カテゴリー: 04 講演・講義
2014年01月13日
2013年12月29日
2013年12月10日
2013年11月21日
2013年10月02日
2013年09月30日
2013年09月23日
2013年09月09日
2013年08月30日
2013年07月28日
カテゴリー: 04 講演・講義
2014年01月13日
2014年頭のご挨拶:未来でも過去でもなく
といっても、もう、成人の日。
次女は昨年末、20歳になり、長女は今春 就職です。
まあ三女がまだ高1なので、、、といってもこの春には2年生になり、3年生を越したら家を出る(出す)予定、と考えると、子育てももうすぐ終了なのです。
しゅうりょう、と言えばKIT虎ノ門大学院でも、修了の時期。
この1/25が修士論文(およびその他いろいろ)の提出日なので、修了を目指す人々にとっては追い込みの真っ最中。
なので、年の初めというよりは、年度末決算への突撃、といった風情です。
わが三谷ゼミの修了予定者 お二人にも、頑張っていただきましょう。
私個人にとっては、年度末追い込みでも、年初の未来展望でもなんでもなく、ふつうの日々でもあります。
あまり「今年は」とか「3年内には」とか考えない方なので、毎年をある意味、淡々と過ごしています。
方向と姿勢が決まっていれば、あとはその方向へどれだけ進めるかは結果であって、過去に過ぎません。自分の過去に、あまり興味はないのです。
己の未来にも過去にも興味がない?
でも、その通り。
今、どういう姿勢で、どの方向へ向かって進むのか、だけがダイジなのです。私には。
それを、人生哲学、とも呼べるでしょうか。
とはいえ、今年はついに50歳の大台に乗る年でもあります。
半世紀と考えると、やはり凄いもので、あと10年をどう生きるのか、とも感じます。
でも多分やっぱり、このまま進んでいくのでしょう。
そして、10年後、「ここまで来たんだな」と思っていることでしょう。
今年も変わらず、頑張りますのでよろしくお願いします。
そうそう。ひとつ抱負がありました。
子ども・親・教員のみなさん向けには昨年、4000人近くに直接、授業・講演や研修を行うことができましたが、特に今年はもっともっと伸ばしていきたいと思っています。
予算関係なくやっていますので、お気軽にお声がけください。
2013年12月29日
2014年1~3月の講演予定(2013年末時点)です
2013年は通常の講演・授業活動に加え、『経営戦略全史』関連の講演・研修が多く、4~10月は久しぶりに目の回る忙しさでした・・・いや、それほどではないです m(__)m
ただ、11、12月は計4回で落ち着いていましたが、来年は最初から飛ばしている感じです。今のところの予定だけで、1月6回、2月8回、3月5回!
ただ、11、12月は計4回で落ち着いていましたが、来年は最初から飛ばしている感じです。今のところの予定だけで、1月6回、2月8回、3月5回!
クローズドなものも多いですがオープンもしくは登録さえすれば参加できるものもありますので、ご興味ある方は是非。
特におススメは、
① 1/18(土)1530~1800 KIT説明会「発想思考」★
② 2/12(水) 1930~2030 小平市中央公民館ヤングセミナー「決める力」★
③ 2/14(金)1030~1230 玉川テラス「子どものコミュ力アップ:脱ワンワードと伝える力・ほめる力」★
です。①はまだ空きはあるようなのでこちらから。②は小平市在住・在学・在勤の方限定で7回シリーズの1回ですが16歳から(35歳まで)参加可能です。定員20名。津田塾大、嘉悦大(カタリバが支援!)、白梅学園大学、文化学園大学、武蔵美などがあります。お知り合いがいたらお奨めください。申し込み・お問い合わせ先は kominkan☆city.kodaira.lg.jp です(☆を@に)。③はまだ出ていませんが、近日中にこちらで予約できるようになります。親向けの講座ですが小規模なので申し込みはお早めに。
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2014年の1~3月の講演・研修予定(2013年末時点)
1/15(水)1900~2100 丸善丸の内本店「経営戦略全史」@日経セミナールーム★
