カテゴリー: 01 発想力

2011年10月16日

JA共済研修@海浜幕張 「次は自分が講師の気迫!」

水曜日はお仕事。
海浜幕張駅近くに、JA共済連合会専用の研修センターがある。

うちからバイクで1時間前後。(電車だと90分)

11時から日本中から集まったJA共済のみなさん向けの、3時間研修を行った。
といっても、お昼を挟んで4時間の枠があったので、ランチを45分にして、最後20分延長して、実質3時間35分(笑)

決める力と発想力の両方を、やったからねえ。

参加者の年齢層はバラバラなんだけれど、各チーム、割と議論は弾んでいた。
5484447_1368089229_154large.jpg

ただ、参加者の特徴として共通してよかったこと、足りなかったこと、いろいろあり。

事務局のひとには伝えたので、次にそれがいかされるといいなあ。
いや、各自の中で、研修の内容がいかされていくことが一番なのだけれど。


「次は自分が講師、の気迫!」をもって講義を受けるべし
と最初に話してからスタートしたが、これが一番心に残ったとのコメントも。
参加者は各地でJA職員さんに対して、共済のビジネス指導にあたっている。だからなのだろう。

知識だけなら本を読めばいい。
講師が前にいる価値は、その技を盗み、知識を覚えるのではなく、教えられるレベルにまで自分を高めるチャンスがあることだ。


面白かった評価(満足度ではない(笑))は、5が87%。

次の研修予定は
10/23(日)1500~1630 白金台 小3と親向けの発想力授業
10/26,11/2.3                   福井県生活学習館で決める力と発想力講座 

2011年09月14日

ハンモックと三女

わが家にハンモックが来た。
友人たちのベトナム社員旅行土産として(笑)

どこに設置しようかと悩んだが、3Fの子ども部屋ではつまらないので、やはり1F。
最大のスパン(間隔)をとるためには、壁と壁だが、壁に強固な金具をねじ込む必要がある・・・。

どうしようかと、ネットを彷徨っていたら、イイモノ発見。

ハンモックを屋外で気に取り付けるための金具付きロープだ。
「スマートロープ」という。
aandfshop_12410011000001.jpg
ネットで最安値品を2つ、買った。 4500円也。

これを、今の吹き抜けの梁と、柱に結わえてと・・・。
まあまあうまく、設置できたと思う。 

初ハンモックの感想 
・揺れ方がブランコと違い複雑で、不思議な感覚 
・なので下手すると酔う
・風通しがとてもよく涼しい 
・肌に当たったところはボンレスハム状態になる 
・とにかく、気持ちいい 

ということで、娘たちは気に入ったよう。
DSC04087mini.jpg  DSC04093mini.jpg 

娘たちだと、真横に寝ることもできて、気持ちよさそう。
DSC04094mini.jpg

すでにさまざまな用途が三女により開発されている。気に入ったらしい(笑)
クッションを組み合わせたり、ブランコにしたり。
シンプルだから、自由度が高い、のかな?

あとは福井の実家でも、使ってみたい。
もっと大きな居間もあるし、来年には「森の庭」も出来る予定だし。
大きいのが良いなあ。こんなの?
25433449.jpg

楽しみである。

2011年09月10日

9/9 横浜市教育委員会 主幹教諭500人研修 報告

横浜市教育委員会は日本最大である。 
傘下に小学校345校、中学校148校、高校9校、特別支援学校12校の計514校を抱え、教員はなんと、16,000人を超える。 

うち1,800人が主幹教諭だ。 
横浜市は早い時期からこれを取り入れ、各々が研究、総務などいわゆる校務分掌を統括している。 
まあ、言ってしまえば管理職予備軍、であろうか。 

横浜市では、年間10回ほどの「主幹教諭研修」を行っている。 
当然、ほとんどの研修テーマは、その専門や、マネジメントに関することで、マジメな内容である。 

その中で、「発想の共育法 ~ 子どものの発見・探究力を伸ばすには~」は開かれた。 

会場である関内の教育文化ホールの定員は512名。 
申し込みは募集開始まもなく、定員に達したという。 

そして9/9 1500、500名のベテラン教員のみなさんを集めての研修の開演だ。 
(いや正確には遅刻者が多かったので、350人くらいでスタート(笑)) 

