投稿者: mitani3

2008年09月06日

なぜミニチュアに見えるのか?

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と、いうことで。

1. まずは視点。普段はない、斜め上からの視点

2. そして焦点深度が極端に浅いこと。遠くから見ると遠近両方がピンぼけしたりはしない。近くで見るときだけの現象

3. 遠くに行くほど空気で霞む、がない

4. 色の階層が少なく、ビビットに、かつディテールがつぶれている

絵の具を塗った感じ

本城直季さんはこれを、特殊なカメラを使うことでほとんど加工無しで、実現。

2. 以降を加工でやる手もある。

添付の写真は、その加工前、加工後。

2008年09月05日

ミニチュア?

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良くできたミニチュアの写真?

そう、実物である。

しかも、加工はほとんど無し。

本城直季さんの、作品。

なぜ、ミニチュアに見えるのか、分かるかな?

2008年09月02日

執筆生活2:栄光ゼミナールとお手伝い通信

昨日は、なんだかんだで4000文字進んだ。

今朝はここまでで2000文字くらい。

ん~、順調じゃない。

でも、昨日は日中ダメで、夕方自転車で多摩川堤防を12kmばかり走った後の成果。

しかも、栄光ゼミナールのJR車内広告を大量に引用しての成果。なので、まだまだとも言える。

今日は、お手伝い至上主義について書いていて、長岡市の「家庭でワクワクお手伝い通信」にぶつかってそこから、文科省調査、東京都調査を辿っていってのもの。

長岡市、ありがとう~

http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/kosodate/help-1.pdf

さて、この節最後の

「家庭でもPDCAサイクルを回す」



「子どもに、甘えない」

を仕上げるかあ。

ただ今、49000文字。

今日は午後、出版社との打合せ。

夜は授業。

2008年08月28日

交渉力、で人生は楽しくなるのか

身につけたい、能力・スキルランキング

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=590597&media_id=45

イヤなことをなんとかしたい、という切実さは伝わってくる。

でも、そもそも

・正しい意思決定

がなくては、船が山に登ることになるかな。

と言うわけで、多少低いが

9位:判断力(78ポイント)

8位:決断力(81)

がもっと大切だろうねえ。

ここまで書いて、10代のランキングを見て驚いた。
1位:決断力(100)

2位:判断力(97)

これは、そういう自覚(決められない)があるということなのだろう。

逆に言えば、20代、30代は、そこに多少の自信が出来てきて、他の面に意識が向いていると。

甘い。

まだまだだよ。

2008年08月22日

ブランコ@福井の三谷邸

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福井の家の二階リビングは吹き抜けになっていて、鉄筋の梁が大きく2本。
そこに縄を掛けて、ブランコを作っている。

これは3代目。
いろいろ工夫をして作ってきたが、なかなかの出来。

西側は3Mの擁壁の上に家が建っているので、このリビングからは田んぼとそれに連なる福井平野が一望できる。

空と田んぼに向かってGo。

2008年08月21日

福井県 女性校長教頭さん132人

この夏最大のイベントが、終わった。

福井県の公立小中学校 女性校長教頭さん132人を集めた夏の研修会。

なかなかに、壮観。

100分ほどで、「生きる力~発想力と決める力」をテーマにお話。

前半は講演、後半は「サバイバル」の演習付き。

皆さん、のりも良く、やりやすかった。

もちろん、改善すべき点も多かったが、満足してもらえたと思う。

今の校長教頭さんにとって、最大の関心事は「モンスター」対応。

今日の話はそことは違うものではあるが、未来の社会を生きる子ども達が身につけるべき姿勢や技、ということで、うまく伝わったのではないかな。

未来の(今の)社会が求める力!

