2010年01月20日
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2010年01月04日
2010年01月02日
2010年01月20日
学びの源泉 通算60号 「新しいハカり方への挑戦2:MEMS」
学びの源泉も、通算60回目を迎えた。
#ジャイロスコープも内蔵したWiiモーションプラス
もう一つ、常識を変えたMEMSがある。リモコンへのアタッチメントとして開発されたWiiモーションプラスに組み込まれた「ジャイロセンサー」だ。
これを取り入れたことで「回転」がハカれるようになった。
加速度センサーは直線的動きをハカるには強いが、ひねり(回転)がわからない。だからゲームで言えば、ゴルフクラブのフェースの開き具合がわからない、ラケットでスピンがかけられない。
ジャイロセンサーはもともと、ロケットや航空機の姿勢制御用に開発されたもの。超高速の「地球ゴマ」が内蔵された数十キロの代物だった。
ところがMEMSで作られるようになり、さらにデジタルカメラの手ぶれ防止回路に使われて、爆発的に小型化と低価格化が進んだ。半導体技術で作られているので、量が出れば価格は劇的に下がる。
でも、カメラ用のままではゲームには使えない。結局「ピンポン」での利用などを考えて、性能を5倍に上げた。これで1秒間に4回半、腕を回しても大丈夫だ。
その他幾多の困難(*3)を乗り越えて、Wiiモーションプラスはリリースされ、既に1千万台近くが売れたという。
これにより、多くのソフト会社に「奥の深いスポーツゲーム」「より直観的な操作」の可能性を提供した。
「Wiiスポーツリゾート」のみならず、より革新的なゲームの登場を待とう。
(*3)任天堂のWii専用HPに、社長が訊く『Wiiモーションプラス』があり、詳しい
2010年01月19日
話すように書く
一般的に言って、話し言葉はいい加減である。
文章として完成していないものが多く、起承転結や論理構成も適当だ。
でも、ヒトは文章を読むとき、聞くように読む。
つまり、短い分量を、感覚的にささっと読み流していく。
だから、書くように書いた文章は、読むのにツラい。
初めて本を書き始めたとき、長い文章など書けないと思った。
それまで10余年、やってきたのは限りなく短い文を書く練習。
プレゼンテーション用のスライドでは、一行に30文字も使わない。
書いてみたら、それが役に立った。
話すように書く。
プレゼンテーション用の「おしゃべり」の用に書くことで、話は伝わりやすくなる。
同じことを3回話す。
・事例で
・抽象言語で
・日常語で
それで、ようやくヒトに伝わる。
さて、伝わる本であるのはいいとして、どうやったら「感動を生む」本になるのか。
これはまだまだ修行が必要かも。
DもJも、八合目付近まで来た。
最終章を残すのみ。
もちろん、まだ初稿なので、大幅な手直し等は発生するだろう。
そこからが感動への峠坂か。
2010年01月17日
『ハーモニー 〈harmony/〉』
伊藤計劃(いとう けいかく)という作者の、SFだ。

なかなかに面白かった。
文章が、ところどころ、
〈fear〉
文章
〈/fear〉
と言う風に、タグで括られている。
その理由は、最後の最後に解き明かされるのだが・・・
結構面白かったので、他の作品もと思い、探した。
本人は、1974年東京都生まれ。武蔵野美術大学卒。WEBデザイナーとして働いていたが、2007年『虐殺器官』にて作家デビュー。小松左京賞に惜しくも落選・・・
と言うヒト。
33歳で作家デビューかぁ、頑張ったのね。
と思ってもう少し調べたら、なんと昨年3月に肺がんで亡くなっていた。
作家としての活動はわずか2年弱。
出した長編は、
『虐殺器官』
『METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS』ゲームメタルギアソリッド4のノベライズ作品
『ハーモニー』
のみ。
『ハーモニー』の最後の頁には、作者からの言葉が、
感謝を捧げますーー私の困難なときにあって支えてくれた両親、叔父母に。
と。
彼は2002年、28歳のときから癌と闘っていたのだ。
彼のブログ、伊藤計劃:第弐位相、にはその闘病の様子も綴られている。
絶筆は2009年、1月7日。「病院で元旦」と題して年末年始のガンマナイフ治療等が「生存報告」として。
28歳から34歳までの6年間、きっと彼は全力で疾走したのだろう。
『ハーモニー』は作者の死後、7月に第40回星雲賞を、12月には第30回日本SF大賞を受賞した。
合掌
2010年01月15日
『CRM 顧客はそこにいる』累計4万部突破!
