2011年07月03日

『奇跡』

くるりのNew Singleということで買った。
500円だった。映画のプロモーションも兼ねてと言うことだった。

あまりにも申し訳なかったので、他にCDとマンガを4冊一緒に買ってしまった。

曲は、ホントに素晴らしかった。
岸田繁が朗々と歌う。

「いつまでも そのままで  泣いたり 笑ったりできるように」

「気づかないような隙間に咲いた花  来年も会いましょう」


歌詞サイトを見ながら、歌ったりしてみる。

特設サイトがあったのでいってみる。
そして映画のサイトにも。

福岡と鹿児島で別々に暮らす兄弟の物語。
サイトの最初に、谷川俊太郎の詩が映し出される。


大人は毎日を<生活>しているが、
子供は今を<生きて>いる。
それがすでに奇跡なのだと、
信じる力をわたしたちは持っているだろうか。


渋谷ではシネライズでやっている。見に行こうかな。


訂正:谷川俊太郎のは詩じゃなかった。映画に寄せたコメントだった。
谷川俊太郎、恐るべし。

2011年07月03日

けるひゃー!?

ジャパネットタカタで高圧洗浄機を買った。K4.00という。
ケルヒャーという、ドイツメーカーのものだ。
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一昨年に次いで2台目だ。
2台欲しいわけではなくて、付属品に惹かれてのこと。
古いのは福井に送って活躍してもらおう。
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1戸建ての面倒なところだが、コンクリート部分やテラスや玄関アプローチとか屋上のウッドデッキとか、結構汚れる。
高圧洗浄機はものすごく便利である。

スカッと綺麗になる。爽快である。

でも今年のジャパネットタカタのカタログを見ていたら、UFOみたいなアタッチメントが。
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これで面をキレイにするのが楽になりそうだったので、購入してみた。


年に2回くらいしか使わないのだが、今日は玄関や庭周りに2時間半。
テラスと屋上で1時間。

面白かった(笑)


途中、お散歩中のおばあさんがすたすた寄ってきて
「どうこれ?」「何気圧?」と。


知りませんがな(笑)
でもこれで十分役に立ちますよ、と丁寧にご説明。
清掃屋さんに「業務用じゃないと圧力低くてダメ」と言われていたらしい。

「いいわ~、買おうっと!」
「これ、あれ?ジャパネットとか?」

その通りです。ジャパネットタカタ、恐るべし。
ケルヒャーの日本での販売は、ジャパネットタカタによって支えられている感じである。


そのおばあさんは、「買おうっと!」とリピートしながらスタスタ陽気に立ち去った。
一緒にお散歩中だったらしい連れのじいちゃんは、まったく気にすることなく、ずっと先を歩いていた・・・。

2011年07月01日

執筆日記T2「伝える」と「伝わる」は違う

今は10月出版予定の「考え伝え議論する本」の原稿書きの季節なのだけれど、先週くらいから8月出版の『ペンギン、カフェをつくる』の校正作業等が本格化。
昨日もバリウム飲んだあと、再校ゲラと格闘していた(笑)

今回の原稿では「伝わる」ようにする、が最大のテーマ。
図だけ見ても内容が分かるように。
パッと読んでも言いたいことが伝わるように。

ステップを跳ばさず、でも冗長にならないように。
楽しくしっかり社会人初心者が学べる本にしようと思う。

『正しく決める力』のさらに入門版かなあ。10月にかんき出版から。


メディアでの紹介

今をときめく受験塾、SAPIXの機関誌で、『ルークの冒険』が紹介された!
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中学受験向けのもので、親が読む内容だと思うけれど、そこから関心を持ってもらえるといいねえ。
さて、受験ママ・パパたちに響くかな~~~。


他にはバリバリの子育て本である
President Baby
AERA with Kids
にほぼ同時に取材を受けて、記事になった。

President Babyは「兄弟揃って頭のいい子の家ではお父さんが強かった」という内容。
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お父さんが云々と言うよりは、「稼いでいるヒトが偉いのよ」ということをきちんと示していることかね、とも思う。

AERA with Kidsは「夏休みにはお手伝いをさせよう!!!」という分かりやすいお話で、14ページの大特集。お手伝い本の権威である辰巳さんたちと一緒に、コメントをいっぱい取り上げていただいている。
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今日も暑いね。でも部屋で終日作業の予定(笑)

2011年06月27日

坂井市 東十郷小学校でPTA文化講演会

10の郷があったから十郷。
その東部分だから東十郷。
田んぼと十郷用水に囲まれた、農業の地。

そう校長先生に伺った。

ばりばりに働くお母さんたちと、数名のお父さんたち、それに教員の方々、60名を集めての講演会。
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決める力:サバイバル演習
子育て論:ヒマと貧乏とお手伝い

