2012年07月05日

プログラムエウレカ:発想力プログラム@新渡戸文化アフタースクールday9。「伝える」だ!

今日は新渡戸文化アフタースクールでのプログラムエウレカday9。前半の11回のうち、残すはあと3回です。 
そして今日のテーマは「伝える」。自分の意見を伝える、プレゼンテーションの練習です。 

もちろん、今日もくり返しです。2回、やります。 

まずは話すテーマを選んで、大きな紙に自分の意見を書きます。 
テーマは「好きなスポーツ・科目」「欲しいもの」「あこがれの職業」から選んでもらいました。発表内容は「なに?」「なぜそれ?」「そのためにどんなことをしている?」です。 

でも早速、Sくんから要望が。「このテーマ以外でもいいですか?」 
もちろん!これに合わなくても、言いたいことがあるなら、それでいいよ。よくぞ聞いた! 

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子どもたちの発表会場をしつらえます。 
椅子15個でお立ち台をつくり、それをみんなが半円状に取り囲むよう椅子を配置します。 
さあ、いよいよ第1回目の発表会です。 

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自信家も、恥ずかしがり屋さんも、います。でもみんな、よい発表でした。 
でもまだまだです。なので「特訓」を行います。みんな中庭に出てください! 
特訓は3つ。 

・特訓1:大声で自分の名前を言う 
・特訓2:前を見てまっすぐ歩く 
・特訓3:2秒間、相手の目を見ながら話す 

8人が3班に分かれて、これらの特訓を順々にこなしていきます。 

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視線が定まらない子、まっすぐの線上を歩けない子、色々です。でも練習です。 
みんな大きな声は出ていたなあ(笑) 

部屋に戻って、もう1回、発表の準備をします。 
さっき書いた紙を改良してもらいます。絵を足したり、言葉を足したり。 
「さっきと違うことでも良いですか?」 
もちろんだ!違うことが話したくなったのなら、それでいい。でも少し急いでね。 

2回目の発表は、みんなとっても上手になりました。 
紙を見ないでも話せる子、もっと理由がはっきり話せた子。 
自信家はより自信たっぷりに、恥ずかしがり屋さんは、私のサポート無しで、しかも聴衆の目をゆっくりしっかり見ながら話せるようになりました。 

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最後にベストプレゼンターを表彰します。 
2位は自信家のSくん。お見事でした。 
そして、1位は・・・・恥ずかしがり屋のOさん。ほんとに上手だったよ~。 

Oさんは3つめのルークキーホルダーを、Sくんは初めてのルークキーホルダーをゲットしました。 
Sくん狂喜(笑) 

子どもたちは、枠をつくってあげると、やりやすい。そしてそれを超えることを憶
える。コツは自由に楽しい雰囲気で、くり返すこと! 

さあ、前半戦、残り2回が締めくくりだ。 
コップを調べて考えて、オリジナルのコップをつくって発表だ!!!!

2012年07月03日

新刊『実例で必ず身につく! 一瞬で大切なことを伝える技術』、Amazonにアップされました

私がかんき出版の濱村さんに 
・先週金曜、グロービスのMBA卒業生同窓会に出てきました。 「教え子」たちと話したのですが、いくつか「伝える技術」の実践例を。これだけで本になるかもしれません。(以下、AMGやルネサンスの話) 
とメールをしたのが、1/24。 

翌日には彼から 
・ご提案いただき、誠にありがとうございます。「伝える技術」続編となる実践編、とても面白い企画ですね! 
・早速、編集長のOと営業部長代理のMに本件を相談し、ぜひやらせていただきたい、という結論になりました 
とお返事。 

その翌日にお会いして正式に執筆依頼を受け、内容を打ち合わせてスタート。超クイックスタートでした。 示された出版時期は7~8月。前著の余韻が残るうちにと。
ということは、5月連休明けには初稿を出さなくてはいけません。

でも目次案を考えるのに、数週間。 
2月に濱村さんと目次案をやりとりして、中盤から執筆スタート。 
となるかと思いきや、もう1ヶ月半、取材とか研修・授業をやっていました。 

上尾に行ったり、両国に行ったり。 

そのうち、KIT虎ノ門の受講生からも「重要思考」実践事例の情報がいろいろ貯まってきて、いよいよ本格的に書き始めたのは4月の始めでした。 

そこからは早くて、一ヶ月後の5/6には初稿ができあがりました。 

そこからデザイン作業がスタートし、初校が出来、タイトルが決まり、カバーデザインが固まっていきました。 
前回に引き続き、デザイン・DTPはムーブの新田由起子さん、カバーデザイン等は装丁家の井上新八さんです。安心です。 

