カテゴリー: 02 決める力
2011年11月01日
2011年10月16日
2011年10月08日
2011年09月22日
2011年09月08日
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2011年04月14日
カテゴリー: 02 決める力
2011年11月01日
怒濤の11月の静かな始まり
日曜月曜と、家にいた。ゆっくりするつもりでもあったのだが、11月のイベントの準備を始めたら、ほとんどつぶれた。
プレゼンテーションスライドの作成と配付資料の作成。これが3イベント分。
来週でもいいやと思って始めた作業なので、急かされることなく、逆に効率的にできた。「早めにやる」の効用である(笑)
(『特別講義 コンサルタントの整理術』参照)
それに溜まっていた名刺の整理。
これが2ヶ月分で100枚くらい。目視チェックでOCRの読み取りミスを補正せねばならない。
名刺情報はプロモーション(や年賀状)にも使うので、必須データなのだ。
さて11月のイベントは予定表によれば・・・
11/2.3(水・木) 福井県生活学習館 「決める力と発想力講座」
11/9(水) 田園調布雙葉 高3「ハカる考動学」
11/9(水) DHBR イベント「マーケティングを問い直すとき」
11/10(木) アカデミーヒルズ 「伝える技術」
11/13〈日) 瀬戸市 教育市民フォーラム「はやぶさの奇跡」
11/14(月) 日経丸の内キャリアセミナー「発想の拡げ方・深め方-座って悩まず、動いて考える!」
11/15(火) 文教大「社会人基礎力講座」
11/16(水) 日体幼稚園PTA研修「決める力と生きる力」
11/21(月) 郡山市赤木小 「ルークの冒険」
同 保護者講演 「お手伝い至上主義でいこう!」
11/23(水) 四日市市立内部東小子ども&PTA
東京だけでなく、福井・福島・愛知・三重・神奈川、と各地転戦である。
この中で最大は瀬戸市の教育市民フォーラム。子どもたち・親たち向けで1000人集客目標の大イベントだ。でも、主役はイオンエンジン開発を担当されたJAXAの國中教授。
なので、気は楽である。
単独だと日経丸の内キャリア塾が300人目標。他も100人クラスで大物が続く。
でも、一番学びがあるかもしれないのは10名前後の田園調布雙葉の授業。
ここでは過去も、いろいろな気づきがあった。
「ほめる力」研修はここで生まれたものだし、彼女らからのコメントでわかったこともいっぱいあった。
今年2回目の授業だが、さてどうなるかな~。
そしてなんといっても11/9には『一瞬で大切なことを伝える技術』が出る。
そのための隠しイベントも、この他に入ってくるのだ(笑)
書店さんにもご挨拶にまわりたいし、なかなかに忙しそう。
多くのみなさんに会えるのが、とても楽しみな、これからの30日間である。
2011年10月16日
JA共済研修@海浜幕張 「次は自分が講師の気迫!」
水曜日はお仕事。
海浜幕張駅近くに、JA共済連合会専用の研修センターがある。
うちからバイクで1時間前後。(電車だと90分)
11時から日本中から集まったJA共済のみなさん向けの、3時間研修を行った。
といっても、お昼を挟んで4時間の枠があったので、ランチを45分にして、最後20分延長して、実質3時間35分(笑)
決める力と発想力の両方を、やったからねえ。
参加者の年齢層はバラバラなんだけれど、各チーム、割と議論は弾んでいた。
ただ、参加者の特徴として共通してよかったこと、足りなかったこと、いろいろあり。
事務局のひとには伝えたので、次にそれがいかされるといいなあ。
いや、各自の中で、研修の内容がいかされていくことが一番なのだけれど。
「次は自分が講師、の気迫!」をもって講義を受けるべし、
と最初に話してからスタートしたが、これが一番心に残ったとのコメントも。
参加者は各地でJA職員さんに対して、共済のビジネス指導にあたっている。だからなのだろう。
知識だけなら本を読めばいい。
講師が前にいる価値は、その技を盗み、知識を覚えるのではなく、教えられるレベルにまで自分を高めるチャンスがあることだ。
面白かった評価(満足度ではない(笑))は、5が87%。
次の研修予定は
10/23(日)1500~1630 白金台 小3と親向けの発想力授業
10/26,11/2.3 福井県生活学習館で決める力と発想力講座
2011年10月08日
11月の新刊タイトル決定。『一瞬で大切なことを伝える技術』!
