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2009年04月30日

「ソクラテスの人事」問題と「50音の謎」公開

本日放送の「ソクラテスの人事」第4回、ご覧になっただろうか。
お題である「何のグラフ?」を掲載。

また、「発想力」のフシギシリーズ「言葉のフシギ」で、「50音の謎」をアップ。
濁音の仲間外れは、何?

2009年04月30日

岡山 金光学園での「発想力」授業、「決める力」研修

今日、岡山西南部の金光学園で、探究コースの高校一年生100名への「発想力」講義、及びに、教員の方々20名弱への「決める力」研修、を行なった。

金光学園での講義は、「発見力」をテーマに、さまざまなフシギを提示し、自身で考え、そして小グループで話し合ってもらった。
機器の設定がうまく行かず、なんと30分遅れのスタートとなったが、なんとか無事終了。

途中、「えーーーっ」とか「おー」とか、笑い声も絶えない80分となった。

教員研修では「サバイバル1」「サバイバル2」を実施。60分余であったが、まあまあの手応えか。
この道40年の副校長先生も参加いただいたが「面白かった」「ためになった」と言っていただいた。よかったよかった。

また、お邪魔できればと思う。

実は昨日から岡山入りし、昔お世話になった方と遊んでいただいた。

彼の黒ベンツでドライブしたり、ご自宅を改造しての喫茶店にお邪魔したり。

今日も、金光学園まで送っていただいたのだが、講義は1430からだったので、お昼は途中の倉敷を訪問。

大原美術館を久しぶりに訪れた。

いい絵が何枚もあったし、お隣の有隣荘(大原さんの別宅)特別公開も素晴らしかった。

新倉敷からこだまで岡山、岡山からN700系で新横浜。新横浜から二子玉川。

4月の最大イベントは、無事終了~

2009年04月28日

観想力 韓国語版 出版

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2年半前東洋経済新報社から出した「観想力」
2007年2月に、韓国語での出版が決まっていたのだが、実はそのまま相手先でフリーズしていた。

それが丁度2年後の今年2月になって「出版するから写真と序文を送って!」とのコトに。
じわじわ翻訳していたのね。
本日、出版社dasanbooksから実物が10冊届いた。表紙デザインはなかなかシュールである。夢に出てきそうなほどのインパクトがある。

それにしても、韓国語の本題は、なんという意味なのだろうか・・・

韓国語版は元祖「CRM」に次いで2冊目だが、序文を寄せるのは初めて。

日本語での内容を以下に引用しよう。これがどれだけ翻訳されたのかはチェックのしようもないのだが、雰囲気的には全て訳して頂いたようだ。
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韓国語版の出版にあたって

 

この度、韓国の皆さんにこの『観想力』を読んでいただけることになった。私の著作の中で、『CRM
顧客はそこにいる』に続いて2冊目の韓国語版だ。

 

現在、アメリカ発の金融及び経済ショックは世界を覆い、各国の政治状況も不安定さを増している。2008年末、シカゴ先物取引所(CBOE)でのVIX(別名
恐怖指数)は、空前の80ポイントをつけ、投資家たちの将来への不安を代弁した。金融立国を目指したアイスランドの平均株価は一年で99%下落し100分の1となった。今、未来は見えない。予測不能状態だと言って良い。

一方、世界全体のGDPは2007年で54兆ドル。2002年からのたった5年で20兆ドル以上増加した。アメリカ1.5ヶ国分、日本4ヶ国分、韓国25ヶ国分が増えたと言うことだ。今後、実体経済が多少冷え込もうが、このGDP規模が元に戻ることはもう無い。世界の成長と資源消費は続くだろう。

この2つのことから見えることは何か。それは我々が、未曾有の巨大リスク時代に突入していると言うことだ。目隠しをした数百台のスポーツカーやトラック(排気量50ccから10,000ccまで)が、ゴールのないレースをしている。世界はそんな状況なのだ。

そこから脱するには、革新(イノベーション)しかない。現在の延長線上に、持続可能(サステイナブル)な答えは存在しないのだ。国家レベルで、企業レベルで、そして、個人レベルで常識を打ち破り、革新を起こし続けるしか、我々の生き残りの道はない。

 

この本『観想力』は、様々なレベルでのイノベーション事例を紹介しながら、最終的には個人レベル、つまり読者である皆さんのイノベーション力を向上させることを目的としている。

国や企業に頼ることなく、個人としてこの狂乱時代を乗り切る力を付けようではないか。

 

私がボストンコンサルティンググループ、アクセンチュアで過ごした20年間で、学び、創り出してきた戦略的発想法の粋を、是非、味わって頂きたい。

「空気はなぜ透明か」、あなたには答えられますか。

 

我が三人の娘たちに、よりよき未来を残すために。

そして皆さんと共に、素晴らしき韓日時代を築くために。


 

2009年3月
三谷宏治

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5/2追記
本の題名は直訳すると「3つの超感覚」
副題は「鬼のように核心を突き通して見る能力」
となるらしい。もののけの世界に通じる凄い題だが、内容を的確に捉えている、とも言える。

2009年04月23日

賢者アーファンティ 公開

本日、新コンテンツ、「賢者アーファンティ」を公開。

決める力→重要思考→Q&A力
をご覧あれ。

(詳しくは、「正しく決める力」第9節を)

