カテゴリー: 04 講演・講義

2009年07月08日

7/11(土)SMBC 発想力セミナー

今度の土曜日に、SMBCコンサルティング X Think! 提携講座のセミナー講師をやる。

テーマは発想力。

まだ定員に余裕があるようなので、お申し込みはこちらへ。

1330~1630の3時間講義でThink!1年分が付いて15,750円。かなりお得だと、思う。
場所は麹町。参加者は必ずハサミ持参のこと・・・

2009年07月07日

希望ヶ丘高校 諸君!

七夕にちなんで?希望ヶ丘高校の3年生22名がKIT虎ノ門大学院に。

総合学習の一貫なのだが岩田教諭の先導の下、前の見学地の国会議事堂から炎天下をテクテクと。

涼しいビル内に案内する前に、もう数十メートル歩いてもらって愛宕神社の階段下まで案内した。

もちろん、愛車ナイトロッドを見せるためである。

先日、神奈川の希望ヶ丘高校に講義にお邪魔したときにも、乗っていったのだが、そのときは自慢できなかったので。

愛宕山のこと、ハーレーのことをちょっと話して記念撮影!パチリ

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その後、12階の講義室で「社会人大学院とは」をちょっと説明。

でも、

大学の上の大学院の、しかも社会人が学ぶ内容なんて、高校生にすんなり分かるわけがない。

質問者のひとりは言い切った「まったく分からないのですが」

正直でよろしい。その通りだ。

社会に出ていないみんなに、その仕組みを10分で説明できるわけがない。

でもね、みんなは大学や学部を決めなきゃ行けないんだ。

最初、全員に志望学部・学科を聞いたよね。

定まっているヒト定まっていないヒト、色々だった。

いや、定まっていても、それって何?って聞いたらほとんどのヒトが説明できなかったよね。

ほとんど、仕方のないことだ。

知らないのに、分かってないのに、学部・学科を決めなきゃ行けない。

将来を、定めなくてはいけない。

さあ、どうする?

説明会では、それをみなに突きつけて、オワリ。

あんまり親切にするのではなく、突き放しておきたかったのだ。

今日、ひとりからメールが来た。

「進路迷ってます。どう考えればいいでしょう?」と。

Very good

そう、それがダイジなことだ。

自分から、動くこと。

2009年07月06日

早稲田 顧客関係マネジメント(ほぼ)最終日 他

今期は2年生しかとれないようにしたので、11名のみ。

月曜夜が、3時間授業の7回目で、自社課題の発表会だった。
ここまで毎回のレポート提出で磨かれた(?)CRM戦略のお披露目だ。

私が最後に見た2週間前とは、がらりと様相を変えたもの。
手堅く、実行計画に落としたもの。
まだまだなもの、結構行けそうなもの、さまざまだ。

業界も航空、物販、ITセキュリティ、と色々。
発表するだけじゃなくて、質問もしなくてはいけないから大変だ。

今回はなんと、11名中8~9名が「この案を社内でも提案する」とのこと。
一つでも大きな成果に繋がれば、うれしいことだ。

次回は来週、90分のみ。とりあえず集まって・・・。

講義の前、一時間半ほど徳島 生光学園の美馬さんとお話しした。
数年、私も知る教育系の会社で働かれたあと、生業でもある生光学園に。
その思いを伺う。

よいお手伝いが出来ればと、思う。

更にその前、中央区教育委員会の佐藤さんと、教育センターでお話し。
7/24 1330-1600に行われる、教員研修の打ち合わせだ。

100名ほどの教員の方が来られるとのこと。
決める力、発想力、両方やりたいところだが、120分で時間が足りるか・・・

折角のチャンス。頑張りましょう。

2009年07月02日

Jobwebでオンライン講座 開講:『コロ・チャーマーチ編』

1996年、コンサルティング業界などを目指す学生たちがML上で熱い議論を繰り広げていた。
そこから始まったのがJobwebだ。

私は現役コンサルタントとして、かなり初期からそのMLに参加しており、時折発言していた。
そう、別名「ネ申」として・・・

今回、数ヶ月にわたるオンライン講座を開講した。
Jobwebのサイト上で毎月「問題」を出し、解答を論評するという企画だ。

第一回の問題は
「カップヌードルのCM『コロ・チャーマーチ編』に関してその大戦略と狙いとする効用を解明せよ」
だ。
もちろん、『正しく決める力』を読んでいないと、出題意図すら分からない。

