カテゴリー: 08 執筆生活

2013年04月10日

『経営戦略全史』刊行前セミナー、大盛況!

4/9夜、平河町のディスカヴァー・トゥエンティワン本社で、『経営戦略全史』刊行前セミナーを行いました。アカデミーヒルズとディスカヴァーの共催で、会場入り口では「刊行前」の本が、先行販売されました。

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会場にはいっぱいのヒトヒトヒト。そうほとんどが男性。
「戦略」ってやっぱり男のイメージなんでしょうか・・・
そんなことにはめげず(笑)、講演のスタートです。


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そうそう、これは有料セミナーでもあったので、参加者には「年表の巻物」を配りしました。

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100年×100人を網羅したレア品です。本を書く前に3週間かけて調査・構想がてらにつくったもの。それをディスカヴァーさんに横84㎝のカラー印刷をお願いしちゃいました!
講演は80分ほど。

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最後、質疑を少しだけして終わりましたが、その後も会場では、いろいろなご質問やお話しを伺いました。まだまだ改良の余地もあると感じましたが、有意義な会であったと思います。
アンケートでは「大変満足した」が5割ちょっと、でしたね。

講演前と後、合わせて40冊弱の『経営戦略全史』が買われていきました。
当日の午後に、凸版印刷から運び込まれた、できたてほやほやの本です。
ただし、カバーは間に合いませんでしたが・・・・

なので「本体のみ販売」「カバーは後で郵送」という空前絶後の販売方法をとりました。それでも、半数近くの方に買っていただけたのは、本当に嬉しいことでした。

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これですよこれ!

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ちなみに中身はこんな感じです。
ここは「架空対談」の様子。長崎訓子さんがイラストを描いてくださいました。
経営戦略論の巨人たちが、架空の対談を繰り広げています。

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こっちは本文。
吉岡秀典さんらしい、思い切ったレイアウトです。でも同時に、とても読みやすく、わかりやすくなっています。さっきの表紙デザインも、「カバーを外して持つヒトが多いから」ということで、思い切りシンプルにクールに仕上げられたもの。

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そしてこうやって、所々で通説にケンカを売ったりもしています(笑)

書店での販売は4/27から。Amazonも同じ。

ただし、東名の以下5店では、4/18から先行販売されますので、お急ぎの方はそちらへ~。
◎丸善 丸の内本店(オアゾ)
◎三省堂書店 有楽町店
◎紀伊國屋書店 新宿本店 3F
◎三省堂書店 名古屋高島屋店
◎ジュンク堂書店 名古屋店

ああ早く、読まれた方からの感想を、伺いたいものです。
ドキドキ(O_O)

2013年04月06日

『経営戦略全史』4/27刊行。東名5店で4/18から先行販売!

Amazonでも予約が始まりましたが、いよいよ『経営戦略全史』の発売日が決まりました。
4/27〔土〕です。前日には書店さんに着いていると思いますが、あと3週間となりました。

Amazonへのリンクはこちら、ですが、一刻も早く手に入れたい!という方(^_^)v は次の東名5店で4/18から先行販売されますので、お出かけください。


◎丸善 丸の内本店(オアゾ)
◎三省堂書店 有楽町店
◎紀伊國屋書店 新宿本店3F
◎三省堂書店 名古屋高島屋店
◎ジュンク堂書店 名古屋店

いずれも地域で一二を争う有力店。ドキドキしますねえ。

吉岡秀典さんによるカバーデザインはこんな感じです。でも実物は、もっともっと質感があって、細い箔押しもしてあって、良い感じですよ~。


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英語で「50 Giants of Strategy」とありますが、見出しレベルでちゃんと取り上げているのが、約50名。登場人物としては優に100名を超えます。
おおよそ20世紀初頭から現在までの100年余を対象としましたが、そこで経営戦略論を語るのにはそれだけが(最低限)必要だったのです。

さまざまなプロモーション講演を行います。今決まっているのは、
・4/9  アカデミーヒルズ刊行前講演@d21(満席)
・4/26 グロービス東京校(クローズド)
・4/28 グロービス名古屋校(クローズド)
・5/16 KITセミナー@KIT虎ノ門(初版本購入者のみ)
・5/25 KITセミナー@KIT虎ノ門(初版本購入者のみ)

そうです。KITセミナー@KIT虎ノ門が狙い目です。初版本にだけ入っている「チケット」が申し込み及び入場に必要ですので、ご希望の方は是非、初版本をお買い求めください。

経営戦略はなぜ生まれたのか。誰が何のために経営を、そして経営戦略を創り上げたのでしょうか。
最新の経営戦略論は、どんな理論をベースにしているのでしょう。そしてそれはわれわれに何を求めているのでしょうか。

90分間の中で、そんなお話しをし、みなさんと議論が出来たらと思っています。
お楽しみに!!