1/17(金)1900~2100 アカデミーヒルズ「伝わる書き方」
1/18(土)1530~1800 KIT説明会「発想思考」★
1/21(火)900~1700 大田区保育士「伝える決める・発想力の共育法」
/30(木)1900~2100 三省堂名古屋高島屋店「経営戦略全史」@グロービス名古屋校★
1/31(金)1900~2100 紀伊國屋梅田本店「経営戦略全史」@グロービス大阪校★
2/8(土) 900~1300 MUFG@東京「決める力と伝える力・ほめる力」
2/11(火)900~1500 ISL「戦略論」
2/12(水) 1930~2030 小平市中央公民館ヤングセミナー「決める力」★
2/14(金)1030~1230 玉川テラス「子どものコミュ力アップ:脱ワンワードと伝える力・ほめる力」★
2/19(水) 1100~1200 北陸産業倶楽部「発想力の共育法」
2/19〈水〉 1900~2030 UCバークレイ同窓会「経営戦略全史とイノベーション」
2/22(土)1330~1500 柏崎高校PTA 講演
2/26(水)1830~2030 自由学園セミナー(25分)
3/6(木) 1345~1700 AMG主任初任者C 「決める・伝える・ほめる力」
3/7(金)1000~1500 京都奉製 「決める力と発想力」
3/7(金)1930~2100大田区出雲中「放牧型共育のススメ:携帯戦争編」★
3/12(水)AM 芦花小6年「発想力」×3回★
3/15(土)1000~1200 文教大 入学予定者講演「発想力」
★はクローズドではないもの。
2013年12月10日
2013年11月21日
宇宙人。問題はいるいないではなく、会えるか会えないか
昨日は神奈川県の希望ヶ丘高校にいってきました。
総合学習の時間に、7人の生徒さんとのお話しです。
いつものように「決める力」や「発想力」のスキル研修をしてもよかったのですが、趣向を変えて
・私の好きな話をする
・質問を考える
・それについて議論する
を2回転することにしました。
で、選んだのが「恐竜・地球・ヒト・宇宙人」
前半、恐竜の話をいっぱいして後半、宇宙人と地球の話をしました。
宇宙人の話は短くて、スライド2枚でこんな感じです。(内容を一部修正)
1枚目:合理的推論に基づく2つの前提
————————————————————–
1. 宇宙人(地球外知性体)は存在する
・地球型惑星は多い。銀河系だけでも恒星2000億個×8%×22%=40億個
・その1%に知性が生まれるとすれば4000万!
2. しかし光の速度は超えられない
・もし超えられるなら、タイムマシンが可能。となると宇宙の歴史はガタガタに
・銀河間の交流はほぼ不可能(アンドロメダ銀河まで片道239万年)
————————————————————–
地球型惑星の発見はここ数年の天文学のトピックスでした。
そしてこの11月4日には、UCLAバークレー校のチームが驚くべき発表をしました。
「太陽に似た恒星の22%に地球型惑星が存在する」
8月に運用を終えたケプラー宇宙望遠鏡の観測結果では、調べた42000の恒星のうち、地球型惑星(サイズが地球と同じか2倍程度で、公転距離が太陽と地球との関係に近い惑星)を持つのはたった10個でした。
しかし、ケプラー宇宙望遠鏡は、恒星と惑星の食(重なって恒星の光が暗くなる)を利用して観測するため、惑星の公転面が地球からの方向と一致しないと観測にかかりません。
それを補正すると、上記の結論になるというわけです。
すると恒星はわれらが銀河系だけでも2000億個あるので、440億個もの「地球型惑星」が存在することになります。いや本当は「太陽に似た恒星」なのでそれがG型主系列星のことだとすると、その8%弱で40億個。
その1%に知的生命体が生まれるとすれば、4000万になります。
この銀河系は、4000万種もの知的生命体で溢れている!!!
ころが話はそう簡単ではありません。
文明の存続期間、種の存続期間が問題になります。
たとえば地球自身が「知的生命体が生まれた星」なわけですが、宇宙人が1億年前に訪れていたら、どうでしょう?宇宙人たちは恐竜の群れを見て帰っていったことでしょう。
10万年前でも大差ありません。われわれはコミュニケーションできずに終わったでしょう。
じゃあ、10万年後だったら?
