カテゴリー: 04 講演・講義
2009年07月07日
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2009年05月26日
カテゴリー: 04 講演・講義
2009年07月07日
希望ヶ丘高校 諸君!
七夕にちなんで?希望ヶ丘高校の3年生22名がKIT虎ノ門大学院に。
総合学習の一貫なのだが岩田教諭の先導の下、前の見学地の国会議事堂から炎天下をテクテクと。
涼しいビル内に案内する前に、もう数十メートル歩いてもらって愛宕神社の階段下まで案内した。
もちろん、愛車ナイトロッドを見せるためである。
先日、神奈川の希望ヶ丘高校に講義にお邪魔したときにも、乗っていったのだが、そのときは自慢できなかったので。
愛宕山のこと、ハーレーのことをちょっと話して記念撮影!パチリ
その後、12階の講義室で「社会人大学院とは」をちょっと説明。
でも、
大学の上の大学院の、しかも社会人が学ぶ内容なんて、高校生にすんなり分かるわけがない。
質問者のひとりは言い切った「まったく分からないのですが」
正直でよろしい。その通りだ。
社会に出ていないみんなに、その仕組みを10分で説明できるわけがない。
でもね、みんなは大学や学部を決めなきゃ行けないんだ。
最初、全員に志望学部・学科を聞いたよね。
定まっているヒト定まっていないヒト、色々だった。
いや、定まっていても、それって何?って聞いたらほとんどのヒトが説明できなかったよね。
ほとんど、仕方のないことだ。
知らないのに、分かってないのに、学部・学科を決めなきゃ行けない。
将来を、定めなくてはいけない。
さあ、どうする?
説明会では、それをみなに突きつけて、オワリ。
あんまり親切にするのではなく、突き放しておきたかったのだ。
今日、ひとりからメールが来た。
「進路迷ってます。どう考えればいいでしょう?」と。
Very good
そう、それがダイジなことだ。
自分から、動くこと。
2009年07月06日
早稲田 顧客関係マネジメント(ほぼ)最終日 他
今期は2年生しかとれないようにしたので、11名のみ。
月曜夜が、3時間授業の7回目で、自社課題の発表会だった。
ここまで毎回のレポート提出で磨かれた(?)CRM戦略のお披露目だ。
私が最後に見た2週間前とは、がらりと様相を変えたもの。
手堅く、実行計画に落としたもの。
まだまだなもの、結構行けそうなもの、さまざまだ。
業界も航空、物販、ITセキュリティ、と色々。
発表するだけじゃなくて、質問もしなくてはいけないから大変だ。
今回はなんと、11名中8~9名が「この案を社内でも提案する」とのこと。
一つでも大きな成果に繋がれば、うれしいことだ。
次回は来週、90分のみ。とりあえず集まって・・・。
講義の前、一時間半ほど徳島 生光学園の美馬さんとお話しした。
数年、私も知る教育系の会社で働かれたあと、生業でもある生光学園に。
その思いを伺う。
よいお手伝いが出来ればと、思う。
更にその前、中央区教育委員会の佐藤さんと、教育センターでお話し。
7/24 1330-1600に行われる、教員研修の打ち合わせだ。
100名ほどの教員の方が来られるとのこと。
決める力、発想力、両方やりたいところだが、120分で時間が足りるか・・・
折角のチャンス。頑張りましょう。
2009年07月02日
Jobwebでオンライン講座 開講:『コロ・チャーマーチ編』
1996年、コンサルティング業界などを目指す学生たちがML上で熱い議論を繰り広げていた。
そこから始まったのがJobwebだ。
私は現役コンサルタントとして、かなり初期からそのMLに参加しており、時折発言していた。
そう、別名「ネ申」として・・・
今回、数ヶ月にわたるオンライン講座を開講した。
Jobwebのサイト上で毎月「問題」を出し、解答を論評するという企画だ。
第一回の問題は
「カップヌードルのCM『コロ・チャーマーチ編』に関してその大戦略と狙いとする効用を解明せよ」
だ。
もちろん、『正しく決める力』を読んでいないと、出題意図すら分からない。
我こそはという就活生、来たれ。
2009年06月24日
田園調布雙葉 & SLOGAN講義終了
午前中は久品仏の田園調布雙葉で「発想力」講義。
夜は神田のSloganで「正しく決める力」講義。
前者は高3女子向けで、後者は大学3年生を中心とした就活生向けだ。
後者の報告を先にすると、結局1830から2230過ぎまで4時間。
意識の高い学生さん達が多かったせいもあるけれど、いろいろ語ってしまった(笑)
まずは2時間半「サバイバル!」で「正しく決める力」演習を。
その後、第2部と称して、1980年代のコンサルティング業界の話から、何を考えて就職したのか、今の教育活動、本の紹介まで話し、さまざまな質問に答えた。
質問がとぎれたところで散会としたのだけれど、その後も数名が質問に。
皆の前じゃ恥ずかしいのかね。それじゃ、いかんよ(笑)
質問も全体的に、まだまだツッコミ不足。でもいくつか面白いモノもあったな。その質問に触発されて答えたわけだけれど、重要思考の4階層性の本質に気がついた人は何人いたかな。
私が最後に皆に言ったのは「Pay it forward」
この恩は、私にでなく、未来へ返すように。
田園調布雙葉では、発想力をやったのだが後半、紙コップ演習とかで意外と苦戦した。
身近なモノのヒミツに楽しんだ子も多かったが、なんでだろう、の連続に耐えられなかった子も?
