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2012年08月03日

プログラム・エウレカ:day11、前半戦を振り返って

新渡戸文化アフタースクールでこの5月から始めた「プログラム・エウレカ」

子どもたちの発想力を鍛えるための、毎週90分授業です。

1学期の3ヶ月間、11回を行った。基本、同一テーマで2週連続やって来ました。
・イロ
・ペットボトルのカタチ
・紙コップのカタチ
・にんげんスゴロクで決める
・プレゼンテーション
そして最後のday11が
・理想のコップ
でした。

毎回、
・カンガエル
・シラベル
・ツクル
のくり返し。

蛙、ベル、鶴、のキャラクターも駆使して、「まずは、カンガエルだ!」「次は、どうする?シラベル~」、と進めます。

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子どもたちに「わかんない~、知らない~」と言われても、めげません。「知ってるか、なんて聞いてないよ」「考えてって、言っている」とさらりと押します。

面白いことに、ウダウダいいながらも子どもたち(2~3年生)は、とても素直なので、なんとか考えようとします。
すると、ひらめいちゃったりするのです。「あ、わかった!」

さらに面白いことに、それがたとえ間違っていても、一度「わかった!」快感を得ると、こちらが「もう時間だから」と急かしても「だめ、まだあと2つ、カンガエル!」って(笑)

もうこうなれば、大丈夫。子どもたちは自分でどんどん考えたり、調べたり、つくったり。
90分授業でしたが、外にも何回か調査に出かけました。
・コンビニエンスストアでペットボトルのカタチを調査
・カフェでコップの調査
後者は、お店の人たちにインタビューも。事前根回しほとんど無しの、ぶっつけ本番でしたが小学生力で、なんとか突破しました。(ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!)

最終回はそのコップ調査をうけて、理想のコップをつくる回です。
2人1組になり、テーマを決めて、まずは設計図づくりです。

大きな模造紙に、チーム名、メンバー名、テーマ名、コップの設計図、そのコップの素晴らしいところ、を書いていきます。
みんな、どんどん書いていきます。特に絵を描くのは大得意。

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でも「う~ん」が続くと、大人たちが質問します。
「そのお姫さまコップはどんなとき使うの?」
「自慢するとしたら、なにを自慢する?色かな、カタチかな~」
けっして答えは言いません。手助けも最小限。

自らの試行錯誤こそが、ダイジなのです。
そのあと、その設計図をもとに試作です。
紙コップを材料にして、理想のコップを形作り、色を塗っていきます。

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途中、3年女子Yちゃんが「あっ」と小さく声を上げました。「イロ間違っちゃった・・・」
彼女はしばらくの間、がっくり沈んでいましたが、すぐに復活。

「いいや。わざとにして、ハートでひとつだけイロが違うところを見つけてもらうことにしようっと」

素晴らしい回復力(笑)
そして2チーム(3年男子2名、3年と2年の女子)とも、素晴らしいコップをつくり上げました。

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女子チームはとってもかわいくカラフルな「お姫さまコップ」をソーサー付きで2客、男子チームは見事、高さ約63.4cmの「スポーツ用スカイツリーコップ(!?)」を(笑)

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(テレビの取材陣も)

今回の「プログラム・エウレカ」は、初めての試みだらけでした。
・発想力の授業を、毎週11回やること→飽きさせないコンテンツの作成
・子どもたちのスキル向上に資すること→学びのパターンをつくること
・講師育成を同時にやること→リスクを取って隔回で任せる

まずはグロービスの有志を募り、プロジェクトチームを結成。(というより、グロービス生のE氏が言い出しっぺ)
全体構成と各回のテーマやメインコンテンツは私が考えました。全員が日中毎週はこれないので、2回ずつをセットにして、2~3名ずつ担当者をつくりそのセットの責任者にしました。

そして
・基本、隔回は私が授業をやる。有志メンバーは見学して記録し、次回に備える
・裏の回は有志メンバーがやる。その回の準備・コンテンツは自分たちで責任を持つ

さすが、有志(勇士)たち。小学生(しかも低学年のみ)への初めての90分授業というのに、みな、なんとかこなしていました。がんばったねえ~。


前半最終回の最後には、子どもたちへの表彰式を行いました。
プログラムに参加した記念に、2L版の「表彰状」をルークストラップとともに、ひとりひとり手渡しました。

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みな、満面の笑みです。記念撮影もパシャリ。

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「あ~、楽しかった」「コップ、家に持って帰って、お母さんに見せよう!っと」
「2学期も、またやりた~い」

その笑顔、その言葉で、われわれは、満足。
楽しさから好奇心は生まれる。好奇心を思考やカタチに変えるのが、発想力。
さて2学期の後半戦も、がんばりましょ。

2012年07月05日

プログラムエウレカ:発想力プログラム@新渡戸文化アフタースクールday9。「伝える」だ!