人類は果たして10万年後も、今の文明を維持してるのでしょうか?
もう種として滅んでいるかもしれません。
4000万の知的生命体は、その文明の存続期間によって隔てられているのです。
ゆえに、もし各文明の存続期間が10万年の長きにわたったとしても、銀河系の中に同時に存在する文明は、1000足らずになってしまいます。
光の速度を超えられるなら、問題ありません。
宇宙戦艦ヤマトのようにワープをくり返して、14万8000光年先のイスカンダルまで1年で往復です。
1000の知的生命体(宇宙人)と自由に交流を楽しめるでしょう。でも前述の通り、それは多分ムリ。光速はきっと超えられない。
そうするとまず、銀河系外の知的生命体との交流は絶望的です。お隣のアンドロメダ銀河でも239万光年離れているので、最速でも往復で500万年かかります。文明がもちません。
直径10万光年の銀河系内でも、1000の文明が均等に散らばっているとすると、最寄りの文明まで3000光年以上の距離があります。
今のわれわれの科学水準では、光速(秒速30万km)の0.02%(秒速60km)にしか達していないので、先は遥か遠いですがなんとか亜光速航行ができるようになったとして、やっぱりお隣まで3000年以上かかります。
われわれの文明が滅びるまでに、果たしていくつの文明と出会うことができるでしょうか。
そう、問題は宇宙人が「いるいない」ではないのです。
地球型惑星はありふれており、おそらくそこで多くの知性体が生まれているでしょう。そしてその中には圧倒的なテクノロジーで、亜光速航行を実現し、宇宙への旅を実現する者も出てくるでしょう。
でも、時間の壁が立ちはだかります。
その文明自体がどれだけの期間もつのか、訪問先の文明がどれだけもっているのかが問題なのです。われわれが真に宇宙人との邂逅を望むのであれば、この文明を10万年はもたせないと、ならないのです。
2013年10月02日
秋の課長塾。9/25エンジニア版と10/2女性マネジャー
恒例の、日経BP 課長塾。最近は、エンジニア版と女性マネジャー向け課長塾を担当しています。
課長塾はだいたい丸6日間で、ひとりの講師が1日を預かります。
ただ今回から、どちらも「初日の午後講義担当」となりました。
テーマはいずれも「決める力・伝える力・ほめる力」なのですが、午前中に強力な講師が立った後なのでなかなかに大変です。特に、女性課長塾の方は超強力講師の岡本悦子さんのあと。
負けないように頑張りました~。
場所は千代田線 新御茶ノ水駅上のソラシティ。
天井が高くてとても気持ちのいい部屋でした。JR線路側が全面ガラスの見晴らしの良さ。
そして女性課長塾の後半、こんな虹が。
2重に見える、珍しい虹です。
最後の「共育論」まで、楽しく過ごせた4時間半でした。
満足度評価
・エンジニア版:とても満足 82%
・女性:とても満足 68%
2013年09月30日
土日月で6連投。筑波2・三田・伊勢丹2・田雙
9/28(土) 900~1200、1330~1630 筑波大学附属病院 副看護師長研修「決める力と伝える力・ほめる力」
9/29〈日〉1000~1330 CMr研修「決める力と伝える力」
9/29(日)1430~1600、1630~1800 新宿伊勢丹 Kid’s Inspiration イロとカタチのフシギ
9/30(月)1045~1235 田園調布雙葉 高3「発想力」
土日月の3日間で6回の研修をやりました。
場所は筑波、三田、新宿、田園調布。
対象は看護師さん、コンストラクション・マネジャー、小学1・2年生、高校3年女子。
筑波には前泊で入って、駅前の広大な風景を楽しみました。ロケット付きです。
筑波大学附属病院は日本の先端医療の一翼を担う中核病院です。
700名の看護師さんが働く看護部の、副看護師長さん全員に研修をすることになりました。
これまではどの病院も新人教育で手一杯で、中堅以上への研修機会が少なかったとか。
筑波ではそれを改善されてきたのですが、特に今回ははじめて副看護師長さんの「勤務時間内」の研修でした。