我こそはという就活生、来たれ。

2009年06月24日

田園調布雙葉 & SLOGAN講義終了

午前中は久品仏の田園調布雙葉で「発想力」講義。

夜は神田のSlogan「正しく決める力」講義

前者は高3女子向けで、後者は大学3年生を中心とした就活生向けだ。

後者の報告を先にすると、結局1830から2230過ぎまで4時間。

意識の高い学生さん達が多かったせいもあるけれど、いろいろ語ってしまった(笑)
 
まずは2時間半「サバイバル!」で「正しく決める力」演習を。

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その後、第2部と称して、1980年代のコンサルティング業界の話から、何を考えて就職したのか、今の教育活動、本の紹介まで話し、さまざまな質問に答えた。
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質問がとぎれたところで散会としたのだけれど、その後も数名が質問に。

皆の前じゃ恥ずかしいのかね。それじゃ、いかんよ(笑)

質問も全体的に、まだまだツッコミ不足。でもいくつか面白いモノもあったな。その質問に触発されて答えたわけだけれど、重要思考の4階層性の本質に気がついた人は何人いたかな。

私が最後に皆に言ったのは「Pay it forward」

この恩は、私にでなく、未来へ返すように。

田園調布雙葉では、発想力をやったのだが後半、紙コップ演習とかで意外と苦戦した。

身近なモノのヒミツに楽しんだ子も多かったが、なんでだろう、の連続に耐えられなかった子も?

紙コップでなくて文系ネタの方が良かったかな。

2009年06月17日

くるり に フジファブリック

CDを買った。

くるりの『魂のゆくえ』と、フジファブリックの『CHRONICLE』
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CHRONICLEは1曲目の「バウムクーヘン」から飛ばしている。

魂のゆくえは最後の「三日月」。シングルも持っているが、渋い。

これから聞き込んでいこう。

シングルもキライではないが、アルバムが好き。
知らない曲をとにかく何回も聞いて、好きになる曲に出会うのが楽しい。

ダウンロード版だともしものとき悲しいので、必ずCDを買う。
そして、PCで自宅のサーバーにMP3にして取り込む。
これを家族で楽しむのだが、面白いことに私がつけた「星」も共有されている。

なので娘たちは、私の評価による「星5つ」だけをランダムにかけたりする。
「いいんじゃない」とかエラそうに言いながら。
ま、いいけど。

今日は一日、レポートのフィードバックその他。

金曜中には本の初稿を挙げる。もう一回だけ、目を通そう。

土曜日には東京明新会でお話しをする。30分で半分は南部陽一郎博士のビデオだから正味15分。これはこれで頭を悩ますところ。

来週は田園調布雙葉での授業スローガンでの講義、等々いろいろある。

大体、準備は出来ているので大丈夫、なはず。

2009年06月11日

新コンテンツ「ほめる」と「灼熱」一挙公開

決める力』の根幹をなす『重要思考』
その研修材料として、よく使っているのが本でも紹介した「サバイバル」ケースだ。

普段は「墜落」「沈没」の2つを使っているが、その応用編として作ったのが、「灼熱」である。
・砂漠で遭難。燃える車の中から取り出しうる12アイテム。どう優先順位をつける!?

この問題については、これから数日を掛けて解説をして行く。

もう一つ公開は「ほめる」
重要思考の応用練習として、田園調布雙葉高校での「情報論」授業用に作ったものだ。

まずはモノ(iPod)をほめる。そして、次はヒトを、ほめる。
ほめる極意、そして、主張(ケンカでもディベートでもない)の極意、を体得するためのワークショップ教材だ。

ブログと合わせて、ご覧あれ。

2009年06月04日

6~7月の活動予定

現時点で決まっている講演・授業等の予定は以下の通り。
・6/10 The21発売(記事あり)
・6/20 東京明新会総会での記念講演
・6/24 田園調布雙葉高校 3年情報論 第3回「発想力」
・6/24 Good Find(スローガン)で大学生向け講義
・6/27 KIT虎ノ門大学院 説明会
・7/11 SMBCコンサルティング「新・発想法トレーニング
・7/25 COBSセミナー@KIT虎ノ門大学院

