カテゴリー: 02 決める力

2012年02月24日

2/24 女性課長塾@ラーニングスクエア新橋

日経BP初の、女性専用『課長塾
場所は1000~1800 新橋のラーニングスクエアというところ、テーマは『決める力とビジネス分析力』でした。
実は『伝える技術』や『ほめる力』も入ってますけど(笑)

参加者は25名。

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いろいろ、驚いたことがありました。

1. 再会
主催は日経Womanなのですが、お忙しい中、副編集長が督励にいらしていました。
すると彼女「家に取材に伺ったことがありますよ」と!
家に帰って調べたら、5年前、『日経キッズプラス』時代に取材いただいていました。お懐かしや。

2. 出会い
研修が始まる直前、参加者から「三谷さんは福井出身ですよね」と話しかけられました。しかも福井弁で!
ナニゴトかと思ったらなんと、福井から参加されていると。今の自分のスキルに問題意識を持って、会社を説得して派遣してもらったそうです。お金もそうですが課長塾は、時間が大変です。平日の丸一日×6回の研修に、よくぞ福井から!講師としても、気合いが入ります。
(しかも、実は私の従姉妹の旦那と同僚だったという・・・)

3. 気合い
参加された女性陣は、もちろんノリも良く、チーム毎に議論をしてもらっても、話はとぎれません。
ただ、激論を交わす、というきつい感じでもなく明るく進んでいきました。ところが『サバイバル』演習をやったら、6チーム中5チームがMove戦略を選択したのです。

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なんという狩猟系女子たち・・・。

4. 分析
ビジネス分析パートで、顧客満足度と再利用意向のグラフを書いてもらいました。
でも多くの参加者が戸惑います。どんなグラフにする?軸はどうとる?
実はこれ、女性に限らず、男性でも同じなんです。

中高校で y=f(x) という「形」を習います。でも機械的に学ぶだけで、xが「変わる数、変えうる数」で、yが「結果」であるという精神までは習いません。
もし2つの数字の間の「因果関係」を探りたいなら、かならず、原因がxで結果がyです。
他にも「どんな分析のとき、どんなグラフが最適なの?」との質問も。Good question。後で答えますと約束しちゃいました。

5. 質問
時折、質問が出ます。私が質問を促さず、あるパートを終えようとしたときでも「質問いいですか?」と。それがまた的確なのです。
「重要思考と言うことですけど、必ず「誰」とか「重み」とかから話さなくてはいけないのですか?」
本にも書きましたが、どちらでもいいんです。誰や重みに共通認識があるなら「差」からでも構いません。
でも、多くの場合、なぜ議論がかみ合わないかというと、誰や重みが揃っていないからなのです。

そこまで説明したら、質問者が急に「あっ」という顔をしました。「わかりました!」
思い当たることがあったようです。今まで自分が経験してきたことに、理論や枠組みが重なったとき、突然の深い理解が生まれます。

6. 共育
最後に「共育論」を話しました。もちろん、課長塾としてのカリキュラムやシラバスには入っていません。
受けが悪そうならすぐやめるつもりで話し始めました。
そして20分強、話し続けました。みなさんが真剣なまなざしで聞いてくださったからです。


というわけで、あっという間の8時間(含むランチタイム1時間)。
参加のみなさんの、進んでいく力となりますように。

2012年02月08日

大田区職員研修 保育・児童館関係者向け2012

昨年度から、大田区で「教育関係職員向け研修」をやっている。
丸一日、正味7時間の研修だ。

大田区役所において教育関係者とは、主に保育士さんと児童館職員さんである。
区立保育園、児童館が各々、70以上あるので、その数は膨大である。

その方々向けに、決める力、伝える力、発想力の研修を行っている。
昨年やったペットボトル演習を削って、その替わりに「伝える演習」を加えた。

参加者は昨年と同じく30名強。保育士さんが中心だ。
彼女・彼らはとてもノリが良い。
子どもたちと日々接しているせいか、感情表現が豊かだし、言葉も出てくる。

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今回は研修の真ん中で質問コーナーを作った。
ただ「手を挙げて」では出てこないので「各チームで質問を1つ考えること」とした。
こうすると、必ず出てくる。集団心理の妙である。