イロの不思議から始まり、常識離脱のミューラーリヤへと進む。 

8_original.jpg  
16_original.jpg


自分で考えてもらい、両隣2~4名ののチームで話し合ってもらい、2、3人に振って、私が謎解きをする。 
その繰り返し。 

「学習効果!」 
「座って悩むな、動いて考えよ」 


途中、お話しが続くと、案の定(笑)1割ほどが即座に夢の中へ。 
でもその辺りでまた実験が入るので会場に呼びかける。 
「起きてくださ~い」「起こしてくださ~い」 


後半、グラス、紙コップとどんどん盛り上がる。 
考え、手を動かし、話し合う。 

108_original.jpg



寝ているヒトはもう、いない。 


最後の30分弱、「ヒマと貧乏とお手伝い」のお話しをする。 
わが家の事例を交えながら、伝える。 
「自信持って『お手伝い』を推奨してください!」 

195_original.jpg



そして、動いて考える授業、決める方法の伝授をお願いする。 

休憩無しの120分(すみません、15分オーバー)。 
多くの参加者が、「面白かった」「あっという間だった」と。 

アンケートにはさらに、 
「すーっとした。明快だった」「爽快だった」「全部、気持ちよく間違えた!」 

と言う声も。もちろん「校務にどう生かすのか・・・」という声もあったが多くは 
「すぐ使える!」「学校でみなに伝えます」 

そして 
「また聞きたい」「PTAで話して欲しい」「是非、協力してもらいたい」 


帰り道、500枚のアンケートを,一枚一枚全部読んだ。 
数百枚のお手紙だ。
嬉しかった。 

これからも、ガンバロウ。 


写真を撮ってくれたのは「未来図」の清水泉さん。ありがとう~。

2011年08月29日

ポスト ポウスト モスト モウスト

ポスト、という単語がある。

名詞では、郵便(物や局や箱)や職位のことであり
動詞では、投函する、貼り付ける、告示する、まっすぐ立てる、配置するという意味がある。
2941635.jpg

だから、ポスター(告示物)、ポスティング(チラシ投函)サービス、マルチポスト(重複投稿)なんて言葉も。

さて、問題は発音である。

PostもPosterも、ポストでなくポウスト。
Mostもそうだが、オでなくはっきりオウなのだ。
なんでカタカナでポウストにしなかったんでしょうね。
(これは今のところ不明)

ここで、疑問。

ポウで始まる日本語はあるのか?

途中ならいくらでもある。
一方、憲法、梱包、連邦、連峰、蓮舫・・・

でも先頭はない。

なぜだろう?



それは多分、「ほ」が「ぽ」だったから。

昔は「ほ」と書いて、Poと発音していたから。


「は」の発音は歴史的に、
Pa(奈良時代以前)→Φa(奈良~平安末期)→Ha(江戸以降)
であったことがわかっている(『ハカる考動学』参照)

昔は、法、だってPouと発音していたのだ。それが全部、Houに変わってしまった。
Pouの音は語中でのみ、生き残った。
だから、先頭にPouはない。

いや、ポウだけでなく、パピプペポのどれも、外来語以外では、先頭には来ない
ピン芸人のピンだって、ポルトガル語のPintaなんだから。



ダイニングテーブルの一角でもくもく受験勉強の次女。
電子辞書に耳を近づける。
ちょっと離れた私には「?うすと」と聞こえる。

次女に尋ねる。「toast?、post?」
「postだよ。ポウスト」「なんでポストって書くのかねぇ」

てなところから始まった、一考察であった。
あ~、ちょっと面白かった。

2011年08月23日

こどもMBA@こどもみらい塾

『こどもMBA』という名前で、『特別講義 ルークの冒険』拡大版をやった。

恵比寿駅から2分の、こどもみらい塾で1000~1200。
5484447_1282222386_237large.jpg
3年生3人と、1年生3人の6人とじっくり。

途中で2人が水はこぼすは、1年生が寝転がっちゃうは(笑)

でも、「ぞうきんもらってきて!」「ここは自分で拭いて」と言うとちゃんと動けるし、中には指示しなくても動けることもいる。
「はい、ちゃんと座る!」と気合いを入れると、寝転がったこも、正座に戻る(笑)