今回のカバーデザインには、かんき出版の女性社員のみなさんの意見が強く反映されています。 

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もともとはグレー系だったのが、金色になりました。ブルー系だった文字も、ピンクになりました。 
前著にも増して、女性読者を惹きつけたいという思いからです。 


本の企画アイデアを出してから半年弱。本作りもいよいよ最終工程です。今頃きっと、神田あたりの印刷工場で版がつくられ、印刷機が回り始めているのでしょう。どきどきです。 

でもこれからは、本のプロモーション活動がダイジになってきます。 
どうターゲット読者に届けるのか、潜在読者を呼び起こすのか。秘策はありませんが、地道にやっていきます。 

まずは、先回同様の「初版限定の無料研修のチケット」から。 
・8/9(木)1900~2030 
・9/1(土)1530~1700 
いずれもKIT虎ノ門大学院にて行われます。 

初版本限りですので、ご希望の方はお早めに~。 

2012年06月25日

健康診断の日。バリウム歴25年!

午前中は一時間かけての健康診断@溜池山王。
といってもほとんどは待ち時間なのだが、お陰で次の研修の方針を考えられた。
ぼーっとする、スマホなき時間もダイジなのだ。

まずは身長、体重測定から。
身長はジワジワ縮んで行くわけだが、問題は体重である。

2006年にアクセンチュアを辞めた頃がピークだったかな。
大学卒業時プラス12kgくらい。
長女に「・・・太った?」と言われてちょっとショック。

それからじわじわダイエットしている。

まずは暇に任せてスポーツクラブに毎日行って泳ぎまくったが、1km連続で泳げるようになって達成感とともにあっという間に挫折。
やっぱり、平日の午前中だと70歳以上の女性95%だからなあ・・・(すみません)。

それからは、ただ食事を気をつけて、ちょっと散歩する生活。
1年で2~3kgずつ減らして、4年でマイナス10kg。
それからは横ばいだが、これで大学卒業時プラス2kgの状態である。

あと2kg頑張れば、大学卒業時と同じ。
さらにもう2kg頑張れば、高校卒業時と同じである。

そこまではやろうかなあ。

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健康診断のハイライトはもちろんバリウム検査である。
BCGに入社以来毎年なので、ほぼ25年間飲み続けている。

昔に比べれば、ずいぶん美味しくなったし、ずいぶん検査方法も変わった。
特に検査の姿勢は、毎年少しずつ変わる。ヒネリが加わったり、なんたり。
今年の新作は、「ちょっとお辞儀をする」だった。

この陰には、いろいろな姿勢を試させられる、被験者がいるのだろう。
ポーズを撮ってはふむふむと画像の写りや病変の明確さをうれしそうに確認する医師たちの表情が思い浮かぶ。

これからも頑張って欲しいものだ。
毎年少しずつ進化する、その検査技術を味わいかつ、なるべく迅速にその要求に応えようとする患者が、少なくともここにひとりいる。
今年も華麗な台上ターンで、最速の検査を終わらせた。


直前に遠くを見まくって視力も1.2オールを維持した。
あとは検査結果を待つだけである。

去年と同じように「コレステロール高いとオシムになるよ」というパーソナルメッセージが、届くのだろうか・・・。


帰ってからは、早稲田大学ビジネススクールのCMR講義のレポートfeedback。10人やって力尽き、お昼寝に突入。

でも原稿の再校が明後日には戻ってくるそうなので、あと10人分、明日午前中には終えないと。

明日午後は、AMGでの主任初任者研修、2日目。(数が多いので80人ずつ2回なのだ)

2012年06月24日

たのしい(´・ω・`)?

6/18~24は怒濤の1週間であった。 

いわゆる講演・研修が6つ。 

・bon voyage有栖川 プレ講座 
・啓文堂書店 全店長会議 
・プログラムエウレカday6 
・bon voyage有栖川 プレ講座2 
・goodfind 大学生講演 
・KIT虎ノ門 公開講座 
・日経新聞 MBAフェア パネリスト 

・・・あれ、7つだ。 

その合間を縫って、本の校正と、ダイヤモンドオンラインの執筆、授業レポートのfeedback。他にAERAの取材、各種打ち合わせがいくつか。 

プラス、早稲田大学ビジネススクールでのCRM 3時間授業。 


久しぶりに目が回りそうだったので、(@_@)」と長女にメールしたら、「たのしい(´・ω・`)?」と鋭い突っ込み。 

基本、自分で選んだ楽しい案件ばかりなので、大丈夫。 
たまたま集中しちゃったのよねえ。この1週間に。 


来週はイベント系は2つだけ。ただし、各々4時間くらいで長いのだった(笑)
・大田区役所 3年目職員研修
・AMG主任初任者研修

ふぁいとー

2012年06月16日

『リーガル・ハイ』第9話を見たか!堺雅人を聴いたか!