みなさん、ノリは大変よく(笑)、「うそーーー」「いやーっ」「えー」「すごい!」という声が多く上がっていました。その感情の動きが、学習効果につながります。
この研修講師を務めることになったきっかけは、AMG学習センターでのファーストレベル研修。筑波からの受講生が「是非、当院でも!」と勧められたそうです。ただ、全員いっぺんにとはいかないので、午前午後のダブルヘッダーとなりました。
終了後、タクシーでつくば駅に戻り、秋葉原までつくばエクスプレスの快速でびゅーん。
翌日は三田の日本建築会館で、CMr(コンストラクション・マネジャー)向けの研修です。去年に引き続きなのですが、3社ほど大口の申し込みがあり、20数名の研修となりました。
終了後、お昼を食べるまもなく新宿伊勢丹へ。キッズ・インスピレーションという枠での発想力授業です。
伊勢丹会館2階の会場で、小学1・2年生向けにこぢんまりと90分授業をやりました。
2回やったのですが初回の小1の女の子が教えてくれたことがあります。
彼女は私の「紙コップはどんなカタチかな?」という問いかけに、「かいてみよっ」と言っていきなりスケッチをはじめました。
そう、「どんなカタチか知りたかったら、描いてみればいい」のです。
さっそく2回目にはそれを使って進めてみました。
6連戦の最後は田園調布雙葉での高3向け授業です。
春にもお邪魔して「決める力」をやりました。今日は「発想力」です。
・錯視図
・コイントスゲーム
・円柱を探せ
・グラスのカタチ
・紙コップのカタチ
とフルコース。50分授業×2コマでやりました。
グラスのカタチは、3人7チームで2周できたので大したモンです。
でも一番盛り上がったのはやっぱり紙コップ演習。
水を入れて比べることでみな歓声が上がります。「うわーっ」
最後に一番、積極的に参加していた子が残ったので、声をかけました。
「どうだった?」
「すっごい楽しかったです!」と元気に答えてくれたので、手に持っていた軽量PETボトルのカタチの秘密までちょっと講義しちゃいました。その後、「またね」と手を振ったら、彼女はちょっとだけ考えて。
「はい、三谷さんのこと見つけて、受けに行きます!」と。
う~ん、いいねえ。座って悩まず、動いて考えよ!だ。
ということで6連戦・6連投の報告でした。
2013年09月23日
学会デビューとお寺巡りとグランクラス@仙台2013
週末仙台に行き、日本医療薬学会 年会に参加してきました。
会場は東北大学 川内北キャンパス。2日目午後の最後のコマに登場です。
AMGの渡邉百合子さんが立てた「シンポジウム 38」のテーマは「果たすべき病院薬剤師の役割と人財育成 ~求められる能力・リーダーシップの醸成~」でした。
そこに、6人のパネリストが15~20分の発表をします。売りは演者の多彩さ。ジャーナリスト、経営学の教授、現場の薬剤部長、製薬会社などなど。(詳しくはこちら)
薬剤師の在り方を問うシンポジウムですが、それにいろいろな角度から攻め込もうという試みです。
特に感心したのは医療系ジャーナリストの新井裕充さんの講演。
写真を多用し、中医協でどんな議論や会話が行われているのか、データも使いながら、楽しくかつ厳しく、薬剤師がおかれている立場や「国民の」期待について語られました。そして彼からの薬剤師へのエールも。
私はいつもの「決める力と伝える力」ネタを、多少の医療系での研修データも使いながら、説明しました。いや、説明なんですがみなが「楽しみながら学ぶ」ために、「錯視図問題」や「節電演習」を取り入れた「参加型講演」を頑張りました。
とはいえ、参加者は学会に来た見知らぬ者同士。
うまく2人組での練習が出来るかなあ、と不安でしたが、まったくの杞憂。
薬剤師さんって、ノリがいいんだなあ、と感じました。
会場は200人ほどが入れる階段教室でしたが、徐々に人が増えて後半はかなり、活況を呈していました。多くのみなさんに見ていただけて、よかったです。
仙台まで行った甲斐がありました。
終了後はバスに乗り、仙台駅から「はやて」でスイッと東京。
の予定でしたが、仙台駅についたらビックリ。新幹線の席が全部売り切れです。
いつもは空席が多いグリーン車すら!