で85分ほど。最後には何名かの質問もでた。
「子どもたちにやらせたいから、子ども向けの資料も欲しい」と言ってくださった教員の方も。

終わってから、椅子を丸く並べて、10名ほどと懇談タイム。
私へのQ&A、というよりは、みなさんそれぞれのご苦労やチャレンジ、スタンス、をイロイロ伺えてよかった。


懇談タイムに移る間に、事務局のみなさんが書籍販売をしていただいたのだが、なんと8冊売れていた。
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しかも、5冊用意したルークの冒険は完売。「もうないの?」の声もあったとか。

講演では全く取り上げなかったのだが、手にとって見て、良いと思ったから、なのだろう。だいぶ、うれしい(笑)


私を呼ぶ中心になっていただいた佐々木さんは、昔「トップコンサルタントがPTA会長をやってみた ~発想力の共育法」を読まれていて、いつかきっと、と思っておられたとか。
ありがたいことである。


さて、今日は午前中は母のあっしー。昼は庭師さんと相談。午後は原稿書き。夜は講演とちょっと忙しかった。
明日は午後、秋葉原で「ペンギン、カフェをつくる」の打ち合わせである。

がんばろー

2011年06月26日

なにを探しているのか

と、書いてみたが、べつに何かを探しているわけではない。

なにをつくろうとしているのか

と、問うてみても、ぴんと来ない。


なにを・・・
が違うと言うことだ。

べつに、なにでも良いのだ。


どう「ある」か、がダイジであって、その帰結はダイジではない。
どう考え、どう行動するかがダイジであって、それがどう結実するかは、まあ、時の運。


もちろん、小さな喜びは大歓迎である。
子どもたちの驚きの声、歓声、応援の言葉。
親たちの決意の言葉。



今日は若くして逝った従兄弟の一周忌。
明日夜は、坂井市の東十郷幼稚園・小学校PTA文化講演会、である。

2011年06月22日

渦巻きと来たら、ぶた

だそうである。
2_20110622k0000m040023000c.jpg昔ながらの自然乾燥で生産される蚊取り線香@和歌山県有田市

煙の出ないタイプも売れているのかな?渦巻きだけ?

私は煙の出る渦巻きの、ファン。

昔から大好きで、冬でも焚くことも(笑)


学生時代、閉めきった六畳一間で焚いて、しばらくして起きたら視界が真っ白。
部屋の上半分だけ、煙が溜まっていたのだった。

久しぶりに、ぶたさんも買おうかなあ。
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それにしても渦巻き蚊取り線香、まだ日本国内で生産されていたとは。
それが一番の驚きであった。

2011年06月21日

「大人と話そう」神奈川県立希望ヶ丘高校3年生

神奈川県立希望ヶ丘高校には、岩田晴之さんという吹奏楽の鬼がいる。

いや、ふだんは柔和な先生なのだけれど、きっと鬼に決まってる。
そうでなきゃ、逗子高校時代にあんなに吹奏楽が強かったわけがない(笑)

それはともかく。
彼の担当する3年生の総合学習の時間のテーマは「大人と話そう」
彼がいろんな「面白い」大人を連れてくるから、そのヒトと話してみよう、というもの。
もちろん生徒たちもただ聞くだけではすまない。

事前の連絡から当日の運営、お土産準備にお見送り。
いろいろなことを体験することになる。

一人は事前の連絡で「連絡内容が不親切」と私に怒られ(笑)、一人は頑張って発言したのに「考えてないな」と返される。そう、これが大人と話すと言うことなのだ。


もちろん授業自体は楽しんでもらった、と思う。
なぜか女生徒が9割なのだけれど、授業後のランチも含めて、楽しい2時間でした。

2011年06月20日

PricelessでCost lessな父の日の夜

昨日の夕食は、次女・三女と3人で食べた。

途中で「今日父の日だね」との話もあったが、会話はさらっと流れ、まあワイワイと。

そして終わり頃、次女が急に箸袋だかお神籤だかという細く巻いたノートの切れ端を「はい、父の日」と。
すかさず三女も「私もあるんだ~」と4つ折りの、やはりノートをちぎったお手紙を。

食事後、部屋でゆっくり読んだ。


次女の手紙は、ものすごい悪筆で、途中から漢字がなくなり、さらにへろへろに。
そのまま読み進めたら、
「私が今回学んだことは、横がきを左手でかくと、たとえボールペンであろうとも、手がよごれるということ」
「父さんもきをつけて」
だと。
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あはは。そういうことですか。なんだかわからないけど努力賞だね。


三女は最近、ロゴのデザインに凝っている。
Thank you!とかが、見事にデザインされているのであった。
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手紙の内容は、自分の近況を述べる日記みたいだったけど(笑)、文章としてはとてもしっかりとしていて、感心したのであった。字も諦念で綺麗だしね。
彼女の美意識が、よく現れている。


