カテゴリー: 08 執筆生活
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2009年12月16日
カテゴリー: 08 執筆生活
2010年01月20日
学びの源泉 通算60号 「新しいハカり方への挑戦2:MEMS」
学びの源泉も、通算60回目を迎えた。
#ジャイロスコープも内蔵したWiiモーションプラス
もう一つ、常識を変えたMEMSがある。リモコンへのアタッチメントとして開発されたWiiモーションプラスに組み込まれた「ジャイロセンサー」だ。
これを取り入れたことで「回転」がハカれるようになった。
加速度センサーは直線的動きをハカるには強いが、ひねり(回転)がわからない。だからゲームで言えば、ゴルフクラブのフェースの開き具合がわからない、ラケットでスピンがかけられない。
ジャイロセンサーはもともと、ロケットや航空機の姿勢制御用に開発されたもの。超高速の「地球ゴマ」が内蔵された数十キロの代物だった。
ところがMEMSで作られるようになり、さらにデジタルカメラの手ぶれ防止回路に使われて、爆発的に小型化と低価格化が進んだ。半導体技術で作られているので、量が出れば価格は劇的に下がる。
でも、カメラ用のままではゲームには使えない。結局「ピンポン」での利用などを考えて、性能を5倍に上げた。これで1秒間に4回半、腕を回しても大丈夫だ。
その他幾多の困難(*3)を乗り越えて、Wiiモーションプラスはリリースされ、既に1千万台近くが売れたという。
これにより、多くのソフト会社に「奥の深いスポーツゲーム」「より直観的な操作」の可能性を提供した。
「Wiiスポーツリゾート」のみならず、より革新的なゲームの登場を待とう。
(*3)任天堂のWii専用HPに、社長が訊く『Wiiモーションプラス』があり、詳しい
2010年01月19日
話すように書く
一般的に言って、話し言葉はいい加減である。
文章として完成していないものが多く、起承転結や論理構成も適当だ。
でも、ヒトは文章を読むとき、聞くように読む。
つまり、短い分量を、感覚的にささっと読み流していく。
だから、書くように書いた文章は、読むのにツラい。
初めて本を書き始めたとき、長い文章など書けないと思った。
それまで10余年、やってきたのは限りなく短い文を書く練習。
プレゼンテーション用のスライドでは、一行に30文字も使わない。
書いてみたら、それが役に立った。
話すように書く。
プレゼンテーション用の「おしゃべり」の用に書くことで、話は伝わりやすくなる。
同じことを3回話す。
・事例で
・抽象言語で
・日常語で
それで、ようやくヒトに伝わる。
さて、伝わる本であるのはいいとして、どうやったら「感動を生む」本になるのか。
これはまだまだ修行が必要かも。
DもJも、八合目付近まで来た。
最終章を残すのみ。
もちろん、まだ初稿なので、大幅な手直し等は発生するだろう。
そこからが感動への峠坂か。
2010年01月15日
『CRM 顧客はそこにいる』累計4万部突破!
98年末に初版、2001年に増補改訂版を出した『CRM 顧客はそこにいる』がまた、増刷されることになった。
CRM関連の本では、おそらくNo.1。
だが、何より、初版からは12年、増補改訂版からも8年半経って、なお世に必要とされているということが、うれしい。
私が、最初に(中心になって)書いた本であるが、最初に「絶対、本書くなんてムリ!」と思ったのが、懐かしい・・・
巻末の執筆者12名中、なおアクセンチュアで活躍しているのは2~3名。
初版のとき、みなのあまりの筆の進まなさに、中核執筆者2名をホテルに缶詰にしたこともあったなあ(笑)
あのときの椿山荘 会議室からの眺めはいまでもくっきり目に。
早く、この本を越える本を書かないと、いかんねえ。
しかもこの本、税抜き2400円もするし。
2010年01月08日
スーパーコンピュータが速いわけ
本を書いていて、調べ始めた。
2010年01月04日
執筆D&J その5 beBit取材
インターネットサイトの改善支援のベンチャーであるbeBitに行ってきた。
九段下、角川書店本社の近く、とても洒落たビルに入っている。
内装のデザインも素晴らしい。
今度書く本の、取材の一環だ。
ユーザビリティ(使い勝手)をどう評価し、どう改善していくのか。
その具体的事例などを伺った。
他にもプロトタイピング手法の導入のコツ、とか。
簡単でもあり、また、難しくもあり。
beBitには元アクセンチュアの同僚が何人も。
若林さんと、磐前さん。それに武井さん。
皆、頑張っているようでそれもうれしかった。
バイクで行ってきたが、ウインドシールドのお陰で快適だった。
首都高もびゅんっ
2010年01月02日
執筆始め2010 D&J
まあ、元旦二日と私自身は出かけもせず、食べて、書いて、寝て、書く、みたいな( ・∀・)!!