2013年03月29日

3/28書店版『超図解 全思考法カタログ』発売~!

3/28、ディスカヴァー・トゥエンティワンより、新刊が出ました。
昨年末、コンビニエンスストア限定(FM、L、CKTなど)で販売された『超図解 全思考法カタログ』の書店版です。


内容的には、ワークシート(空のフレームワークとか)が16頁増えています。
デザイン的には、中折りのホッチキス止めが、背表紙付きになり、こうなりました。

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ディスカヴァー・トゥエンティワンが直接取引する全国約4000店の書店さんでお求めになれます。

ちなみに本日(3/29)確認したところ・・・玉川高島屋の紀伊國屋では、

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エンドと平置きの両方で大きく扱っていただいていました。ありがとうございます~。m(__)m

でも、駅対岸のライズ文教堂には、置いてありませんでした(爆)
も~~~。

論理思考に発想思考、20の思考ツールを解説した『超図解 全思考法カタログ』
拡げて絞るのに必要十分なこの20ツールをお楽しみください。

追っかけ、電子書籍版も、出る予定です。

2013年03月28日

『経営戦略全史』4月中旬発刊へ! ここまでの振り返り

おそらくは私の執筆人生最大の作品が、もうすぐ刊行されようとしています。


経営戦略論の歴史を20世紀初頭から描いたもので、頁数はなんと420頁余り。ただ、細めのA5版、ソフトカバーなので、それほどの威圧感はありません。
3/27の丸一日、平河町のディスカヴァー・トゥエンティワンの会議室に籠もり、校正作業をしていました。発刊まで私に出来るのは、あとはお祈りくらいです(笑)

書題は『経営戦略全史』となりました。ビジネス初学者からMBAホルダー、経営戦略論マニアまで、幅広く楽しめる内容となっています。

原稿を仕上げたのは去年の11月末。
そこから4ヶ月にわたる編集・制作・プロモーションの大航海が始まりました。
だって原稿段階では18万文字、写真・図版350点、だったので・・・。

ほどなくこの航海の布陣が決まりました。もともと、社長の干場さんの直轄案件だったのですが、この世界に詳しい現場監督が必要です。『ハカる考動学』でもお世話になった、原さんが務められることになりました。

そしてなんとデザインはセプテンバーカウボーイの吉岡秀典さん。
星海社新書の装丁や、『僕は君たちに武器を配りたい』、
干場さんの「ロックな経営書を目指そう!」に呼応して参加いただけることに。

また、この本には9つの架空対談「巨人たちの午後」が配されているのですが、そこでのイラストをプラチナスタジオの長崎訓子さんが、書いてくださることになりました。
オリジナル絵本も描かれますが、『チーズはどこに消えた?』や『トッカン』のカバーでも大活躍!

吉岡秀典さんとの最初の打ち合わせは鮮烈でした。
「2色じゃなくて1色(白黒)の方が、シンプルに伝わりやすくなります」
「ハードカバーでもかわいくできます」
などなど。
見本となりそうな本をディスカヴァー社内からかき集めながらの、とっても楽しいミーティングでした。

リーダー:d21干場さん(社長)
編集:d21原さん
デザイン:吉岡秀典さん
イラスト:長崎訓子(くにこ)さん
図版:荒井雅美さん
プロモーション:d21山崎さん

そうそう、今回もさまざまなタイプのプロモーションを準備しています。

まずは発刊前に敢えてぶつけた4/9のアカデミーヒルズとのコラボセミナー
なぜ「敢えて」かというと、一般にこういうマニアックなものは、じわじわ読者によるクチコミで拡がるために、刊行前にはヒトを集めにくいからです。
でも読んでなくても、かつ3000円前払いでも敢えて来る「コアな層」に訴えるために、刊行前にやってみました。
・刊行前だが、内容の概要が著者から聞ける(当たり前)
・その場で見本刷りを買える(ハズ。ギリギリの進行中)
・サインももらえる(欲しければですよ、あくまで)

かなり不安でしたが、幸いなことにセミナー2週間前の3/26には定員80名が満席となりました。うれしかったので、お礼の特別特典を密かに制作中です。場所は六本木ヒルズではなく、平河町森ビルにあるディスカヴァー社内のセミナールームですのでお間違えなく。

さて、この他にも、コアな経営戦略ファン向けにグロービスでのクローズドセミナーを企画してもらいました。私の講座を受講した人たちが中心になって、今のところ名古屋校と東京校で行われる予定です。(4/28と4/26)

そして、東京ではKIT虎ノ門大学院での読者向けセミナーが、5/16(木)夜と5/25(土)午前に、行われます。『一瞬で大切なことを伝える技術』のときと同じように、KIT虎ノ門大学院に協賛いただいて、初版本にのみ「セミナー応募チケット」が入っています。
これがないと、申し込めないので是非初版本をお見逃しなく!

