カテゴリー: 11 一般的考察
2010年06月29日
MUJIの誕生と崩壊と再生と
まずはこちらの記事から。
『ハカる考動学』でも実例を紹介しているが、実は、『crmマーケティング戦略』でも取り上げている。
もちろん、もともと西友の一ブランドだった頃から知っていて、その栄枯盛衰を見てきた。
英語のNon-branded goods(ノーブランド品)を、無印良品、と「直訳」したセンス。
わけ あって、安い。いう秀逸なるコンセプト。
でも成功するにつれ、店舗は多様化しチェーン展開の基本である統一的オペレーションを無視した。
ブランドとしての既存への反抗心が、一律の運営を拒んだのかも知れない。
低価格をうたうことは出来なくなるなかで、その存在意義も無くなっていった。
本当は、凄い力を持っているのに。
2001年、社長についた松井忠三氏は、店舗フォーマットを統一し、マニュアルを整備し、ブランドコンセプトを明確にした。
それはすなわち、既存の企画に合わない店舗を閉鎖し、新規事業から撤退し、不良在庫を焼き、商品を絞り込む、「捨てる」作業だっただろう。
そして無印良品は、復活した。
その後、良品計画がネットで始めた「共創型商品開発」は、そのさらなる進化の現れだった。
顧客を巻き込み、その智恵をうまく借りて、良い商品を効率よく世の中に出していく。
日用品で、そして、住宅で!
2010年06月03日
なぜ今、カワイイ、が流行るのか?
日本人はとにかく、カワイイ物好きである。
それ自体はいいのだが、最近はその対象が、人間全てに及んできている。
ペンギンがカワイイのはともかく、なんで高校生や大人まで、全部カワイくないとダメなのか。
カワイイとはそもそもどういった感情なのだろうか。
古典に学べば、最高にカワイイ存在は「小さきもの」である。
元来、小さいモノはなんだってカワイイのだ。
ヒトは、小さきもの、つまり幼いものを見たら「良い!」と自動的に思うように、できているのだ。
それはつまり、カワイイという感情が、生後間もないものを見たときに、それを保護しようとする自動の脳内プログラムみたいなものだということだ。
その陰には、ヒトの幼体が、生物種としては極端に弱いと言うことがある。
(他にもパンダやカンガルーもそう)
仕方ない。だってヒトはみんな(生物的には)未熟児で生まれているのだ。
頭脳を発達させすぎたため、胎児の頭が母体の骨盤を通らなくなり、外にそのまま出たら死んじゃうような状態(未熟児)で出産するしかなくなった。他の多くの動物のように、生まれ落ちたらすぐ立ち上がって、えさを食べたり母乳を探したりなんて、できない。
だからヒトという種を存続させるには「幼体保護」の特別プログラムが必要だった。
・幼体は生命の危険を感じたら、泣いて知らせる
・成体は幼体を優先的に助ける
これらを動かすための心の仕組み(=感情)が、
・幼体→「不快」
・成体→「カワイイ」
だったのだ(多分)。
小さきもの、幼いもの、弱いものを大人が助けるための心のプログラムが「カワイイ」なのだ。
ではなぜ、今、日本人はなんでもかんでも互いにカワイイを連発するのか
子ども同士、大人同士、みんなだ。
それはきっと、「助けて」「守って」という無邪気な叫びなのだろう。
責任を果たす側でなく、権利だけを主張する側でいたいという願望なのだろう。
大人である(大人になる)ことの放棄なのだろう。
「守ってあげたい!」ではなく「守ってもらうっていいよね」という確認の叫びなのだろう。
ちょっと極論だが、そんなことをふと、思った。
ちなみに、なぜ女性の寿命が長いのか、についても上記の理由から来る「おばあちゃん仮説」というものがある。これはまた今度。
2010年06月02日
宇宙人は、いるか?