よしよし。

でも、きちんと座って、聞いていることが目的の授業ではまったくないので、動き回ったりはOK。
少人数だから、みんないろいろ話してくれる。

フシギを見つけよう!に
「わかんない!」「みつからない~」に始まって、
「Aって書いてある」「BCDってもあるよ」

そのうち
「わかった、知ってる」「これはね、錯覚なんだよ」
なんて言い出す子も。

まだ、答えはいいの。今は未だ、見つけるところ、に集中しよう!
これは昨日 ラーニングテクノロジーラボで習ってきた「Visible Thinking」の手法を意識してやってみたところ。
思考をステップ化して、それを意識的に行う。

例えば、See Think Wonder (見つけて、理解して、想像する)
まずはSee。いきなり ThinkやWonderに行かない。一歩一歩、意識しながら思考する。


そして、今日の私の発見(驚き)

1. 遊びの創造

最後、時間が余ったので、みんなにボールとピンポン球を渡して自由演技。
そうしたら、一人が「バランスボールを使って良いか」と。
授業中は、私だけが「バランスボールとボールをぶつける」をやった。それをやりたいと。
いいでしょう。でも1個しかないし、危ないから順番にね。

うまくぶつけると、ボールが真上に飛ぶ。でもバランスボールは1~3年生には大きすぎて、持つことも難しい。
でもみんな頑張る。

そのうち、とんだボールをキャッチできるか、という「遊び」が生まれた。

4人がキャッチに成功し、2人は「2回キャッチ」の称号に浴した。
子どもに自由にさせる時間って、大切だなあ。


2. 紙コップと「水」

ちょっとネタバレになるが、紙コップ演習では水が重要な役割を果たす。
でも今回、子どもたちは、あっさりその壁を破った。

最初から「水入れて良いですかっ!」とやんちゃな1年生が叫ぶ。
どうぞ~

面白いなあ。
< br />
因みにその子は、2回、水をこぼしました。


みんなに一番ウケたのは、大風船。
FM東京の取材の方たちのリクエストに応えてもう一回やったから、子どもたちは大喜び。

最後は「風船のおじさん、( ´Д`)ノ~バイバイ~」と言われたよ。はは。

2011年08月15日

書店巡り:その1

日曜の午後、電車で都心の大型書店を回ってみた。 

まずは主に、先日のtwitterで登場したお店を。 
おっとその前に、二子玉川駅構内のBook1stに立ち寄ってと。 

5484447_1263881932_90large.jpg

なんで、お隣がホリエモンの本なのかは、ナゾ。う~っむ。 

めげずに東京駅まで40分。隣接のオアゾにある丸善本店にお邪魔する。 
ここは新刊コーナーで一列使っていただいているところ。 

おっとその前に、お店の入り口近くにこんなものが。 
5484447_1264327409_160large.jpg

近寄ってみると、なんと手書きのルークじゃないの。しかも正確。

5484447_1264327743_57large.jpg
 
目も赤いし。 

担当の方(男性)曰く「ペンギンが可愛かったので」 
ありがとうございます。 
5484447_1264328079_191large.jpg  5484447_1264328951_226large.jpg


つぎに有楽町の三省堂に行くつもりが中央線に乗ってしまい、新宿へ。 
途中で気がついたが、まあ、いいやとそのまま突撃。 
紀伊國屋本店ではこんな感じ。 
IMG_0104.JPG

奥に「発想の視点力」があるねえ。場所はばっちり。ちょっと奥だけどね。 

おっとその前に、正面入り口で池井戸潤コーナー発見。 
5484447_1264430533_110large.jpg  5484447_1264430509_199large.jpg

最大限の扱いであった。 

それからお向かいのジュンク堂新宿店へ。 
担当の方にご挨拶。パラパラマンガを気に入っていただいたのであった。 
IMG_0105.JPG

もっと大きな扱いになるよう、がんばろう~ 

それから丸ノ内線で銀座に戻り、三省堂の有楽町店へ。 
ビジネス書は2階なのだが、新刊だと1階にも列ぶ。探すとなんと!!! 
IMG_0106.JPG

確かに「宇宙人の視点」で寄生獣ミギーが登場する、のだが・・・これはすごい。 
そして2階で担当の方とご挨拶。 
IMG_0110.JPG

このポップは普通だね。そう、頼まれて私がその場で書いたのであった。 
次はもっと面白いのを書こう。うん。 

さて帰ろうか・・・おっとその前に、やはり1階に池井戸潤コーナー発見。 
5484447_1264430499_70large.jpg  5484447_1264430490_72large.jpg