堺雅人、大好きである。
といってもちゃんと見たのは『篤姫』と『塚原卜伝』のみ。
基本、役柄はおとなしめである。

今回の『リーガル・ハイ』は、堺雅人が主人公役と聞いて見始めたのだが、以来、録画して欠かさず見ている。
なんとも堺雅人演じる弁護士 古美門研介(こみかど けんすけ)のエキセントリックなこと。
カネのためにならどんな訴訟も引き受け、無敗神話を誇る。
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淀みなく繰り出される激辛の毒舌は、内容はともかく、聞いているだけで気持ちがいい。

6/12の第9話は「恩讐の村人よ…美しき故郷を取り戻せ!!」前編である。

化学工場を誘致し、過疎から立ち直った南モンブラン市。
しかしそこで老人たちを中心に、公害被害が出始める。
立ち上がる老人たちは古美門を頼るが、けんもほろろに追い返す。

「みじめな老人どもは大嫌いだ!」
「彼らには、戦争とズワイガニ食べ放題付きツアーの区別がまったくついていない!」

途中から手伝い始めた古美門だったが、逆に老人たちは化学工場を所有する大企業社長の「誠意ある」言葉にあっさり矛を収めようとする。

「誠意が見れたらいい」「絆を確認出来た」「見舞金 一人20万円で十分だ」

古美門は激高する。

「この村は昔、蚕を飼い美しく絹をつむぎ、絹美(きぬみ)と呼ばれました」
「それが過疎になり補助金目当てに合併をくり返し、南モンブラン市と名を変え、今や大企業にゴミ屑扱いされています」

「これで土地も水も蘇るんでしょう、病気も治るんでしょう、工場は汚染物質は垂れ流したままだけどきっともう問題は起こらないんでしょう。だって、絆があるからぁ!

「老人だからなんだ。病気がちだからなんだ。いたわって欲しいですか、慰めて欲しいんですか」
「先人たちに申し訳ないとは、子々孫々に恥ずかしいと思わないんですか。何が南モンブランだ、絹美村は本物のモンブランよりも遥かに美しいと、どうして思わないんですか!」

「誰にも責任を取らせず、見たくないものを見ず、みんな仲良しで暮らして行けば楽でしょう。しかしもし、誇りある生き方を取り戻したいのなら、見たくない現実を見なければならない、深い傷を負う覚悟で前に進まなければならない、戦うとはそういうことだ!グチなら墓場で言えばいい!」

「カネがすべてではない? カネなんですよ。あなた方が相手に一矢報い、意気地を見せつける方法は、奪われたものと踏みにじられた尊厳にふさわしい対価を勝ち取ることだけなんだ。それ以外にないんだ!」

堺雅人の口から迸る、圧倒的なセリフたち。

参った。
3回聞いたが、3回涙が出た。

別にストーリーそのものに感動したとかではない。
このセリフの言葉ひとつひとつに、彼の表現力に負けたのだ。

同時に、この第9回のテーマ(くり返し述べられる主題)にも。

「絆や誠意に逃げるな。誇りを取り戻したいなら、傷を負おうと戦え」


次女にその話をしていたら、「お父さんがドラマ見るなんて珍しいね」
確かに。
『坂の上の雲』(足かけ3年、年末のみ数回ずつ)とかを除けば、篤姫以来である。いや篤姫も半分くらいしか見ていなかったが。

ああ、最終回が待ち遠しい。
いや、もったいなくて、すぐには来て欲しくない。
う~っむ。

2012年06月14日

『プログラムエウレカ』もうday6だ!ペットボトルのヒミツ

イロのフシギや紙コップのフシギを発見・探究してきたプログラムエウレカ。

新渡戸文化小学校アフタースクールでの週一プログラムなのですが、いよいよday6です。

前回、コンビニエンスストアで「ペットボトルのカタチ」を調べてきてもらいました。
みなその場で、必死に(床に座り込んだりしながら・・・)スケッチし、観察していたらしい(笑)
(私は2回に1回登場。残りの回はグロービスのメンバー主導でやっています)

day6も、1530からの90分。
参加者は3年生6人、2年生2人、1年生1人。おとなは私を入れて5人です。

やったことは、下記の通り。

1. コンビニエンスストアでの調査情報整理(大きさの大中小を書き入れ、炭酸を区別し、「炭酸は円柱!」を発見)

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2. なぜ円柱かカンガエル。四角柱だと何が困る?

