2010年01月11日

SETI@home 導入!

2010年01月08日

スーパーコンピュータが速いわけ

2010年01月04日

執筆D&J その5 beBit取材

2010年01月02日

執筆始め2010 D&J

2010年01月01日

雪のお正月@福井

2009年12月30日

年末の水流ジェット

2009年12月30日

活動ログ等 update

2009年12月29日

PS2 & BB Unit

2009年12月28日

Night Rodの羽化

2009年12月26日

フジファブリック 志村さん 追悼

2010年01月11日

SETI@home 導入!

SETIはもともとはCETI 
地球外知的生命体とのCommunicationを目指したプロジェクトのコトを指す。 
今は、双方向Communicationはムリでしょ、ということでSearchになっている。 

電波望遠鏡で集めた電波に、有意なシグナルが含まれていないかを解析するのには、相当のコンピューティングパワーが必要なのだが、それをお暇な家庭のパソコン等にやってもらおう、というのが 
SETI@homeプロジェクトだ。 

導入は簡単。 
BOINCをインストールして、自分が貢献したいプロジェクトを選ぶだけ。 

多くのプロジェクトがこのBOINCプラットフォーム上で活動している。 

設定はイロイロできるが、デフォルトだとSETI@homeは常時100%稼働。 
余っているリソースを全て絞り出して計算を続ける。 

解析すべきデータが塊で送られてきて、それを数時間掛けて解析する。 

こんな処理進捗出しながら。MAV_0007.3G2

解析が終われば、その結果を本部に返す。 
返すと「Credit 貢献点」を貰えるのだが、これがちょっとウレシい。 
もちろん、自分の解析で「有意なシグナル」が見つかればそれはそれで名誉だし。 

あちこちでいろいろな集団がTeamを組んで、Team毎での貢献点を競ったりもしている。 
日本からのTeamで上位なのは、Team JAPAN、ではなく・・・Team 2ch 
なんと2000年くらいから続けているらしい。 

平均の貢献は、世界でトップ10に入るからたいしたもんだ。 

100%稼働でも操作にナンの問題もないところが素晴らしい。 
分散処理技術も進んでいるんだねえ。


これこそ(あんまり)お金の掛らない、夢のある宝くじか。

2010年01月08日

スーパーコンピュータが速いわけ

本を書いていて、調べ始めた。

もともと学生時代から興味があったので、少しだけかじったことがある。

クレイ社が世界一高価なイスと言われたCray-1を作ったのが1976年だから・・・小6の頃。
Cray X-MP/4が出たのが83年で大学1年生。
450px-EPFL_CRAY-I_1.jpg

物理学を学ぶものとしては、その計算能力と、それらが作り出した「計算物理学」の世界はなんだか結構衝撃だった。

方程式がキレイに解けなくても、計算でムリヤリ解いてしまえ!
と言いながらその裏では、エレガントな計算方法がそれを支えていたりする。

ハードウェアも斬新だった。パイプライン処理や並列化。
創造的な手法がどんどん投入されていった。

いまやそれらはワンチップに収められ、一個数万円で手に入る。
・Cray X-MP/4   0.9GFLOPS 1500万ドル
・Intel Xexon     40GFLOPS   200ドル

これはLINPACKベンチマークによる性能測定値だが、現代のCPUチップは、当時世界最速だったCrayの45倍速く、価格は7万分の1ということだ。

恐ろしい・・・

それはともかく。
現代のスーパーコンピューティングの鍵は、超並列化と分散処理だ。

現在世界最速は昨年末出たCrayのJaguarだが、それまではIBMのRoadrunnerだった。
価格は100億円。
でもそこで使われていたCPUは、PS3に入っているCellと、AMD製のOpteron。
どちらも数万円で手に入る。

これを数千個並列で動かす技術が超並列化だ。

1000個の数字を足し算するとして、電卓をもった人が1人で黙々とやれば、999回足すことになる。でも、500人が並んで2つずつ足せば、10回 しかかからない。
約100倍のスピードだ。


そしてもう一つの技術が分散処理。
似た技術だが、もっと多くのCPUに処理をばらまく。例えば家でお暇にしているパソコンにも。

宇宙からの電波をみんなで解析しようというSETI@homeプログラムでは、世界中のパソコンの空き時間を提供してもらうことで(つまりタダで)、700TFLOPSというとてつもない計算能力を実現している。

これはRoadrunner級の性能だ。世の中、いろいろ考えるもんだねえ。


さて、これがどう本に繋がるのか・・・
お楽しみに。

2010年01月04日

執筆D&J その5 beBit取材

インターネットサイトの改善支援のベンチャーであるbeBitに行ってきた。 


九段下、角川書店本社の近く、とても洒落たビルに入っている。 
内装のデザインも素晴らしい。 

今度書く本の、取材の一環だ。 

ユーザビリティ(使い勝手)をどう評価し、どう改善していくのか。 
その具体的事例などを伺った。 

他にもプロトタイピング手法の導入のコツ、とか。 
簡単でもあり、また、難しくもあり。 

・1人がやり始めれば自然と拡がる
・まずは紙でやらせる
・上司が必ず突っ込む「みんなに聞いてみたか?」

今日はDの方の取材目的だったが、Jにも繋がる部分が結構あった。


beBitには元アクセンチュアの同僚が何人も。 
若林さんと、磐前さん。それに武井さん。 

皆、頑張っているようでそれもうれしかった。 


バイクで行ってきたが、ウインドシールドのお陰で快適だった。 
首都高もびゅんっ

2010年01月02日

執筆始め2010 D&J

まあ、元旦二日と私自身は出かけもせず、食べて、書いて、寝て、書く、みたいな( ・∀・)!! 