瓦版までつくって、ものすごい凝っているのよこれが。 
今度、サイン会もするらしい。その価値はあるねえ。 


いったん帰ってから、二子玉川ライズの文教堂へ。新刊コーナーで2面の扱い。 
うれしいね。 

丸善でひとり、手にとってパラパラするのを発見! 
でも購入には至らず。おしい。 

2011年08月10日

8/9 武雄市で市職員・教員向け研修 実施!

8月9日の午前中、若手職員さん30名+α向けに120分、午後は教員36名+αのみなさん向けに150分。
テーマは『発想力 〜発見と探究の共育法』
6月に武雄市の3小学校でやった『ルークの冒険 特別授業
DSC_0041.jpg
の拡大版だ。


市職員は採用3年目までの方。中途採用の人もいるが基本は20代(もしくは10代!)である。
そして後列には、希望で来られてた職員・議員(!)のみなさん。6月、子ども向けバージョンを子どもたちと一緒に受けられた樋渡市長も真ん中に陣取っている。

そういう、プレッシャーのある中(?)ではあったが、若手のみなさん、ガンバッタ。
イロ、常識、グラス、紙コップ、共育論、と135分一気に進んだが、緊張は途切れず最後まで熱心に取り組んでおられた。
ときどき、議員さんたちの不規則大声が挟まったが(笑)

アンケートでのコメント集
身近にあるひとつひとつのことについて、たくさんの考えや思いがあることは、今考えれば当たり前ですが気付こうともしませんでした。自分さえ見ようとすれば見えること、得られることがたくさんあることがわかりました
・2時間休憩なしでの講義に私だけでなくみんな集中していて、この空間・時間に居れたことが嬉しかったです。仕事はもちろん、子育てにも活かしたいと思います
・引っかけ問題にはすべて引っかかり、だいぶ頭が堅くなっているのだなと感じました。家族にも試してみます
・大人は行動せず、すべて頭で考えてしまうことがよくわかった


さて、問題は午後である。教育のプロである教員のみなさんへの講義だ。
校長に言われてきたヒトもいるが、半分以上は希望で来ている。子どもたちのために、このみなさんの気持ちと行動を「変える」こと(少しでも!)が私の今回の目的だ。

小中学17校から、若手・ベテラン・教頭校長さん、そして栄養や養護と行った幅広い職種のみなさんが一堂に会した珍しい場でもあった。
一般的に教員のみなさんのノリは、よい。女性が多いせいも多分にあるが。

教員の方向けなので、2種類の話を混ぜながら進める。
・子どもたちにやるとどうなるか。どうするとうまく進むか
・本当の深いところは何か
みなさん理解力はもちろん高いので、だいたいはスムーズに進む。
それでもやっぱり手が動かない。チームで話し合いや役割分担が出来ない。

そういうときには時間をかけて、各チームを回り、直接お話しする。
そして、気がつくと(ウソ)2時間20分経過。質疑応答をちょっとして、150分ぴったりで終了。

その後、アンケートをみなさんぎっしりと書いてくださった。

アンケートのコメント集
・おもしろかったぁ!!探究するって楽しい!!だけど自分の頭のかたさがくやしい!
・子どもたちの発見力・探究力を培うために、私自身が勉強し実際に試したり行動してみたりすることが必要だと思った
・非常に来てよかったと思えた時間でした。基本的に講義とか嫌いなんですが・・・
授業の中で、意思決定の場や判断する場を設定したいと思います。
・自分の子育てで使います!

多く、講義での感動と、これからの実践、を書いてくださった。楽しみである。
そして、

・今までには受けたことのない講義だった。さすが市長、目の付けどころが違う!