学会恐るべし。
1時間、駅で待つしかないのかなあと、自動切符販売機で「東京行き」と打ち込みました。
ところが、15分後に出る「はやて」」に一席だけ空いていると言うではありませんか!迷わず購入です。
でも、妙に高いのです。グリーン料金が9000円!?本体(乗車+特急)価格は11000円くらいというのに。
それは人生初体験のグランクラス!
席は横3列で、シートは電動。和軽食か洋軽食が選べて、飲み物もビール・ワインからコーヒーまで無料。専任のパーサーが足繁く見回ってくれます。
思わず、青森県産シードル(リンゴの発泡酒)をたしなんでしまいました(笑)
実は学会にかこつけて、仙台には前日入り、土曜夜と日曜午前は遊んでました。
夜は大学時代の友人と10年ぶり?に。彼は東北大学の花形教授ですが、たまたま時間が合って、美味しいところに連れて行ってもらいました。
連絡したのが東京駅のホームからだったというのに・・・m(__)m
日曜午前は寺巡り。
これまでも何回か仙台には来ていて、青葉城や伊達家三代の霊屋 瑞鳳殿などには行っていました。
なので今回は北山五山に挑戦!仙台市の北の丘陵地に居並ぶ、5つのお寺です。
まずは輪王寺。何がステキと言って、この参道の素晴らしさと言ったらありません。
左右は植樹した大規模な「自然林」
その中を、緩やかに、そして最後はぐっと上がる道の美しさ!
ちょうどお彼岸ということもあり、多くのヒトがお墓参りに参内し、活気のある北山五山でした。
ただ、数えてみると…
お寺4つ、神社1つしかいっておらず、五山制覇はなりませんでした。
また、次回ですな。
2013年09月09日
2013年8月の講演と9月の活動
8月はお盆の期間、休んでいたにもかかわらず、12回の講演・授業がありました。
特に8/8には芦花小学校で国例のサマーワークショップ「科学教室 ルークの冒険」を低学年向けに3公演(笑)
芦花小のHPにも紹介されています。
1.2年生中心でしたが、楽しく90分授業を、やりました。
意外だったのは、3回の授業で各々、カラーが違ったこと。9時スタートの1回目がいちばん1年生が多く、賑やかでもありました。
8/24の大田区立中学校PTA連合会での講演は、「決める力」などをテーマに、体感型の講演を。
教育長はじめ、28校からの100数十名が参加されました。
8/29には西東京市の保谷中学教で、職員向けの「伝える技術」研修をやりました。
学校としてコミュニケーション力の向上を掲げておられ、そのFD(Faculty Development)が目的です。
校長副校長以下、ほぼ全員が参加されました。
教員向けの「決める力」研修は、非常に意味があると思っています。もっと拡がるといいのですが。
9月は講演も多く、KIT虎ノ門大学院の3期講義もはじまり、ちょっと大変です。
でも、講演は10月中旬で一段落するはず。
がんばろー、おー。
9/6には上尾のAMGキャリアサポートセンターで、認定看護管理者研修セカンドレベル養成課程での研修講師をやってきました。
これまでもファーストレベル研修はやっていたのですが、はじめてのセカンドレベル研修です。
これから100数十時間に及ぶ研修の初日。
午前中にセンター長の井上 由紀子さんのお話しがあった後の、午後3時間強でしたが、参加のみなさんはとても明るく楽しく、受講されていました。d( ̄  ̄)
井上さんからも「初日は三谷さんに限るわ」と(笑)
ただ、今回は宿題(「重要思考」など学んだコトを実践し、口頭で1分発表)を出しました。後日の井上さんの講義で回収していただく予定です~。
上尾までは往復100km。バイクでびゅーん、なのですが、やっと涼しくなってきて、まあまあ快適でした。
今週末は3連チャン。大阪、世田谷、新宿です~。
9/13(金)1615~1715 KIT人材開発セミナー@Hニューオータニ大阪
9/14(土)10:00~12:00 桜小PTA「自尊感情を育むために親としてできること」