本文が400頁にも及ぶ本ですが、とても楽しく読めると思います。
もう何度も校正をしていますが、つい読み入ってしまうのが問題です(笑)
自分が書いたのに、フムフムと読んじゃうんですよねえ。

そのとき彼は「よきマネジャーは教室では育たない」と看破し、後年には「よき戦略は机上で定型的には生まれない」と結論(『戦略クラフティング』(1987))しました。ゆえにミンツバーグは、「戦略はパターン化できない」「状況次第で組み合わせ(コンフィギュレーション)よ」と叫んだのです。
そして経営戦略は、HBSのアンドルーズたちが信じていた「アート」(もしくは手工芸(クラフト))に戻りました。

なんて感じです。

経営戦略論は、行きつ戻りつ。さまざまな考えが出ては消えていきました。
でも変わらないものもあります。そして決定的に変わったものもあります。
130名を超える登場人物(主には50名程度)、90余の戦略コンセプトが絡み合う、経営戦略論の冒険活劇を是非お楽しみください。

おっとまだ、制作の途中でした。
巻末に索引を付けようとしているのですが、これがまた大変な作業で・・・(笑)
え?イマドキのMSワードなら一発で出来る?
ところがそんな簡単じゃないんです。「ベンチマーキング」には書籍名と、用語があります。「フォード」や「マッキンゼー」には人名と社名があります。「フリードマン」は2人います。
などなど。

編集の原さん、頑張りましょう~~~。

2013年02月22日

2013年上期の発刊予定です

この2013年の上期に、なんと3冊の本が出ます。


3月中旬
『超図解 全思考法カタログ〔仮〕』
昨年末、コンビニエンスストア限定で配本されたものの増補改訂版的な位置づけです。
巻末に、フレームワークシートがいろいろついています。
発想×論理、拡げる×絞る、で分類された珠玉の20思考ツールを堪能してください。
ビジネス初心者からベテランまで。
ディスカヴァー・トゥエンティワンより。

4月中旬
『ビジネス戦略全史〔仮〕』
私の20年間の戦略コンサルタント経験と、6年間の大学教授経験の集大成。
ここ100年の経営戦略の流れをカバーした、登場人物80人、400頁超の大作です。
でも固い本ではまったくなく、楽しく一気に読めるものになっています。
デザイナーは吉岡秀典さん。
これも経営の初学者からベテランまで。特にコンサルタントやMBA生は必読本です。
これもディスカヴァー・トゥエンティワンより。出版イベントをいろいろ企画しているので、お見逃しなく!

5月中旬
『子どもに大切なことを伝える技術〔仮〕』
子どもに言いたいことが上手く伝わらない!と悩む親向けの本です。
子どもにどう伝えるのか、なにを伝えるべきのかを、語ります。軽快にそして印象的に。
デザインはいつもお世話になっているムーブさん。
フォーマット案があがってきました。印刷して切って本に挟んでみると・・・。

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これまでに、まったくなかった素敵な「子育てスキル本」になりそうです。
親初心者から予定者まで!
実務教育出版から、出ます。感謝。

これから3ヶ月連続ですが、みなさま、よろしくお願いします。

2012年12月07日

『超図解 全思考法カタログ』の展開速報1

いま、こんな感じです。全国のコンビニエンスストアの店頭写真です。

 
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Facebook上で、コンビニエンスストアでの目撃情報を求めたところ、北は北海道、南は熊本まで、数十ヶ所から報告がありました。
 
写真を寄せてくださった方も30名ほど。その写真がこれです。
いろいろな場所で、いろいろに置かれています。
 
一番置かれていたのはファミリーマート。
数は少ないけど率は高かったのがサークルKサンクス。
そしてローソンの順でした。
まだ、セイコーマートでの目撃例は報告されていません。少なくとも札幌に住む次女の最寄り「せこま」には無かったようです。
(7-11はそもそも取り扱いがない)
 