3. 手つなぎ実験でシラベル(4人で四角く手をつなぐ。中に大人が入って圧力をかけると・・・)

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4. つまり四角柱では「圧力」に負けると結論(ここで子どもから「じゃあ、四角柱に炭酸を入れたらどうなるの!」と絶妙なアシスト)

5. しゅわしゅわ実験でシラベル(重曹とクエン酸で炭酸を発生させて、四角柱ペットボトルを丸くする。全員自分で実験)

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6. 炭酸ペットボトルが円柱なのは!でまとめる(2人、円柱ペットボトルに入れていたので「円柱なら変形しない」も言えた)

7. 炭酸以外だと四角柱が多いのはなぜかカンガエル(本当は1.に戻ってやりたかったが時間がないのであきらめた)

8. ペットボトル身体測定実験でシラベル(2人ひと組、円柱・四角柱ペットボトルを渡し、その身長・体重・ウエスト・幅を測定させる。ミリを知らない、整数しか知らない、が盲点・・・)

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9. 身体測定結果から2つの差をカンガエル(結果を聞いて板書する)

10. 最後に2種類のペットボトルを横に並べて、同じ幅でも入る本数が違うことを確認(子どもたちは「同じだろ~」で、数えて(゜д゜)!)

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11. そうすると誰が嬉しいのかをカンガエル。時間がないので「お店のヒトが嬉しいのだ!」と示して終了。

各種実験はとっても盛り上がりました。各種実験自体は今後も使える感じでした。

このプログラムの密かな目標は、「カンガエル、シラベル、カンガエル」のサイクルに慣れること、考動力を高めること、です。

反省点がいくつか。
・ペットボトルはすぐチャンバラに使われる。コントロールが必要
・1.はday5でカバーできればよかった
・身体測定に意外と時間がかかった。なぜなら整数しかしらないから。ハカり方の工夫が必要。電子ノギスとか
・ほんとうはカタチのフシギ全体の振り返りもしたかったが時間切れ

発見!
・ペットボトルのウエストをハカろう!と言ったとき、3年男子はやり方を考えて、すぐ動いて、ゴミ箱から梱包ベルトをゲット
しゅわしゅわ実験では四角柱のペットボトルが基本だが、女子2名が円柱ペットボトルに拘ったために、かえって対照実験ができた

ひょうたんからコマ、でした。
それを見逃さないこともダイジだけどね。

2012年06月06日

京王線 中吊り広告(6/6.7のみ)と啓文堂書店ビジネス書ランキング1位!

京王線中吊り広告20120606.jpg


こんな感じで、吊られています(笑)
京王新宿線、井の頭線で、今日明日限り!

啓文堂書店さんでのビジネス書大賞フェアも大々的に行っていただいています。
先日の明大前店、渋谷店さんに続いて仙川店さんです!

啓文堂仙川店1.jpg
仙川店2
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そして、そのお陰でなんと、啓文堂書店さんでのビジネス書ランキングで1位に!
5/28~6/3の結果です。

ランキング [ビジネス]   啓文堂書店   啓文堂書店-201359.jpg

ありがたいことです。頑張れ~~~。

2012年06月06日

田園調布雙葉での「決める力」授業とVenusたち

今日は田園調布雙葉高校に伺っての100分講義。
1045~1235の3.4限でした。

教員の小林潤一郎さんが受け持つ「社会情報論」での講義は、もう6年目。
選択授業での少人数講義を毎年1~3回やっています。

そのなかでも必ずやっているのが「決める力」です。
幼稚園や小学校から、高校までの一貫教育のなかで、進路を決める機会がなかった彼女たち。
彼女らは高校3年生の今、初めて進路の選択に臨んでいるのです。

さて、それはともかく、今日は100年に一度の天体ショウ「金星の太陽面通過」の日でした。
稀少さで言えば金環日食の比ではありません。
なんせ次回は世界中で105年後だというのですから。

ところが台風の影響で、東日本は厚い雲の下。
関東地方は朝から雨模様となりました。

金星の太陽面通過が観察できるのは、7時11分から13時48分まで。
その間に、一度でも太陽がのぞくといいなあと思いつつ、九品仏に向かいます。

小林潤一郎さんは実は、沖縄への修学旅行中でいません。
10名の生徒たちに、サポートの酒屋先生と、AMGの澤野さんを加えての12名を3班に分け、「サバイバル」演習です。

