カテゴリー: 01 発想力

2009年05月25日

「書体の不思議」公開

発想力の、フシギ・シリーズ。本のフシギの中に「書体」が加わった。

「北」

この文字、何がフシギか、分かりますか?

2009年05月14日

ソクラテスの人事③ グラフの解答編

本日2200-2245放送のNHK「ソクラテスの人事」
解答編を、こちらでもリリース。

NHKサイトでのおもしろ解答のNo.1は「逆向きにした日本」でしたかね。
ビジュアルで、しかも逆向きとは。
更に「夜の」とつければ完璧だったか?まあ、軸は二つとも無視にしても・・・

2009年05月07日

「文字の不思議」公開

ten.jpg
発想力→本の不思議→文字

亀の甲羅に刻んだ甲骨文字から、青銅に鋳込んだ金文へ、そして秦の始皇帝が文字をも統一(標準)して・・・
果たして、このひとがたの甲骨文字は、何という文字だろう。

文字の不思議をまず公開。この後、字体の不思議、アマゾンじゃんけん、と続く!
乞う御期待。

活動ログも更新。

2009年05月05日

5~6月の活動予定

5月後半に、さまざまな授業や講演が集中している・・・

首都圏では

・5/24 mindset(マインドセット) 中学生向「決める力と私物語」@東大本郷

5/27 田園調布雙葉高校 3年生 情報システム論 授業「Q&A力~ほめるを練習する」

6/2 神奈川県立 希望が丘高校 「大人と話そう~コミュニケーションの人間力(仮)」


郷里の福井では、母校である藤島高校の同窓会(明新会)総会がある。

・5/22 福井県立 藤島高校 1~3年生「ようこそ先輩~発想力」

・5/23 明新会総会 講演「Réunion」

5/27のものが実は新ネタであり、チャレンジだ。

5/23では大先輩である南部陽一郎博士についても話さなくてはいけない。同じ学科出身とは言え・・・

2009年04月30日

「ソクラテスの人事」問題と「50音の謎」公開

本日放送の「ソクラテスの人事」第4回、ご覧になっただろうか。
お題である「何のグラフ?」を掲載。

また、「発想力」のフシギシリーズ「言葉のフシギ」で、「50音の謎」をアップ。
濁音の仲間外れは、何?

2009年04月30日

岡山 金光学園での「発想力」授業、「決める力」研修

今日、岡山西南部の金光学園で、探究コースの高校一年生100名への「発想力」講義、及びに、教員の方々20名弱への「決める力」研修、を行なった。

金光学園での講義は、「発見力」をテーマに、さまざまなフシギを提示し、自身で考え、そして小グループで話し合ってもらった。
機器の設定がうまく行かず、なんと30分遅れのスタートとなったが、なんとか無事終了。

途中、「えーーーっ」とか「おー」とか、笑い声も絶えない80分となった。

教員研修では「サバイバル1」「サバイバル2」を実施。60分余であったが、まあまあの手応えか。
この道40年の副校長先生も参加いただいたが「面白かった」「ためになった」と言っていただいた。よかったよかった。

また、お邪魔できればと思う。

実は昨日から岡山入りし、昔お世話になった方と遊んでいただいた。

彼の黒ベンツでドライブしたり、ご自宅を改造しての喫茶店にお邪魔したり。

今日も、金光学園まで送っていただいたのだが、講義は1430からだったので、お昼は途中の倉敷を訪問。

大原美術館を久しぶりに訪れた。

いい絵が何枚もあったし、お隣の有隣荘(大原さんの別宅)特別公開も素晴らしかった。

新倉敷からこだまで岡山、岡山からN700系で新横浜。新横浜から二子玉川。

4月の最大イベントは、無事終了~

2009年04月28日

観想力 韓国語版 出版

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2年半前東洋経済新報社から出した「観想力」
2007年2月に、韓国語での出版が決まっていたのだが、実はそのまま相手先でフリーズしていた。

それが丁度2年後の今年2月になって「出版するから写真と序文を送って!」とのコトに。
じわじわ翻訳していたのね。
本日、出版社dasanbooksから実物が10冊届いた。表紙デザインはなかなかシュールである。夢に出てきそうなほどのインパクトがある。

