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2011年11月28日
2011年12月21日
甥っ子のつぶやき
今日は二子玉川ライズのカタリストBAで、慶應の学生さんたちによるプロジェクト発表会があった。
ちょっと協力したので、拝聴に。
ついでにヒマしていた近所の甥っ子(中1)を連れて行った。
発表の途中、小声で「ランドスケープってナンですか?」とか聞いてきたりで、まあ、理解は辛かったかもねぇ。
でも、厳しい質疑応答が終わった後、「会社の会議ってこんなんですか?」と。
なかなかシビアでしょ(笑)
その後、ライズと玉川高島屋SCの中を二人でうろうろ。
私がプリンターのインクを買うために売り場に行ったら、彼はずらりと並ぶインクを見て「インクって高いんだなぁ」と言う。
すかさず私は尋ねる。「どうして高いんだと思う?」
彼は「作っている会社が暴利をとってるから?」
私「まあ、そうなんだけど、そんな簡単じゃないよ」
「プリンターとインク、の関係は、自動車とガソリン、かな。じゃあ、ガソリンはどこがつくって売っている?」
甥「えーっ。マークはわかるけど、名前が出てこない・・・」
私「エネオスとか、出光とかだよね」「それはどういう会社?」
甥「石油会社」
私「うん、自動車会社じゃないよね。自動車とガソリンは、違う会社がつくって売っている」
「じゃあ、インクは?」
甥「キャノンとかエプソンとか・・・電機会社?」
私「電機会社だけど・・・プリンターの会社だねえ。つまり同じ会社がつくってる」
「特許で守って、それしか使えないようにしてるんだ」
甥「えー、なんだか卑怯だなあ」
私「そうかい?そのお陰でプリンター自体は安く買えているのかもよ」
「インクで儲けるから、プリンターは安く売れる」
甥「ふ~ん」
私「そういうものは他にもあるよね」
甥「あ、携帯電話!」
私「ピンポン!他には?君んちにもいっぱいあるよ」
甥「う~ん、なんだろう」
私「ゲームさ。あれも本体はもっと高いのに安く売っている。その替わりにゲームからロイヤリティをとって儲ける仕組みにしている。任天堂がつくった仕組みだよ」
甥「そうか~」
てな会話を、歩きながら何回かやっていた。
交差点での別れ際に彼がぽつり。
「宏治さんからの質問に、ほとんど答えられなかったなあ」
私は彼の髪をくしゃくしゃしながら「さび付いてるんじゃないの~」と笑った。
彼も「う~ん、ほんとだ~」と笑った。
君がそこに気がつき、そしてそれを悔しがることが、最高だ。
少年よ、ガンバレ!
注:私は弟のところの甥姪に、宏治さんと呼ばれている。姉のところの甥姪には三谷のおじちゃん、だったかな(笑)
2011年12月20日
日経夕刊と、さとまいも
今日の食卓での最初の話題はこれ。
先日の日経新聞 丸の内キャリア塾のレポート記事。なんと3面に渡って掲載されている。
2面目には『ルークの冒険』と『一瞬で大切なことを伝える技術』の広告も!