昨日、かんき出版内で会議があり、私の11月の新刊タイトルが決まりました。
『一瞬で大切なことを伝える技術』
です。
これまで『伝える技術(仮)』としてきましたが、これからは『伝える技術』、『一瞬で伝える技術』もしくは『一瞬で大切なことを伝える技術』と書きます(笑)
Facebookでいち早く公開したところ、いろいろなコメントが寄せられました。
・ズバッと来た / ズドンと来る感じ / その技術、素直に欲しい
・即買いしそう
とかに加えて、
・『伝える力』by池上彰 と競合しないか?このタイトルへの思いは?
・『伝わる技術』の方が良くないか?
という提起も。
それへの回答でもないですが、本質を突くコメントもいくつか。
・伝えたいことは、シンプルにしないと伝わらない
・一瞬で伝わらなかったら、ずっと伝わらないです
・コミュニケーションはまさに一瞬。そこに踏み出せないところをどう突破するのか
この本では『重要思考』と呼んでいますが、おそらく、伝えることの本質は表現方法ではなく、中身と構造という思考法なのです。そしてそれらが実は超単純で、複雑な構造や手順は必要ありません。
MECEもピラミッドストラクチャーも、要りません。
自分が言いたいコトは相手にとって重要なコトなのか、という点だけきちんと考えればよいのです。
それが明確なら、大切なことを、一瞬で伝えられるのです。
ああ、そんな本なんですけどね。
店頭で、ネットで、うまく伝えられるといいなあ・・・・。
カバーデザインは2週間後。
発売は1ヶ月と1日後。
アカデミーヒルズでの発刊記念研修(有料)はその翌日。
おまけ。
先日『発想の視点力』の中国本土版が刊行されました。
本日、見本が届きました。これで、台湾版と合わせて中国全土制覇です(笑)
2011年09月22日
9/21長岡市 旭岡中にて~中2授業編
昨日は一日、長岡市。今朝新幹線で帰ってきた。
台風がちょっと?心配だったので予定より1本早く=1時間早く、上越新幹線に乗り12時前に長岡着。
駅でお昼を食べてから、旭岡中へと向かう。
まずは午後、生徒たちへの授業だ。5.6限をいただいて「決める力」をやった。
「サバイバル」をやったが、中2全員なので、約90名プラス先生チームで20チーム。
なかなか壮観である。(菅原校長先生も参加~)
5分で答えよう!相談はなしだよ。できたら今度は7分でチームで「決める」だ!
1回やって結果を評価して、解説をして、でもそれでは終わらない。
さあ、もう一回だ。
学びは即活かして、くり返さないと技にならない!
最後に、結構詳しく「子育て論」をやった。子どもたち相手にやるのは珍しい。
・決めるって捨てるコト。でもみんなそれが怖いんだ
・だから必要なのは実はヒマと貧乏とお手伝い
・三谷家はお手伝い至上主義だ!
・三谷家の娘たちはこんな風に育てられてきた
・私自身はこんな子どもだった
・ある日、大人になった。それは、家に落ちているゴミを拾ったとき
そんな話を30分ほど。
本当はちょっとだけのつもりだったが、娘たちの話をして始めたら、なんだかみんなが真剣に。
すごく集中して聴いているのがわかる。
なぜかはわからないけれど、それなら詳しく話しましょう。
ノンストップの2時間弱。質疑応答はやらなかったが、フィードバックを直後にみんなに書いてもらった。
曰く
「決めるって大変なんですね。決めることは捨てるコト、を忘れずにやってみます!」
「2回目は話し合いも少し上手になってうれしかった」
「私は自分で決めるのが嫌いで、あいまいにするかみんなに合わせてきました。でもこれからは自分で決められるよう頑張ってみます」
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今回みなに響いた言葉は
「決めることは捨てること」と「価値観」だった。
その驚きを、忘れないで。そして、決める練習を、続けて欲しいな。
サバイバルの答えは、みんななかなかだった。半分のチームはちゃんと割り切りができていたし、点数もよかった。でも、話し合い方、はまだまだだ。「価値観」「戦略(方向性)」から決める、だよ。
夕方は地域の保護者・教職員さん向け講演。
の続編でもある。さてさて、どうなったでしょうか~。
2011年09月08日
閑話休題:長女の調べ力とVisible Thinking
2日半滞在した福井でのお話し。
長女がiPadで、なにやら調べている。
まあ、放っておく。
しばらくしたら「スポーツ整形外科って、なかなかないよねえ」と。
二子玉川にはイケメン若先生による「箕山クリニック(整形外科)」がある。
なかなかの腕であり、人気である。大学のスポーツ選手が多く、リハビリに通ってもいる。
彼女もそれは知っているはず。
「箕山じゃダメなの?」
「後輩が足首痛めちゃってさ。でも家がタカサカだから・・・」
タカサカってどこ?埼玉だろうな、と思いつつ、しばし会話。
すると
「あーもう、面倒だなあ」
とか言うので「イヤなら止めれば?」と私。
その子の体のことなんだから、その子がやればいいじゃない。
すると長女曰く、
「いや、ヒトの手助けだしイヤじゃないんだよ」
「ただ、みんなさ、ほんと調べる力がないって言うか、どうしよ~、って言ってるだけなんだよねえ」
「でも私は、わからない事でも調べれば何とかなる、ってわかってるから」
ほーーーー。
それはお父さんによる訓練のお陰では!?・・・とは、突っ込まず、「ふ~ん、そうかぁ」と聞き流したのであった。
長女は別のときにこんなコトも言っていた。
「レポートで『考察を述べよ』って問われているのに、言葉の意味を調べて書いている子もいるの」
「それって考察じゃないじゃん!って思うんだけど、どうすればいいのかねえ」
う~む、やはりVisible Thinkingの練習が必要だね。
See Think Wonder!