今日は新渡戸文化アフタースクールでのプログラムエウレカday9。前半の11回のうち、残すはあと3回です。 
そして今日のテーマは「伝える」。自分の意見を伝える、プレゼンテーションの練習です。 

もちろん、今日もくり返しです。2回、やります。 

まずは話すテーマを選んで、大きな紙に自分の意見を書きます。 
テーマは「好きなスポーツ・科目」「欲しいもの」「あこがれの職業」から選んでもらいました。発表内容は「なに?」「なぜそれ?」「そのためにどんなことをしている?」です。 

でも早速、Sくんから要望が。「このテーマ以外でもいいですか?」 
もちろん!これに合わなくても、言いたいことがあるなら、それでいいよ。よくぞ聞いた! 

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子どもたちの発表会場をしつらえます。 
椅子15個でお立ち台をつくり、それをみんなが半円状に取り囲むよう椅子を配置します。 
さあ、いよいよ第1回目の発表会です。 

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自信家も、恥ずかしがり屋さんも、います。でもみんな、よい発表でした。 
でもまだまだです。なので「特訓」を行います。みんな中庭に出てください! 
特訓は3つ。 

・特訓1:大声で自分の名前を言う 
・特訓2:前を見てまっすぐ歩く 
・特訓3:2秒間、相手の目を見ながら話す 

8人が3班に分かれて、これらの特訓を順々にこなしていきます。 

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視線が定まらない子、まっすぐの線上を歩けない子、色々です。でも練習です。 
みんな大きな声は出ていたなあ(笑) 

部屋に戻って、もう1回、発表の準備をします。 
さっき書いた紙を改良してもらいます。絵を足したり、言葉を足したり。 
「さっきと違うことでも良いですか?」 
もちろんだ!違うことが話したくなったのなら、それでいい。でも少し急いでね。 

2回目の発表は、みんなとっても上手になりました。 
紙を見ないでも話せる子、もっと理由がはっきり話せた子。 
自信家はより自信たっぷりに、恥ずかしがり屋さんは、私のサポート無しで、しかも聴衆の目をゆっくりしっかり見ながら話せるようになりました。 

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最後にベストプレゼンターを表彰します。 
2位は自信家のSくん。お見事でした。 
そして、1位は・・・・恥ずかしがり屋のOさん。ほんとに上手だったよ~。 

Oさんは3つめのルークキーホルダーを、Sくんは初めてのルークキーホルダーをゲットしました。 
Sくん狂喜(笑) 

子どもたちは、枠をつくってあげると、やりやすい。そしてそれを超えることを憶
える。コツは自由に楽しい雰囲気で、くり返すこと! 

さあ、前半戦、残り2回が締めくくりだ。 
コップを調べて考えて、オリジナルのコップをつくって発表だ!!!!

2012年07月03日

新刊『実例で必ず身につく! 一瞬で大切なことを伝える技術』、Amazonにアップされました

私がかんき出版の濱村さんに 
・先週金曜、グロービスのMBA卒業生同窓会に出てきました。 「教え子」たちと話したのですが、いくつか「伝える技術」の実践例を。これだけで本になるかもしれません。(以下、AMGやルネサンスの話) 
とメールをしたのが、1/24。 

翌日には彼から 
・ご提案いただき、誠にありがとうございます。「伝える技術」続編となる実践編、とても面白い企画ですね! 
・早速、編集長のOと営業部長代理のMに本件を相談し、ぜひやらせていただきたい、という結論になりました 
とお返事。 

その翌日にお会いして正式に執筆依頼を受け、内容を打ち合わせてスタート。超クイックスタートでした。 示された出版時期は7~8月。前著の余韻が残るうちにと。
ということは、5月連休明けには初稿を出さなくてはいけません。

でも目次案を考えるのに、数週間。 
2月に濱村さんと目次案をやりとりして、中盤から執筆スタート。 
となるかと思いきや、もう1ヶ月半、取材とか研修・授業をやっていました。 

