カテゴリー: 04 講演・講義

2011年05月17日

女子栄養大で「企画力」授業x2

女子栄養大の人気講師でもある浅尾貴子さんにお招きいただいて、女子栄養大で講義をしてきた。

食文化栄養学科における1年生(および編入の3年生)の必修で、食文化栄養学総論Ⅰという科目だ。

110名を55名ずつに分けて、90分講義を2コマ連続で。

各教員が各回を担当する学科紹介的な科目で、シラバスには「学際的な分野である食文化栄養学科での学びへのいざないの科目である」とある。つまり、内容は自由だと言うことだ。
なので、商品企画に絡めた発想力講義をすることに。

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風邪でノドの調子が悪く、マイク無しではやりきれないか?と途中思ったがなんとか乗り切った。欠席者もなく、最後までみなの集中力を保てたのではないかと思う。


講義の前、お昼は「女子栄養大学の学生食堂」や「女子栄養大学のカフェテリア」でも有名な学食で、浅尾さんと長女と。

結構ボリュームがあるのであった。
ごちそうさまでした。


行き帰りはバイクで。
関越高速にたどり着くまでが大変なのと、帰りは雨模様でビビったが、なんとか無事生還。

2011年05月15日

リアル熟議@愛知教育大学

愛知教育大学はお山の上にある。

田畑に囲まれ、鎮守の森に隣接する、ひろいひろい丘の上の大学だ。
そして駅からは、シンジラレナイくらい遠い。
でもこここそが、愛知県の教育のメッカ、だという。

その巡礼の地で、昨日、文科省後援の「リアル熟議」が行われた。
主催である「誰でもヒーロー」の林さんに招かれ、第一部60分を担当した。
ズバリ『発想力』の講義である。

第二部の教育議論の前に、自らの頭を柔らかくすることと、教育に欠けていることを実感してもらうため、ということにしておこう。
参加者は教育関係者と院生さん、それに誰でもヒーロー経験者とグロービス経験者(笑)

60人ほどが「イロのヒミツ」や「紙コップのナゾ」に取り組んだ。
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はっきり言って、ノリはものすごく良かった。大人向けでは過去最高レベル。
これほどみなが大声で笑った授業があっただろうか。
これほどみなが悔しがった授業があっただろうか。
子どもたちの教育に取り組もうというヒトたちの、熱さと素直さを実感した60分だった。あ、伸びたので70分か。


外は穏やかな風の吹く、ぽかぽかな1日であった。

次には見るぞ、カキツバタ。

2011年04月20日

九品仏の、花

今日は田園調布雙葉の高3女子向けに「決める力」演習、と子育て論(笑)

東急大井町線の九品仏駅から商店街を下り、環状八号線を越える。
玉川浄水場脇の急坂を下ると、右側が小学校で左側が幼稚園。

休み時間には、屋上広場から、そして校庭から、元気な小学生の女の子たちの声が聞こえる。
だからここを通るのが、私はとても好きである。

そして突き当たりが、中高校。
もうお邪魔するようになって5年目、だろうか?

おっとその前に、見事な八重桜。

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写真は「ブラックガラス」のバンに映る姿である。

アクセンチュア出身の小林潤一郎さんのもつ選択授業『社会情報論』が、今日の戦場だ(笑)
相手は8名。もちろん初対面である。

最初のノリはちと悪く、ビビったが徐々に盛り上がり、最後はまあまあだったかな。

直後に参加者が乱打したFeedbackは・・・

・私の短い人生の中で自分で決めたことは本当にわずかだし、不安もありますが、今日教えていただいたことをいかし、壁を取り払って、悩むよりもむしろ楽しんで決断をしていけたらいいなぁと思いました。