紙コップでなくて文系ネタの方が良かったかな。
2009年06月17日
くるり に フジファブリック
CDを買った。
くるりの『魂のゆくえ』と、フジファブリックの『CHRONICLE』
CHRONICLEは1曲目の「バウムクーヘン」から飛ばしている。
魂のゆくえは最後の「三日月」。シングルも持っているが、渋い。
これから聞き込んでいこう。
シングルもキライではないが、アルバムが好き。
知らない曲をとにかく何回も聞いて、好きになる曲に出会うのが楽しい。
ダウンロード版だともしものとき悲しいので、必ずCDを買う。
そして、PCで自宅のサーバーにMP3にして取り込む。
これを家族で楽しむのだが、面白いことに私がつけた「星」も共有されている。
なので娘たちは、私の評価による「星5つ」だけをランダムにかけたりする。
「いいんじゃない」とかエラそうに言いながら。
ま、いいけど。
今日は一日、レポートのフィードバックその他。
金曜中には本の初稿を挙げる。もう一回だけ、目を通そう。
土曜日には東京明新会でお話しをする。30分で半分は南部陽一郎博士のビデオだから正味15分。これはこれで頭を悩ますところ。
来週は田園調布雙葉での授業やスローガンでの講義、等々いろいろある。
大体、準備は出来ているので大丈夫、なはず。
2009年06月11日
新コンテンツ「ほめる」と「灼熱」一挙公開
『決める力』の根幹をなす『重要思考』
その研修材料として、よく使っているのが本でも紹介した「サバイバル」ケースだ。
普段は「墜落」「沈没」の2つを使っているが、その応用編として作ったのが、「灼熱」である。
・砂漠で遭難。燃える車の中から取り出しうる12アイテム。どう優先順位をつける!?
この問題については、これから数日を掛けて解説をして行く。
もう一つ公開は「ほめる」
重要思考の応用練習として、田園調布雙葉高校での「情報論」授業用に作ったものだ。
まずはモノ(iPod)をほめる。そして、次はヒトを、ほめる。
ほめる極意、そして、主張(ケンカでもディベートでもない)の極意、を体得するためのワークショップ教材だ。
ブログと合わせて、ご覧あれ。
2009年06月04日
6~7月の活動予定
現時点で決まっている講演・授業等の予定は以下の通り。
・6/10 The21発売(記事あり)
・6/20 東京明新会総会での記念講演
・6/24 田園調布雙葉高校 3年情報論 第3回「発想力」
・6/24 Good Find(スローガン)で大学生向け講義
・6/27 KIT虎ノ門大学院 説明会
・7/11 SMBCコンサルティング「新・発想法トレーニング」
・7/25 COBSセミナー@KIT虎ノ門大学院
忙しいような、そうでもないような。
5月の山は、とりあえず乗り切った感じ。これからは、秋に向けての仕込みの時期。
2009年05月28日
幼年期の終わり:5/24/09 Mindsetにて
訳本が何種類か出ているのだが、実は私が子どもの頃読んだのは、
「地球幼年期の終わり」創元推理文庫(1969)だった。
そう、それは人類の進化に関する、壮大で悲しい物語。
さて、今回Mindsetでの授業、前半は「決める力:サバイバル」のワークショップだった。
そして後半、なんと自分物語を中学生たち(と後ろにいる大学生たち)に語ることになった。
MONOGATAL、と言うらしい。
ここからは、MindsetのHPから抜粋、加筆してお届けしよう。
話したテーマは、「幼年期の終わり:大人になった瞬間」
まずは、中学1年のある朝のこと・・・
そこで気付いたのは、”習慣は第二の天性”ということ。