大晦日からやり始めたのは、Dの修正。
各ページの構成の方針を少し変えたので、その修正は全頁に及ぶ。
基本的には、900文字を700文字にする感じなのだが、簡単ではない。
でも出来ないこともない作業。
ただ、このまま進めるかは来週、K女史と打ち合わせしてからにしようかな。
ということで、明日はJに取りかかる予定。
序章は飛ばして、1章は昨年末書けたので、次は2章だね。じわじわ行こう。
1月中に両方めどが立つと良いなあ。
でも、焦らず、イイモノにしていく覚悟も必要。
競うべきは執筆スピードではない。あくまで質だ。
プロ作家のみなさんに比べて、それが未だアマチュアである私の逆説的強み。
ただ、同時に、私の執筆上の特長は「早めに書いて推敲を重ねる」でもある。
今回は、書きながら、どれくらい質の向上を図れるかがチャレンジか。
そのための執筆スタイルを実験中。
2009年12月23日
執筆D&J その4
今日は調子が悪いなあ、と。
仕方ないので昔買ったSFを読んだり、お昼寝したり。
ところが夕方になって、気分が乗ってきたので、Jを書き始める。
こっちは事例ではなく、ノウハウっぽく書いているので調子が出ないと全く進まない。
だから気分が向いたときがチャンス。
10数頁書けたので、まあ、良しとしよう。
今日はこれにて打ち止め。
ちなみに写真はネットで見つけたアホ・バカ分布図。本のネタ探しの中でぶつかったもの。
20年弱前に朝日放送の『探偵!ナイトスクープ』で昔、調べられたものである。 『全国アホバカ分布考』という本にもなっている。
2009年12月22日
執筆D&J その3
Dは事例ネタを一杯書いたので、ちょっと置いておいて、練り直した。
今のままでは流れが悪いなあ~、と思いつつ、2~3日眺める。
(正確には時々眺めながら他のことをやる)
この本としての特長をどう出せばいいのだろうか、
今まで書いたこととどこが同じで違うのだろう、
世の他の本から学べることはナンだろう・・・
そして一昨日、決断が付く。
第3章を、短くしよう。
それまで70頁をかけるものとしていた第3章を、40頁に縮める。
既に書いた4頁分も含めて没とする。
その代わり内容がある面だけに絞られて、特長が出る。
それを第2章の終りで強調して、と・・・
これで全体の量も、狙いのものになってきた。
今日はDを頑張るゾ。
良い天気なんだけどね。
2009年12月17日
学びの源泉2 第41回掲載 「新しいハカり方への挑戦1:ハッブル宇宙望遠鏡」
源泉1からの通算では59回目となる連載である。
2009年12月16日
執筆2冊 D&J
DとJの2冊の企画だが、アプローチが違う。
Jの方が珍しいと言うべきだろう。
まず、本のデザイン(カバーでなく中身)を決めてしまった。
それでイメージが出来る。
ただ、まず進めているのがDの方。
これも、自分でレイアウトを大体イメージして、枠を作り、それに従って書いている。
今回は両方、「見開きで1節」と決めている。
つまり、1つの小見出しで内容をほぼ完結させる。
なので、分量がデジタルだ。
1つの小見出しに対して、見開きで書ききれなかったら、削るか、2つの小見出しに増やすかしかない。
ただ、やってみると意外と大変でもない。
こういう編集作業はやはり「報告書作成」で慣れていると言うことか。
今は、事例系の部分を中心に淡々と書いている。
それで90頁分以上、もう書いた。序章と第1章は8割方。
が、たぶんこれからが大変。事例を繋ぐ、「お話」の部分にこそオリジナルな内容が必要だ。
まあ焦らず、Dが詰まったらJ、と行ったり来たりしながら、1~2ヶ月進んでいこう。