・そのプレゼンテーションソフトは何か?(keynoteです)
・ご自身の子育てではこれらをどう活かしているのか?(最後に放牧的共育法として話します~)
・こういう題材はどうやって見つけてくるのか?(本と現場です!)
・今は理解したつもりでも復習をしないとダメだと思う。どうすれば?(本を読んでください!是非!)
・職場で勉強会をやってるのだが、そこの講師に呼べるのか?(もちろんです!)

とても良い質問がいっぱい、でした(笑) そして最後、こんな質問が。

・自分で考えろって言われるかもしれないんですけれど、これらを職場でどう活かせば良いでしょうか?

少し考えて、こう答えました。
私が保育士さん向けの研修をやろうと思い立ったのは、実は数年前の中央区での教員研修の場ででした。
小中学校の教員対象と思っていたら、保育士さんたちも参加されていて。
私のコンテンツはおわかりの通り、保育園児向けではありません。なのに、その方々からとても高い評価をいただいたのです。ここでの学びを職場で活かします!」と。
なのでやはり答えは「自分で考えてください」になると思います。みなさんこそが現場です。是非是非、よい活用法を考えて、そして私に教えてくださいね。
みなさん、期待しています!


今回の研修での1番の驚きは、「ほめる力演習」でのみなさんのノリ。
「気持ちがポジティブになった。すごくうれしい」との感想も。

2番目の驚きは、研修最初に「土曜に大人学研修で、高2の女子が参加していて、感想を聞いたら『親が出るべきと思いました』と答えていたんですよ~」と振ったら、休憩時間に女性が「その親でございます」と来られたこと。こいつはびっくり!


雪の舞う中、バイクで大森まで行ってきました。さむかったー。

2012年02月04日

大田区教育講座「子どもの発想力と決める力がアップする 究極の大人(親)学」

みんな必死でサバイバル中です(笑)
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2月4日の大田区教育講座「子どもの発想力と決める力がアップする 究極の大人(親)学」でした。

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2時間半あったので、決める力、発想力、生きる力、とフルコースにしましたが、決める力が盛り上がった(みんな時間オーバーしまくったとも言う)せいもあって、発想力はさわりだけ。
ああ、ハサミも紙コップも用意してもらったのになあ~

そして、参加者が真剣だったので、最後に20分オーバーして「生きる力=親学」をどーんと語りました。


ところで今回の参加者は、平均40歳の女性中心の30名。
年令は69歳から、なんと最年少は17歳。

終了後に、彼女と話しました。もちろん「親」ではなく、普通の高校生でした。

どうして来たの?→「親に、お前には(決める力、発想力が)必要だろう、と勧められました」

どうだった?→「う~ん。親が来るべきだったと思いました。私はこういう風には育てられてません!お小遣いも携帯電話も・・・」「どうすれば良いですかね?」

彼女には「親に『お手伝い至上主義でいこう!』を読ませる」「ただ自分の人生には自分しか責任とれないから自分で頑張るしかないねぇ」と伝えました。
今、気がついて良かったね。がんばろー

他にも多くの熱心な参加者がいらしてました。終了後も互いに何十分も話されていたり。
その中で、事務局としては少ないながら来ていた男性陣に「なぜ参加したのか?」を取材していましたね。やはりこういうイベントに来ることは少ないそうなので。

また、こういう機会が出来ると良いですね。


ちなみに17歳の彼女は、アンケートの「今後、子育てや大人の学びに関する講演会や学習会等があったら参加したいと思いますか?」に「参加したい」と答えてましたよ。
Good!

