投稿者: mitani3
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2010年01月23日
投稿者: mitani3
2010年02月10日
講演3連戦:その1 上志比中 立志式
幕末 福井藩の偉人 橋本左内が14才で「啓発録」を書いた。
大人になったのだから、甘えの心を絶つ、と。
今でも福井のほとんどの中学校で立志式が行われる。
今日は永平寺町の上志比中で、そのお手伝い。
午前中は授業、午後は立志式での講演だ。
授業は中学二年全員41名の合同授業。 発想力を80分。
みなの心に残る授業・講演になっただろうか。
2010年02月08日
風と風邪
昨日は風が強かった。
バイクで麹町まで往復したが、途中何度も横風で流されそうになった。
300kgのバイクなのにねえ。
ついでに風邪が治らない。
今はのどに来ていて、咳が止まらずハスキーボイスである。
苦しい・・・
そして今日は本郷まで往復。
東大の工学7号館に西成活裕さんを訪ねた。「渋滞学」の著者である。
お忙しい中、時間を取ってもらい、1時間談笑。
2010年02月04日
執筆D&J その6 最終章の作り方
Dの最初の章と最終章を、大幅に書き直している。
最初の章は1/3だけ残して、書き直した。でももったいないので2/3は他の章に吸収(笑)
問題は最終章。
丸3日近く、悩んでいる。
小説では最終章こそが命だが、ビジネス書の最終章って、どうなのよ、ってこともあり(つまり、あまり読まれない)、いろいろ考えた。
珍しく、他書をぱらぱらめくって、最終章のあり方なんてことも調べたりした。
パターンとしては、
・総まとめ
・リアルな実例
・個人的なお話
・将来への課題や未来像
が多く、最近は
・Q&A
とかも増えている。
う~っむ。
昨晩、見えた、と思って構成を考えた。
でも、今日、ヒトに話してみてインパクトが足りないことに気づき、今また考えていた。
そして、さっきまた、見えた!と思って中心メッセージだけ書いた。
今から小見出しで構成を作ってみる。
それで話が通りそうなら、明日中に書き上げちゃおう。
ムリかな(笑)
Jもじわじわ書いている。
こちらも最終章と格闘中。
2010年02月03日
2月の予定:始まりは雪
2月は意外と忙しい。
というか、KIT虎ノ門の講義がない季節なので、そこに講演モノを集中させた感じもある。
2/10 福井県の上志比中学校で授業と立志式講演
・立志式、というのが福井にはあるのだ。12にして立つ。橋本左内の影響
2/11 福井県立図書館での講演
・100人くらい、集まるらしい。藤島高校の同級生たちのお陰。メインターゲットは大学生
2/12 岐阜県美濃加茂市のJCで講演
・どうしても、と頼まれた。一般客の募集は難航か?
2/13 KIT公聴会@虎ノ門
・直後に、修了判定会議も~
2/10 都立目黒高校の生徒さんたち?
・@虎ノ門だがまだ未定
2/24 日経デザイン研修@東京ミッドタウン
こんなとこかな。
おお、もちろん、2冊の原稿の初稿を上げること。
これが、メインだねえ。
2/2の朝、玉川大師の風景。
2010年02月01日
長女の入試ライフ
行動
・昨晩、1時間半ほど次女と「戦国無双 猛将伝」をやり込んでいた。森蘭丸を強くしたいらしい
・金曜夜は、2週間ぶり!と卓球三昧だった。コーチに誉められて上機嫌だった
・ほぼ毎日、勉強しに近所のスタバに行っている(らしい)
・部屋の掃除等は当然壊滅的で、部屋がゴミの島状態である(確認済み)
試験
・受けるのは大学3校だが、試験回数は10近く?
・同じ学科でも一般1期、一般2期、センター3期などがある。さらになぜか試験会場が横浜と東京で別日程で両方受けられる、というのすらある
・最終結果が分かるのはあと3週間くらい?
途中結果
・結果はだいたいネットで分かるのだが、先日のは番号を入れた瞬間「残念でした」の文字。レスポンス速すぎてドキドキするヒマもない。システム設計の不備(笑)
・本日の結果発表はネットで合格者の番号一覧が出る形式で、ドキドキを楽しめた
・明日も明後日も入試、らしい
彼女の入試ライフも終盤である。
はやく部屋がきれいになると良いな・・・
2010年01月29日
修論口述試験@早稲田MBA
早稲田大学のビジネススクールでは、「CRM」を教えているが、ここ一年、ある院生さんの修論副査を務めている。
手探りでの一年だったが、いよいよ今今晩、その方の「口述試験」なるものがある。
まあ、自分が見てきて指導してきているわけで、試験も何も無かろうと思うが、それはそれ。
イベントは必要である。
なんと2030スタートなのだが、説明もあるから1945には来いと言う。
お弁当上げるからと(笑)
それはともかく、ついでに「急ぎ」と言われたメディアの取材もそこで受けることにした。
どこか部屋あるかなあ。
2010年01月28日
大田区役所若手研修@池上会館
生まれてはじめて、池上駅で降りた。
駅を出たら、パラパラと雨。
傘を持ってきて良かった。
商店街を抜けたら、突き当たりにデカいお寺。
これが本門寺かあ。見てみたいが時間がない。
もっと早く家を出たら良かった。
開始30分前に池上会館に到着。
参加者の平均年齢は27才。4時間弱のなかなか充実した研修であった。
やって、良かった。
終了後、蒲田に移動し参加者・事務局と餃子屋さんへ。
餃子が蒲田名物とは知らなかった…。早めにスタートして20:00終了。
2010年01月26日
水たまりと空
道ばたの水たまりが、鏡のように空を映し、同時に無限の深さを感じさせることがある。なぜなのだろう。
そう感じるのは、夏が多い気がする。
真昼と言うより、朝方か夕方?
