カテゴリー: 10 メディア
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2009年08月25日
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2009年09月09日
不思議なこと
1. みずほはアナログ?
二子玉川のみずほ銀行に行った。ロビーには天井から大きな液晶テレビが。
よく見ると「フルスペック ハイビジョンTV」と書いてある。
でも放送番組更を見ると「アナログ」と。なんでやねん。
いろいろ考えたが理由は分からず。
2. 情報漏洩?
今日は一日留守番状態。電話も一杯取った。
その中に「マンションリフォームを請け負ってます」というものが・・・
「一戸建てですので」と断わったが、ちょうど弟の新居のリフォーム案を考えていたので、ドキリ。
なぜバレた!?
3. TVコメンテイターのなぞ
はるやま商事の新規事業である「ミリオン カラッツ」
流行服を、まずネットで先行販売し、売れ筋を見極めてからリアル店舗で売り始める。
テレビ東京のWBSで野村総研の上級コンサルタント氏が、コメントしていた。
「ネットとリアルの『シナジーをする』ことが大事」
打ち間違いではない。
「毎日でなく毎分毎秒ごとに改善をしていくこと」
どうやって?気持ちは分かるが・・・
いずれにせよ、TVコメンテイターというものは、なんでショもないことしか言わないのか。
いや、TV側が取り上げてくれないんだよなあ、多分。
2009年08月25日
HDJ新車発表会@六本木ヒルズ
今日はハーレー・ダビッドソン ジャパンの新車発表会だった。
創業者の曾孫で副社長のウイリアム・G・ダビッドソンも臨席しての大イベントだ。
夕方までは40Fでディーラーミーティング。
その後、六本木ヒルズ・アリーナで新車発表会。
一般客 800人
ディーラーさん400人
スタッフ 100人
といったところか。もちろん、会場はオープンエアなので、回りの通路や階段は黒山の人だかり。
全体の演出も悪くなかったが、Buellのスタントライディングがビックリ。
狭く短い通路で、ノリノリのパフォーマンスだった。
その後の、立食パーティは辞して帰宅。
因みに午後はKITで、日経新聞の取材をウケた。
100万人に伝えるべきメッセージは、明確だったか?
9/15をご期待アレ。
2009年07月03日
ソクラテスの人事 「都市の夜景」
放送中には紹介されなくなったが、番組HPでは毎週公開されている。
今週は久しぶりに私からの出題。
「都市の夜景」だ。
本来の問題は
・この都市の特徴を4つ挙げよ
・ゆえにこの都市はどこか?
だ。
番組HPでは答えもすぐ出てしまっているが、もちろん、すぐ飛びつかないように!
自分で考えないと、なんの意味もないので。
(写真はWikipedia Commonsより、三谷改変。Creative CommonsのAttrition-Share Alike 2.5 Generic)
2009年06月22日
Type取材
KIT虎ノ門大学院でTypeの取材があった。
・Type:コンサルティング業界特化の就職情報誌
殿村さんと小室さんと私、で1時間弱の対談。
・殿村さん:ヘッドストロング・ジャパン社長、前KIT虎ノ門大学院 主任教授
・小室淑恵さん:ワーク・ライフ・バランス社長、KIT虎ノ門大学院 客員教授
その直後にパンフレット用に殿村さんとの対談もあったので、パンフレット作成を担当するジェネバ社の人たちも後ろで見学してもらった。
総勢で10名弱かな
・Typeの編集者、ライターさん、カメラマン
・ジェネバのデザイナー、ライターさん、営業担当者、カメラマン
・KITの事務局
と大人数。
さまざまなテーマで殿村さん、小室さんとお話し。
私や殿村さんも結構話したので小室さんからすると「こんなに話す割合が少ない対談は初めて」だったかもしれない(笑)
ともかく、楽しい対談はあっという間に終了。
その後、殿村さんとの対談と写真撮影。
更に、やはりパンフレット用のゼミ生対談風景写真撮影をこなして早稲田へ。
本来はCRMなのだがQ&Aと「発想力」講義を行う。
たのしく紙コップをチョキチョキ
2009年06月19日
THE21 「灼熱」 5:手段と効用
手段は下記にあるアイテムたちだ。それに優先順位をつけるのがこのケースの目的だった。
大戦略に沿って、正しいアイテムを選ぶために、第2段階の「中目標・ 効用」はある。
効用って何だろう。これはUtilityの日本語訳でもある。
「何の役に立つのか」ということでもある。
家電量販大手のエディオングループの中核であるデオデオは、創業当時から
「我々が販売しているのはモノではなく効用だ」と看破し、
「しかし、故障時にはその効用はゼロとなる」「ゆえに、迅速な故障修理に全力を尽くす!」
として究極の故障修理態勢である『Zサービス』を創り上げた。
その詳細は別紙に譲るものとして、つまり、炊飯器は手段であって、その効用は「ご飯が炊けること」だということだ。
「水」はモノである。ではその効用は?
当然この場合なら「飢えを癒す(水分補給)」ということになろう。
「タイヤ」もモノである。ではその効用は?
もともとは「車を支える」であろうし「パンク時のスペア」であろう。炎上している車を前に、それらの効用は、多分、虚しい。
でも、他にも大きな効用があり得る。
それは「発見の目印」だ。
燃やすことによって、相当明確な目印となり得るだろう。さて、これは目指す大戦略にとって重要だろうか?