2011年12月17日

ほめる力演習の力と、新聞広告の力

12月14~16日、麹町にあるかんき出版で、3日連続のランチセミナーを行った。

・お昼の40分
・テーマは日替わり。バラ参加OK
・本を持参もしくは購入のこと

大した告知もせずどうかと思ったが、毎日10数名が集まった。
うち皆勤賞2名、2日参加が5名。

よく知っている相手も、もちろん何名か。
KIT虎ノ門大学院やグロービスの生徒さん、友人たち。

でも初めての人も多数。
そして「ほめる編」に参加された方から、こんなメールが。

「貴書を読んだ際、苦手意識を持っていることもあり「ほめる」の項はさらりと流してしまったのですが、セミナーに参加して目からウロコが文字通りポロリと落ちました。
初対面の方とお互いに褒めあうことで芽生えた有り得ないような信頼感、親密感。中高を共にした同級生にも分かっていないような長所を口に出してもらい、しかも他人に伝えてもらうことの照れくささと嬉しさの同居。久しぶりに衝撃を感じました」

本だけで、これらを伝えられたら最高だけれど、やっぱりこれはリアルな研修の力なのだろう。
田園調布雙葉の高3女子のためにつくった「ほめる力演習」が、どんどん世の中に広まろうとしている。

メールにはlこうもあった。
「誤解を恐れずに言えば、この「ほめる編」の習得だけに集中するだけで、ビジネスでもプライベートでもものすごいパワーを生み出せると感じました。ポジティブシンキング、コーチング、セールストーク、パーティトーク、子育てなどなど何にでも応用できますね」

その通りかもしれない。われながら「ほめる力演習」を見直したのであった。


さて、今朝の日経朝刊に出た広告。
思ったよりおっきくて、びっくり (゚д゚)!

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しかも1面を開いた、2面目のすぐ下だし。

さらに開いて4面目の下はばーーんと池上彰さんの「伝える力2」
まるで「伝える」特集のようでよかった(笑)

おかげでAmazonランキングをぐんぐん上がり、夕方には総合100位を突破。
ここ数時間、100位以内に留まっている。(最高は86位かな)

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リアルな書店さんでもこの週末、多くの人たちに手にとってもらえるといいな。
そして年末商戦を乗り切るのだ!!


明日は大阪で「出版記念講演」である。
グロービス大阪校の有志が主催してくれたもの。100名余が集まる予定。
http://www.facebook.com/events/178429395580653/

ついでに紀伊國屋梅田本店でものぞいてくるか~。

上記、余席は少しあるようなので、大阪近辺の方、よろしければ飛び入りでもどうぞ。

2011年12月05日

次女と入学試験 ~ 名言集

「決めてからは、迷ったことはありません」

春、結構な国立大学難関校を目標とした。
夏の三者面談の場で、担任と父の前で。
当時はC~D判定。
決め手はキャンパスでのお散歩(笑)


「私の強みはいままで勉強しなかったこと」

E判定からの受験勉強スタート。
スゴイねと父が感心したら、こう答えた。
小中と高校受験勉強時も「勉強は1日1時間」を決して変えなかった。
「チャレンジのお陰で基礎はできている」だからあとは記憶と訓練に過ぎないと。
それが、強みかぁ。


「模試は集中力の練習にはならない」

2次試験は2日間にわたって行われる。
模試はそれを1日でやるので朝から晩までかかる。
1回それをサボるというので、集中力の練習になるのでは?と聞いたら、
そんなに長時間は必要ないとのお答え。


「本番では、これまでにないくらいの集中力を必ず出す」

上記に加えて、集中力について。


「これでもう判定が出ないから気軽に取り組める」

最後の模試の日が終わって。
でも上記のように、その模試はサボっていたのであった・・・。


「睡眠が私の強み」

9時には寝て、4時過ぎに起きる。
そしてダイニングテーブルでモクモク勉強。
お昼寝もよくする。
塾も使わず、学校の特別講義も使わず。
小学校から続けていた進研ゼミも11月末で辞めた。あとは今ある問題集で十分、と。