いやそれは単に、外を歩いているのがその時間が多いから、だけなのかもしれない。
昔から疑問には思っていたが、実はちゃんと考え抜いたことがない。
光の屈折率から来る反射のせいかな、くらいに思っていた。
もしくは、背景(アスファルト)の暗さの効果か、とか。
でも、もっとちょっと深そうだ。
45度の角度で、水中から水面を見ると、全反射状態となる。
一方、空中から水面を見たとき、その反射率は角度が深い(真上から見るのが0度と定義される)ほど高くなり、80度で35%程度となる。 (偏光方向で全く違うが、その平均)
ふ~っむ。
また後で。
2010年01月24日
ホームパーティ。
ウィルシードの船橋さん家でホームパーティがあった。
うちからは歩いて15分くらい。
小さな川沿いに歩けばすぐである。
彼の友人たちが6家族ほども集まり、楽しい夕べとなった。
企業もバックグラウンドもステイタスもさまざま。
3ヶ月児を初めとして赤ちゃんや子どもたちも一杯。
あー、楽しかった。
また、世界が拡がった気がした。
リアルの力。
2010年01月23日
『ものの大きさ 自然の階層・宇宙の階層』
東京大学出版会のUT Physicsシリーズ。
一般のヒトにお薦めする本ではないが、「宇宙は自ずから定まっているのか」を考えたいヒトには、かなりお薦めである。
ここでは「典型的スケール」という数字を軸に、宇宙の謎を提示していく。
スケールとは時間や空間、質量等の大きさ(桁数)を指す。
例えばヒトの典型的サイズは1メートルで、典型的質量は100kg、時間は1秒(典型的サイズ分を動くのに掛かる時間)。
これが天体になると、
・恒星
・銀河
・銀河団
・宇宙
の各々で、これら典型的スケール間の関係が、全く違う。
銀河内に星は2000億個あるが、星と星の平均距離は星自体のサイズの3億倍。
一方、銀河団内の銀河同士の平均距離は銀河自体のサイズの20倍しかない。
つまりヒトが星だとすると、お隣のヒトまで3億メートル(30万㎞)だが、ヒトが銀河なら、お隣の銀河まで20メートルしかないということだ。
だから星と星の衝突は滅多に起こらない(銀河中心では別)が、銀河は衝突する。
(われらが銀河系も、あと30億年くらいでお隣の銀河、アンドロメダ銀河とぶつかる予定)
こういったことが第3章までに書かれている。
でも、この本の一番面白いのは第4章 「微視的世界と巨視的世界をつなぐ」だ。
ここでは2つのテーマが議論される。
・全ては物理法則と初期条件によって定まるが、そのどちらが効くか
・微視的な物理法則だけから、巨視的なスケールが定まるか
前者では、対象が宇宙級だと初期条件が効く、ということがわかる。
だから、今の宇宙の大構造を調べれば、その初期条件、つまり宇宙創世時の記憶が読み取れると言うことだ。
後者では、基本的な物理方程式から、あらゆる天体のスケールが導き出されていく。
ガス惑星、岩石惑星、太陽、白色矮星、中性子星(花粉一個の重さが1トン)、そしてブラックホールに銀河、銀河団。
「微視的世界と巨視的世界はつながっている」、そして「誕生直後の微視的な宇宙の状態を知りたければ、宇宙の最大級の構造を調べよ」ということなのだ。
そしてここ20年、宇宙最大級の構造がさまざまに調べられた。そこから分かった驚愕の事実とは!
しかし、この本の最大の価値はその答ではない。新たな問いだ。
この本は最後に、解くべき謎、答えるべき問いを提示している。
・宇宙や星、太陽系の年齢は、なぜ大体同じか
・今の宇宙の密度が、その典型的密度スケールより120桁も低いのはなぜか
自然というものが如何に当たり前でないか、を示していることに価値があるのだ。
宇宙は、絶妙なバランスと、奇妙なネジレと、桁違いのズレで出来ている。
それらは偶然か、それとも・・・