これのお陰か、またAmazonランキングで上昇している。
さて、その後、三女が食卓で、ホワイトクリームのかかった芋のことを、みんなに説明しようとして
「このさとまいもが、もごもご・・・」
隣にいた長女がすかさず突っ込む。
「なにっ!今なんて言った?」
三女は流そうとするが、次女が許さない。
「今、間違えて、さとまいもって言ったでしょ」
開き直った三女
「だって昨日は里芋だったのに今日はサツマイモだったから間違えたのっ(`へ´)」
そして私。
「残念。それジャガイモだよ」
ホワイトソースがかかっていてわからなかったのだろうけれど、そう、それは立派なジャガイモくん。
「なんだ。イモしか合ってなかったのかぁ(T-T)」
今日は長女が予定外の帰宅。
2時間滞在して、埼玉に帰っていった。
その間、えらく騒がしかった(かしましい)わが家であった。
みんなが「面白かった話」を互いに披露合戦。
バイト先のマックでこんなコトがあった。
学校で○○先生がこんなことした。
コリオリの力は地球の真ん中で・・・。
はいはい。ちゃんと聞いてますよ。姉妹って楽しいねえ。
長女の求めで『一瞬で大切なことを伝える技術』のサイン本をあげた。
ダイジな卓球仲間のクラスメイトに贈りたいらしい。
「はっとまへ、って書いて」といわれて書いた。「はっとま、はひらがなだよ」
はいはい、仰せの通りに。
最近の次女の勉強場所はダイニングテーブルの下である。
床暖がいいらしい。そしてそのままお昼寝したりしている。
三女はもうすぐ冬休みというだけでハイテンションである。
でも、宿題と、先日の期末試験の反省勉強がどーーんと待っているのであった。
3姉妹それぞれの冬。
2011年12月17日
ほめる力演習の力と、新聞広告の力
12月14~16日、麹町にあるかんき出版で、3日連続のランチセミナーを行った。
・お昼の40分
・テーマは日替わり。バラ参加OK
・本を持参もしくは購入のこと
大した告知もせずどうかと思ったが、毎日10数名が集まった。
うち皆勤賞2名、2日参加が5名。
よく知っている相手も、もちろん何名か。
KIT虎ノ門大学院やグロービスの生徒さん、友人たち。
でも初めての人も多数。
そして「ほめる編」に参加された方から、こんなメールが。
「貴書を読んだ際、苦手意識を持っていることもあり「ほめる」の項はさらりと流してしまったのですが、セミナーに参加して目からウロコが文字通りポロリと落ちました。
初対面の方とお互いに褒めあうことで芽生えた有り得ないような信頼感、親密感。中高を共にした同級生にも分かっていないような長所を口に出してもらい、しかも他人に伝えてもらうことの照れくささと嬉しさの同居。久しぶりに衝撃を感じました」
本だけで、これらを伝えられたら最高だけれど、やっぱりこれはリアルな研修の力なのだろう。
田園調布雙葉の高3女子のためにつくった「ほめる力演習」が、どんどん世の中に広まろうとしている。
メールにはlこうもあった。
「誤解を恐れずに言えば、この「ほめる編」の習得だけに集中するだけで、ビジネスでもプライベートでもものすごいパワーを生み出せると感じました。ポジティブシンキング、コーチング、セールストーク、パーティトーク、子育てなどなど何にでも応用できますね」
その通りかもしれない。われながら「ほめる力演習」を見直したのであった。
さて、今朝の日経朝刊に出た広告。
思ったよりおっきくて、びっくり (゚д゚)!
しかも1面を開いた、2面目のすぐ下だし。
さらに開いて4面目の下はばーーんと池上彰さんの「伝える力2」
まるで「伝える」特集のようでよかった(笑)
おかげでAmazonランキングをぐんぐん上がり、夕方には総合100位を突破。
ここ数時間、100位以内に留まっている。(最高は86位かな)
リアルな書店さんでもこの週末、多くの人たちに手にとってもらえるといいな。
そして年末商戦を乗り切るのだ!!
明日は大阪で「出版記念講演」である。
グロービス大阪校の有志が主催してくれたもの。100名余が集まる予定。
http://www.facebook.com/events/178429395580653/
ついでに紀伊國屋梅田本店でものぞいてくるか~。
上記、余席は少しあるようなので、大阪近辺の方、よろしければ飛び入りでもどうぞ。
2011年12月10日
コレステロールとオシム
今日KIT虎ノ門大学院に行ったら、日本私学振興会・共済事業団から「QUPIO」というキレイな冊子が送られていた。
見ると、半年前にやった健康診断についてのものであった。
なんで今頃.。意味ないなあ(-_-;)
ところがよく見ると、単なる数値の羅列と紋切り型の記事が列ぶパンフレットではない!