それにしても、韓国語の本題は、なんという意味なのだろうか・・・

韓国語版は元祖「CRM」に次いで2冊目だが、序文を寄せるのは初めて。

日本語での内容を以下に引用しよう。これがどれだけ翻訳されたのかはチェックのしようもないのだが、雰囲気的には全て訳して頂いたようだ。
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韓国語版の出版にあたって

 

この度、韓国の皆さんにこの『観想力』を読んでいただけることになった。私の著作の中で、『CRM
顧客はそこにいる』に続いて2冊目の韓国語版だ。

 

現在、アメリカ発の金融及び経済ショックは世界を覆い、各国の政治状況も不安定さを増している。2008年末、シカゴ先物取引所(CBOE)でのVIX(別名
恐怖指数)は、空前の80ポイントをつけ、投資家たちの将来への不安を代弁した。金融立国を目指したアイスランドの平均株価は一年で99%下落し100分の1となった。今、未来は見えない。予測不能状態だと言って良い。

一方、世界全体のGDPは2007年で54兆ドル。2002年からのたった5年で20兆ドル以上増加した。アメリカ1.5ヶ国分、日本4ヶ国分、韓国25ヶ国分が増えたと言うことだ。今後、実体経済が多少冷え込もうが、このGDP規模が元に戻ることはもう無い。世界の成長と資源消費は続くだろう。

この2つのことから見えることは何か。それは我々が、未曾有の巨大リスク時代に突入していると言うことだ。目隠しをした数百台のスポーツカーやトラック(排気量50ccから10,000ccまで)が、ゴールのないレースをしている。世界はそんな状況なのだ。

そこから脱するには、革新(イノベーション)しかない。現在の延長線上に、持続可能(サステイナブル)な答えは存在しないのだ。国家レベルで、企業レベルで、そして、個人レベルで常識を打ち破り、革新を起こし続けるしか、我々の生き残りの道はない。

 

この本『観想力』は、様々なレベルでのイノベーション事例を紹介しながら、最終的には個人レベル、つまり読者である皆さんのイノベーション力を向上させることを目的としている。

国や企業に頼ることなく、個人としてこの狂乱時代を乗り切る力を付けようではないか。

 

私がボストンコンサルティンググループ、アクセンチュアで過ごした20年間で、学び、創り出してきた戦略的発想法の粋を、是非、味わって頂きたい。

「空気はなぜ透明か」、あなたには答えられますか。

 

我が三人の娘たちに、よりよき未来を残すために。

そして皆さんと共に、素晴らしき韓日時代を築くために。


 

2009年3月
三谷宏治

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5/2追記
本の題名は直訳すると「3つの超感覚」
副題は「鬼のように核心を突き通して見る能力」
となるらしい。もののけの世界に通じる凄い題だが、内容を的確に捉えている、とも言える。

2009年03月20日

Google Mapのなぞ~カヤックでGo

kayak.jpg

執筆が滞ると、どんどん関係ないことに時間を費やすようになる。

ま、当然のことだ。

で、Google Mapで大発見。

まず、Google Mapに行って欲しい。http://maps.google.co.jp/maps

そこで、ルート・乗り換え案内、を選ぶと、2都市間の乗り換え案内サービスが受けられる。

Aに例えば東京駅を(日本ならどこでも良い)

Bに例えばNewYorkを(米国ならどこでも良い)

入力し、電車・飛行機を使う、で検索する。

何が起きただろうか。
おそらく

・所要時間 36日9時間
みたいな結果と、添付のような画像が現われなかっただろうか。

左側のバーをよく見て欲しい。

いつの間にか、車で行くことになっていて、しかも、太平洋を
「カヤックで」
となっている!

そりゃ、1ヶ月以上掛かるわけだ・・・
いや、1万キロを30日でカヤックで横断など出来るのか????