大晦日からやり始めたのは、Dの修正。 
各ページの構成の方針を少し変えたので、その修正は全頁に及ぶ。 

基本的には、900文字を700文字にする感じなのだが、簡単ではない。 
でも出来ないこともない作業。 

ただ、このまま進めるかは来週、K女史と打ち合わせしてからにしようかな。 


ということで、明日はJに取りかかる予定。 
序章は飛ばして、1章は昨年末書けたので、次は2章だね。じわじわ行こう。 


1月中に両方めどが立つと良いなあ。 
でも、焦らず、イイモノにしていく覚悟も必要。 

競うべきは執筆スピードではない。あくまで質だ。 
プロ作家のみなさんに比べて、それが未だアマチュアである私の逆説的強み。 

ただ、同時に、私の執筆上の特長は「早めに書いて推敲を重ねる」でもある。 
今回は、書きながら、どれくらい質の向上を図れるかがチャレンジか。 
そのための執筆スタイルを実験中。

2010年01月01日

雪のお正月@福井

福井は見事に雪の正月である。


当たり前のようにも見えるが、近年では珍しい。 

スキー場関係者には福音である。 

ご近所初詣に、三女と2人で行ってきた。 

家→吉野神社→柴神社→皆令寺→家 
の回遊コースはここ7年のお決まりコースだ。 

昨年は私と娘3人だったが、今年は次女は眠気に耐えられず、放棄。 
長女は最初から帰省せずで、こうなった。 

ちょうど吹雪がやみ、空にはまんまるお月様と星も見えた。 


徒歩で1時間コースだが、皆令寺でお茶をよばれたので2時間。 
三女はもうおねむである。 


みなさん、あけましておめでとう! 

今年も、よい年になりますよう。

2009年12月30日

年末の水流ジェット

掃除は家の外の汚れ落とし。 

夏にジャパネットタカタで買った水流ジェットだ。 
1376230548_109.jpg


家の周りを全部(歩道も含めて)やった。 
3時間かかった。 

でも、恐ろしいくらいキレイになる。写真の上下がその使用後と使用前だ。 
1376230548_236.jpg

素早く動かすとこういう芸術作品(?)も出来る。
1376230548_223.jpg

こういう作業を黙々とやるのは実は結構好きである。

じわじわ確実にキレイになっていく。

2009年12月30日

活動ログ等 update

ここ1~2ヶ月の活動ログをupdateした。


こうしてみると、結構あるなあ。

不定期

福井青年会議所 公開例会 「福井青年会議所 2月度総会講演

    山田メユミさんのお手伝いのやつだね。 

シャネル・ジャパン 社内研修「発想力」

    高校時代の友人に頼まれた。佐々木かをりさんとか南場さんとか有名人とご一緒した。

日経ビジネスアソシエ 「意思決定力 養成基礎講座」

立教ビジネスクリエイター塾 定例勉強会「発想力ブートキャンプ」


中学校

永平寺町立松岡中学校「おかえり松中生」

   母校ですな。


高校

・田園調布雙葉「レポートのコツ」

 今年の最終回。テーマは難しかったかも知れないが、良い反応がいっぱいあった。 


大学

Slogan「正しく決める力 養成講座」

Slogan「発想の視点力 養成講座」

Jobweb「正しく決める力講座」


あと、大学院シラバスをちょっと更新した。

ただ、内容はほとんど同じ。


来年度は、早稲田が1つ増える予定。

「ビジネス思考法」というのを2人で担当する。これはシラバス作成中。


出し物はいっぱいあるが、どう作ろうかなあ。

2009年12月29日

PS2 & BB Unit

部屋の片付けをしたら、箱が2つ。
中身は修理から戻ってきたままの
・純白のPS2
・HDつきBB Unit
修理日は2004年4月・・・5年半前だ。
その間、箱に入ったまま。ちょうど、PSXを買ってしまったのでこうなった。
このPS2は、2001/12/21に売り出された、 ヨーロピアン・オートモービル・カラーコレクションの1つ。

SCPH-30000_RSW.jpg

PS2が全世界2000万台売れた記念として、5色が各2000台ずつ作られ、PlayStation.com限定で販売された。
SCPH-30000 RSR : スーパー・レッド
SCPH-30000 RMS : メタリック・シルバー
SCPH-30000 RAB : アストラル・ブルー
SCPH-30000 RSW : スノー・ホワイト
SCPH-30000 RLY : ライト・イエロー
で私のは白。コントローラーも輝く白だ。
で定価は5万円。普通の黒だと29800円だったのに。はっきり言ってアホである。

