お手伝いと発想力についての4事例
9月に長岡市の教育委員会広報誌で「お手伝いと社会人力」について書いた。
12月号向けに何を書こうかと思い、今度は「お手伝いと発想力」について、と決めた。
さて、内容をどうするか・・・
で、改めて考えてみた。うちの3人娘たちはどうだったかと。
お手伝いと発想力をつなげるのはかなり強引かと思ったが、いくつか出てきた。
★洗濯もの系
・次女
– 小3くらいかな?洗濯もの係になった。5人分の洗濯物を洗濯機に掛けてから学校に行き、帰ってからそれを取り込んで畳み、しまうのが仕事。
– 最初、特にやり方を教えるでもなく始めたのだが彼女は、いつの間にか自分で独自の畳み方を開発し、しまい方を作り上げていった。
・長女
– 同じく小3のころか?自分の洗濯物を畳むのがイヤで、お店屋さんを開いた。そして洗濯ものを妹2人に『売った』。
– とりあえず畳まなきゃいけないものは手元から消えて、よし、と・・・
★料理系(お手伝いというより自発的)
・次女
– 小5のある日、パンを作り始めた。よる仕込んで朝早起きして焼いて、自分の朝食として食べる。成功したらお裾分け。6ヶ月間くらい続き、ある日、やめた。
– その間、図書館のパン作りの本を漁りまくってあらゆるパンに挑戦。レシピ通りじゃつまらないと色々変えて、変えすぎては失敗していた、らしい
・三女
– 小5頃から、クックパッドがお気に入り。料理(主にお菓子)を作ることになると、彼女は一人黙々とサイトを検索し、良さそうなレシピを選び出し、材料を揃えて料理に取りかかる。密かに自分なりの工夫も混ぜるので、やはりときどき、失敗する。
– われわれは、おいしいときは「おいしい!」と絶賛しながら食べ、だめなときは黙々と食べる。「・・・失敗だったね」とつぶやく三女の次の工夫を楽しみにしながら。