2009年04月22日

田園調布雙葉 高3 情報システム論 第1回

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無事終了した。
10分休憩を挟んで、1045から1235まで。

今回は「決める力」
ネタは「サバイバル」の「墜落」と「沈没」である。
最初に20分ほど寄り道をした後、24名を4人ずつ6チームに分けてのチームディスカッションを、2回やって貰った。

講義中、みなに振ってもなんらか答えが返ってくるし、議論もまあまあ活発であった。
直後に(光速で)打ち込まれた感想コメントを見ると、
「2時間あっという間でした」「今までにない授業で面白かった」
「決めることに対しての考えが変わりました。何が一番大切かをまず考えなくちゃいけない」

2時間を楽しみ、かつ、これからも学びを使っていこうというものが多かった。
「あと2回の授業も楽しみです!」

はい、頑張りましょう。
次回は5/27。Q&A力の新ネタなので、よく考えねば。

今日の反省点も色々あるし。
・もっと議論を活発に(レイアウトの工夫も)
・個人発表の場を増やす(時間との兼ね合いはあるが)

写真は九品仏寺の飛び石と桜。
良い天気だった。

2009年04月20日

本日発売 週刊東洋経済4/25号に!

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東京では本日発売の「週刊東洋経済 4/25号」に記事が掲載された。
テーマは教育。
日本を変えるビッグアイデア30の一つとして取り上げられている。

70頁に及ぶ特集の、「Part4 教育・働き方」の筆頭だ。
藤原和博さんの前というのはおこがましいが、マインドセットでの講義風景も入った、良い記事だと思う。

「種蒔く人」と評していただいたが、その通りになれるよう、努力したい。

2009年04月16日

4/22 田園調布雙葉で「サバイバル」講義

今年度は取り敢えず、高校3年生、情報システム論の授業において3回、講義を担当することになった。

4/22(水)10:4512:35

5/27(水)10:4512:35

9/30(水)10:4512:35

である。
初回の4/22は「決める力」のキーツールである「サバイバル演習」を行なう。
墜落と沈没の2本立てだ。

1回だけではスキルにならない。だから複数回繰り返す。
これを80分の余りの間でやるのは難儀だが、やれないことでもない。
楽しく、真剣に、何回も。

頑張ろう。

PS. 生徒さんたちは、まずこのHPで「予習」しているらしい・・・。エライ。

2009年04月15日

ソクラテスの人事、収録見学!

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NHK金田さんにお願いして、収録を見学。

明日、第3回の放送だが、今日は第5回と第6回の収録がある。

1500~1800の第5回収録を、通しで見た。

企業担当者は既に位置についている。

数十名の拍手役への前説が終わり、タレントさんたちが拍手で入場。

これだけ大量の芸能人を、いっぺんに間近に見るのは初めてだなあ。

MCの南原、高田純次、ほしのあきさんたちだけでもちょっと不思議な気分。

時々は中断するものの、基本的にはずっと流して収録は続く。

MCの3人の、うまい流し方にはビックリ。

もちろん、進行の台本はあるのだが、高田純次さんの分とかは「ここで適当コメント」の一行だったりする(笑´∀`)

スタジオには、映るヒト以外のヒトたちが本当に多い。

拍手役抜きで40名はいるだろう。時々入るメークさん数名、廊下でモニターを見ているマネジャーさんたちを入れたら、50~60名か。

更にこれから2時間半分のテープx5(カメラが5台だから)を、45分に編集するわけで、なんか気が狂いそうである。

毎週毎週こんな仕事を続けるのも、すごい。

第4回の終わりに出す私の「問題」

第5回の最初に練習問題として出されたのだが、ズバリ正解が2名もいた。しかもノーヒントで。

これにはビックリ。Iさん、やるねえ。

さて、これからも楽しみだ。

NHK総合「ソクラテスの人事」、木曜2200~2245

http://www.nhk.or.jp/jinji/

2009年04月09日

ソクラテスの人事② 今日はコップの解答編

今日も番組終了直前、数秒のみ貢献する。(22:44頃?)
コップ問題の解答編だ。

変哲もないガラスのコップ。
なぜ円柱なのか、なぜ下がすぼまっているのか。

1000通以上の解答がNHK HPには集まったという。

詳しい解答・解説は番組終了直後にNHK HP及び、当HPにて掲載予定~~~
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NHK HPはこちらに掲載(かなり分かりにくい場所)
http://www.nhk.or.jp/jinji/backnumber/b090402.html

2009年04月06日

日経ネットプラス 本日掲載

今朝の日経新聞の「領空侵犯」は鈴木光司さん。

彼の作品は、デビュー作の「楽園」に感動して以来、ずっと読んできた。
「インタビュー領空侵犯」では「論理力を鍛えるために、理数系の勉強を!」と訴えておられる。

日経ネットプラス、では「ちょっと待った領空侵犯」として私とソフトブレーンの宋さんが登場。
http://netplus.nikkei.co.jp/
各々「理・文両方の勉強が必要」「理系の強みはファクトベース」といった論を述べている。

詳しくは、本文を。(無料の会員登録が必要)