上尾に行ったり、両国に行ったり。 

そのうち、KIT虎ノ門の受講生からも「重要思考」実践事例の情報がいろいろ貯まってきて、いよいよ本格的に書き始めたのは4月の始めでした。 

そこからは早くて、一ヶ月後の5/6には初稿ができあがりました。 

そこからデザイン作業がスタートし、初校が出来、タイトルが決まり、カバーデザインが固まっていきました。 
前回に引き続き、デザイン・DTPはムーブの新田由起子さん、カバーデザイン等は装丁家の井上新八さんです。安心です。 

今回のカバーデザインには、かんき出版の女性社員のみなさんの意見が強く反映されています。 

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もともとはグレー系だったのが、金色になりました。ブルー系だった文字も、ピンクになりました。 
前著にも増して、女性読者を惹きつけたいという思いからです。 


本の企画アイデアを出してから半年弱。本作りもいよいよ最終工程です。今頃きっと、神田あたりの印刷工場で版がつくられ、印刷機が回り始めているのでしょう。どきどきです。 

でもこれからは、本のプロモーション活動がダイジになってきます。 
どうターゲット読者に届けるのか、潜在読者を呼び起こすのか。秘策はありませんが、地道にやっていきます。 

まずは、先回同様の「初版限定の無料研修のチケット」から。 
・8/9(木)1900~2030 
・9/1(土)1530~1700 
いずれもKIT虎ノ門大学院にて行われます。 

初版本限りですので、ご希望の方はお早めに~。 

2012年06月14日

『プログラムエウレカ』もうday6だ!ペットボトルのヒミツ

イロのフシギや紙コップのフシギを発見・探究してきたプログラムエウレカ。

新渡戸文化小学校アフタースクールでの週一プログラムなのですが、いよいよday6です。

前回、コンビニエンスストアで「ペットボトルのカタチ」を調べてきてもらいました。
みなその場で、必死に(床に座り込んだりしながら・・・)スケッチし、観察していたらしい(笑)
(私は2回に1回登場。残りの回はグロービスのメンバー主導でやっています)

day6も、1530からの90分。
参加者は3年生6人、2年生2人、1年生1人。おとなは私を入れて5人です。

やったことは、下記の通り。

1. コンビニエンスストアでの調査情報整理(大きさの大中小を書き入れ、炭酸を区別し、「炭酸は円柱!」を発見)

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2. なぜ円柱かカンガエル。四角柱だと何が困る?

3. 手つなぎ実験でシラベル(4人で四角く手をつなぐ。中に大人が入って圧力をかけると・・・)

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4. つまり四角柱では「圧力」に負けると結論(ここで子どもから「じゃあ、四角柱に炭酸を入れたらどうなるの!」と絶妙なアシスト)

5. しゅわしゅわ実験でシラベル(重曹とクエン酸で炭酸を発生させて、四角柱ペットボトルを丸くする。全員自分で実験)

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6. 炭酸ペットボトルが円柱なのは!でまとめる(2人、円柱ペットボトルに入れていたので「円柱なら変形しない」も言えた)

7. 炭酸以外だと四角柱が多いのはなぜかカンガエル(本当は1.に戻ってやりたかったが時間がないのであきらめた)

8. ペットボトル身体測定実験でシラベル(2人ひと組、円柱・四角柱ペットボトルを渡し、その身長・体重・ウエスト・幅を測定させる。ミリを知らない、整数しか知らない、が盲点・・・)

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9. 身体測定結果から2つの差をカンガエル(結果を聞いて板書する)

10. 最後に2種類のペットボトルを横に並べて、同じ幅でも入る本数が違うことを確認(子どもたちは「同じだろ~」で、数えて(゜д゜)!)