忙しいような、そうでもないような。
5月の山は、とりあえず乗り切った感じ。これからは、秋に向けての仕込みの時期。

2009年05月28日

幼年期の終わり:5/24/09 Mindsetにて

「幼年期の終り」とは、もちろんSF界の巨匠、アーサー・C・クラークの代表作だ。
訳本が何種類か出ているのだが、実は私が子どもの頃読んだのは、
「地球幼年期の終わり」創元推理文庫(1969)だった。
そう、それは人類の進化に関する、壮大で悲しい物語。

さて、今回Mindsetでの授業、前半は「決める力:サバイバル」のワークショップだった。
そして後半、なんと自分物語を中学生たち(と後ろにいる大学生たち)に語ることになった。
MONOGATAL、と言うらしい。

ここからは、MindsetのHPから抜粋、加筆してお届けしよう。

話したテーマは、「幼年期の終わり:大人になった瞬間」

まずは、中学1年のある朝のこと・・・

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「落ち着きのないままじゃモテない!これからは、まずは道をまっすぐ歩くようにしよう」
そう勝手にルールを決めて、歩道の線に沿ってまっすぐ歩くようにした。口も、ぐっと閉じていよう、と。
はじめは結構大変だったけど、おかげで良い歩き方になった、と思う。

そこで気付いたのは、”習慣は第二の天性”ということ。

やると決めて、続けていくことで、それは必ず身につく。続けることで、生まれつき出来るようなものになる。
自分の性格すら、変えられる。

次の「瞬間」は高校時代に親友Yと、昼食をめぐって話しているとき、訪れた。

私の「何食べる?」に、彼は「何でも良い」と一言。
ちょっとむっとした私は「何でも良いじゃ困る。なんか意見言えよ」と詰め寄る。
でも彼は平然と
「いや、本当に何でも良いんだ」
「俺は、拘るところとそうじゃないところを決めている」
「食事は、拘らない」「だから、いいんだ」

衝撃だった。
なんでも一律に考えていた自分に気がつき、彼の「分離思考」と「行動」に驚かされた。

それから、自分でも気をつけるようになった。
特に練習したのは、「思考と悩みの分離」

約束に遅れそうなとき、焦って悩んで悲しくなったりする。
最短経路を考え、行動するときに、そういう感情は、ムダだ。
冷静に考え、行動し、しかるのち、ヒマがあったら反省すればいい。

感情を、うまく分離すること。これも、訓練でつく第二の天性、だと思う。

そして最後が「ゴミの話」

高校生のある日、家の廊下にゴミが落ちていた。

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普段だったら放っておくゴミ。でもフト、思った。
…このゴミは、誰が片付ける?

放っておけば、誰かがやるかもしれない。たぶん親だろう。
けど、今自分がこれを片付ければ、親の仕事は減る…。
じゃあ、やろう。と自然に思えた。

それが、私が大人になった本当の瞬間。

「言われたからやるんじゃない。やらされてるからやるんじゃない。自分からやる」

“やらされてること”が多いうちはまだまだ子ども。
大人になるということは、それを減らしていくこと。
そういう瞬間が君たちにもいつかくると思う。楽しみに待っていて!

2009年05月27日

田園調布雙葉 高3 情報システム論 第2回「ほめる」

5/20に阪大で始まった夢の8連戦。今日はその最終日。

九品仏で見学者と待ち合わせて、1030定刻にデンフタ入り。
高3の選択科目、情報システム論の授業だ。

生徒さんは24名。今日は新ネタ「ほめる」!
iPodをほめ、ヒトをほめよう。

手順としては
・iPodをただほめる
・2人で組んで、相手のiPodを自分のと比較して、特定スペックにおいてほめる
・相手にインタビューして、どのスペックが大事か確かめて、そこをほめる
そして
・相手の性格を、相手のダイジなことから自分と比較してほめる
・4人で組んで共通価値観を作り、一人選んでそのヒトをみなでほめる(全6チーム発表)

自分の勝手でなく、相手の視点でほめることの練習だ。
もう一つ、定量的に、もしくは具体的にほめること。

チームによっては、最後のプレゼンテーションも、かなり具体的に、かつ説得力持ってほめちぎっていた。
最優秀チームには「ハーレーせんべい」
ベストほめられたヒトには「ハーレー子ブタ(黒)」
ベストプレゼンターには「ハーレー子ブタ(オレンジ)」

Feedbackでは、
・ほめるがこんなに難しいとは
・誉められて気持ちよかった
・誉めて気持ちよかった
など。
これからも、相手のダイジなことから考えて、うまく誉めてね。大学も、自分も。

それが入試や面接での「意味ある主張」に繋がるから。