98年末に初版、2001年に増補改訂版を出した『CRM 顧客はそこにいる』がまた、増刷されることになった。

CRM関連の本では、おそらくNo.1。
だが、何より、初版からは12年、増補改訂版からも8年半経って、なお世に必要とされているということが、うれしい。
私が、最初に(中心になって)書いた本であるが、最初に「絶対、本書くなんてムリ!」と思ったのが、懐かしい・・・
巻末の執筆者12名中、なおアクセンチュアで活躍しているのは2~3名。
初版のとき、みなのあまりの筆の進まなさに、中核執筆者2名をホテルに缶詰にしたこともあったなあ(笑)
あのときの椿山荘 会議室からの眺めはいまでもくっきり目に。
早く、この本を越える本を書かないと、いかんねえ。
しかもこの本、税抜き2400円もするし。
2010年01月13日
2010年01月12日
ふつうのコンピュータ
家のノートパソコンが、今日気がついたら停止していた。
DELL大連のお兄さんの言うとおりにしても、だめ。
修理をすると4万円くらいは掛かるという。
ダメだねこりゃ。
DELLのinspiron1520。イロは気に入っていたが、故障ばかりで手間の掛かったヤツデはあった。
dataはDドライブのミラーリングにより、無事。
パソコン丸ごと電源入らずではDドライブに分けるのも意味ないものねえ。
よかったよかった。
ということで、次に何を買うか検討中。
かっこいいノートにするか、かわいいデスクトップにするか。
DELL、レノボ、Frontier、でまあまあのがある。
2010年01月11日
SETI@home 導入!
SETIはもともとはCETI
地球外知的生命体とのCommunicationを目指したプロジェクトのコトを指す。
今は、双方向Communicationはムリでしょ、ということでSearchになっている。
電波望遠鏡で集めた電波に、有意なシグナルが含まれていないかを解析するのには、相当のコンピューティングパワーが必要なのだが、それをお暇な家庭のパソコン等にやってもらおう、というのが
SETI@homeプロジェクトだ。
導入は簡単。
BOINCをインストールして、自分が貢献したいプロジェクトを選ぶだけ。
多くのプロジェクトがこのBOINCプラットフォーム上で活動している。
設定はイロイロできるが、デフォルトだとSETI@homeは常時100%稼働。
余っているリソースを全て絞り出して計算を続ける。
解析すべきデータが塊で送られてきて、それを数時間掛けて解析する。
返すと「Credit 貢献点」を貰えるのだが、これがちょっとウレシい。
もちろん、自分の解析で「有意なシグナル」が見つかればそれはそれで名誉だし。
あちこちでいろいろな集団がTeamを組んで、Team毎での貢献点を競ったりもしている。
日本からのTeamで上位なのは、Team JAPAN、ではなく・・・Team 2ch
なんと2000年くらいから続けているらしい。
平均の貢献は、世界でトップ10に入るからたいしたもんだ。
100%稼働でも操作にナンの問題もないところが素晴らしい。
分散処理技術も進んでいるんだねえ。
2010年01月08日
スーパーコンピュータが速いわけ
本を書いていて、調べ始めた。
2010年01月04日
執筆D&J その5 beBit取材
インターネットサイトの改善支援のベンチャーであるbeBitに行ってきた。
九段下、角川書店本社の近く、とても洒落たビルに入っている。
内装のデザインも素晴らしい。
今度書く本の、取材の一環だ。
ユーザビリティ(使い勝手)をどう評価し、どう改善していくのか。
その具体的事例などを伺った。
他にもプロトタイピング手法の導入のコツ、とか。
簡単でもあり、また、難しくもあり。
beBitには元アクセンチュアの同僚が何人も。
若林さんと、磐前さん。それに武井さん。
皆、頑張っているようでそれもうれしかった。
バイクで行ってきたが、ウインドシールドのお陰で快適だった。
首都高もびゅんっ
2010年01月02日
執筆始め2010 D&J
まあ、元旦二日と私自身は出かけもせず、食べて、書いて、寝て、書く、みたいな( ・∀・)!!
大晦日からやり始めたのは、Dの修正。
各ページの構成の方針を少し変えたので、その修正は全頁に及ぶ。
基本的には、900文字を700文字にする感じなのだが、簡単ではない。
でも出来ないこともない作業。
ただ、このまま進めるかは来週、K女史と打ち合わせしてからにしようかな。
ということで、明日はJに取りかかる予定。
序章は飛ばして、1章は昨年末書けたので、次は2章だね。じわじわ行こう。
1月中に両方めどが立つと良いなあ。
でも、焦らず、イイモノにしていく覚悟も必要。
競うべきは執筆スピードではない。あくまで質だ。
プロ作家のみなさんに比べて、それが未だアマチュアである私の逆説的強み。
ただ、同時に、私の執筆上の特長は「早めに書いて推敲を重ねる」でもある。
今回は、書きながら、どれくらい質の向上を図れるかがチャレンジか。
そのための執筆スタイルを実験中。