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11. そうすると誰が嬉しいのかをカンガエル。時間がないので「お店のヒトが嬉しいのだ!」と示して終了。

各種実験はとっても盛り上がりました。各種実験自体は今後も使える感じでした。

このプログラムの密かな目標は、「カンガエル、シラベル、カンガエル」のサイクルに慣れること、考動力を高めること、です。

反省点がいくつか。
・ペットボトルはすぐチャンバラに使われる。コントロールが必要
・1.はday5でカバーできればよかった
・身体測定に意外と時間がかかった。なぜなら整数しかしらないから。ハカり方の工夫が必要。電子ノギスとか
・ほんとうはカタチのフシギ全体の振り返りもしたかったが時間切れ

発見!
・ペットボトルのウエストをハカろう!と言ったとき、3年男子はやり方を考えて、すぐ動いて、ゴミ箱から梱包ベルトをゲット
しゅわしゅわ実験では四角柱のペットボトルが基本だが、女子2名が円柱ペットボトルに拘ったために、かえって対照実験ができた

ひょうたんからコマ、でした。
それを見逃さないこともダイジだけどね。

2012年05月26日

これから6月にかけての講演・研修予定

少々忙しそうな6月がもうすぐ始まります。明日からで言うと・・・

5/27(日)13時~15時 明石市産業交流センター
・兵庫県ですな。親子数十人への発想力研修

5/29(火)1040~1215 希望ヶ丘高校「おとはな」
・大人と話そう、でオトハナです。神奈川県

6/1(金) 1330~1640 看護師ファーストレベル研修1@AMG
・埼玉県上尾市。看護師さん80名かな

6/4(月) 1800~2000 SNAILS 学芸大学「決める力」
・東京 武蔵小金井、学芸大学のアメフト部から招聘されました。気合い入れてやってきます

6/6(水)1045~1235 田園調布雙葉「決める」
・恒例の高3女子向け

6/7(木) 1400~1700 AMG主任初任者研修A「決める・伝える」
・埼玉県。上尾中央医科グループでの職員研修です。

6/13(水) 930~1130 大伸社 研修day2
・東京 千駄ヶ谷。3回シリーズの2回目は、「伝える・ほめる」

6/14(木) 1030~1200 糀谷児童館 「決める力と生きる力」
・東京 大田区での親子研修。乳幼児連れ限定30組で保育付き。早めに 03-3743-3854 にお申し込みを。

6/14(木) 1530~1700 Program Eureka 6
・東京 中野区、新渡戸文化小学校アフタースクールでのday6。ペットボトルのヒミツを探る~

6/19、21、22にはBon Voyage有栖川でプレイベント~
・エビちゃん監修のペアリンティング・プログラムの一環です
http://bonvoyage-tokyo.jp/


6/20(水) 1700~1730 啓文堂書店 店長会議
・「ビジネス書大賞」をいただきました。店長会議でもお時間いただけるそうなのでバシッとやってきます。(`・ω・´)ゞ
http://bit.ly/KHTOBu

6/21(木) 1530~1700 Program Eureka 7
・同上。

6/23(土) 1000~1230 KIT公開講座「ビジネス発想思考」
・KITの集客イベントでございます。
http://bit.ly/JBBU5l

6/24 (日) 午後 日経MBA EXPO2012
・東京 大手町。パネリストとして話します。日経が主催する初めてのMBAイベント。さてさて集客は~
http://bit.ly/KSyRcK

6/26(火) 1400~1700 AMG主任初任者研修B「決める・伝える」
・大人数なので2回に分かれてます。

6/29(金)大田区採用3年目研修A
・大田区役所の3年目研修、午後いっぱい~

以上です。

なおこの間、KITでは戦略思考特論、グロービスではIST、早稲田ではCRMの講義が並行します(笑)

もし漏れていたら、関係者は至急ご連絡を。
いや、書き漏れているだけだと思いますが・・・

2012年05月24日

プログラムエウレカ:発想力授業@新渡戸文化小学校アフタースクール day3

まだまだ続く、新渡戸文化小学校アフタースクールでの発想力授業。

day1ではイロと円柱の不思議、そしてボールの不思議を大風船実験とともに。
これは私の担当。

グロービス生担当のday2ではその復習で四角柱を探してみたりをやってみた。
ここでは子どもたちが驚異の観察力を発揮して、いろいろな四角柱を見つけたらしい。

なかでもヒットは、
・紙。積めば四角柱になるぞ
・床のタイル。薄いけど四角柱でしょ
のふたつ。

5分かけて美術室内を探検し、24個以上を見つけた猛者もいたと。

かつ、イロの不思議をつくろう、でわかったのは
・問題は簡単すぎても面白くない
ということ。

色を塗れば必ずできるやつは、すぐ飽きてしまった。
でも、イロの組み合わせを考えないとできないやつは「これだめ!」と大人たちが突き返すのに対して、20分あまりも塗り絵を頑張っていた。