こんな感じ。
みなさん、頑張ってね。決める『技』を、身につけよう。

これから一年が、みなの人生で初めての、決断と実行の時なのだから。


九品仏の商店街で、洒落たカフェを見つけた。
花屋かと思うほど。

名前もズバリ、花カフェ


お昼にランチのカレーを食べた~

入ったときは一人だったが、出るときには他に3組。
盛況であった。

2011年04月19日

京都の旅:嵯峨野児童館と嵐山

お招きいただき、京都の西、嵯峨野児童館にお邪魔した。 

小学校の校庭の一部に建てられた、学童機能付きの児童館である。 
午前中は保護者向けの活動をされ、午後は学童を含めた子ども向けの活動となる。 

校庭を使えるので、子どもたちにとって最高の場であるとともに、施設も素晴らしく、遊びや学びに最適と感じた。 


研修を行った大きな部屋には、スクリーンも備え付けられ、プロジェクターもしっかりしたモノ。 
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保護者のみなさん、職員の方々、また、児童館関係者のみなさん合わせて30名弱の研修だった。 

1030から1230過ぎまで、「サバイバル」と「生きる力」をしっかりやってもらった。 


参加者のノリは、存外、良かったように思う(笑) 
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館長の飯吉さん、言い出しっぺの塩見さん(ご夫妻)、早めの出勤で準備いただいた職員のみなさん、ありがとうございました。

また、お会いできますよう。 



終了後、歩いて数分の有栖川駅から京福嵐山線に乗って、嵐山に。 
大人200円均一。嵐山線って「ランデン」って言うのね(笑) 

嵐山では、春の新緑を、存分に楽しんだ。桜も混じる、絶妙の時期。 
平日だったからヒトも少なくて丁度良し。 


雨がパラパラ降る風情も、更に良し。

2011年04月14日

『正しく決める力』と柳家小三治

4月は『正しく決める力』の季節である。

新年度、新学年のまず最初につけるべき力であるからだ(ホントに)。

今日までに、

・月、富士通マーケティング 新入社員研修@神戸
・火、Goodfind 学生チャリティ研修@神田
・水、KIT虎ノ門BA専攻 戦略思考要論@虎ノ門
・木、MES若手経営者研修@新宿

と、4日連続で、やった。
たまたまにしては凄いものである。

そして、来週、

・月、京都嵯峨野児童館 保護者研修@京都
(職員の皆さんも、参加いただけるらしい)
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・水、田園調布雙葉 高3 社会情報論@九品仏

・土、「むさし」教員研修@府中

と続く。
今の活動ターゲットからすると、来週こそが本命である。

ご参加希望の方は、いずれでも(笑)


さて、ここまでの反省は何だろうか?
・新しく加えた部分は概ね好評
・学生で数人「自己能力勘違い系」が見られたが・・・。

いや、これは私にとっての鉄板ネタ。
かとうまさはるさん風に言えば、芸、古典落語のひとつである。
基本同じモノを、しかし、日々新鮮な気持ちで繰り返す。


現代落語会の最高峰、小三治師匠は言った。(NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』)

「笑わせるのではない,笑ってしまうのが芸」

そして
「仕事に慣れてはいけない、初めて話すと思え」

「慣れてしまって、緊張感というか集中力というか、そういうのが疎(おろそ)かになる」

「実は、それがずーっと私のテーマですね」


プロだからこそ、慣れてはいけない。惰性で仕事をしてはいけない。


でも実は、臆病だから、大丈夫。いつもドキドキ(笑)
自信はあるが、慣れはしない。

2011年03月24日

HOPE100 and more

この2~3ヶ月の予定として、震災のために無くなってしまったものもあるけれど、震災のゆえに生まれたものもある。


その1:HOPE100

3/21にはHOPE100というチャリティ研修を外苑前で行った。

中島明さんによる「参加費を100%震災に回す講演・研修を100本」というものだ。
場所も提供してもらい、講師も運営者側も手弁当。

タイミングに意味があると思って、すぐ手を挙げた。
こんな時期だが20人余が集まり、参加費2000円+αを。
講師と受講生だが、なんか同志のような連帯感さえある集まりだった。