なんとオンデマンド印刷で、ズバリ私向きのものになっていたのであった。
開いてまず最初は
「ミタニコウジさんは、病院へ行っていただきたい方です。」
との宣告文が。
そして記事本文はこう始まる。
「崖を歩いている人は、落ちやすい人ですよね。このページを読んでいるあなたは、まさに崖の上を歩いているひとです。」
放置して金をムダにするな、家族を悲しませるなと、ほとんど罪人扱いである。いや、確かに共済からすればゴクツブシ候補に間違いあるまい。共済事業団の執念を感じさせる。
次をおそるおそる開いてみる。するとそこには
「あなたのLDLコレステロールは141mg/dl。今の状態を軽視していませんか?」
と、私の検査値がズバリ見出しに。
それより何より、オシムの顔がコワイ。
そして記事にはこうあった。
「オシムは脳梗塞で倒れました」「既にペースメーカーを入れていて、定期的に病院に通っていましたが、それでも倒れたのです」
「早めに手を打って予防に努めておこうではありませんか」
明らかに事例の選定ミスである。
定期的に病院に行ってもダメだった事例で、病院に行けというのは相当、説得力に欠ける。
もちろんオシムが悪いわけではない。選定者がおそらくサッカー好きだっただけである。
でも、われわれ(病院送り予備軍?)の気持ちがまったくわかっていない。
拙著『一瞬で大切なことを伝える技術』を是非、読んで欲しい。
ちなみにその次の頁に、検診数値が書いてある。
LDLコレステロール 141 mg/dl。おお、去年よりは下がったねえ。そして病院に行く目安は・・・140 mg/dl、とな。
う~ん、惜しかった。
でも、こんな面白い冊子を見られたのだからヨシとしよう。
もちろん、来年はもらわぬよう気をつけますけどね。
2011年12月09日
環状2号線と虎ノ門ヒルズ!
虎ノ門ヒルズ、知ってますか?
今、KIT虎ノ門大学院のお隣で工事中のあれです。
森ビルが建設中の53階建てのビルです。なので仮称、虎ノ門ヒルズ。
53階建ては都内でも2番目の高さとか。
でもこの物件の一番の特長はその高さではなく、地下部分にあります。
地下を大きな道路が貫通しているのです。
環状2号線なんて聞いたことないですよね。戦後すぐ計画され、建築制限だけが掛かったまま放置されていたプロジェクトが、なんと昨年動いたのでした。
新橋駅の第一京浜から虎ノ門病院脇の外堀道路までが結ばれます。
今更つくる価値があるのかまったくわかりませんし、たった1.5kmに2700億円をつっこむ理由もわかりません。
でも、森ビルはこれを商機と見なしました。
道路脇の森17ビルを撤去し、周辺の土地を地上げし、東京都から環状2号線の地上権を数百億円で買い取って、虎ノ門ヒルズの建設を決断したのです。
もう2年半ほどで、完成します。
この事業、森ビルにとっておそらくは1000億円以上を投入してのバクチである。(六本木ヒルズは総事業費2700億円!)
お隣でもあるので、もちろん、成功して欲しい。
虎ノ門&愛宕は、週末でもヒトの集まるような町に、生まれ変わるのだろうか!?
丸の内だって変わったんだ。きっと不可能ではないはず。
えいえいおー。
ただここしばらくは、建設現場の様子を、じっくり楽しませてもらいましょう。
働く自動車も一杯で、ほんと楽しい(笑)
メインタワー。一週間で1層以上、積み上がっていく感じ。
今しか見られない地下道路。年末で上を覆ってしまうので。
新橋へ伸びる環状2号線。ほとんどは地下。地上は道路と広い公園に。
2011年12月05日
次女と入学試験 ~ 名言集
「決めてからは、迷ったことはありません」
春、結構な国立大学難関校を目標とした。
夏の三者面談の場で、担任と父の前で。
当時はC~D判定。
決め手はキャンパスでのお散歩(笑)
「私の強みはいままで勉強しなかったこと」
E判定からの受験勉強スタート。
スゴイねと父が感心したら、こう答えた。
小中と高校受験勉強時も「勉強は1日1時間」を決して変えなかった。
「チャレンジのお陰で基礎はできている」だからあとは記憶と訓練に過ぎないと。
それが、強みかぁ。
「模試は集中力の練習にはならない」
2次試験は2日間にわたって行われる。
模試はそれを1日でやるので朝から晩までかかる。
1回それをサボるというので、集中力の練習になるのでは?と聞いたら、
そんなに長時間は必要ないとのお答え。
「本番では、これまでにないくらいの集中力を必ず出す」
上記に加えて、集中力について。
「これでもう判定が出ないから気軽に取り組める」
最後の模試の日が終わって。
でも上記のように、その模試はサボっていたのであった・・・。
「睡眠が私の強み」
9時には寝て、4時過ぎに起きる。
そしてダイニングテーブルでモクモク勉強。
お昼寝もよくする。
塾も使わず、学校の特別講義も使わず。
小学校から続けていた進研ゼミも11月末で辞めた。あとは今ある問題集で十分、と。
「私は他人と戦っていない。自分の点数と戦っている」
試験の問題が難しくても気にならない。
そのときは他の人にも難しいってわかっているから。
常に6割の出来を目指す。
だから回りの受験生は敵ではない。
競う相手は自分自身だけだ、と。
「本命に落ちたらどうするかは落ちてから考える」
余計なことは考えない。
でも実は結構楽観的なのである。
「合格している白昼夢をよく見る」
それでうれしくなっちゃうのだが、いかんいかんこれは夢だと自分を押さえているらしい。
本番まであと3ヶ月。
がんばれ!