「私は他人と戦っていない。自分の点数と戦っている」

試験の問題が難しくても気にならない。
そのときは他の人にも難しいってわかっているから。
常に6割の出来を目指す。
だから回りの受験生は敵ではない。
競う相手は自分自身だけだ、と。


「本命に落ちたらどうするかは落ちてから考える」

余計なことは考えない。
でも実は結構楽観的なのである。


「合格している白昼夢をよく見る」

それでうれしくなっちゃうのだが、いかんいかんこれは夢だと自分を押さえているらしい。



本番まであと3ヶ月。
がんばれ!

2011年12月04日

『一瞬で大切なことを伝える技術』初版限定セミナー 11/29&11/3報告 &12/14~16 ミニランチセミナー@麹町のお知らせ

『一瞬で大切なことを伝える技術』の、最大のプロモーションイベントが無事、終わった。
2回で延べ、140名以上がKIT虎ノ門大学院に集まった。

KITの協賛を得て、チラシも場所も、アドミニストレーションもしっかりやっていただいた。
藤野さん、彦田さん、ごくろうさまでした。

特に12/3は休日で、時間的に後ろが空いていたので「懇談会をやりたい!」と突如、前々日に言い出す著者。
それにも対応して頂き、懇談コーナーに軽食と飲み物が列んだ。

セミナーは丁度120分で18時に終了。
そして、懇談会は20時まで可能ですよとアナウンスされた。

まさかと、思ったが、本当に20時まで2時間、懇談会(含むサイン会と撮影会(笑))は続いた。
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参加者は、さまざま。
・古くからの友人
・社会人大学院(グロービス、早稲田、KIT)系の使徒
・三谷本や研修のファン

の他にも
・友人の同僚や部下(行ってこいと言われた)
・まったく新しい若き読者
が首都圏、大阪、長野、静岡等から集った。

千葉から来た若き姉妹はこの本が、私の著作との出会い。

「話してると途中で何が言いたかったかわかんなくなる・・・」と悩むお姉ちゃんが本を買って「セミナーに行く!」と妹に言ったら「私も!」ってなって、千葉で頑張って初版本を探した!と。

本当にありがたいことであり、同時にこの本の価値と広がりを感じる。


この勢いを新刊激戦月である12月中も加速するために、「昼活」を考案。
麹町にあるかんき出版で、1話完結40分間のランチセミナーを14~16日に行うことにした。

詳しくはこちらを!

< div>限定20席。予約無し.当日の早い者勝ちです(笑)

2011年11月24日

第8戦:文教大での「決める力」授業 11/15

書く順番が逆転してしまったが、9連戦の8戦目のお話。
神奈川県にある文教大湘南キャンパスの中條さんにお招きいただき、彼女の授業で講義を90分。
バイクだと東名高速を使って自宅から50分弱で着く。電車だと1時間半以上・・・。
幸い晴れたのでナイトロッドでびゅーん。
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スタートのしばらく前に教室についたのだが、まだ前の講義が続いている。
なのに学生たちがドアの前で大声で騒いでいる・・・不安
前の講義が終わり、学生たちが入っていく。席はドンドン埋まっていくが、プロジェクターのスクリーン前の特等席を中心に、同心円状に遠くから埋まっていく。つまり、教員の前だけが空いている・・・不安
でも、ちょっと杞憂だったかな。
授業が始まる。まずは席を移動させる。そして4人チームを作らせる。ほとんど問題なく、スムーズに行く。
いよいよ講義を始める。
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「サバイバル」2連発で90分はあっと言う間。
アンケートでは、しっかりした内容もあり、?な内容もあり。
多かったのは「今まで決めることをしてこなかった」「決めることを避けてきた」という反省。
でもその反省は、大切。それが自覚できればきっと大丈夫。

あとは避けずに挑み続けるだけだよ。
帰りは道がちょっと混雑していて1時間かかった。ふ~。

2011年11月11日

第4戦:アカデミーヒルズ『一瞬で大切なことを伝える技術』出版記念セミナー 11/10

11/09は『一瞬で大切なことを伝える技術』の発売日(出版社からの配本日)であったのだが、そういう感慨にふけるヒマもない1日だった。
そして11/10の早朝、気がついた。
今日の夜の準備がまだじゃないか!?