でも最初に宣言します。
「今日一番ダイジなのは、金星の太陽面通過です。陽が差したら授業は中断しますのでそのつもりで!」

南側の窓の外はベランダ兼通路。普段はブラインドが締め切ってあります。
そこを全開にして講義をスタート。
「墜落」「解説」「反省」と進んで、前半修了。

反省のパートでは、点の良かったチームで面白いディスカッションがありました。

「私たちは役割分担とかはしなかったけど、うまく決められていたよね」
私が突っ込みます。「なんでだろうね?」

「チームワークがよかったから!」
もう一回突っ込みます。「チームワークってなんだろう?」

そうしたら別の子がそれを受けてこう言いました。
「私たちは元々、意見が同じだったからうまくいっただけじゃない?」

「実は前提が違っていたけど、気がつかずに流しちゃった」
「アイテムの使い方も、ちゃんと議論しなかったよね」

そうそう。いいねえ。

後半戦、終盤は子育て論です。
育てられている側であり、そして、遅からず育てる側になる彼女らに、語りかけます。
「ヒマとビンボーとお手伝い」こそがダイジなのだと。
「三谷家ではテレビとパソコンとゲームで合わせて1日30分!」の下りでは、生徒たちから悲鳴が上がります。「ヒドイッ!」

いよいよ盛り上がったとき、なんと外の風景に「日陰」が加わりました。
陽が差している!!!
すぐに授業を止めて叫びます。
「ベランダにはどこから出られる!?」
「こっちからです!!」

いの一番に飛び出して、日食グラスで太陽を見つめます。
おお。太陽の端の方に、確かに小さな点が!

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(こちらの「つるちゃんのプラネタリウム」より)

いつの間にか、クラスのみんなもベランダに出ています。
一人ひとり、私の日食グラスをかわりばんこに使って眺めます。
「見えた!」「わかんな~い」

たった数分間の観察会でしたが、一生忘れられないものになったのではないでしょうか。何せ次は105年後なのですから。

授業の感想コメント
には、
「今ちょうど悩んでいることがあり、助けにもなりました。面白かったです。本を読んでみます!」
「判断力は大人になれば自然と身につくと思っていたが、今から養わなければいけない。今からでも意識して、問題を自分の意思を持って解決していきたい」
と。

金星のお陰で、最高の授業になりました。

2012年06月02日

6/1より啓文堂書店 全店で『一瞬で大切なことを伝える技術』フェア!

啓文堂書店 ビジネス書大賞のご褒美として、6月の1ヶ月間、全店でプッシュしていただけるのです。

専用の赤い帯を巻いての登場です。

明大前店ではこんな感じ。
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マークシティの渋谷店では平台です。

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そして今朝の6/2日経朝刊ではドーンと広告を打っていただきました。
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みなさん、ご覧になりましたか?

実は新聞広告は4回目。11月の出版後、12月に日経で、1月に読売で。
丸の内キャリア塾のレポート記事が日経夕刊に出たとき(12/20)にその横にちょこっと。
そして今回、発刊7ヶ月目での掲載です。
かんき出版のみなさん、そしてここまで『一瞬で大切なことを伝える技術』を支持していただいたみなさんに、感謝します。


フェアに連動して京王線全線では、6/6.7の2日間、中吊り広告まで!
フルカラーです。見つけてあげてください~。

2012年06月01日

認定看護管理者制度ファーストレベル研修@AMG

87名の看護師さんがズラリ! 

これから2ヶ月間、150時間にわたるファーストレベル研修が昨日、上尾市のAMGキャリアサポートセンターで始まりました。 
埼玉を中心に東京や千葉からも参加者が。 

午前中が開講式と情報検索の仕方。 
午後は任意参加なのだけれど、全員が残って私の『決める力と伝える力』講義を受けました。 

センター長の井上さん始め、スタッフのみなさんも混じって90名超が、「サバイバル」始め、多くの演習にトライしました。 

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5分休みを3回入れた、3時間講義です。 

「重要思考でジコジマン」に頭を抱えていらっしゃる方もいましたが、概して吸収は早く、上手に使いこなしているヒトたちも! 
とにかくノリがよくて盛り上がるので、あっという間でした。

7/13に再会です。 
それまでのみなさんの研鑽を期待しています!! 


AMGでは、主任初任者研修も担当します。多人数なので2回に分けて、6/7と26に。 
医師以外の全職種が対象です。 
楽しみだなあ。 

バイクで行ったら、帰りの時間に豪雨となり、しばらく待って小雨の中、帰宅。 
虹に向かってバイクを走らせることになりました(笑)