(しかも既に黒のは持っていた)
でも、その後しばらくの間、娘の友人の男の子がわが家に遊びに来るたびに
「この家のPS2は白い!」って驚いていた。
もうそれだけで満足だった (-_-)v

発売日は確か12:00から受け付け開始だったので、昼、自室に閉じこもり、会社の電話を使って時報を聞きつつ、12:00ジャストにPlayStation.comをクリック。
見事に製造番号150番をゲットした。殺到しそうな赤や黄色を避けた作戦勝ちか。
日本国内には600台しかないレア品だ。
さて、BB Unitを挿入して動かそうとしたら、インストールディスクが必要だという。
そんなの持ってないよ・・・
ソニーに電話したら「500円で送ります」と。
よっしゃ。
ところがその送金手段がいけていない。郵便小為替だと。
なにそれ?
カード決済とか取り入れて、お願いだから・・・
どうせ送料なんだろうから、受取人払いの宅配便でも良いから・・・
そんな願いが届くはずもなく、郵便局に行って、列んで、窓口違うって言われてまた列んで、100円手数料払って、500円の郵便小為替ゲットして、郵送した。
最近PS2としてしか使っていなかったPSXを撤去して、純白PS2を置く。
なんか、新鮮。なんか、なつかしい。
早速、三国無双3をやってしまった(爆)

2009年12月28日

Night Rodの羽化

昨日、HDシティ中野店にNight Rodを取りに行ってきた。 

環七から新青梅街道に入ってすぐだ。


そう、VRSCAW(V-Rod)用のスーパースポーツウィンドシールドを、D(Night Rod)に付けたのだ! 
DSC00780.JPG DSC00781.JPG DSC00793.JPG


羽化、というイメージ。 

80kmまでならヘルメットのバイザーを上げたままで走れる。 (最初乗ったとき、自分が上げたままで走っていることにしばらく気がつかなかった)
100kmでもこれまでと違って、体も寒くないしすごく楽に走れる。なので吸い込まれるようにスピードが上がる感じ。

視界が微妙に歪んだり、遮られたりもあるが、慣れていくしかないね。

ということで久しぶりに鎌倉のカレー屋さん、オクシモロンにでも行くかなあ。
あ、もう年末でお休みだ・・・

参考)
V-Rod用 スーパースポーツウインドシールド
624_1_expand.jpg

2009年12月26日

フジファブリック 志村さん 追悼

おどろいた。 

フジファブリックのボーカル&作詞作曲の志村正彦さんが、亡くなった。 
享年29。 

たまたまつい数日前、昔のアルバムを数枚買ったばかりだった。 
『アラモード』『アラカルト』『FUJIFOX』 

今年出た『CHRONICLE』、2008年の『TEENAGER』、2004年の『フジファブリック』 
いずれも秀作だった。 
歌の作り手として、そして歌い手として、既に巨大な才能であり、まだまだ進化していく過程であったと思う。 

アルバム収録曲ながら、シングル『Sugar!!』を買ったのはおまけDVDに「大地讃頌(だいちさんしょう)」とあったから。

AlbumArt_{BAB9D594-8256-48B4-9922-11A7EB9668D6}_Large.jpg 
長女たちが通った瀬田中学校の合唱課題曲でもある。 

ところが実はこのDVDは、志村さんが故郷の富士吉田市に凱旋しての公演風景だったのだ。 

Openingの大地讃頌の合唱が終り、幕が開く。 
ペダル、TEENAGER、と続き、最後の曲に。 

演奏前、彼はとつとつと言う。まっすぐ前を向いて、目を見開いて。 


「15歳のときの夢。それは、この市民会館でコンサートを開き、そしてチケットをソールドアウトしたい、ということでした。今日、その2つの夢が叶いました」 


「18歳から東京に出て9年、プロミュージシャンを目指すということは、楽しいだけではなかった。 
喜びを感じるのは何かを成し遂げた一瞬だけ。 
普通の大人になりたくなかったから始めた音楽だけれど、それを不安視している自分がいて、片や、なりたくなかった大人になっていく人たちが妙にすごい幸せそうで、その人たちが羨ましかったりして、また不安になったりして・・・」 

「そういう気持ちを全部含め、いろんな出会いや別れや、いろんなコトや物があって、今日の日がある。 
だから今日ライブが出来て、その今までは、そういう自分は報われたかなと思ってます。ありがとうございます」 

「この曲を歌うために、僕はずっと頑張ってきたような気がします。18歳のときに初めて上京してそのとき作った曲で、茜色の夕日、をやります」 


その、茜色の夕日を聞きながら、一人、彼を偲ぼう。 


茜色の夕日 
陽炎 
赤黄色の金木犀 
ペダル 
若者のすべて 
東京炎上 
まばたき 
バウムクーヘン 
Sugar!! 
エイプリル 
タイムマシン 
Stockholm 

私の★★★★★曲たちだ。 

志村さん、さようなら。