プレゼンテーション資料は作った。PPT2007で。でもアカデミーヒルズには2003しかないので、PCを持ち込まねばならない。でも私はMacBookProしかもっていない。
なのでkeynoteに移し替えていたのだが、そこで作業が止まっていた。
しかも配布する抜粋版や、ワークシートもまだ!

担当の中村さんからは「当日午前中にください」と言われていたのに、昨日1030からの打ち合わせ@二子玉川を入れてしまったゾ。

朝5時から作業にかかり、1020完成を目指す。
でもこんなときに限って、新しいアイデアを思いつく。それもちゃちゃっと入れる。

電光石火の作業が終わり、ブジ、1020に、送信。
で、二子玉川ライズ カタリストBAに打ち合わせに向かう。


午後は、ダイヤモンドオンラインの記事を書く。そして夕方に向け、お出かけ仕度。これは5分(笑)
開始45分前に来てと言われていて、余裕を持ったら70分前に着いてしまい、しばし彷徨う。
六本木ヒルズはすっかり冬のたたずまい。暖色系が今年のメッセージらしい。
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1900、いよいよ出版記念セミナーが始まる。
今回初登場ネタも多いので、うまく行くか心配だったが、会場は最初の「自己紹介タイム」から盛り上がる。
いつものとはちょっとだけ違う、仕掛けのあるものだ。

そしてその後、どんどん本の中核である『重要思考』演習を進める。節電、TSUBAKI、伊右衛門・・・。
で、最初に戻ってくる。

「さてもう一度、自己紹介タイムデス。今度は『重要思考』で自分を説明してください」


ほめる力も少しやって、研修終了。
即、本の販売とサイン会開始(笑)

本持参の方や、昔の本のカバーを持ってきて「こちらのもサインを!」という方も。
でも大部分は、もともとのファンでなく初めての方。

なのに41冊もの本が、売れた。参加者の約50%!
感激である。


その後、かんき出版のみなさんとミニ打ち上げ。
これも珍しく、おつき合い。昨日のダイヤモンドHBR打ち上げがうらやましかったから?でもないけれど。

11時過ぎまで本の話で盛り上がる。
あー、良い仕事したねっって感じ。


翌日、アンケートをじっくり見る。

・大変満足した 60%
・満足した         36%
・ふつう             2%
・不満               1%
< br />
個人的目標には届かなかったが、初物なのでヨシとしよう。

そして「普通」とされた2名、「不満足だった」とされた1名、の方のコメントは次への反省材料に。
さて、次へ!

2011年11月09日

第2戦:田園調布雙葉高校3年生「ほめる力」授業 11/09

第2戦はここ数年、毎年お邪魔している田園調布雙葉である。
HI350317.JPG(これは春の写真)

小林潤一郎さんの「情報社会学」での講義なのだが、春に「決める力」をやっている。

今年の受講者は8名。
少人数だが、だからこそできることがある。

4名ずつに分けて、まず反省会をしてもらう。
「決める力」を使ったか、役に立ったか、等々。
個人で考え、チーム内でシェアし、チーム内で一人を選んで全体に発表してもらう。

「学校祭の委員会で、話し合いを進めるのに役に立ちました」

これで「ほんとに役に立つんだ」がシェアされることにもなる。そして、私もやってみよう、となる・・・かな(笑)