とも(笑)

昼は樋渡さん以下 市の職員さんたちと、夜は教育長の浦郷さんら教育委員会のみなさんと会食。いろいろお話できて楽しかった。
これからも、呼んでいただけますかね~。

もちろん武雄市が、自立的にこういう研修や行動を進められるようになるのが、目的。


そうそう、発見は?
2時間半休憩なしでも大丈夫、ってことかな(笑)
いや、ふつうは休憩入れますよね、はい。

2011年08月05日

日常からの発見:その1

1. 閃光少女

HI350411.JPG

渋谷のTSUTAYAにて。何がフシギかわかるかな?そしてそれがなぜ起きたのかも。



2.大井町線
SA3C0047.JPG
まあ、これはなんというか・・・。東急さん、それはないでしょ(笑)


3. 落とし物
SA3C0022.JPG
ご覧の通り。何が起こったか、わかるかな?


4. 上越新幹線 Maxとき
DSC_0158.JPG
小さな工夫だね。

2011年07月29日

7/28芦花小で低学年向けに『科学教室 ルークの冒険』を実施!

ついに7/28、世田谷区立芦花小学校で、低学年向けの「科学教室」授業を行った。

(芦花小HP その1その2その3その4その5その6

応募人数が多かったので、900~1030で40名、1100~1230で40名、プラス保護者10数名の参加。
家庭科室で5人ずつの8グループ。
構成は1年生が半分、2、3年が残りの半分ずつ、である。

90分で
・イロのフシギ
・ミューラー・リヤの逆襲
・円柱を探せ
・紙コップ、トップカールの意味
・ボールの衝突
・最後の大実験、空気の重さ(ジャイアントバルーン)
を一気にやる。

最後の大実験、は場所を変え、広い場所で直径2m近くのジャイアントバルーンを子どもたちにぶつける、というもの。
全員ひとりひとりにぶつけていくのだが、これが、一番ウケた(笑)
roka6.jpg

運営上工夫したのは、各テーブルをチームにして、バラバラに座らせた3年生を「リーダー」に任命したこと。立っての自己紹介もしてもらった。

あとはすべて、3年生主体で回したのであった。
2年生が「リーダーだけやって私たちにはやらせてくれないんです」と訴えてきたこともあったけれど、ま、なんとか。


途中何回も、フシギの見つけ方、を復唱してもらう。

・座って悩ままず動いて考える
・動くって、きる、かさねる、はなす、はかる、くらべる、こと!


90分休み無しの授業。
脱落者無く、最後は副校長先生に促されて「ありがとうございました~」で終了。

去年6年生として「ルークの冒険」授業をうけた沖田クンが手伝ってくれた。
主催の芦花小ボランティア団体 あしか隊のみなさんもしっかりサポートしていただき感謝。


発見!
1年生は家庭科室にたどり着けない(使ったことがないし、3階にほとんどこないから)
・1年生は、ワークシートに最初に名前を書くだけで一苦労(笑)

・3年生でも「紙を6つに切って」がうまくできなかったりする
・でも3年生は高学年に混じるとついていくだけだが、1.2年生とだと中核になれる
・つまり、3年生がいれば低学年だけでも「ルークの冒険」授業は成立する

すごい発見をした子が、1人いた。気が弱そうな2年生の男の子。授業の後にそっと教えに来てくれた

2011年07月27日

生き残るための「小さい作戦」

という記事があった。小笠原の体長2mmのノミガイだ。
殻の口に膜を張って・・・という防御手段もとるのだが、要は極端に小さいから可能なのだ。
これで生息圏も広がっていく。

小さいことには、緊急時、大きな価値がある。 

恐竜を含め多くの種が絶滅したKT境界の大絶滅。哺乳類は生き残った。小さくて少ない食糧でも数を保って繁殖できたから。 

ミジンコだって、敵がいないと大型ミジンコが強いが、プランクトン食の魚がいると小型ミジンコが栄える。小さくて敵に見えないから。 


SFの「青い紐」を思い出した。
 
pai.jpg

なんと人類を約1/3に縮小して危機を乗り切ろうというものだ。 
名づけて「π-1プロジェクト」(πのマイナス一乗、つまり1/π) 

大きさがπ分の1だと、体積・質量で30分の1になる。大人で体重2kg。 
必要な食糧も、スペースも、大幅に減る。 

そうすればこの地球上に100億人の人類を収用できるはず。 


これは1978年の作品で、中学の頃、図書館に入れてもらって読んだのだけれど、とっても面白かったのを覚えている。 
そしてそれが今、洒落にならない時代が来ている。 

車だけでなく、ウォークマンだけでなく、ヒトそのものを・・・