、感動したなあ。 #otetsudai

子どもたちの思い切った創意工夫が素晴らしい!私がやったのは精々、醤油を入れる、くらいでした。

 

norudarakeさん

小学生の頃おばあちゃんのお散歩に一緒に行くお手伝いをしてました。おばあちゃんは痴呆症だったので母が心配して。おばあちゃんは私の事を母だと思っていたのでいつも母の名前で呼ばれてました(笑)あの頃一緒に歩いた道は様変わりししまってちょっと寂しいですね #otetsudai

娘たちの投票では、これが一番でした!親子三代の心の繋がりが、見えますね。

2011年03月22日

3/22ダイヤモンドオンライン記事 追記: 釜石市の小中学生が無事だったわけ

本日アップされたダイヤモンドオンラインの記事である。 
連載の流れを無視して、「特別講」として、今回の震災を論じている。 

是非、ご覧あれ。 

http://bit.ly/eF2due 

「想定外」の津波が襲ったにもかかわらず、なぜ、釜石市の小中学生3000人は(ほぼ)全員、避難に成功したのか! 

市民3万9千人のうち、死者行方不明者が1千人を超えるというのに。 



昨日夜、当事者である群馬大学 片田教授がNHKに出られていた。 

彼は災害情報学の専門家。 

番組の最後で「力及ばずでした」と言われていたが、そんなことは決してない。 
子どもたちや教員たちに、生きる力、想定外の状況においても生き残る力を与えたのは、彼や教育委員会の努力の賜、と思う。


番組でも、ある小中学校での実際の避難の様子が映されていた。
子どもたちは一旦、地域の災害避難所(介護施設)に避難したが、想定を超えた異常な津波を発見し、素早くさらなる高台に逃げた。指示されることなく、自分たち自ら。

中学生が小学生をサポートしながら、混乱することなく、でも力一杯走って避難していた。

数分後に災害避難所は津波に襲われ、そこで多数の方が亡くなった。
学校自体は津波が3階まで到達し、破壊された。


ハードでは想定外に、勝てない。

想定外の事態が起きた時、ヒトの命を守るのはソフト(ヒト自身)なのだ。

詳細は、下記に!

http://bit.ly/fL5a4t

2011年03月20日

ルークのストラップ&キーホルダー第一陣、一家総出で発送準備中

『ルークの冒険』キャンペーンで、ルークストラップ&キーホルダーの申し込みを受け付けている。
多数の応募を頂いたが、まずは第一次抽選を行い、当選者に発送することにした。

お一人ずつに、メール便。

今、家族総出で、印刷したり、切り貼りしたり、手紙を折ったり、宛名書きしたり、封入したりしているところ。

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なんだか内職みたいだね~

ご応募いただいた皆さん、お楽しみに!!!

2011年03月19日

3/19二子玉川ライズSCオープン!LOFTと文教堂さんがお気に入り!

3/17のオープンは取りやめられ、全てのイベントや式典がなくなり、今日静かに二子玉川ライズショッピングセンターがオープンした。

いくら震災だからと言って、2500人が働く職場を、動かさないのも困りもの。
そういう意味では、東急の英断であったと思う。

静かに、しかし、やはり行列とともにオープンしたライズSCは、一日賑わっていた。
正確には数カ所に分かれたSCなのだが、2フロア分のLOFTや、地下のFood showはなかなか。
LOFTでは、つい無駄遣いをしてしまった。
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デザインがあまりによくて「長財布は買わない」の原則が吹き飛ばされたのであった。

ただし、H&Mやいくつかの外資系ばりばりブランドは閉じたまま。
逃げたか(笑)


なにより注目は、ライズSC 6Fの文教堂さん。
結構広く、レイアウトが見やすい。

特に学習参考書や実用書が充実しているのが、この沿線客を意識した感じだ。
そして左手奥には必殺のジブリコーナー。
引き出しが数十列んで、そこに、ジブリストラップがぎっしり。

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左上はすすわたり。


もちろん、右奥の教育書コーナーには、どーんと『お手伝い至上主義でいこう!』が。
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でも・・・。
なぜか『ルークの冒険』は置いてない。来週明けには、必ず置いてもらおうっと。

2011年03月19日

プレジデント ファミリーに載っています!

3/18 昨日発売のプレジデント ファミリー。 
品川女子学院 校長の漆紫穂子さんとの対談記事が載っている。P92-93である。 

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漆さんの「厳しかったお母さん」と私は結構同じらしい(笑) 

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他の記事で面白かったのは「年収300万円で東大生を育てた家を大解剖」 

34世帯のアンケートによると 

「勉強しなさいと言われましたか?」 
→ほとんど言われなかった 67%、あまり言われなかった、15% 

計82%は勉強に関して放任、いや、放牧、であった(笑)

やっぱりねえ。