2011年12月04日
『一瞬で大切なことを伝える技術』初版限定セミナー 11/29&11/3報告 &12/14~16 ミニランチセミナー@麹町のお知らせ
『一瞬で大切なことを伝える技術』の、最大のプロモーションイベントが無事、終わった。
2回で延べ、140名以上がKIT虎ノ門大学院に集まった。
KITの協賛を得て、チラシも場所も、アドミニストレーションもしっかりやっていただいた。
藤野さん、彦田さん、ごくろうさまでした。
特に12/3は休日で、時間的に後ろが空いていたので「懇談会をやりたい!」と突如、前々日に言い出す著者。
それにも対応して頂き、懇談コーナーに軽食と飲み物が列んだ。
セミナーは丁度120分で18時に終了。
そして、懇談会は20時まで可能ですよとアナウンスされた。
まさかと、思ったが、本当に20時まで2時間、懇談会(含むサイン会と撮影会(笑))は続いた。
参加者は、さまざま。
・古くからの友人
・社会人大学院(グロービス、早稲田、KIT)系の使徒
・三谷本や研修のファン
の他にも
・友人の同僚や部下(行ってこいと言われた)
・まったく新しい若き読者
が首都圏、大阪、長野、静岡等から集った。
千葉から来た若き姉妹はこの本が、私の著作との出会い。
「話してると途中で何が言いたかったかわかんなくなる・・・」と悩むお姉ちゃんが本を買って「セミナーに行く!」と妹に言ったら「私も!」ってなって、千葉で頑張って初版本を探した!と。
本当にありがたいことであり、同時にこの本の価値と広がりを感じる。
この勢いを新刊激戦月である12月中も加速するために、「昼活」を考案。
麹町にあるかんき出版で、1話完結40分間のランチセミナーを14~16日に行うことにした。
詳しくはこちらを!
< div>限定20席。予約無し.当日の早い者勝ちです(笑)
2011年12月02日
大学生 of the year 2011@時事通信ホール 11/30
こんなイベントがありまして、審査員として出てました。
午後一杯かかるということで、とぼとぼ銀座の時事通信ホールまで。
まあ、案の定、行ってみると素晴らしい出会いが一杯でした。
まずは審査員たち。
エンジェル投資家の平さん、セグウェイの大塚さん、難民を助ける会の堀江さん、慶応名誉教授の斎藤さん、オスカープロモーションの鈴木さん・・・そして、プレミアムウォーターの萩尾さん。
なんとも個性的で、面白い人たち。
仕掛けたのはアイグローの児玉さん。(彼はKIT虎ノ門大学院の客員教授でもある)
日本の大学生はうつむいてなんかいないぞ!元気だぞ!を示すために、すごい大学生を一杯集めようと企画した。
そしたらこんなに集まった(笑)
特に、ノンプロフィット部門はすごい。やっぱり、学生のやる気を引き出すテーマだからだね。
でも、ビジネスもノンプロフィットも本当は同じ。いかに社会的意義のあることを、仕組みとして立ち上げるのかの勝負だ。
私はビジネス部門の審査員として、そして全体グランプリの賞授与者として参加。
ノミネートされた12人の学生さんたちの4分間スピーチを聴き、そして、審査員たちと議論した。
同時に来場した100人余の学生さんたちも、チームディスカッションで投票を。
最終的に、グランプリはノンプロフィット部門の川口さん。
彼女は「大阪のホームレスのおっちゃんたちを救う」をテーマに放置自転車再生事業を立ち上げた。
14歳から取り組み、19歳で遂に実現。まずは3名のおっちゃんを雇用した。そして数年で100名以上を!すごいなあ。本当に、素晴らしい。
社会の一隅を照らす、と彼女は表現していた。
そして私がグランプリ表彰のステージで、参加者みなに語ったこと。