Think Puzzle Explore!
結局、スポーツ整形外科の件は、まずタカサカの子を二子玉川の箕山クリニックに連れて行って診察を受け、その場で「でも遠いんで埼玉のお仲間を紹介してください」と頼む作戦に。
ついでに長女は「スポーツ関係で働きたいんです!」「将来雇ってもらうには何を勉強すれば良いでしょう?」と突っ込む・・・・予定。
うまくいくかなあ~(笑)
2011年06月27日
坂井市 東十郷小学校でPTA文化講演会
10の郷があったから十郷。
その東部分だから東十郷。
田んぼと十郷用水に囲まれた、農業の地。
そう校長先生に伺った。
ばりばりに働くお母さんたちと、数名のお父さんたち、それに教員の方々、60名を集めての講演会。
決める力:サバイバル演習
子育て論:ヒマと貧乏とお手伝い
で85分ほど。最後には何名かの質問もでた。
「子どもたちにやらせたいから、子ども向けの資料も欲しい」と言ってくださった教員の方も。
終わってから、椅子を丸く並べて、10名ほどと懇談タイム。
私へのQ&A、というよりは、みなさんそれぞれのご苦労やチャレンジ、スタンス、をイロイロ伺えてよかった。
懇談タイムに移る間に、事務局のみなさんが書籍販売をしていただいたのだが、なんと8冊売れていた。
しかも、5冊用意したルークの冒険は完売。「もうないの?」の声もあったとか。
講演では全く取り上げなかったのだが、手にとって見て、良いと思ったから、なのだろう。だいぶ、うれしい(笑)
私を呼ぶ中心になっていただいた佐々木さんは、昔「トップコンサルタントがPTA会長をやってみた ~発想力の共育法」を読まれていて、いつかきっと、と思っておられたとか。
ありがたいことである。
さて、今日は午前中は母のあっしー。昼は庭師さんと相談。午後は原稿書き。夜は講演とちょっと忙しかった。
明日は午後、秋葉原で「ペンギン、カフェをつくる」の打ち合わせである。
がんばろー
2011年06月15日
名古屋でMESセミナーとジム・ダイン
今日は名古屋の金山駅隣接のANAホテルで講演。
中部地区の若手経営者のみなさん、80名が集まられた。
テーマは「決める力」
90分で、サバイバル!2本なので大忙しではある。
終わった後の休憩時間中、数名と名刺交換をしたが、なんと福井から参加された方も。
そして、講演中 話題にもした福井経済同友会での講演にもいらしたとか。なんという奇遇。
私の次の演者は岩松正記さん。仙台から来られた税理士さんで、本も出しておられるのだが、私の『ハカる考動学』をご愛読いただいていたそうで、わざわざご挨拶いただいた。(お土産も・・・)
「この本を読んだときには、やられたっ!て思いました」とはうれしい言葉。
金山駅には予定より少し早めについたので、名古屋ボストン美術館で「ジム・ダイン」展を見た。
20分でざっと回っただけだったが、長く、かつ、独自のモダンアートを追究し続けているジム・ダインの強さが伝わってきた。
モダンの旗手として評価され、それをある種裏切って次の境地へ。当然批判される。でも負けず、それを繰り返してきた彼の強さ。
こうありたいものだ。
いよいよ明日は、佐賀県武雄市。
648発の特急に乗って中部国際空港へ。福岡空港からは車でびゅん、の予定。
特別講義 ルークの冒険 60分バージョン。
さてさて楽しみなことである。
武雄の子どもたち、どんな子たちかな~~~。
2011年04月20日
九品仏の、花
今日は田園調布雙葉の高3女子向けに「決める力」演習、と子育て論(笑)
東急大井町線の九品仏駅から商店街を下り、環状八号線を越える。
玉川浄水場脇の急坂を下ると、右側が小学校で左側が幼稚園。
休み時間には、屋上広場から、そして校庭から、元気な小学生の女の子たちの声が聞こえる。
だからここを通るのが、私はとても好きである。
そして突き当たりが、中高校。
もうお邪魔するようになって5年目、だろうか?