そして今日のday3では交差点と紙コップをテーマに実施。
メインは今回ほぼ初物の交差点演習。

まずは中庭の地面にビニールテープで、交差点を2種類つくる。
・2車線道路の信号付き十字路
・信号無しのランナバウト
である。ランナバウトは直径4メートルの大型だ。

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子どもたちは1人6枚の荷札を渡され、各々に書いてあるとおりの経路を通って、その荷札を運ぶ。
A→Cとか。

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運び終えたらそれを一枚ずつ私のところに持ってきて、全部運び終えたら終了というゲームだ。

信号は守らなくてはいけないし、人と接触しても行けない。走ってもダメ。
そういった制約の中で、信号付きの十字路と信号無しのランナバウトの差を体感するわけだ。

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みな、一生懸命。
たったこれだけのタスクでも、楽しいんだねえ(笑)

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結局、3回やった。みな汗かいてたよ。

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でも本当の目的は「考える→やってみる→考え直す」のプロセスを学ぶこと。

まずは事前に2つの交差点を紹介し、そのプロコンを書かせる。
「十字路の便利なこと、困ること」「ランナバウトの便利なこと、困ること」はなんだろう。

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すぐに「わかんない~」「なに書けばいいの~」「どういうこと~」
と音を上げる子どもも。
でもガンバロウと、話しかける。信号がないとどうなると思う?

「わかんない」とむくれていた女の子が突然叫ぶ。「わかった~!」
結局彼女は、「最後まで書く!」と言って、4つの項目全部埋めるまで考えた。えらいね~

そして中庭での演習が終わった後、美術室にもどって、再考の時間。
私が問いかける「どうだった?」「2つの交差点はどう違ったかな?」

ハイ!ハイ!と一斉に手が挙がる。
体感って強いねえ。

そう、ランナバウトって渋滞もしなくて便利だったよね。
でもさ、じゃあ、なんで日本には無いんだろう?

これも男の子が2人、手を挙げて即答。
「日本にはビルがあるからおおきいランナバウトはつくれない!」

大きくつくった甲斐があったよ~(笑)
そのとおり!


紙コップ演習でも同じ。
トップカールのヒミツを、まずはアタマで考えた。
そして問いかける。「わからなかったらどうするんだったっけ?」
そう「比べる」だ!やってみようよ。切って比べてみよう~。

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トップカールを切るの、みんな上手でびっくり。
そして水を注ぎ入れるのを、みんなが自分のコップでやりたがったのが面白かった。

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切ったらすぐわかったね。
トップカールがないと柔らかくなっちゃうこと、口当たりが悪くなること。
そして水を入れたらビックリしたね。
持てなくなるくらいになっちゃうこと。

day4は紙コップの実験・工作が一杯だよ。

お楽しみに~。

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2011年12月04日

『一瞬で大切なことを伝える技術』初版限定セミナー 11/29&11/3報告 &12/14~16 ミニランチセミナー@麹町のお知らせ

『一瞬で大切なことを伝える技術』の、最大のプロモーションイベントが無事、終わった。
2回で延べ、140名以上がKIT虎ノ門大学院に集まった。

KITの協賛を得て、チラシも場所も、アドミニストレーションもしっかりやっていただいた。
藤野さん、彦田さん、ごくろうさまでした。

特に12/3は休日で、時間的に後ろが空いていたので「懇談会をやりたい!」と突如、前々日に言い出す著者。
それにも対応して頂き、懇談コーナーに軽食と飲み物が列んだ。

セミナーは丁度120分で18時に終了。
そして、懇談会は20時まで可能ですよとアナウンスされた。

まさかと、思ったが、本当に20時まで2時間、懇談会(含むサイン会と撮影会(笑))は続いた。
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参加者は、さまざま。
・古くからの友人
・社会人大学院(グロービス、早稲田、KIT)系の使徒
・三谷本や研修のファン

の他にも
・友人の同僚や部下(行ってこいと言われた)
・まったく新しい若き読者
が首都圏、大阪、長野、静岡等から集った。

千葉から来た若き姉妹はこの本が、私の著作との出会い。

「話してると途中で何が言いたかったかわかんなくなる・・・」と悩むお姉ちゃんが本を買って「セミナーに行く!」と妹に言ったら「私も!」ってなって、千葉で頑張って初版本を探した!と。

本当にありがたいことであり、同時にこの本の価値と広がりを感じる。


この勢いを新刊激戦月である12月中も加速するために、「昼活」を考案。
麹町にあるかんき出版で、1話完結40分間のランチセミナーを14~16日に行うことにした。

詳しくはこちらを!

