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2010年01月17日
『ハーモニー 〈harmony/〉』
伊藤計劃(いとう けいかく)という作者の、SFだ。

なかなかに面白かった。
文章が、ところどころ、
〈fear〉
文章
〈/fear〉
と言う風に、タグで括られている。
その理由は、最後の最後に解き明かされるのだが・・・
結構面白かったので、他の作品もと思い、探した。
本人は、1974年東京都生まれ。武蔵野美術大学卒。WEBデザイナーとして働いていたが、2007年『虐殺器官』にて作家デビュー。小松左京賞に惜しくも落選・・・
と言うヒト。
33歳で作家デビューかぁ、頑張ったのね。
と思ってもう少し調べたら、なんと昨年3月に肺がんで亡くなっていた。
作家としての活動はわずか2年弱。
出した長編は、
『虐殺器官』
『METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS』ゲームメタルギアソリッド4のノベライズ作品
『ハーモニー』
のみ。
『ハーモニー』の最後の頁には、作者からの言葉が、
感謝を捧げますーー私の困難なときにあって支えてくれた両親、叔父母に。
と。
彼は2002年、28歳のときから癌と闘っていたのだ。
彼のブログ、伊藤計劃:第弐位相、にはその闘病の様子も綴られている。
絶筆は2009年、1月7日。「病院で元旦」と題して年末年始のガンマナイフ治療等が「生存報告」として。
28歳から34歳までの6年間、きっと彼は全力で疾走したのだろう。
『ハーモニー』は作者の死後、7月に第40回星雲賞を、12月には第30回日本SF大賞を受賞した。
合掌
2010年01月15日
『CRM 顧客はそこにいる』累計4万部突破!
98年末に初版、2001年に増補改訂版を出した『CRM 顧客はそこにいる』がまた、増刷されることになった。

CRM関連の本では、おそらくNo.1。
だが、何より、初版からは12年、増補改訂版からも8年半経って、なお世に必要とされているということが、うれしい。
私が、最初に(中心になって)書いた本であるが、最初に「絶対、本書くなんてムリ!」と思ったのが、懐かしい・・・
巻末の執筆者12名中、なおアクセンチュアで活躍しているのは2~3名。
初版のとき、みなのあまりの筆の進まなさに、中核執筆者2名をホテルに缶詰にしたこともあったなあ(笑)
あのときの椿山荘 会議室からの眺めはいまでもくっきり目に。
早く、この本を越える本を書かないと、いかんねえ。
しかもこの本、税抜き2400円もするし。
2010年01月13日
2010年01月12日
ふつうのコンピュータ
家のノートパソコンが、今日気がついたら停止していた。
DELL大連のお兄さんの言うとおりにしても、だめ。
修理をすると4万円くらいは掛かるという。
ダメだねこりゃ。
DELLのinspiron1520。イロは気に入っていたが、故障ばかりで手間の掛かったヤツデはあった。
dataはDドライブのミラーリングにより、無事。
パソコン丸ごと電源入らずではDドライブに分けるのも意味ないものねえ。
よかったよかった。
ということで、次に何を買うか検討中。
かっこいいノートにするか、かわいいデスクトップにするか。
DELL、レノボ、Frontier、でまあまあのがある。
2010年01月11日
SETI@home 導入!
SETIはもともとはCETI
地球外知的生命体とのCommunicationを目指したプロジェクトのコトを指す。
今は、双方向Communicationはムリでしょ、ということでSearchになっている。
電波望遠鏡で集めた電波に、有意なシグナルが含まれていないかを解析するのには、相当のコンピューティングパワーが必要なのだが、それをお暇な家庭のパソコン等にやってもらおう、というのが
SETI@homeプロジェクトだ。
導入は簡単。
BOINCをインストールして、自分が貢献したいプロジェクトを選ぶだけ。
多くのプロジェクトがこのBOINCプラットフォーム上で活動している。
設定はイロイロできるが、デフォルトだとSETI@homeは常時100%稼働。
余っているリソースを全て絞り出して計算を続ける。
解析すべきデータが塊で送られてきて、それを数時間掛けて解析する。
返すと「Credit 貢献点」を貰えるのだが、これがちょっとウレシい。
もちろん、自分の解析で「有意なシグナル」が見つかればそれはそれで名誉だし。
あちこちでいろいろな集団がTeamを組んで、Team毎での貢献点を競ったりもしている。
日本からのTeamで上位なのは、Team JAPAN、ではなく・・・Team 2ch
なんと2000年くらいから続けているらしい。
平均の貢献は、世界でトップ10に入るからたいしたもんだ。
100%稼働でも操作にナンの問題もないところが素晴らしい。
分散処理技術も進んでいるんだねえ。
2010年01月08日
スーパーコンピュータが速いわけ
本を書いていて、調べ始めた。
2010年01月04日
執筆D&J その5 beBit取材
インターネットサイトの改善支援のベンチャーであるbeBitに行ってきた。
九段下、角川書店本社の近く、とても洒落たビルに入っている。
内装のデザインも素晴らしい。
今度書く本の、取材の一環だ。
ユーザビリティ(使い勝手)をどう評価し、どう改善していくのか。
その具体的事例などを伺った。
他にもプロトタイピング手法の導入のコツ、とか。
簡単でもあり、また、難しくもあり。
beBitには元アクセンチュアの同僚が何人も。
若林さんと、磐前さん。それに武井さん。
皆、頑張っているようでそれもうれしかった。
バイクで行ってきたが、ウインドシールドのお陰で快適だった。
首都高もびゅんっ
2010年01月02日
執筆始め2010 D&J
まあ、元旦二日と私自身は出かけもせず、食べて、書いて、寝て、書く、みたいな( ・∀・)!!
大晦日からやり始めたのは、Dの修正。
各ページの構成の方針を少し変えたので、その修正は全頁に及ぶ。
基本的には、900文字を700文字にする感じなのだが、簡単ではない。
でも出来ないこともない作業。
ただ、このまま進めるかは来週、K女史と打ち合わせしてからにしようかな。
ということで、明日はJに取りかかる予定。
序章は飛ばして、1章は昨年末書けたので、次は2章だね。じわじわ行こう。
1月中に両方めどが立つと良いなあ。
でも、焦らず、イイモノにしていく覚悟も必要。
競うべきは執筆スピードではない。あくまで質だ。
プロ作家のみなさんに比べて、それが未だアマチュアである私の逆説的強み。
ただ、同時に、私の執筆上の特長は「早めに書いて推敲を重ねる」でもある。
今回は、書きながら、どれくらい質の向上を図れるかがチャレンジか。
そのための執筆スタイルを実験中。
2010年01月01日
雪のお正月@福井
福井は見事に雪の正月である。
ご近所初詣に、三女と2人で行ってきた。
家→吉野神社→柴神社→皆令寺→家
の回遊コースはここ7年のお決まりコースだ。
昨年は私と娘3人だったが、今年は次女は眠気に耐えられず、放棄。
長女は最初から帰省せずで、こうなった。
ちょうど吹雪がやみ、空にはまんまるお月様と星も見えた。
徒歩で1時間コースだが、皆令寺でお茶をよばれたので2時間。
三女はもうおねむである。
みなさん、あけましておめでとう!
今年も、よい年になりますよう。