2009年12月07日

生涯一事を成せば足る

録画しておいた「坂の上の雲」の第一回と第二回を、見た。 

阿部寛演じる秋山 兄がかっこいい。 
つい、トリックが頭をよぎりそうになるが、ここではまじめ一徹かつ強烈。 

故郷の松山から、東京の兄(陸軍大学)に呼び寄せてもらった弟(本木雅弘)は兄の貧乏暮らしに驚く。 
二人暮らしなのに茶碗も1つしかない。でも、兄は言う 

「お金ではない。ヒトに金の世話になれば心が縮こまる」 

「生涯一事を成せば足る」 

「だから身辺を単純明快にしておく」 

単純明快。 
そのとおり。 

まずは自分にとってダイジなこととそうでないことを、分けること。


それにしても・・・本読まなきゃ(笑)

2009年12月06日

女性専用車両

大阪の女性専用車両はど真ん中にある

東京の女性専用車両ははじっこにある
昔、新幹線が禁煙車両をもうけたとき、一番はじに作ったことを思い出す。
使うのは子ども連れのお母さんとかなのに、16両編成の一番はじに作るって、どういう神経なの?と思った。
ベビーカーを押しながら、子どもたちの手を引きながら、数百メートル歩く人が大勢いた。
JRにも言い分があって
・真ん中はグリーン車
・途中に作ると両側から煙が流れ込んできて、禁煙が保てない
でも、そのたった一両の禁煙車両はあっという間に人気になり、いつも満席。
それでもなかなかJRは禁煙車両を増やさなかった。
あの抵抗は、いったい何だったのだろうか。
それはおそらく、社員たち幹部たち自身の好悪や常識。
自分がタバコを吸いたいから、「お客様も」「特にビジネス客は」と言い続けていたのだろう。
アメリカなら集団訴訟の対象だろう。
健康問題があることを認識していながら、必要な対策をとらなかった、と。
女性専用車両も、必要と思う人が多いなら、もっと作れば良い。
そしてはじっこにだけ作らず、真ん中にも作れば良い。
それを阻んでいるものは、なんなのだろう?
ちなみに
大阪の女性専用車両は平日終日
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東京の女性専用車両は平日朝のみ
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う〜ん

2009年12月04日

またまた執筆生活

進めていた企画が2つ、通って(しまい)、2冊同時に書くことになった。 

1週間ほど前から書き始めている。 

今回は、「読みやすいフォーマット」「詰め込みすぎない」をテーマに、より多くの人たちに読んで貰える本に挑戦したい。 
なので、フォーマットに拘っている。 

今のところ、一日2千文字弱。 6~8ページ分と言ったところ。
悪くないが、ものすごくもない。 

このペースで書けるところまでまずは書ききろう。 
章立てと小見出しは7割がた出来ているので、そこをまず突っ走る。 

でも実際には、走りながら考える部分が大きい。 
既に昨日、1章の構成はかなり変えた。 
説明的なところを極力抑え、実例や演習っぽいところを増やす。 

いつもとはちょっとだけ違う書き方だが、ベースは同じ。 
うまくいくかな。

2009年12月03日

月発見ゲーム

昨日は満月だった。
夕刻、東の空、低く、雲の後ろに見つけた!

すぐ家族に宣言する。
「月発見!」

しばらくしたら長女からメール
月がすごいー、と

おそい!(笑)

家族でゆるくやっている 「月発見ゲーム」
早く見つけたヒトが、勝ち

常に空を見上げていないと見つけられない
うつむいているヒマは、ないのだ

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2009年11月30日

リフォーム最終章 その1

本日、リフォームの引き渡し日。
ただ引き渡しを受けるのではなくて、いろいろな作業をしたかったので14時に到着。
掃除の方が2名、頑張ってきれいにしてくれている。
それと同時に、照明の取り付け、ブラインドの取り付け、そして畳が丘の組立を行う。
設計の田邉さん、工務店の土屋さんにお手伝いいただいた。
結構、悪戦苦闘だったが、お二人のおかげでじわじわ完成。
畳が丘は、1個目大変で2個目は楽勝で、3個目で油断して金具を逆向きにつけてやり直して・・・
終わったと思って片付けていたら、なぜか部品が2個余ってて、それを取り付けるネジを探して・・・

完成!
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受け渡し前は、細かくチェックして、ドアの当りや音をちゃんと見る。
直すべきところは直すと。
途中でイスも到着。
pepeのアームレス。なかなかいい。
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大きく変わったのはキッチンも。
当初の予定にはなかったが、扉をすべて造り替えて、新築そっくりさんに。
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明日は、引っ越し。
でも私の仕事は、大体終り。
ただ、60型のアクオスがボードに収まるのは見てみたい。

2009年11月27日

PHP研究所『文蔵』12月号

特集「大切な人にプレゼントしたい、あの小説」
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取材を受けたのは3週間くらい前かな。
結局、用意した紹介本のうち「三谷さんらしい」ということでSF/ファンタジーセットが採用となった。
・星虫
・空の中
・上弦の月を食べる獅子
・龍は眠る
・すきまのおともだちたち

書店で見かけたら、手に取ってみていただきたい。
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2009年11月26日