手段が限定されている場合には、大戦略の後、効用をいきなり考えるのではなくまずはアイテムの効用を考え、分類してみる。そういったボトムアップ的なやり方も有効だ。
但し、一つのアイテムは、一つの効用しか持たないとは、限らないので注意すること。
さて、手段と効用を自身で整理してみよう!
2009年06月15日
THE21 「灼熱」 4:大戦略
ダイジなことはもちろん「生き残ること」
そして前提としては「救援隊到着まで20日以上の可能性」
最寄りのオアシスまでは40kmあり、日中は40℃で砂嵐、夜はマイナス10℃という状況だ。
日中何もせずにいれば、数時間で熱中症になり、命を落とすだろう。
さて、動く(move)べきか、動かざる(stay)べきか。
それが大戦略として決めるべきコトだ。それによって、優先すべきアイテムは、大きく異なるはずだ。
但し、ここでもう二つの事実を。
一つは、もしオアシスへのmoveに成功しても、それは必ずしも「生き残る」を保証しない、ということだ。
オアシスには水と緑があるだけで、必ずしも食料があるわけではない。
もう一つは、moveにせよstayにせよ、最終的に救助隊に発見してもらうことがゴールであるということから、見つけてもらう(found)が重要である、ということだ。
かつ、砂漠の真ん中で、ヒトを見つけるのは必ずしも容易なことではない。
どうだろう。
大戦略としても、単純にstay or moveではないこと。
さまざまなオプションがあることが分かっただろうか。
まずはそこから考えてみよう。
2009年06月14日
THE21 「灼熱」 3:ダイジなこと(続)
重要思考の最上位である「大事なコト」。それは前提であり価値観であった。
前提として「時間(Time Frame)」と「スキルセット」がある。
時間に関しては、外部からの救援は20日以上掛かる可能性が高い、であった。
「スキルセット」はどうだろうか?
これはまさに解答者のレベルによる。全くの砂漠素人からサバイバルのプロまで居るだろう。
ここでは通常の体力・知力だと仮定する。
では、「価値観」は?
このサバイバル作戦で、ヒトは何を望むだろうか。もちろん日本人なら多くが素直に「生き残ること」と言うだろう。
でもアングロサクソン系なら多くが「自分の人生を自分で切り拓くこと」と答えるかも知れない。つまり、救援など待たない、という姿勢だ。
更に「生き残る」にもいろいろな状態があり得る。
「ハイリスクハイリターン」でいくのか、「ローリスクローリターン」か。それとも中庸か。
これらはまた、大戦略を考え、議論するときに戻ってくることとしよう。
2009年06月12日
THE21 「灼熱」 2:ダイジなこと
『重要思考』は、まず「大事なコト」から。
そこから「大戦略」「効用・中目標」「手段・ツール」へと進む。
なのでまずは「大事なコト」が定まらないと、話にならない。
一般には、前提や価値観、を大事なコトと置いている。
会社ならビジョンや経営目標、といったものだろう。
ここでは、前提として、さまざまな状況が設定されているが、サバイバルという意味で、特に重要なのは、時間とスキルセット、だ。
状況を整理すると、
・場所はタクラマカン砂漠
・日中50℃+砂嵐、夜はマイナス10℃の可能性
・最寄りのオアシスは南南東に40km
・その先は不明
だが、時間に関して考えるとまず
・旅程はあと20日分残っている
・遭難は外部に知られていない
ことから、外部からの救援は20日以上掛かる可能性が高い。
そして、超短期で言えば
・もうすぐ夜
ということでもある。
これは大戦略がどうあろうと、外部の救援に接するまでに、この酷暑酷寒を20日以上生き延びなくてはならないことを示している。
では、この状況下で、大戦略にはどういったものがあるだろうか?
いや、その前にもう一つの前提であるスキルセットは?そして、価値観は?
これらはまた明日。
2009年06月11日
THE21 「灼熱」 1:問題の解説
さて今日から「灼熱」の解説を始めよう。
(『THE21』 2009年7月号より)
そもそもこういった「サバイバル」ケースは、「コンセンサスゲーム」として開発されたものだ。
合意形成の難しさと方法、そして価値を学ぶためのものだ。
なので、通常は
・個人でやり、答え(優先順位)を出し
・チームでディスカッションして答えを出し
・正解と比較することで、個人得点、チーム得点を算出する
という手順を取る。
面白いことにほとんどの場合、チーム得点の平均は、個人得点の平均を大きく上回る。
これが、コンセンサスの価値、だ。三人寄れば文殊の智慧、は正しい。
同時に、コンセンサス形成の難しさも、参加者は体験することになる。
大抵のチームが制限時間内に議論をまとめられない。
議論が散漫で結局、声の大きいヒトの意見に合わせただけ。
そんな現象があちこちで起こる。
研修ではそこから、合意形成のテクニックという話に進んでいくのだが、実はそれでは足りない。
意思決定のフレームワークが揃っていなければ、そもそも議論にならないからだ。
正しい議論なき合意は、空しい。
そのフレームワークこそが「重要思考」、 ダイジなことから、大戦略、効用・中目標、手段・ツール、の3段階で考えるというものなのだ。
さあ、この「灼熱」を、重要思考で解いてみよう。
ダイジなことは何だろう、大戦略は?アイテムたちは何の役に立つのだろう(効用)?そして、大戦略実現のために、どの効用を上位とするのか!
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2009年06月10日