カテゴリー: Art/Book/Music
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2010年08月16日
二子玉川花火大会 on 8/21@home
恒例の二子玉川花火大会が、8/21土曜日に開催される。
8/22と8/23は芦花小のお招きで烏山研究会にお邪魔するので不在である。
ともかく。
8/21は花火である。
お天気を祈ろう。
そして・・・我が家の屋上に集え。
2010年08月06日
『サマーウォーズ』を買って、見た!
昨夏の大ヒット作。細田守監督の秀作だ。
キャラクターデザインが貞本義行、主題歌は山下達郎。
これだけで、よだれが1L。
なぜ昨夏、映画館に行かなかったのかは不明だが、先日ブルーレイディスク(以下BD)を購入した。
きっかけは忘れてしまった。ネットを彷徨っていて、つい、だった気がする。
スタンダード版という、特典満載で「ない」ものが出ていたからかも知れないが、ともかく、折角の52インチ クアトロンと、PS3に存分に働いてもらいたかったから、でもあっただろう。
Amazonで発注を済ませた後、PS3のトルネで番組予約をしていたら目の端に「サマーウォーズ」の文字が。
ん?錯覚??
そう、今丁度 放送しているそれ。
地上波ですぐに放送されると知っていたら・・・4000円も払って…
BDを見た後の結論としては、それでも買った。
もちろん、地上波デジタルを高品質で録画して、DVDとかに落とすことも出来たけれど、永久保存版として、そして、細田守監督たちへの称賛の証として、BDを買う価値はあった。
PCでもBDが再生出来るので、今は映画を見ながら書いている。
エンディングの山下達郎 作詞作曲歌「僕らの夏の夢」も、完璧。
久しぶりに聞いた達郎節。歌詞も曲も、そして彼の声も、文句ない。映画に120%、合わせている。
叫びすぎず、押さえて、でも、透き通る、力強い過去と未来への賛歌。
素晴らしい家族の繋がりの物語。
いい夏に、なりそうだ。
2010年07月17日
Frigeezoo in 冷蔵庫
2010年06月11日
「宇宙エレベーター」@放課後NPO アフタースクール
「宇宙エレベーター」を知っているだろうか。
ひと言で言えば、地上から宇宙(静止衛星くらい)までのエレベーターを作って、それでスイッと宇宙に行っちゃおう、というものだ。
出来てしまえば、宇宙旅行は格安となる。
宇宙ステーションの建設や、宇宙船の建造も、ラクチンだ。 そもそも宇宙船が頑丈じゃなきゃいけないのは、宇宙を旅するためではなくて、地球から宇宙に出る(入る)ためである。そこがなくなれば、宇宙船の在り方も、劇的に変わる。
放課後NPO アフタースクールのメルマガを読んだら、なんとその宇宙エレベーターが、題材だったという。
http://
聞くのはもちろん小学1~3年生!
宇宙エレベーターを理解するには、静止衛星はなぜ落ちてこないのか、とか、遠心力って何かとかを宇宙スケールで理解しなくてはいけない。
それを実感させる工夫が必要なのだが、それがうまくできている感じ。
因みに、私が「宇宙エレベーター」を知ったのはもちろんSF。
アーサー・C・クラークの『楽園の泉』とチャールズ・シェフィールドの『星ぼしに架ける橋』が、そうだ。
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いずれも1979年に書かれたものだが、たまたまらしい。
http://
日本語訳は『星々に架ける橋』The Web Between The Worlds が1982年。
衝撃だった。
リアリティのある、宇宙進出。
重力の井戸(地球のこと)から抜け出さえすれば、そこには無限の世界が待っている!
2010年06月09日
最近買ったCD。『EARTH』by 世界の終わりがイチバンかな
2010年05月27日
御料牧場、SO206、Lights
左
皇居内にある宮内庁でお呼ばれ。おいしかった。
バター香が強いが、飲み味はすっきり。
中
DocomoのSony製 携帯電話。1998年。
私が昔、愛用していた機種。
デザインも良かったが、左上のジョグダイヤルは、もの凄く便利だった。
右
ISL@永田町にある光たち。
昨晩は、1830から2340までノンストップで議論。
夏、50余名の高校生たちと会うのが楽しみだ。
2010年05月13日
慶應MCC 夕学五十講 w/ ゴッホとサイン会
夕学五十講、2001年から続いていると言うことを、初めて知った。
今年が10年目だから、誰が1000講目になるのだろうか。(初年度は75講やったらしい)
さて、今日は丸ビルに30分前には到着。
これを見ながら透明エレベーターに乗って会場である7階へ。
日本中のサテライトに飛ばすこともあって、そちらとの画面設定が上手く行かず、直前までばたばたと。
それも無事終わり、1830からスタート。
出だし、「イロの不思議」で、あまりにもみなさん真剣に(かつ静寂の下に)取り組んでいるので、ちょっと心配になる。
これは発想力の講義。黙ってじっとしていても、ダメよ。
後半、グラスのヒミツに入って、チームディスカッションをやると、流石にみな沸いてくる。
がやがや、ざわざわ。
最後の紙コップ演習では、200人による、ざくざく、コンコンも混じって、良い感じに。
そうそう、こうでなくちゃ。
最後は発想力強化法に引っ掛けて、三谷家教育論の一部を(笑)
やはり「ヒマと貧乏」を与えないと。
そしてそれは「自由と制限」の与え方という、人材教育の根本問題でもある。
講義90分が105分に伸び、30分のQ&Aが15分に。
質問は、結構、いいモノだった。
・本の読み方、捨て方
・発想の源、育て方
等々、今日の学びを、自分のものにしようという姿勢が伺えた。
講義後、「サイン会」
かなり恥ずかしいが、本屋さんが来て売っていただいたお陰もあり、25名ほどとお話しすることが出来た。
サインしながら名刺交換と2~3言、言葉を交わす。
それだけでも、みなさんの感じがつかめて良かった。
他にもtwitterで呟かれた、こんな感想も。
・ありがとうございましたー、自分の頭のかたさにちょっと絶望しました!!(爆)
・エクササイズが多く、楽しみながらエッセンスを学べました。(サテライト先より)
さて、次は
・5/15 アカデミーヒルズ「ハカる考動学」の初研修
・5/19 新渡戸文化学園 4~6年生向けワークショップ(?)
