本棚から本棚へ。700冊が6時間かけてお引っ越し
机の右手にあった本棚は、前のマンションから持ってきた数少ない家具でした。
もともと家具を持っていなくて、今の家ではほとんどが作り付けにしたので、ホントに家具らしい家具がない。
でもその本棚は左2/3が文庫用で、前後スライド式。
収納力が抜群だったのでした。
(写真右手がそれ+書類収納)
でもそれを改造したくなりました。単純に、壁一面本!にしたくなったのです。
リビングの壁棚をつくったせいかもしれません。
今回は出来合いのものを使いました。
楽天で見つけた奥行き17cmの突っ張り本棚です。
75cm幅のを2本、買いました。
これで可能な幅ギリギリに設置すると、真ん中に10数cmの隙間ができるのも計算済みです。
そこは自分で棚をつけて有効活用しましょう。
5月の連休明けに、と頼むはずだった配達日が、なぜか今日になりました。
というお知らせが来たのが昨日(笑)
あわてて準備を始めます。
前の本棚の周りを片付け、本以外のもの(意外と多い・・・)を取り除き、本を一時撤去します。
約700冊が書斎の床に並べられました。
これまでの本棚を撤去し、新しい本棚を入れ込みます。
最初から外枠が完成済みの奴なので、組み立ての苦労はありません。
しかも棚を固定するためのダボ穴は1cmピッチでついているので置き場所は自由自在です。
あとは棚を置くだけ!
とはなりませんでした。
ここから3時間の格闘が始まります。
①棚板の高さを揃えるためのダボ穴づくり
エアコンのせいで左右、棚の高さが違います。
でも棚板の高さは揃えたい。でないと美しくない。
ところがそこにはダボ穴がない!
ので開けました。電動ドリルで、12ヶ所。
差し金で測って印つけて、穴開けて、屑を掃除して・・・
きれいにできました。
②換気口を避けるための棚板加工
これはそのままの作業です。
台形にくりぬきました。
そうそう背板もその部分は取り除きました。
のこぎりも使いましたが、背板や棚板の中央部はベニヤ板だけなので、カッターで切りました。
でなければ、うまく切り抜くことはできなかったでしょう。
③隙間の棚板づくり
まず棚板自体が必要です。
考えた末に、これまでの本棚から再利用することにしました。
これを幅176mmに切り揃えます。
問題は固定方法。
本棚の側板 外側にダボ穴を開けて、それで支えることにしました。
左右で高さを揃えて穿った穴は22個(失敗2個含む)。
これで新書60冊分のスペースが増えました。
これで完成。
いやまだまだ。本棚は本が埋まって完成です。
ディスプレイ効果を考えて並べていきます・・・
あとはあぶれてしまった書類収納をどうにかして、プリンターの置き場を再考すればOKです。
あ、これはこれで難題だなあ。
でも楽しかった。
延べ6時間の本棚DIYでした。