最後に皆さんにお願いしたのは「出張講演」のご紹介。

早速、ある学校の校長さんが「郡でのPTA研修を」とお声掛けいただいた。その方は「帰ったら、これを教員たちにもやらせる!」と前向き。

よしよし。

さて、明日、帰京。

2008年08月19日

福井の隈さん:開花亭

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福井駅前に、開花亭、という料亭がある。
福井ではもっとも格式あるお店の一つ。

若旦那が知り合いなのだが、先日離れのレストランを新築。
設計はあの隈研吾。

2月竣工だったかな。

折角なので打ち合わせを兼ねてランチに行ってみた。

3500円のランチ。
なかなかに美しく、おいしかった。

写真
左:内側から。ガラス壁の外に、木製のデコレーション。
中:前菜。綺麗
右:前菜のトマト飴。飴が指に刺さった・

2008年08月14日

朝乗り、江ノ島まで

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昨日、いつもの散髪屋さんで散髪。

切って貰いながら若旦那と雑談。

彼はオヤジさんに隠れてバイクに乗っている。しかもスーパーバイク。
彼が言った

「明日、乗りませんか」

夜は店が閉まってからで遅くなるからと、朝の短距離ツーリングに決定。

朝七時頃出発かな-、と思っていたら
「最近は、何時から明るいんですかね」

「5時頃かな」

「じゃあ、4時半に」

結局、5時前に第三京浜スタート。

前回は夜、山下公園だったので、今回は江ノ島まで。横浜新道から一号線を下ってすぐ。
江ノ島に近づくと、自転車にサーフボード・キャリアをつけて海岸へを急ぐ若者がちらほら。

お~、流石、江ノ島。

二子玉川から江ノ島までは片道47km。

電車だとdoor to doorで100分くらいだが、バイクだと安全走行でなんと30分。

こりゃ近いわ。

若旦那はいつの間にか、スズキの「ハヤブサ」に乗り替えいた。

車重200kgで190馬力のモンスター。

ちゃんとメーターが300km/hまで切ってあった・・・

2008年08月11日

東洋経済:思考力


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いつの間にか、出てた。

8/11発売の2008年8月16・23合併特大号

http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/index.html

「超」速戦脳力を鍛える!

─夏期集中3日間─ 使える情報力、対人力、思考力

という題名で、その3日目、が私。

1日目 情報力

早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授 野口悠紀雄

小説家 真山 仁

2日目 対人力

ジャーナリスト 池上 彰

3日目 思考力

(1)本質を見抜くと発想がジャンプする

KIT虎ノ門大学院教授 三谷宏治

まだ私読んでないのだ・・・今回は原稿の校正も全くなかったし、ちと不安。

でも、最近私が「思考力」で何を考えたりやったりしているか、が分かるハズ。

2008年07月12日

色鉛筆:完結編~色鉛筆はなぜ丸いのか

最後に残ったナゾ。

丸と六角では、ぶつかったときの衝撃に差があるのか?

鉛筆の端を持って、机に軽く打ち付けてみよう。

コンコン

その時手に感じる振動が鉛筆内を伝わる「衝撃」だ。

この衝撃がどれくらいの大きさなのか。

丸と六角で差があるのか。

六角と言っても角は丸く削られている。その丸さは大体鉛筆の芯くらい。

つまり直径2mmの棒を打ち付けているのと同じということだ。

鉛筆がコンコン机に打ち付けられるときに、鉛筆(=芯)にかかる加速度はどれくらいだろうか。

人間が耐えられる最大加速度は9G。スペースシャトルで4G。

誰もちゃんと計測したヒトはいないと思うが、おそらく数十Gに達する。

加速度の簡単な計算だが

加速度=速度変化÷接触時間

1G=9.8m/s2

なので、鉛筆の速度が秒速1m、机との接触時間が0.01秒とするとなんと20G!である

で、問題はこの「衝撃」である。

丸(直径7mm)と六角(=直径2mmの丸から全体へ)で衝撃の伝わり方はどう違うのか?

すぐ分かるのは机との接触面積が何倍か違うだろう、ということ。

これが3倍違えば、机にぶつかったときに掛かる面積当たりの力(つまり圧力)は3倍違うことになる。

六角では、この3倍の力(=3倍の変形や歪み)が、秒速1km以上の速度で伝わっていく・・・

イメージできるだろうか?

机に軽く叩き付けた鉛筆。

その角は机とぶつかり変形し、局所的に大きな力を発生する。

鉛筆全体を20Gで加速するような力が、木軸全体に瞬時に伝わっていく。

時速数千キロの衝撃波となって・・・

芯を破壊するのはこういった衝撃波なのだろう。

その衝撃波の力が、角と丸では数倍違う。

だから、色鉛筆は、丸。

おしまい。