おっとその前に、見事な八重桜。
写真は「ブラックガラス」のバンに映る姿である。
アクセンチュア出身の小林潤一郎さんのもつ選択授業『社会情報論』が、今日の戦場だ(笑)
相手は8名。もちろん初対面である。
最初のノリはちと悪く、ビビったが徐々に盛り上がり、最後はまあまあだったかな。
直後に参加者が乱打したFeedbackは・・・
・私の短い人生の中で自分で決めたことは本当にわずかだし、不安もありますが、今日教えていただいたことをいかし、壁を取り払って、悩むよりもむしろ楽しんで決断をしていけたらいいなぁと思いました。
こんな感じ。
みなさん、頑張ってね。決める『技』を、身につけよう。
これから一年が、みなの人生で初めての、決断と実行の時なのだから。
九品仏の商店街で、洒落たカフェを見つけた。
花屋かと思うほど。
名前もズバリ、花カフェ。
お昼にランチのカレーを食べた~
入ったときは一人だったが、出るときには他に3組。
盛況であった。
2011年04月19日
京都の旅:嵯峨野児童館と嵐山
お招きいただき、京都の西、嵯峨野児童館にお邪魔した。
小学校の校庭の一部に建てられた、学童機能付きの児童館である。
午前中は保護者向けの活動をされ、午後は学童を含めた子ども向けの活動となる。
校庭を使えるので、子どもたちにとって最高の場であるとともに、施設も素晴らしく、遊びや学びに最適と感じた。
研修を行った大きな部屋には、スクリーンも備え付けられ、プロジェクターもしっかりしたモノ。
保護者のみなさん、職員の方々、また、児童館関係者のみなさん合わせて30名弱の研修だった。
1030から1230過ぎまで、「サバイバル」と「生きる力」をしっかりやってもらった。
参加者のノリは、存外、良かったように思う(笑)
2011年04月14日
『正しく決める力』と柳家小三治
4月は『正しく決める力』の季節である。
新年度、新学年のまず最初につけるべき力であるからだ(ホントに)。
今日までに、
・月、富士通マーケティング 新入社員研修@神戸
・火、Goodfind 学生チャリティ研修@神田
・水、KIT虎ノ門BA専攻 戦略思考要論@虎ノ門
・木、MES若手経営者研修@新宿
と、4日連続で、やった。
たまたまにしては凄いものである。
そして、来週、
・月、京都嵯峨野児童館 保護者研修@京都
(職員の皆さんも、参加いただけるらしい)
・水、田園調布雙葉 高3 社会情報論@九品仏
・土、「むさし」教員研修@府中
と続く。
今の活動ターゲットからすると、来週こそが本命である。
ご参加希望の方は、いずれでも(笑)
さて、ここまでの反省は何だろうか?
・新しく加えた部分は概ね好評
・学生で数人「自己能力勘違い系」が見られたが・・・。
いや、これは私にとっての鉄板ネタ。
かとうまさはるさん風に言えば、芸、古典落語のひとつである。
基本同じモノを、しかし、日々新鮮な気持ちで繰り返す。
現代落語会の最高峰、小三治師匠は言った。(NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』)
「笑わせるのではない,笑ってしまうのが芸」
そして
「仕事に慣れてはいけない、初めて話すと思え」
「慣れてしまって、緊張感というか集中力というか、そういうのが疎(おろそ)かになる」
「実は、それがずーっと私のテーマですね」
プロだからこそ、慣れてはいけない。惰性で仕事をしてはいけない。
でも実は、臆病だから、大丈夫。いつもドキドキ(笑)
自信はあるが、慣れはしない。