夜、携帯電話を見たら、長女からも長文のメールが入っていた。
携帯に来ていると言うことは、携帯で打ったのであろう。
さすがに2ストロークの鬼である。これくらいの長文、ものともしない。

「父の日は何したら良いか分からなーい」
から始まり、
「これからもちょくちょく家に帰るけれどよろしく☆」
で終わり、メールの題名は
「支離滅裂\(^_^)/」
だった。


誕生日もそうだけれど、彼女らから私へのプレゼントは、まことにPricelessでCost less。
ダイジにとっておきましょう。

2011年06月19日

logicoolのK800

新しいキーボードを買った。
LogicoolのK800。去年出たものだが、人気がありロングセラーとなっている。
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これまで使っていたHP純正品に比べてどこが良いのか?
これから使い込まないと本当のところは分からないけれど、キーの押し間違いが少ない感じ。

キートップが全体として丸みを帯びており、隣を引っかけることが少ないからかも。
イルミネーション付きなので、真っ暗な中でも大丈夫!・・・・節電用か・・・(但し、10日に一回充電、というのは面倒!)
他には、立てられる、キー打音が静か、という特長もある。

ワイヤレスなので、マウスも一緒にスッキリ。

私のはマウスと言うよりはトラックボール、なのだが、これはもうlogicoolのM570で決まり。
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とても使いやすいし、メンテナンスも楽ちん。4台持っている。


それはともかくキーボード。

これまで10台以上使ってきたが、ダントツに使いやすかったのはエルゴノミクスデザインのモノ。
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大きく膨らんでいて、キーが左右に分かれているので手の形そのままで本当に打ちやすい。
手って、素直に置くと八の字でしょ。それに合わせた生体設計というわけ。

でも人気がないらしく、新しいのがあんまり出ないのと、大きすぎて置き場に困るのが難。
なのでここしばらくは、デザイン重視で薄型などを使ってきた。
でもやっぱ商売道具だしなー。

ということで、このK800がダメだったら、マイクロソフトのエルゴノミックに戻るかも。

2011年06月17日

武雄の子どもたちのつぶやきと発見

武雄ツアー報告の続きである。

今回、武雄市 3小学校の授業の際、教育委員会の方が何名か同席された。
(初日は樋渡市長と教育長も)

そのお一人が、iPad片手に「子どもたちのつぶやき」を蒐集して下さった。
その一部は、方言のため私には(耳に入ったとしても)分からなかったもの。

例えば
・「水のこぼるっごとしてえすか」

トップカールを切り取った紙コップに水をたっぷり入れて、持ち上げようとしたときのつぶやき(叫び?)だ。
意味は、「水がこぼれるようで持つときに怖い」

注:えすか=怖い

である。
これこそが驚きの瞬間であり、体感経験であり、この授業の「真実の瞬間」であるのだろう。


担任の教員のみなさんにも、「子どもたちの様子を観察していて下さい」「いつもとは違う子が活躍するかもしれません」とお伝えした。
その感想も、いつか伺えたらと思う。


他にも全員に短い「感想や質問」をその場で書いてもらった。
その中で鋭い質問がいくつか、

「トップカールがあるとなぜ、あんなに強くなるのか」(5年男子)

これは授業後、餃子会館でのランチ中に、私に樋渡さんが発したのと、全く同じ質問であった。素晴らしい。これはほぼイコール「円柱はなぜ強いのか」ということでもある。
ぜひ、探究してみて欲しいなあ。

さらに極めつけは、

「ペットボトルはなぜ四角いのがあるんですか」(4年男子)
「ペットボトルはなぜ四角いの?」(4年女子)

これはたまたま若木小で、すべてのテーブルに載っていた水入り500mlペットボトルが、四角柱のモノだったからでもあろう。
それにしても、見事である。円柱は持ちやすい。だからコップは円柱だ!とさんざんやったあと、その疑問がちゃんと出るとは。

『ルークの冒険』には、そのなぞの答えだけでなく、「解き方」が、あります。
読んでみてね。

もうひとつ、

「ペットボトルの底はみんな凹んでる!」

西川登小ではテーブルに、2Lペットボトルが列んでいた。
そこでそのカタチのヒミツをいろいろ話したのだが、その直後、出たつぶやきである。
これまた素晴らしい。

言われたことだけでなく、すぐ他のヒミツに目が行ったね。


あ、東川登小の5年男子からはこんな質問も

「紙コップは紙でできているのに、なぜ漏れないのですか」

これも答えは簡単ではないねえ。
切ったり作ったりしてハカって見て欲しい。

紙コップの底の構造とは!
普通の紙で紙コップを作ったら!


私もさっそく日曜にでも、やってみようっと。


子どもたちの様子はこちらの 武雄市長物語 と 市役所HP で。