2009年06月06日

ウズベキスタン戦に思うこと

テレビでは、サッカー中継だけでなく、ちょっとで良いから街の様子とか、人々の暮らしとかもレポートして欲しかったなあ。

そうすれば単なる敵国でなく、同じ夢を目指すライバル、と見られただろう。

そんなことをこれから一年間やろうとしている人たちがいる。

30代の独身男子2名、名付けて「世界一蹴の旅」である。

会場では、こんなものを掲げて受けを取っていた。

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来年の南アフリカでのワールドカップ開催まで、数十ヶ国を旅して回るという超絶企画だ。

一人はもと同じ会社でもある。

確か、4年前もやっていたと思う。

3年働き、1年世界一蹴。

健康に気をつけて頑張って欲しい~~~

2009年06月04日

『正しく決める力』初版の誤字修正

今のところ、初版において次の2カ所が判明している。

・P66:(誤)PC-8001向け→(正)PC-8801向け

・P144:(誤)たこてる→(正)たごあきら

特に後者は、なぜこうなったのか全くの謎である。原稿ではもちろん(正)の通りなのだが・・・
多湖輝さん、すみません。

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知人より追加指摘あり・・・

・P28:旭山市外からの→旭川市外からの

まだまだあるかぁ

2009年06月04日

6~7月の活動予定

現時点で決まっている講演・授業等の予定は以下の通り。
・6/10 The21発売(記事あり)
・6/20 東京明新会総会での記念講演
・6/24 田園調布雙葉高校 3年情報論 第3回「発想力」
・6/24 Good Find(スローガン)で大学生向け講義
・6/27 KIT虎ノ門大学院 説明会
・7/11 SMBCコンサルティング「新・発想法トレーニング
・7/25 COBSセミナー@KIT虎ノ門大学院

忙しいような、そうでもないような。
5月の山は、とりあえず乗り切った感じ。これからは、秋に向けての仕込みの時期。

2009年06月02日

ホルモーとオーデュボン

長女の薦めにより、「鴨川ホルモー」を読んだ。

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面白かった。

京都に住んだことがあるわけではないが、町は好きで何度も訪れている。

先日も、鴨川沿いの町家に泊まったばかり。

夜中、先斗町を抜け、三条辺りまで歩いた。

河原には無数の若者がたむろっていた。

歌う人、踊る人、火を噴く人、さまざまであった。

そんな京都の雰囲気を味合わせてくれる一品だ。

早速続編も買った。

本屋で見かけて「オーデュボンの祈り」も買った。

これまた秀作だった。

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かかしと青年と桜と鳥の、物語。
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伊坂幸太郎、恐るべし。

東野圭吾の新作、「パラドックス13」も買ったが、未読。

2009年05月30日

21.5+21.5=?

もちろん、21.5+21.5=43ではない。

21.5インチのワイドディスプレイを2台横に並べてみた。

画角としては、41インチくらいか?

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これまでが17インチ2台なので、高さは同じで横に1.4倍くらい伸びた感じ。

右端から左端まで距離があるのでどうかなとおもったが、一瞬で慣れた。
HDCP対応なのでこれで地デジも見られる。

 
これに、USBのバスパワーで駆動できるディスプレイもつけるつもりだったが流石に要らないかな。

と思ったが、買っちゃったのでやっぱりつけてみる。
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8インチだが800x600なので結構な情報が表示できる。

音楽用か、メール用か、メッセンジャー用か。

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便利だと思う。

やはり、画面が大きいと作業がしやすい。

ホルダーの表示にせよ一覧性が高く、探したり動かしたりせずに済む。

I/Oデータの、LCD-MF221XBRと

CenturyのLCD-800

それにしても1920x1080の21.5インチが18480円とは、安くなったものだ・・・

Amazonにて購入。

2009年05月28日

幼年期の終わり:5/24/09 Mindsetにて

「幼年期の終り」とは、もちろんSF界の巨匠、アーサー・C・クラークの代表作だ。
訳本が何種類か出ているのだが、実は私が子どもの頃読んだのは、
「地球幼年期の終わり」創元推理文庫(1969)だった。
そう、それは人類の進化に関する、壮大で悲しい物語。

さて、今回Mindsetでの授業、前半は「決める力:サバイバル」のワークショップだった。
そして後半、なんと自分物語を中学生たち(と後ろにいる大学生たち)に語ることになった。
MONOGATAL、と言うらしい。

ここからは、MindsetのHPから抜粋、加筆してお届けしよう。

話したテーマは、「幼年期の終わり:大人になった瞬間」

まずは、中学1年のある朝のこと・・・

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「落ち着きのないままじゃモテない!これからは、まずは道をまっすぐ歩くようにしよう」
そう勝手にルールを決めて、歩道の線に沿ってまっすぐ歩くようにした。口も、ぐっと閉じていよう、と。
はじめは結構大変だったけど、おかげで良い歩き方になった、と思う。

そこで気付いたのは、”習慣は第二の天性”ということ。

やると決めて、続けていくことで、それは必ず身につく。続けることで、生まれつき出来るようなものになる。
自分の性格すら、変えられる。

次の「瞬間」は高校時代に親友Yと、昼食をめぐって話しているとき、訪れた。

私の「何食べる?」に、彼は「何でも良い」と一言。
ちょっとむっとした私は「何でも良いじゃ困る。なんか意見言えよ」と詰め寄る。
でも彼は平然と
「いや、本当に何でも良いんだ」
「俺は、拘るところとそうじゃないところを決めている」
「食事は、拘らない」「だから、いいんだ」

衝撃だった。
なんでも一律に考えていた自分に気がつき、彼の「分離思考」と「行動」に驚かされた。

それから、自分でも気をつけるようになった。
特に練習したのは、「思考と悩みの分離」

約束に遅れそうなとき、焦って悩んで悲しくなったりする。
最短経路を考え、行動するときに、そういう感情は、ムダだ。
冷静に考え、行動し、しかるのち、ヒマがあったら反省すればいい。

感情を、うまく分離すること。これも、訓練でつく第二の天性、だと思う。

そして最後が「ゴミの話」

高校生のある日、家の廊下にゴミが落ちていた。

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普段だったら放っておくゴミ。でもフト、思った。
…このゴミは、誰が片付ける?