その2:Slogan

これと同じ形で、学生さん向けにも行うことになった。
Sloganによるものだが、日時は4/12 1400~1600

もうすぐ、アップされると思う。


さて、これからの研修や講演の予定である。とりあえず4月中のもののみ。


その3:嵯峨野児童館

4/18月 1030~1230 「決める力と生きる力」@京都の嵯峨野児童館
これは一応「特別講義 ルークの冒険」の一環である(笑)
ひとりのお母さんのちょっとした勘違いと素早い行動によって、決まった。

対象は児童館に来られる親(含む予定者)なら、どなたでも。無料である。


その4:田園調布雙葉

高3の社会情報論での授業である。
4/20水 1045~1235で「決める力~サバイバル」をやる。
もう、4年目くらいかな~

人生初めて、自分の進路を自分で決める子どもたち。
そのプラスになるべくガンバロウ。


その5:府中の教師の会?

4/23土 19300~2230 府中のクロスウエーブで行われる勉強会にお招きいただいた。
問題意識ある方々の集まりと言うことで、大変楽しみである。


こう数えると、十分な感じもする(笑)
本の販促も兼ねて、がんばりましょ。

2011年03月06日

『特別講義 ルークの冒険』 申し込みが、来た!

やっぱり来てみると、ほっとする。
http://bit.ly/gJhrWf

1件は北方250kmから、1件は西方900kmからだった。

どちらも、Z会の寺西さん(@teranishi)のお知り合いで、彼のブログやTwitterで、伝わったもの。
リアルとネットの複合技だろうか。


まず申し込みが来たのは、福島県郡山市の赤木小学校の担任の先生から。
自分のクラスでやってもらいたい、と。

了解です!


そしてもう1件は、佐賀県武雄市の市役所の方から。
ナニゴトかと思ったら、市長である樋渡(ひわたし)さん(@hiwa1118)の命(めい)とのこと。

樋渡さんは、3期目の剛腕?若手市長さんだが、同時に日本ツイッター学会会長、日本フェイスブック学会会長、の別名を持つ。どうも、自分で学会を立ち上げられたらしい・・・。強者である。

こちらはどんな形での開催となるか、わからないが、是非、楽しんできたいと思う。
そして、武雄市の子どもたち(や保護者の皆さん)の継続に繋がる、最高の経験をお届けできたらと、思う。


他にも、中部地区や首都圏の自治体で、働きかけをしてくれている知人もいる。
公教育の壁を破るのは大変と思うけれど、頑張って~~~

2011年03月01日

大田区ママさんの会!ゼロ歳児同伴研修

ゼロ歳児同伴の17人のお母さん方が、大森北児童館に集結した!

先日の大田区役所の保育士さん・児童館職員さん向け研修の告知を見て
「私も受けたい!」と区役所に電話したというクロセさんの主催だ。

区役所の担当者は「区の職員ですか?」と聞いたらしい(笑)
彼女は「住民だけどダメか?」と。

当然ダメで、それをTwitterでつぶやいたのを私が見つけたわけだ。


大森北児童館を核とした、お母さん方のつながり。
そして、子ども連れで参加できると言うことで、多くの皆さんが集まられたのだろう。

午前の2時間超、畳の大部屋で、「サバイバル」と「お手伝い至上主義」をやった。
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最後に出た質問は、お手伝いやルールの立て方、守らせ方のことがやはり多かった。
アンケートを見ると

・制限の中に自由があることで、いかに工夫し快適に過ごすかを考えるようになるのだと、改めて感じました

・家族(夫婦)でよく話し合い、家庭のルール・優先順位を決め、そこからブレないようにしていきたいと思った

・自分自身あまりお手伝いをして育っていないので苦労した(いてる?)ところがあるので、子どもには是非させたいと思いました。

・わが家も「お手伝い」を楽しみながら学ばせ、日々の生活の中でより良いコミュニケーションの取り方ができていけたらなぁと思います。夫にも聞いて欲しかったです

ん~、それは『お手伝い至上主義でいこう!』を読んで頂けるといいかもしれませんねえ(笑)
他にも、

・最近は子どもばかりを優先していて、自分のことを考える時間を作っていなかったので見つめ直すの良かった

・子育て以外にも仕事にも役立ちそうな内容でした

とも。


皆さん、これからです!
頑張りましょう!!応援してます。

2011年02月28日

いよいよ決戦。3月の陣!