9/15(日)1530~ 伊勢丹 Kid’s Inspiration ミニワークショップ 2回
えいえいおー。
2013年08月30日
小学1年生。この稀少で偉大なる可能性たち
先日、小学低学年向け授業と、高学年向け授業を1日の午前午後で行いました。
一般論で言えば、やりやすいのは高学年。低学年は、コントロールが簡単ではありません。下手をすると「おしゃべりしない~」「ちゃんと聴いて!」と叫び続けることになります。
でも、今回は違った側面が強く見えました。
・行動も考えも発言も自由奔放で発想向きの低学年
・抑制が効きすぎて動けず発想が硬い高学年
です。
今回も低学年は7割が1年生で、その子たちはぜんぶ女の子でした。
授業がはじまる前から、女の子たちは大騒ぎ。その前日に初めて出会った子たちがほとんどだというのに、もう完全に「お友だち」です。「○○ちゃん、今日も席いっしょだね~」
すぐに私のところにも何人かが寄ってきます。隠してある小道具たちを見つけては「これな~に?」「きょうは何するの~?」「早くはじめようよ~」
道具を触っちゃダメと言うと、もちろん触りたがります。触っては私に追いかけられて、きゃあきゃあ言いながら逃げていき、また触りに来ます。
ひとり、お仕置きにこちょこちょすると、別の子が寄ってきて「私にもこちょこちょして~」
その子をこちょこちょしていると、次の子が来て…。
いきなり体力勝負です。
発想力授業は120分もある長~いものでしたが、ほとんどの子どもたちが集中を切らさず、取り組みました。
そして何より、どんどん考え、チャレンジする姿勢が素晴らしい。
プロジェクタースクリーン上の丸太の長さを「ハカる」ときも、そうでした。
どうやったら、2つの丸太の長さを比べられる?どっちが大きいか、どうしたらわかる?
の問いに、すぐ声が上がります。「じょうぎではかる!」
じゃあ、やってみよう!と振ると、得意満面、定規を持って前に出てきます。
背が低すぎて、上の丸太にはまったく手が届かないというのに…。
困っていたので私が持ち上げて、助けてあげました。
残念ながら、定規が小さすぎてダメでした。うまく測れません。
定規じゃ測れないね、どうしようか?と問うとまた1年生が叫びます。
「もっと大きいものでハカる!」
大きいものは、何があるかな?
「ボクのふでばこ大きいよ!」
「この紙ではかろう」
「2枚くっつけたら大きくなる!」
どんどん、アイデアが出てきます。
一つ一つ試していって、ついに2つの丸太の長さを測定することに成功しました。
大盛り上がりの10分間でした。
午後、同じものを、4年生主体の高学年向けにやりました。
どうやったら、2本の丸太、どっちが長いかわかるかな?
しーーーん、としています。
しばらくすると「ハカればいいけど、定規が小さすぎるからできない」と。
そんなのやってみなきゃわかんないよ~。
じゃあ定規以外で測ってみよう、と水を向けるとまたもや、しーーん。
「なに使えばいいかわからないよ」
そんなのいろいろ試してみれば良いじゃない~。
いわゆる頭の良い、科学への関心度の高い高学年チームでしたが、「座って悩まず動いて考える」力は1年生に完敗でした。
その中でも、一番動けていたのはたったひとり女の子だったでしょうか。
いっぱい手を動かして、足を動かして、話して、頭を使っていました。
発想力の最大の敵は、知識です。
「知ってる」と思ってしまう心です。
なんでも「当たり前」と思う「あと知恵」バイアスが、ヒトを発見や探究から遠ざけます。
この1年生(女子)たちが、このまますくすく育ちますように。
その動く力・話す力を失わず、心を大きく育てていけますように。
がんばれよ~~~。
高学年の子どもたちも授業の後半、結構良くなってきました。
少しずつ、動けるようになっていったのです。っぱり練習次第なのです。
最後のアンケートに6年生の男の子がこう書きました。
・自分の身の回りにこんなにふしぎがあるんだと思いました。それなら、まだ誰も見つけたことのないふしぎを見つけようと思いました。
期待してるよ!!!