店舗側の方針なのかゴムや紐で「結束」状態のものも、3割ほど。
立ち読み防止なのでしょうが、週刊誌や月刊誌ならともかく、こういった本だと、中身を見ずに買うことになるのでものすごく「買うハードル」を上げてしまっています。
 
こういったことは、本来、店舗側の工夫の話なのでしょうが、任せても仕方ないとなると取次や出版側で仕組みをつくるべきなのかもしれません。
 
配本としては1店舗当たりには多くて3冊、普通は2冊。そしてゼロの所も半分以上、といった感じです。
さてさて、何しろ足が早いコンビニエンスストアのこと。
もう数日が勝負なのかもしれません。
 
ドキドキですねえ。

2012年12月04日

お知らせ:書籍ページに『超図解 全思考法カタログ』を追加しました

本日、12/4より、『超図解 全思考法カタログ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が全国のローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、セイコーマート、ポプラ・生活彩家などでお求めになれます。


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書店では(Amazon等も含めて)扱っていない書籍のため、ご注意ください。

これにともなって、HPの書籍紹介ページに、『超図解 全思考法カタログ』を追加しました。

2012年12月03日

12/4『超図解 全思考法カタログ』発売@ローソン、ファミリーマートなどにて!

さて、みなさまにお知らせです。

ディスカヴァー21より、明日12/4、『超図解 全思考法カタログ』が発売されます。

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当面、書店には列ばず、全国の日販系コンビニエンスストアだけで販売されます。
お近くのローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、セイコーマート、ポプラ・生活彩家などで、お求めください。

コンビニエンスストアらしくなく、再発注が効かない仕組みで、打ち切れ御免の商品です(-_-)
コンビニエンスストアらしく、動きが悪ければ店頭からすぐいなくなってしまうでしょう(TдT)
ということで、ご興味ある方は明日以降、お近くのコンビニエンスストアを、要チェック!

前書きから少し引用します。

この本はなぜ「全思考法カタログ」という名前なのでしょう。
「全」は文字通りすべてです。思考法のひとつひとつ、ということではなく、全領域をカバーしているという意味で「全」を冠しました。「発想思考」と「論理思考」を中心に、「デザイン思考」をも扱っています。実務で必ず役に立つ、20の思考法を厳選しました。
そして「カタログ」。この本はカタログです。20の思考法が見開きの文章と図解によってシンプルに説明されています。
まずはざっと目を通して、気に入ったものを選んで練習です。くり返すことで、それはきっとあなたの技になります。
座って悩んでいないで、動いて考えましょう! まずはこの1冊から。

20の思考ツールは、こんな感じ。

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B5版くらいの可愛いサイズです。

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目次です。

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では!

2012年10月23日

1日あたりの活動限界量について

昔、コンサルタントとして仕事をしていたとき、悟った。

1日に英語をしゃべるのは3時間が限度。
いや、正確には聞くのが辛い。
聞き取りが得手ではないので、凄く集中しなくてはならないのだ。

だから英語の会話は1日3時間が限度。


最近、ブログだけじゃなくて、facebookもサボっている。

この2ヶ月、本の原稿を書いているからだ。

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昨日は7000文字、その前は8000文字書いた。
どう考えても限界である。

たぶん、1日5000文字くらいが原稿を書く限度。


日付が変わったので、ちょっと容量が戻ってきたかも、と思って書いてみた。

ウルトラマンの気持ちが良く分かる(ウソ)

2012年07月17日

充電の仕方:その1 読書

6月から始まった研修・授業ラッシュが、ようやく一段落。 
先週は7つ、先々週は6つの研修や授業があった。 

対象は小学校低学年から、社会人大学院生、看護師さんと多彩な顔ぶれである。 

次は来週水曜7/25の飲食関係者向け、までしばし休憩である。 
ふ~。 

ちょっと充電しよう。 

本を読んで、テレビを見て、ヒトと話して、ゲームして。 

いや、いつもしてるんだけど、時間制限無しで思い切り。 


まずは今日は、読書。 
次の次の本に向けて、ちょっとお勉強でもある。 
『アイデアのつくり方』 
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『意思決定のための「分析の技術」』 
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前者はヤング&ルビカムのヤングさんが1940年に書いたもの。超古典である。薄くてかわいいハードカバー。 
後者はマッキンゼーの後さんのもの。分厚くてギッシリ観が凄いソフトカバーなのである。 

今日はこれらを楽しみましょう~。 


そう、次の次の本の予定が決まったのである。 
次の本、は『実例で必ず身につく! 一瞬で大切なことを伝える技術』。明日、見本刷り。来週発刊。 
次の次の本は・・・まだヒミツである。発刊は11月くらいかな~。