それはともかく、日本のどこを出発地点にしても、必ず、土浦駅付近の霞ヶ浦から、カヤックに乗り、出航することになる。
かつ、必ずハワイのオアフ島南岸、ホノルルのワイキキビーチに上陸し、北へ車で突っ切ってタートルベイヒルトンホテルのビーチからまたカヤックに乗ることになっている。

他の国を対象にしたらこんなルートは出ない。

一体全体・・・

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友人からの報告を追記:

これ、私もこの前ロス⇔東京間のルートを調べた時に発見して、大笑いでした!

因みに、NY⇔東京間をさっき調べてみたら、私の場合「徒歩」(+カヤック)のルートが出てきて約130日かかるそうです。。。何故徒歩。。。

4ヶ月の壮大な旅なのに、徒歩のルートがワシントン州にあるアムジェンの工場の近所を通っていたりして、何故か親近感が沸きました。笑

http://maps.google.com/maps?f=d&source=s_d&saddr=New3;York,+NY&daddr=tokyo&geocode=&hl=en&mra=ls&dirflg=w&sll=43.580391,-152.226562&sspn=114.345143,174.726563&ie=UTF8&ll=37.160317,-141.240234&spn=66.69165,87.363281&z=3

2009年03月12日

だるまさん、ころんだ

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こんな、経験はないだろうか。

ふと、時計を見たら、秒針が止まっている。

明らかに1秒以上、動かない。

壊れたか?

と思うとすぐに何事も無かったかのように動き出す・・・

この世のものたちは、ちゃんと見られていないときは、結構サボって止まってんじゃないの?

もしくは、

俺は今、次元の隙間に迷い込んだか?

と思う瞬間。

先日、その謎が解けた。

一言で言えば、「サッカードの補間」である。

人の視覚は中央以外弱いため、人はモノを見るとき細かい眼球運動で追っていく。

その振動がサッカード。

そのままだと画像がぶれて役に立たないから、脳は、視線が動いている瞬間の情報を無視して、勝手に前後から推測して補完している。

だから、秒針が止まった画像が補完されると、1秒以上秒針が止まって見える(知覚される)ことがありえる。

ということらしい。

詳しくは、マインドラボ、Trial03へ

http://jvsc.jst.go.jp/find/mindlab/base.html

小学校のときからの謎が解けた。

それにしても、サッカードは知っていたのに、なぜここに今まで繋がらなかったのか・・・

ふむ。

2009年02月22日

アカデミーヒルズ 発想力講義

そのまんまであるが、説明しておくと、六本木ヒルズを中心に運営されている社会人教育活動である。

なぜか40階と49階に分かれており、私は何を血迷ったか、最初アカデミーヒルズ40に行ってしまい、受付のヒトに「2階まで降りて、49に上り直して下さい」とあっさり。

ともかく、「発想力」をテーマに、JAH法の演習付きでの5時間!

みっちりやらせて貰った。

30名弱の皆さんからの評価は、まあまあ。

5が半分、4が半分。

もちろん目標は5が7割以上、だからまだまだである。

どこをどう改善すべきかなあ・・・

講座の最初30分ほど、NHK教育による撮影が行われた。

4月からの新番組「ソクラテスの人事」をお手伝いするのだが、そこでの紹介ビデオ用だ。

使われるのはきっと10秒くらいなのだろうけれど、カメラマンとマイクさんと、下からズーーーッム、という感じで面白かった。

これはとくに緊張せず。

3/16にはアカデミーヒルズのライブラリー会員向けに開催される「ライブラリートーク」でお話しする。

これは「正しく決める力」の紹介&トーク、なのだけれど、初お目見えなので、どう何を話すか、考えないと・・・

本絡みで言うと「観想力」の韓国語版が出版されることになった。

夏頃には出るのだろう。

要請されて、韓国語版向けの序文、などというものも書いたりしている。

CRM初版に続いて2冊目だが、ちょっと嬉しい。

いつか、英語でも出版されるように頑張ろう。

明日は次女の都立入試。

9時には寝たようだ。

でも「たぶん昼を過ぎると眠くなる」とか言っている。

一日で5科目一気、だから、午後の理社も大事なんだけどねえ。

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まるでおもちゃのような、六本木ヒルズ49階からの眺め