だ!
2010年05月09日
直島 日記3 「地中美術館」
まあ、今更 私が紹介するまでもないのだが。
安藤忠雄のデザインした崖の上の地に埋まる美術館。
光とコンクリートとアートのParadise。
アートは3種。
クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレル。
モネの睡蓮を5つ収める部屋を中心に、仲の悪いデ・マリアとタレルの作品が同居する、おそらくは世界でただ一つの場所。
デ・マリアの作品は、神殿。
階段と、球体と、金箔が押された三連柱。
天井は宙に浮かび、真ん中に空いた矩形が、空を地に下ろす。
タレルの作品は、光のトリック。
カタチをイロを、実存を否定する。
建物のカタチは複雑で、単純な把握を許さない。
でも、建物の上の土の広場に出ると、そんなことも忘れさせる風景が拡がる。
そうか、ここは直島の崖の上。
島が、海が、街が見渡せる。
受付場所と、美術館本体が、完全に分離しているので注意。
美術館側に上ってから「チケットはあちらで」と言われて切れないように。
いや、そういうおばさま軍団がいらっしゃったもので(笑)
2010年05月08日
直島 日記2 「イエプロジェクト」
地中美術館は次回にして今回は直島の、町中の話。
島は、基本的に三分され、工業地区、観光地区、居住地区となる。
工業地区には三菱マテリアルが工場を構え、
観光地区はもちろんベネッセハウス、地中美術館が陣取る。
そして本村が、居住地区である。
こういった直島の基本プランを作り、実行したのが前町長の三宅親連(故人)さんだ。
1959年から9連続36年間、町長を勤め、福武書店の創業者・福武哲彦さんを口説いた。
「子どもたちが思う存分遊べる場所を作りましょう」
急逝した父の遺志を継ぎ、それを発展・拡大させたのが、福武總一郎さんだ。
ベネッセハウスも凄いし、地中美術館も素晴らしいが、一番は本村でのイエ プロジェクトではないかと、思う。
居住地区への芸術の浸潤だ。いや、浸潤と行った密かなものではないかも知れない。
空き家を借り上げ、もしくは改築し、現代アートの恒久展示を行う。
しかしその作成や運営に、出来る限り、島民を巻き込む。
他にも「のれん作り」や「屋号付け」といった活動を通じて、各家そのものに個性と主張を植え付けていく。
各家には独自の屋号を刻んだ表札と、オリジナルなのれんが玄関を飾る。
今や本村は、昔風の焼き杉板の家並みに加え、現代アートや洒落たCafeの集積地となりつつある。
歩いていて、とても、面白い街だ。
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写真は左が、焼き杉板と白い土塀の町並み。
真ん中が空き缶アートのお店の案内板(?)。
右はイエ プロジェクトの一つ、護王神社。階段の材料はガラスの塊。地下から見上げられる、らしい。
全国平均よりはるかに少子高齢化が進む島を、再生する力にきっとなるだろう。
2010年05月06日
直島 日記1 「ベネッセハウス」
たった22時間の滞在だったけれど、直島はとてもとても面白く、刺激的な場所だった。
ベネッセハウス、イエプロジェクト、地下美術館。
直島の山と海、町並み、瀬戸内海の風景。
いずれも。
ベネッセハウス=美術館、のミュージアム棟の部屋に泊まったおかげで、夕方と夜に、館内を回れた。
夜はさすがに人が少なく、じっくり、ゆっくり、静かに回れる。
吹き抜けの大ホールにある、おそらく一番有名な「100 Live & Die」では、行き止まりの階段の上から、△△△を飛ばしてみたりして(ヒミツ)。
昼しか分からない展示も、ある。
逆に夜だと栄える展示も、ある。
美術館に泊まるからこそ、の楽しみだ。
部屋に入ってしばらくして気がついた。
部屋にはTVが、ない。
BOSEのCDプレーヤーはあるが、それだけだ。冷蔵庫もコンプレッサーのない静音型。
そして窓を開けると波の音が聞こえる。
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瀬戸内の波は、日本海や太平洋になれた身からすると、びっくりするくらい穏やかで、まるで湖のそれのよう。
でも、規則正しく、時を刻み、砂を運んでいた。
友人に案内してもらって、島を一回り。
イエプロジェクトを7割方制覇した。
各々の「一軒一芸」的な芸術作品を楽しんだ。椿、闇池の数字、自由の女神、銭湯の顔…
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見残したのは、整理券がはけてしまった「南寺」
これはまた、次回。
お昼は旧家を改造して作られたCafeで、お庭とシュロを見ながら、カレーとフレッシュ スクイーズド オレンジジュース!
こういった洒落たお店が、どんどん増えている。埼玉や高松、様々なところから人を引き寄せつつ。
計画的に、そして自然発生的にも、街は進化しつつある。
島民3000人と観光客年間30万人の共生を模索しながら。
地中美術館については、また明日。