さていよいよ「ほめる力」演習。

・携帯音楽プレイヤーをほめる
・ヒトをほめる

と進む、携帯音楽プレイヤーは
・iPod             5名
・携帯電話兼用 2名
・ウォークマン   1名
だった。さすがのiPod比率。でも携帯電話の多機能さに、みなが感嘆したり(笑)

まずは自分のモノをほめる、に始まって、相手のモノをほめる、にすすむ。
ただし、ちゃんと何と比べてほめるか、何についてほめるか、を明確に

そして次はインタビュー。ただほめてもダメだよね。
たとえばイロをほめても、相手がイロなんて気にしてなかったら、ほめたことにならない。
だから、まずは相手にちゃんと聞こう。

「あなたにとってダイジなコトは何ですか」

その上で、もう一回、ほめる。

50分授業の1コマ目はこれで修了。
2コマ目にはヒトをほめる。
同じことを相手をほめることでくり返す。

ただし最後は全員に発表してもらう。
つまり、インタビュー相手を、みんなに対して、ほめるのだ。

彼女らは幼稚園や小学校からの仲間たち。
エピソードも交え、上手にほめてあげていた。


彼女らがバババッと電光石火で打ち込んだfeedbackコメントの一部を。

「改めて見つめると友だちには本当に素敵な部分がたくさんあるのだなと感じました」

「やっぱりほめられるとうれしいし、相手をほめようと考えたときに、私には何が足りなくて、逆にこのヒトには何があるのだろう、それがどういいのだろうと考えるが楽しかったです」

「三谷さんの授業は、ここだけで終わらず、社会に出るにあたってとても勉強になるなと改めて思いました。このような授業は自分の考えるスキルを試すことができる機会でもあると思います」

「相手の長所と自分の短所を見つめ、精進していきたいです」


おとなしめのクラスだが、実は中はとてもしっかりしている子たちが集まっている。
その力を引き出し、鍛える授業が、できるといいな。
今度は一般社会人と混ぜてやってみよう。

いつも彼女らには、教えられることが多いのであった。


アシスタントを務めていただいた酒屋さん、佐藤さん、ありがとうございました。

2011年11月05日

『一瞬で大切なことを伝える技術』の面白い始まり

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一瞬で大切なことを伝える技術』、今回初めて「テスト販売」をやっている。
私じゃなく、かんき出版が、だけれど。

東京近郊の数店を選んで、見本刷りの本を置いてもらい、先行販売してもらう。
その売れ行きを見て、その後の営業施策を打ち出すわけだ。

どこでテスト販売するかはもちろん秘密だが、これまでに判明している分もある。

・秋葉原の有隣堂AKIBA店(お店側がツイッターでつぶやいた)
・文教堂 二子玉川ライズ店(私の地元(笑))

まるで宝探しである。

そうそう、ホントにそうなのだ。
実は初版にのみハガキ大のチラシが入っている。
業界用語で「投げ込みチラシ」と言うそうだが、それが「セミナー申込券」になっているのだ
KITのHPから申し込めるのだが、『一瞬で大切なことを伝える技術』をテーマにしたセミナーに、申し込めるのであった。


昨日、かんき出版のみなさんと打ち合わせ。
そのとき、見本刷りを10冊いただいた。
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初版時に10冊、増刷時に各々1冊、が業界スタンダードみたい。

カバーのデザインは井上新八さん。イラストはムーブさんである。
印刷がとてもキレイで、凝っている。銀色の質感が、素敵である。
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ヴァンヌーボという名前の紙に、光沢PP(ポリプロピレン)加工をするとこういう感じになるのだとか。担当編集者 濱村さんのこだわり指定だ。

是非手にとって、見てももらいたい。


11/9が発刊日。それから配送されて書店さんに列ぶのは来週末かなあ。
多くのヒトに、手にとってもらえることを祈ろう。

Amazonでは総合ランキングが昨日から今日、ずっと200位台。ありがたいことである。

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(これは近所の道ばた花壇の花。鮮やかなこと限りなし)