カテゴリー: 02 決める力
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2009年04月23日
カテゴリー: 02 決める力
2009年06月04日
『正しく決める力』初版の誤字修正
今のところ、初版において次の2カ所が判明している。
・P66:(誤)PC-8001向け→(正)PC-8801向け
・P144:(誤)たこてる→(正)たごあきら
特に後者は、なぜこうなったのか全くの謎である。原稿ではもちろん(正)の通りなのだが・・・
多湖輝さん、すみません。
———————————————————————————————
知人より追加指摘あり・・・
・P28:旭山市外からの→旭川市外からの
まだまだあるかぁ
2009年05月27日
田園調布雙葉 高3 情報システム論 第2回「ほめる」
5/20に阪大で始まった夢の8連戦。今日はその最終日。
九品仏で見学者と待ち合わせて、1030定刻にデンフタ入り。
高3の選択科目、情報システム論の授業だ。
生徒さんは24名。今日は新ネタ「ほめる」!
iPodをほめ、ヒトをほめよう。
手順としては
・iPodをただほめる
・2人で組んで、相手のiPodを自分のと比較して、特定スペックにおいてほめる
・相手にインタビューして、どのスペックが大事か確かめて、そこをほめる
そして
・相手の性格を、相手のダイジなことから自分と比較してほめる
・4人で組んで共通価値観を作り、一人選んでそのヒトをみなでほめる(全6チーム発表)
自分の勝手でなく、相手の視点でほめることの練習だ。
もう一つ、定量的に、もしくは具体的にほめること。
チームによっては、最後のプレゼンテーションも、かなり具体的に、かつ説得力持ってほめちぎっていた。
最優秀チームには「ハーレーせんべい」
ベストほめられたヒトには「ハーレー子ブタ(黒)」
ベストプレゼンターには「ハーレー子ブタ(オレンジ)」
Feedbackでは、
・ほめるがこんなに難しいとは
・誉められて気持ちよかった
・誉めて気持ちよかった
など。
これからも、相手のダイジなことから考えて、うまく誉めてね。大学も、自分も。
それが入試や面接での「意味ある主張」に繋がるから。
2009年05月24日
Mindsetで中学生(と大学生)に「決める力」授業!
日曜日、福井から飛行機で飛んで帰ってきて麹町のグロービスで卒業式レセプションに顔を出し、その後、東大本郷へ。
一年ぶりのMindsetでの授業だ。
前回は「発想力」だったので、今回は「決める力」
中学1~2年生たち(含む小6一名)に、サバイバルのケーススタディをやって貰った。
まずは「墜落」
大学生が混じったチームだが、そんな簡単に整理された議論が出来るわけがない。
うまく仕切らないと・・・と、
焦る大学生たち。
でも、それでいいんだな。自分たちがうまくできないことを自覚するのが第一の目的。
答えと共に、「考え方」「話し合い方」を提示して、さてもう一回。
今度は「沈没」
問題は10行もないが、簡単ではない。
かつ、今度は大学生の助け無し。子どもたちは皆苦戦している。(いや、大学生も大人たちも・・・)
でも、話し合い方は随分よくなってきた。
こういった考え方を普段からやれる感じになったかなあ・・・
「ダイジなことから3段階で考える」
「話し合い方、時間配分を決める」
等々。
後半は、自分を語れ、ということだったで「幼年期の終り」と題して、自分が「大人になった瞬間」の話をいくつかした。
・歩道の白線
・友人の一言
・ゴミ
いずれも本邦初公開。
最後に、Q&A
。
車座になって、しばらくお話し。
さてさて、みんな、楽しかったかな~~~
終了後、参加していた大学生たちともお話し・・・というかサイン会?(笑)
詳しくは、こちらを。
2009年05月19日
日経アソシエ6/2号「見切る力」
本日発売の日経アソシエ6/2号の特集は「必要とされ続ける人の 見切る力」だ。
取材を受けたのは2ヶ月以上前。
結局特集記事の筆頭は、本田直之さん、勝間さん。
その次の次に、「重要思考」が、捨てるものを決める3ステップとして紹介されている。
「決めたら丸ごと捨てる」「一律カットはしない」!