自分の性格すら、変えられる。
次の「瞬間」は高校時代に親友Yと、昼食をめぐって話しているとき、訪れた。
私の「何食べる?」に、彼は「何でも良い」と一言。
ちょっとむっとした私は「何でも良いじゃ困る。なんか意見言えよ」と詰め寄る。
でも彼は平然と
「いや、本当に何でも良いんだ」
「俺は、拘るところとそうじゃないところを決めている」
「食事は、拘らない」「だから、いいんだ」
衝撃だった。
なんでも一律に考えていた自分に気がつき、彼の「分離思考」と「行動」に驚かされた。
それから、自分でも気をつけるようになった。
特に練習したのは、「思考と悩みの分離」
約束に遅れそうなとき、焦って悩んで悲しくなったりする。
最短経路を考え、行動するときに、そういう感情は、ムダだ。
冷静に考え、行動し、しかるのち、ヒマがあったら反省すればいい。
感情を、うまく分離すること。これも、訓練でつく第二の天性、だと思う。
そして最後が「ゴミの話」
高校生のある日、家の廊下にゴミが落ちていた。
普段だったら放っておくゴミ。でもフト、思った。
…このゴミは、誰が片付ける?
それが、私が大人になった本当の瞬間。
2009年05月27日
田園調布雙葉 高3 情報システム論 第2回「ほめる」
5/20に阪大で始まった夢の8連戦。今日はその最終日。
九品仏で見学者と待ち合わせて、1030定刻にデンフタ入り。
高3の選択科目、情報システム論の授業だ。
生徒さんは24名。今日は新ネタ「ほめる」!
iPodをほめ、ヒトをほめよう。
手順としては
・iPodをただほめる
・2人で組んで、相手のiPodを自分のと比較して、特定スペックにおいてほめる
・相手にインタビューして、どのスペックが大事か確かめて、そこをほめる
そして
・相手の性格を、相手のダイジなことから自分と比較してほめる
・4人で組んで共通価値観を作り、一人選んでそのヒトをみなでほめる(全6チーム発表)
自分の勝手でなく、相手の視点でほめることの練習だ。
もう一つ、定量的に、もしくは具体的にほめること。
チームによっては、最後のプレゼンテーションも、かなり具体的に、かつ説得力持ってほめちぎっていた。
最優秀チームには「ハーレーせんべい」
ベストほめられたヒトには「ハーレー子ブタ(黒)」
ベストプレゼンターには「ハーレー子ブタ(オレンジ)」
Feedbackでは、
・ほめるがこんなに難しいとは
・誉められて気持ちよかった
・誉めて気持ちよかった
など。
これからも、相手のダイジなことから考えて、うまく誉めてね。大学も、自分も。
それが入試や面接での「意味ある主張」に繋がるから。
2009年05月26日
希望ヶ丘高校で「発想力」授業
岩田さんにお招きいただいて、神奈川県の希望ヶ丘高校へ。
晴れていたので、バイクでびゅん。
東名、保土ヶ谷バイパス、厚木街道を経由して、30分足らずで着いてしまった。電車ならdoor to doorで1時間10分は掛かる。
さて、22名の高校生諸君と90分間の授業だ。
・バイアスの話
・イロのフシギ
・円柱のフシギ
・コップのフシギ1.2
・紙コップ
・Uコップ
と続く。コップ4連発だ。
「紙コップ」ネタを、実際にやってもらうのは今回が初めて。
でも、まあまあの流れで進めることが出来たように思う。
終了後、お昼を数名の生徒さんとご一緒。
授業を離れてなので、面白い質問もあった(笑)
帰りは、希望ヶ丘駅前が一方通行で渡れず、しばらく彷徨う。
近所のおじさんに聞いて無事、厚木街道へ。
来週は、「復習」をやってもらう予定。
みんな、ちゃんと学びを実践に繋げられているかな?