いよいよである。 

お手伝い至上主義でいこう!』が、3/10配本(書店には3/13くらい) 

チラシ.jpg

ルークの冒険』が、3/14配本(書店には3/18くらい) 
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大幅に改修したHPの公開が3/4くらい。同時にここでさまざまなキャンペーンを告知する。 その中でも最強のものは・・・おっと未だヒミツ(笑)

他に、 
・キッズベースキャンプのイベント 「KBCタウン」でのプロモーション(3/5) 
http://www.kidsbasecamp.com/event/kbctown2011.html 
(『お手伝い至上主義でいこう!』が読める、ルークグッズが当たる!) 

・三省堂本店での『ルークの冒険』イベント(4/3 1500~1600) 

なんかも予定されている。 


明日は、大田区のお母さんたちが20名が集まる場をつくって頂いた。児童館で2時間の講義だ。 
テーマは「決める力と生きる力」。チラシ配ってこよう(笑)

2011年02月19日

横浜市立つつじヶ丘小学校で4~6年生に『ルークの冒険』授業!

今日は放課後NPOアフタースクールさんのお招きで、青葉台のつつじヶ丘小学校に行ってきた。

土曜日に開催される土曜学級?の一環として、4~6年生を対象に『ルークの冒険』授業を。
参加者は15名くらい。14名が女子!

だいたい学年ごとにテーブルに座っている。

10時。自己紹介抜き。おもむろに授業を始める。
いきなりイロの話。

「フシギを見つけよう」と言われて、最初は「え~~、めんどくさい~~」とか「わかんない」とか言っていた子たちも、どんどん集中していく。
そりゃ、ログヴィネンコ錯視とか、面白いよねえ。
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でもそれを、手を動かして確かめるのが『ルークの冒険』。


そして、本題であるグラスのカタチへ。

どんどん探究を続けて、そして最後に質問する。
「これを全部繋ぐと、どうなる?グラスはなぜ円柱なの?」

色々な声が上がる。

そしてしばらくして「あ!わかった!」と正解が聞こえた。
これは4年生の女の子からもの。

その通りだねえ。大正解。


最後が紙コップ演習。

少人数なので、ひとつひとつテーブルを回って「水を入れてごらん」、「あ、持ち方、変えちゃってるよ。同じにしなきゃ!」とか。

みんな、楽しそう。
これは5年生が一番しっかり出来ていたかな。

でも、「紙コップのイトコは?」に最後、答えられたのは、それまでちょっと斜に構えていた6年生。
顔がぱっと輝いたね。


全体として活発で、質問をすると、必ず何人も手を挙げる。
ただ一回だけ、まず話してから!と受け付けなかったら「子どもに発言させてくださ~い!」「その方が覚えます!」と声を出す子も(笑)

正しい!

でも、考えてからね。知識で答えちゃダメ。


最後に、円柱探索で最多だった子に、ルークストラップを進呈した。
そうしたら大騒ぎ。

「私も欲しい!」
「100円じゃ、ダメですか」
「どうして全員分持ってこないの!」


『ルークの冒険』のおまけで、ついてくるかもしれません・・・、と言ったら、「じゃあ、必ず、青葉台駅前のBook1stに置いて!」と詰め寄られた(笑)
はーい。

なぜかその後、「サインして」と。「私も!」と言う感じで、7~8名にサインしたよ。
紙の裏にとかだけど(笑)


また、会いましょう。
楽しかったよ。