特集内では塩見直紀さんの「半農半X」が面白かった。
スモールサイズ。
他にも応用できそうな概念だ。
2009年05月13日
曖昧な入試のススメ その一
社会人向けの大学院では、ケースというモノを多用する。
ある企業の実際の事例を10~30ページにまとめたものだ。
コンパクトにまとまっているが、いたるところに罠が仕掛けられている。
みなが良くだまされることを幾つか挙げよう。
1 重要な点は情報も多い (一杯書いてあることが重要な点、と思い込む)
2 情報は構造化されている (自分で再整理しようとしない)
3 情報は正しく矛盾はない (不整合に気が付かない、その奥にある真実を見逃す)
4 経営陣のコメントは正しい (そこからスタートし「前提」とし独自の考えを持たない)
こういった「いじわる」を駆使して、受講生たちの「発見する目」を鍛えている、とも言える。
一方、大学生以下だとこういった機会そのものが、殆ど存在しない。
問題は答えが明確なものだけだし、それも1つだけのものがほとんど。入試などで正答が複数あると「誤った問題」として世の中から糾弾されたりする。ばかげたことだ。
「□肉□食」の穴埋め問題の答えが、「焼肉定食」でなぜ悪い。
曖昧な情報から、価値あるものを探し出す力、組み合わせて見つけ出す力はこれからの社会で必須のものたちだ。それらは同時に、学問をする力の根本でもある。学問力は、決して知識の多寡ではない。
大学入試で正答が二つあったら、新聞沙汰になり、かつ、全員に正解者と同じ点数が配分される。これほどバカな話はない。
学問であろうが世の中であろうが、ある条件下での正解は、いくつもある。
正答が二つでなぜ悪い。
例えそれが「選択肢の中に正解が1個だけあります」「それを答えなさい」という出題であったとしてもだ。
そこで「本当は2個ある!」と看破した受験者にはプラス20点ぐらいすればいい。
そういう入試が増えたら、子どもたちの考える力も上がるだろうに・・・
出題者、採点者は、大変だろうが、その価値はある。
2009年05月08日
The21の取材@home
ほぼ一日、机に向かい23日の明新会(高校同窓会組織)の総会向けのプレゼン資料を作っていた。
22日午後は高校で「ようこそ先輩」授業もある。
本原稿もちょっとだけ。これは今週末中になんとか初稿にまで持っていきたいところ。
夕方自宅でThe21の取材があった。
正しく決める力、を読んで面白い、と。「判断力」という特集だそうだ。
途中、The21のライターさんと、スゴク深い話になった。
「ピンポン」について。
ペコとスマイルとどっちが良いのかとか、メッセージの本質、とかとか。
私が主張したのは「ペコの、相手を高みに引き上げる力、がスゴい!」ということ。
この力を、なんと呼べばいいのだろう。
楽しかった。紙面には出ないと思うがo(^-^)
取材の最後に編集さんから宿題が出た。
決める力の例題が欲しいと。期限は今週末。
う~~~っむ
そういえば、取材のお二人と、屋上に上ったとき、虹が見えた。
久しぶり。元気かい~~~、と100km彼方から声を掛けられている気がした。
2009年05月05日
5~6月の活動予定
5月後半に、さまざまな授業や講演が集中している・・・
首都圏では
・5/24 mindset(マインドセット) 中学生向「決める力と私物語」@東大本郷
・
・
5/27のものが実は新ネタであり、チャレンジだ。
5/23では大先輩である南部陽一郎博士についても話さなくてはいけない。同じ学科出身とは言え・・・
2009年04月30日
岡山 金光学園での「発想力」授業、「決める力」研修
今日、岡山西南部の金光学園で、探究コースの高校一年生100名への「発想力」講義、及びに、教員の方々20名弱への「決める力」研修、を行なった。
金光学園での講義は、「発見力」をテーマに、さまざまなフシギを提示し、自身で考え、そして小グループで話し合ってもらった。
機器の設定がうまく行かず、なんと30分遅れのスタートとなったが、なんとか無事終了。
途中、「えーーーっ」とか「おー」とか、笑い声も絶えない80分となった。
教員研修では「サバイバル1」「サバイバル2」を実施。60分余であったが、まあまあの手応えか。
この道40年の副校長先生も参加いただいたが「面白かった」「ためになった」と言っていただいた。よかったよかった。
また、お邪魔できればと思う。
実は昨日から岡山入りし、昔お世話になった方と遊んでいただいた。
彼の黒ベンツでドライブしたり、ご自宅を改造しての喫茶店にお邪魔したり。
今日も、金光学園まで送っていただいたのだが、講義は1430からだったので、お昼は途中の倉敷を訪問。
大原美術館を久しぶりに訪れた。
いい絵が何枚もあったし、お隣の有隣荘(大原さんの別宅)特別公開も素晴らしかった。
新倉敷からこだまで岡山、岡山からN700系で新横浜。新横浜から二子玉川。
4月の最大イベントは、無事終了~
2009年04月26日
Globisと早稲田と田園調布雙葉
今日は、麹町でGlobis MBAのイノベイティブ・ストラテジー、第2回講義。
1000-1300で3時間みっちり。
前半は戦略思考の復習として「トヨタ最強化戦略」「同 国内CRM戦略」を。
後半は、観想力と土俵戦略の講義。
20名に対して、個別レポート指導を毎回やるので(メールベース)結構大変。
明日は、早稲田で商学研究科のCRM、第2回講義。
1900-2215の2コマ連続講義だ。
こちらは講義主体だが、やはり、10数名に対して個別レポート指導をやっている。
テーマは違うが、同時期にやっているので、どっちで何を話したか、分からなくなることも・・・
熱心な社会人受講生たちの、期待に応えたい。いや、逆か。
みなさん、期待してますよ。めげずに頑張って!
田園調布雙葉で、高3向けの3回授業のうち、1回目は終わった。
反響大。「あと2回が楽しみ!」とのFeedbackも多かった。
問題は2回目。5/27だが、全くの新ネタである。
テーマは「Q&A力」なのだが、それをどんなワークショップにするかここ数日考えていた。
やはり彼女たちの日常や、これからの進路選択、面接に役立つものにしたい。
そして、出たアイデアが
「ほめる」
ちゃんと、ほめよう。
ただ、「スゴ~イ」じゃなく、例えば、相手にとってダイジなことにおいて、他よりも、こういう風に優れている、と伝えよう。
iPodや友人をネタにして、ほめる、練習だ。
これから資料に落としていく。
サバイバルのように「模範解答」が無いのがちょっと辛いかも知れないが、それもなんとか出来ないかな。
ほめる対象を自校にして、他校生にその良さを伝える、とか?
もう一歩、考えよう。
写真は、書斎からの夕日と、屋上からの月。
月齢、29?
2009年04月23日