その他、参加者のアンケートから
・ほんとうは私は、べんきょうがむずかしいとおもっていましたが、べんきょうになったと思います。またよろしくおねがいします。(小1女子)
・「くうきってどのくらいおもいんだろう?」とおもっていたけど、たいけいんしてみてすごくたのしかったです。(小1女子)
・体で感じたり、比べたり、はかったり、いろいろなことを学んだ!(小4女子)
2013年07月28日
講演及び講義・研修の記録と予定 2013年8~9月
なんともうすぐ7月が終わります。いよいよ8月、日本の夏。もう十分、暑いっちゅうに。
7月の講演・研修で面白かったのは、
・7/23(火) 1930~2200 U30東京仕事会議@サイバーエージェント
・7/26(金)1330~1630 AMG管理看護者ファーストレベル②
だったでしょうか。
U30 東京仕事会議は局地的豪雨・落雷で東横線が止まる中、渋谷マークシティで行われました。
どうなるものかと思いましたが、結局、67名が出席。君たちはエライ!
でも質問力は、まだまだ(笑)
上尾中央医科グループ(AMG)が主催する、認定管理看護者ファーストレベル研修の2回目は、猛暑の中。首都高が大渋滞で、行き帰りは大変でした。
でも、93名の看護師さんたちはとっても元気!!!
「ほめる」と「分析」がテーマでしたが、ほめるインタビューのときは、隣の声が聞き取れないほどの活況でした。
「重みと差は?を夢に見ました…。夢の中でも重要思考」というアンケートも (^_^)v
実は、7月にまだ3つ残っています。
・7/29(月)1600~、1800~1930 Z会「発想力」
・7/30(火)19:00~20:45 紀伊國屋ホール「ストラテジー・オブ・ライフ」
・7/31(水) 14:00-16:00 NISSANオールパイロット ミーティング「発想力」
Z会は三島本社で社員63名、社外27名の計90名が集う予定。ひかりでGO!
紀伊國屋 新宿本店のホールでの講演ははじめて。『経営戦略全史』系ですが、新ネタ満載。1500円の有料イベントですが、ご興味ある方は是非。
日産の横浜本社に突撃。ついでにルノーの電気自動車Twizyに試乗予定。
さて、8~9月の講義・研修予定です。
8/2(金)1200~1330 防衛省若手勉強会@四谷
8/4(日)1030~子どもフシギ講座、1330~イクメン講座@福井県立図書館
8/8(木)9:00~、11:00~、13:00~ 芦花小サマーワークショップ「イロやカタチのフシギ」
8/10(土)900~1300 MUFG@名古屋 「決める力」
8/24(土)大田区PTA連合会講演「決める力・伝える力と発想力の共育法」
8/29(木)915~1045 保谷中学教職員「決める力・伝える力の共育法」
8/31(土)900~1300 MUFG@大阪 「決める力」
9/13(金)1615~1715 KIT人材開発セミナー@Hニューオータニ大阪
9/14(土)10:00~12:00 桜小PTA「自尊感情を育むために親としてできること」
9/20(金) 13:00~16:00 伊勢化学 一宮工場本事務所「決める力と伝える力」
9/22(日)14~1600 医療薬学会年会@仙台
9/25(水)13:00-17:50課長塾エンジニア版初日 「重要思考」
9/28(土)900~、1330~ 筑波大学附属病院 看護副師長研修「決める力と伝える力」
9/29(日)1000~1330 CMr協会「決める力と伝える力」
子ども向けとしては、
8/4(日)1030~子どもフシギ講座@福井県立図書館
8/8(木)9:00~、11:00~、13:00~ 芦花小サマーワークショップ「イロやカタチのフシギ」
がお奨めです。芦花小見学ご希望の方は、ご連絡ください。
追伸:「書きカタの本」はじわじわ進めています。10月発刊目指してGo。