放っておけば、誰かがやるかもしれない。たぶん親だろう。
けど、今自分がこれを片付ければ、親の仕事は減る…。
じゃあ、やろう。と自然に思えた。

それが、私が大人になった本当の瞬間。

「言われたからやるんじゃない。やらされてるからやるんじゃない。自分からやる」

“やらされてること”が多いうちはまだまだ子ども。
大人になるということは、それを減らしていくこと。
そういう瞬間が君たちにもいつかくると思う。楽しみに待っていて!

2009年05月27日

田園調布雙葉 高3 情報システム論 第2回「ほめる」

5/20に阪大で始まった夢の8連戦。今日はその最終日。

九品仏で見学者と待ち合わせて、1030定刻にデンフタ入り。
高3の選択科目、情報システム論の授業だ。

生徒さんは24名。今日は新ネタ「ほめる」!
iPodをほめ、ヒトをほめよう。

手順としては
・iPodをただほめる
・2人で組んで、相手のiPodを自分のと比較して、特定スペックにおいてほめる
・相手にインタビューして、どのスペックが大事か確かめて、そこをほめる
そして
・相手の性格を、相手のダイジなことから自分と比較してほめる
・4人で組んで共通価値観を作り、一人選んでそのヒトをみなでほめる(全6チーム発表)

自分の勝手でなく、相手の視点でほめることの練習だ。
もう一つ、定量的に、もしくは具体的にほめること。

チームによっては、最後のプレゼンテーションも、かなり具体的に、かつ説得力持ってほめちぎっていた。
最優秀チームには「ハーレーせんべい」
ベストほめられたヒトには「ハーレー子ブタ(黒)」
ベストプレゼンターには「ハーレー子ブタ(オレンジ)」

Feedbackでは、
・ほめるがこんなに難しいとは
・誉められて気持ちよかった
・誉めて気持ちよかった
など。
これからも、相手のダイジなことから考えて、うまく誉めてね。大学も、自分も。

それが入試や面接での「意味ある主張」に繋がるから。

2009年05月26日

希望ヶ丘高校で「発想力」授業

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岩田さんにお招きいただいて、神奈川県の希望ヶ丘高校へ。
晴れていたので、バイクでびゅん。
東名、保土ヶ谷バイパス、厚木街道を経由して、30分足らずで着いてしまった。電車ならdoor to doorで1時間10分は掛かる。

さて、22名の高校生諸君と90分間の授業だ。

・バイアスの話
・イロのフシギ
・円柱のフシギ
コップのフシギ1.2
・紙コップ
・Uコップ
と続く。コップ4連発だ。

「紙コップ」ネタを、実際にやってもらうのは今回が初めて。
でも、まあまあの流れで進めることが出来たように思う。

終了後、お昼を数名の生徒さんとご一緒。
授業を離れてなので、面白い質問もあった(笑)

帰りは、希望ヶ丘駅前が一方通行で渡れず、しばらく彷徨う。
近所のおじさんに聞いて無事、厚木街道へ。

来週は、「復習」をやってもらう予定。
みんな、ちゃんと学びを実践に繋げられているかな?

2009年05月25日

「書体の不思議」公開

発想力の、フシギ・シリーズ。本のフシギの中に「書体」が加わった。

「北」

この文字、何がフシギか、分かりますか?

2009年05月24日

Mindsetで中学生(と大学生)に「決める力」授業!

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日曜日、福井から飛行機で飛んで帰ってきて麹町のグロービスで卒業式レセプションに顔を出し、その後、東大本郷へ。

一年ぶりのMindsetでの授業だ。

前回は「発想力」だったので、今回は「決める力」

中学1~2年生たち(含む小6一名)に、サバイバルのケーススタディをやって貰った。

まずは「墜落」

大学生が混じったチームだが、そんな簡単に整理された議論が出来るわけがない。

うまく仕切らないと・・・と、
焦る大学生たち。
でも、それでいいんだな。自分たちがうまくできないことを自覚するのが第一の目的。

答えと共に、「考え方」「話し合い方」を提示して、さてもう一回。

今度は「沈没」

問題は10行もないが、簡単ではない。

かつ、今度は大学生の助け無し。子どもたちは皆苦戦している。(いや、大学生も大人たちも・・・)

でも、話し合い方は随分よくなってきた。

こういった考え方を普段からやれる感じになったかなあ・・・
「ダイジなことから3段階で考える」
「話し合い方、時間配分を決める」
等々。

後半は、自分を語れ、ということだったで「幼年期の終り」と題して、自分が「大人になった瞬間」の話をいくつかした。

・歩道の白線
・友人の一言
・ゴミ
いずれも本邦初公開。

最後に、Q&A

車座になって、しばらくお話し。

さてさて、みんな、楽しかったかな~~~

終了後、参加していた大学生たちともお話し・・・というかサイン会?(笑)

詳しくは、こちらを。

http://mind-set.jp/contents/blog/2009/05/post-54.htm