「みなは素晴らしい。もっとarrogant傲慢になっていい」
「『イマドキの若い者は』なんてソクラテスの時代から言われていること。まったく気にしなくていい」「でも幸か不幸か解くべき問題は、難しくなってきている」「だから相当がんばんないとダメなんだ」
「頑張るときに気をつけることを2つ」
「1つは『絞る』こと。拡げすぎたり、遡りすぎたりしちゃ、いけない」「Steve Jobsだってそうだよ。彼は極端に絞り込んだから、成功した」
「もう1つは、さっき言ったことと二律背反なんだけれど『ヒトに上下はない』ってこと」「きみたちはarrogantにならなきゃいけない、でも、ヒトに上下があると思い込んだ瞬間、失敗するよ」
「みんなを、応援している」
本当は、もう1つ付け加えたかった。
「推薦図書は『マスターキートン』。みんな、良い目を持とう。それがMaster of lifeへの道だ!」って(笑)
終わった後、何人かの学生さんと話した。
そしたらいつのまにか「プレゼンへのダメ出しお願いします!!」ということに。やっぱりみんな、M系なのね(笑)なのでしっかりfeedbackしておきました。
あー、楽しかった。
2011年11月29日
2011年11月28日
特別講義ルークの冒険@四日市市 内部東小 11/23
グロービス名古屋校でISTを受講された高木さんが、PTAに働きかけて実現した『特別講義 ルークの冒険』である。
なにがチャレンジングだったと言って、
・PTA行事だが、大人と子どもの両方を対象にしたい
・子どもは小学生1年生から6年生まですべてを対象としたい
という会であったこと。
子どもが主体、ではあるのだが、大人にも『お手伝い至上主義でいこう!』的な話も是非に、とのことだった。大人向けの話のとき、子どもはどうしていればいいだろう。
また、1~6年生を混ぜるのは初めての経験。あまりに理解力にギャップのある集団を、どうグルーピングし、どうリードすればいいのだろうか。
そんなことをツラツラ思いながら、名古屋経由で四日市市に。いよいよ家庭科室に子ども48名、大人40名(うち教員4名)を詰め込んでの授業がスタートだ。
・校長先生の挨拶
・PTA会長の挨拶(30秒)
・司会による紹介
と進んで、いざ授業。やはり5.6年生をチームリーダーにする。
これに存外時間がかかる。大きな学校なので必ずしも友だち同士ではないし、内気な子もいる。
でも決める。それが必要だったから。
今回立てた作戦は、チームリーダーに実験の肝の部分を任せること。
紙コップ実験で、どうやって水を入れた対照実験を行うか、途中で、リーダーだけを前に集めて実演する。そして一人一人に自分でも体感してもらう。
その上で、「これを、チームメンバー全員にやらせて。リーダー、しっかりね!」と送り出す。
すぐに各チームで起こる歓声。
内気な女の子リーダーも、一生懸命やってくれた。
最後に子どもたちにはアンケートを書いてもらい、その間に、教室の後ろ1/3に集まる大人たち向けにお話しを。
「釜石市の奇跡」のことに絞って話した。
「必要なのは判断力。そしてそれは教育と訓練で身につけられる!」
質疑応答では、親から「どうやって判断力ある子に育てられるのか?」との質問。
ならばと「ヒマと貧乏」のお話しをする。
さらにお手伝い至上主義についても一言」とあったので、三谷家事例を少し紹介。
時間はちょっと?オーバーしたが、子どもたちも親たちも、とっても熱心に取り組んでくれた。
生まれて初めて降り立った、三重の土地。
また、お邪魔できると良いな。
これは最後、体育館でやった「大風船実験」
参加条件は「手を出さない。顔でぶつかる」こと(笑)