11/25CHANELの社内研修

昨日は銀座でCHANELの社内研修のお手伝い。
4階にあるホールで、店舗の方も含めた100余名を対象にした3時間のセッションだ。
講師として招かれたのは4名。私の他
・DeNAの南場さん
http://www.dena.jp/company/ceo.html
・イーウーマンの佐々木さん
http://www.ewoman.co.jp/2005_enjoy/aboutus.html
・サイバーエージェントの本多さん
http://www.tadafusahonda.com/blog/
なんか、すごいね~
これら講師に手弁当で参加させたのは私の高校時代の友人M。これも春の同窓会の成果か。
私は4人の筆頭として、30分間「発想力」研修を。
イロの不思議、コップの不思議、紙コップのヒミツと盛りだくさん。
まあまあ楽しんでいただけたのではないかな。
南場さんは、海外への事業拡大のお話、佐々木さんはワーキングウーマンのあり方のお話、本多さんは当世若者(デジタル・ネイティブ)のお話、が面白かった。
2時間の講演後は4人前に出てのパネルディスカッション。
M氏に振られるままに、一生懸命4人が話す。
鵜飼いの鵜匠と鵜の関係だね。
3時間の研修もあっという間に終わり。銀座の町を一瞬ふらつく。
写真はミキモトの恒例クリスマスツリーの下、ガラスの雪だるまたち。

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2009年11月25日

リフォーム家具編2

前回家具編でとりあげた椅子は、結局、pepe(ぺぺ=胡椒)のアームレスに。 

村澤一晃デザイン、宮崎椅子製作所の作品だ。
これをベストリビングという通販サイトで発注した。「特急でお願いします!」

4脚中、1脚のみウォールナットであとはホワイトアッシュ材。 
かも、座面は黄色から赤への4色グラデーション! 
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12/1の引っ越し日午前中に届くはず。 

て今回は作り付け家具のお話。 
家具として作ったのは、ダイニングテーブルとキッチンカウンターと収納、リビングボードに図書室の本棚たち。 
かでも造作に凝ったのはダイニングテーブルとキッチンカウンター。 
キッチン収納と合わせてこれらは請地家具さんにお願いした。 

若い職人さんで、デザインのシンプルさと仕上げの美しさが絶妙だ。 

テーブルは長さ2400mm、幅745mm。細めの長尺テーブル。 
脱着式ながら壁に固定され、3本の足がそれを支える設計。 
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そのテーブルは高さ720mmで、キッチンカウンターは高さ850mm。 
それを上下に重なるようにしたのが今回のこだわり。 
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要はキッチンカウンター下に隙間を作り、テーブルと繋がっているように見せかけているわけだ。 
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これで見かけのテーブル長は約3000mm、3メートルに。 
もともとは仕切られていたキッチンとリビングとを、さらに強く一体化させるデザインともなっているだろうか。 
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この13cmの隙間の用途は特にはない。 
が、きっと料理本やお皿の臨時置き場になるのだろう。 
集成材だが木目がとても美しいので、予定と変更して白くは塗らず、防水塗装とツヤ消しのウレタン塗装のみ。 
今日で塗装屋さんの作業は終了予定。 

数日前からクロス屋さんが大車輪で作業中。 
いよいよ来週月曜日が受け渡し日だ。

あと5日!

2009年11月24日

11/29日経アソシエ「意思決定力養成基礎講座」@秋葉原

一般社会人向けに「正しく決める力」の講義をやるのは久しぶりである。
今週末、日曜午後に秋葉原でみっちり。
日経アソシエ主催の研修ってどんなもんかな、と思って引き受けたのだが、どういった受講生たちが集まるのか、楽しみである。
なんでこんなに漢字ばっかりなのか・・・
内容は、参加してのお楽しみ。
ファシリテーション系のお話も混ぜてのビジネス系研修となっている。
日時
2009/11/29
1330~1630(1300開場予定)

会場

受講料
19,800円

2009年11月23日

大阪日記

ほんの30分の間に起きた、2つの出来事。 

1. パン屋での日常 

大阪、本町駅近くのパン屋さん。 
5才くらいの可愛い女の子がお母さんとお買いもの。 

手持ちぶさたな彼女はトングで自分のほっぺを挟んでた。 
顔の下からV字に、両のほほをぷにゅ。 

それを見つけたお母さん、 
「そんなことしないの!」 

すかさず女の子、 
「なんでや!」 
と言い返す。 

う~ん 
大阪的日常 


2. 駅での日常 

三連休中日の新大阪駅。ホームを多くのヒトが行き交う。 

一人立っていたらガチリと音がしてホーム上を乾電池が転がる。 

荷を引っ張りながらスタスタ歩く60代の男性が、落として行ったらしい。 
よく見ると携帯の充電器らしく、いろいろ部品も散らばっている。 
でも男性は気が付かない。スタスタ。 

拾おうと動きかけたら年配の女性が、立ち止まって拾い始める。 
奥さまらしい。 

拾い終わって追いつこうとする彼女を、少し離れた男性が不満げに立って待っていた。 
何をしとるんだと。 
女性も、あんたこそ何してんのよ、という勢いで男性に向かってズンズン。 

そのとき私の目に飛び込んできたのは、やはりホーム上の、緑色の紙。 
5メートルほど先でよく分からないが、薄い冊子のようにも見える。 

なんだろう。 
さっきは無かった気がする。 

もしやと思って、歩み寄って、拾ってみる。 
あまり踏まれた感じはない。 

切符をいれるような封筒タイプの厚手の紙で、表面にはJTBと。 
まさか切符かと思って中身を確認すると、なんと商品券がザックザク。 

あらま。 

さらに5メートルほど歩いてくだんの夫婦に追いつく。 
ちょうど奥さんが旦那を小声で責めているところだ。 
「あんたはいつもXXX」 

こちらに顔を向けていた旦那さんに緑の封筒を示して単刀直入に尋ねる。 

「これも、落とされてませんか?」 

あっと言う顔の男性。 
女性も驚いた様子。 

すぐさま私に向かって「ありがとうございます!」と頭を下げたのは男性。 
女性は・・・私に背を向けたまま「アナタ、ホントに何やってるのよ!」と男性にさらに追い討ち。 

大阪における、大阪人による、大阪的日常。 
あの子もこうなるんかなぁ。