< div>限定20席。予約無し.当日の早い者勝ちです(笑)

2010年04月28日

怒濤の連休前5日間

土曜日 

・1115から7期生3名相手に初ゼミ。
・その後、@コスメの山田メユミさんと対談取材。
・午後は、山田メユミさんを含むアイスタイルの方たち向けに「戦略思考要論」第一回。3時間。
・その後、KIT虎ノ門BA専攻内の教員会議。

・夜は、グロービス東京校の有志の方々と出版記念ディナー。なんとその後、カラオケで24時過ぎまで。


日曜日 

・月曜の準備…


月曜日 

・午後からディスカヴァー・トゥエンティワン(d21)で、社内講演。営業の方々中心に30余名が参加。なんと時間を間違えて、1時間遅れのスタートだったが大いに受ける。
twitter上では「ディスカヴァー21社のメンバーのつぶやきが止まったが、全社的に何かあったのだろうか」という事件(?)まで引き起こす事態に。

・その後、たまたま最近コーチ21に転職した友人二人と雑談。KITの来期の新しい科目が決まる(笑)

・夜はISLで打ち合わせ。ニューオータニ前は牡丹桜が満開で、道にはわっさわっさと花びらが。一杯放りながら遊んでしまった。
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会議は1800~2330。疲れたが楽しかった。


火曜日 

・水曜日と連休明けの金光学園授業・講演の準備。
・それに6月に出す本のゲラ修正と、取材記事のゲラ修正。


水曜日

・田園調布雙葉で2時間授業。12名向けに「正しく決める力」を。
MacBook Proの初仕事(笑) Keynoteで「炎」のeffectを初めてご披露。受けた。
・本の追加原稿、後2ページ…

2010年04月09日

早稲田大学ビジネススクール 「CRM」初回

早稲田大学ビジネススクールで、5年前から受け持っている「顧客関係性マネジメント」 
いわゆるCRMだが、今日が今期の初回だった。 

早稲田の履修方式は、普通の大学式なので、初回はお試しである。 
これを受けてから、履修届を出せばよい。 

講師としては初回に何人来るのか分からないし、次回以降、初回来なかったヒトが来る可能性すらある。 

なので、普通は初回を「オリエンテーション」的にやるのだが、もちろんそんな勿体ないことはしない。初回からほぼトップギアである(笑) 

事務室が初回は20分早めに来いと言うので、早めに行ったら話は5分で終わった。 
まあ、いつものこととは言え、講師の「時間」をどう思っているのか疑問である。 

そのまま講義室に行ったら、数人が既に来ていた。 
定刻までにじわじわ増えて、最終的にはなんと29人に。 

これはヤバい。 

次回どうなるか見極めて、対応方法を考えねば・・・ 



明日はKIT虎ノ門大学院で「戦略思考要論」の後半戦。一挙4コマ、6時間(笑)
早く寝なきゃ。


今日の収穫 
・いっぱいのCRM担当者(マジ受講生) 
・私の授業で居眠りするヒト(久しぶり) 
・首都高さえ空いていれば早稲田まで25分!

2010年03月03日

来年度と明日の話for社会人教育

大学院関係は、日程もほとんど全て、確定した。 

KIT: 「戦略思考」をテーマに、戦略思考要論、特論、演習。さらに、CRMとビジネスアイデア特論を講義。5講座か。もちろんゼミがほぼ毎週~ 

早稲田:CRMを前期に隔週2コマずつ7回。6.7月にビジネス思考という新講座を守口教授と半々で。 

グロービス:イノベイティブストラテジーを東京と大阪で1講座ずつ。 

今年度と大差はないが、早稲田のが一つ増えた。 
もうこれくらいにしておかないとねえ。 


明日は、友人に頼まれて、日産の栃木工場まで。 
「発想力」研修を、80名のエンジニア向けに。 

明後日は厚木で同様に。 

晴れたら片道110kmをバイクで行くつもりだったが、ちょっとダメかなあ・・・ 
栃木では、テストコースを走らせてもらう予定。 

ただし、安全・エコ運転講習(笑)