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2010年12月25日

クリスマスイブのサプライズ

数日前に予告はあったが、デザイン会社 move の新田さんから、イブの夜、本当に初校が届いた。

『ルークの冒険』の全頁、一応デザインが、なされたものだ。

それを自宅で受け取るために、弟宅でのパーティに、2時間遅れとなったが、まあ、仕方がない(笑)


全頁A3カラーで打ち出されたゲラは、美しい。

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絵の部分はまだまだこれからだけれど、だいぶゴールが見えてきた。

いやいや、ここからの詰めもダイジ。

フルカラー原稿は初めての経験。
そして、『ルークの冒険』ではもう2度と無い作業なのだから、気合いと魂を込めて。


がんばろー、おー

2010年12月24日

執筆生活『ヒマと貧乏とお手伝い本』 初稿、9割完成!

PCの不調に負けず、初稿を9割完成。

途中抜けているところもあるが、ほぼ、書ききった。 

ちょっと、感無量だったりする。 

これまで書いてきたものの再構成にとどまらず、新しいフレームワーク、新しい事例をいっぱい入れた。6割以上が新規じゃないかなあ。 

逆に、今のままだと260頁とかになりそうなのが、ちょっと心配。 


多少修正して、明日にでも編集さんたちに送ろう、っと。

ページ数の心配はそれからだ。

2010年12月14日

『発想の視点力』台湾版、出た!→ 『職場A咖的 超脳思考術』

先ほど、日本実業出版社から大量の本が届いた。 

献本にしては同じものが何冊もとはおかしいなと、出して見たら、見覚えのある字がいくつか・・・ 

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おお、『発想の視点力』の台湾版じゃないの。 

そういうお話が去年の10月にあったが、どうなっていたかと心配・・・いや、忘れていた(笑) 

結構こう言うのは出版時期が不定で、出版されないことすらあるらしい。 


ともあれ、繁体中国語で書かれた我が書を眺めるのも楽しいものだ。 
それにしても「A咖的」とは?? 

検索してもあんまりよく分からない。 
トップリストに入る、みたいな意味なのかなあ。 


本の作りも日本とはあちこち違っていて面白い。 
でも、カバーの文字がインクが盛り上がる印刷になっていて、ちょっとウレシかったりして。 


まずは台湾人の友人に、自慢しようっと(笑)



あ、そう言えば『発想の視点力』、先週、中国本土からの翻訳・出版のオファーもあったのであった。 
これも実際の出版時期はわからないけれど、楽しみなことである。 

『発想の視点力』、中国制覇だ! 

2010年12月10日

『正しく決める力』 増刷決定~

時間はかかったが、ついに『正しく決める力』が増刷になった。 
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ダイヤモンド社の前澤さんから、ご連絡。 


増刷分は少部数だが、初版がだいたい捌けたと言うことであり、また、これからも売れるだろうという判断であり、まことに喜ばしい。 

本当は、全国の大学や企業の新人研修で必読書になって欲しいなあ、と思っている。 
古くなる本でもないし。 


こういうのを「夢」というのかな。 
ま、努力しましょ。

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2010年12月10日

『ルークの冒険』 撮影会!

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ルーク、ミタニ教授、ミラ姉 

それに 

長老やチョーヘイまでもが一堂に会しての、 

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大撮影会が、秋葉原駅近くのmoveにて行われた。 


キャラクターを作って下さったのは、本多メモさん。 
原稿を読みこんで、他にもいろいろな小物を! 
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いやー、楽しかった。

2010年12月08日

12/8 on 日経産業新聞

昨日連絡があって、今朝の日経産業新聞に取材記事が載るとか。
何面かは不明。

テーマはアイデア力?

2010年12月04日

村上龍対談『創造者の条件』終了!

外は強風吹きすさぶ恵比寿ガーデンルームに、300人超が集まった。


早いヒトは1830の会場と同時に入場。前の席を確保。
開演定刻の1930には、ほぼ満席となった。

私は1700頃には入って、機材や音のチェックや、進行の確認をしていた。


村上龍さんは、道の混雑もあり直前に会場入り。
数分でブリーフィングを済ませ、8分遅れの開演だ。


最初に20分の、プレゼンテーション。
『キーワード』を提示する。

創造の事例として選んだのは、カンブリア爆発、ヒトの進化、アルファベットの誕生、宮大工の育成、ハンズマンの革命、Pot-in-Potの発明、アップル1の誕生とマッキントッシュのプロポーショナルフォント。
これらから、創造の条件、とくに創造者のあり方を探った。

おっと、6分オーバーだ。


村上龍さんを壇上に招いて、そこから対談。

最初に投げたのはビジネスにおける創造について。
「カンブリア宮殿」の出演者リストも示し、事例を伺う。

はずだった。

ここから何が起こったかは、新年にアップされる、ダイジェストビデオをお楽しみに。


最後の締めの議論は「放っておく」ことの価値とあり方。
任せるではなく、放っておく。でも・・・・

2105頃、終演。

頭の中は真っ白。幸いなことに髪は黒いままだったが。


控え室で数分、村上龍さんとお話。
そこでのサプライズは、来年の3月のお楽しみと言うことで。


観覧の皆さま、ご来駕深謝。
貴重な時間をともに過ごしてもらいました。

2010年11月27日

The innovations from weak ties

『お手伝い本』のために、いろいろ調べ物をしている。

気が向くと、というか、詰まると、というか。
まあ、驚くほどいろいろ面白いことがわかる。

昨日調べたのは「つながり」について。

結局、原稿には入らなかったが、とても面白かったのが以下の研究。

—————————————————————-
さかのぼって70年、やはりスタンフォード大学のグラノヴェッター博士(同時は学生)は、就職についての別の調査を行いました。その結果は、

・今の職は「友人」からでなく「知人」からの紹介だ、が、「友人」から、より多い
・会う頻度が低い「弱いつながり」が、職紹介の83%を占める

これもまた、キャリアが幅広いつながりの中から生まれてくることを示したものです。
——————————————————————

彼はこれを「弱い紐帯の強み」”The strength of weak ties” と名付け、社会学における地位を築いた。

強い狭いつながりではなく、弱い幅広いつながりこそがジャンプを生む、ということを、なんと40年前に示していたのだ。

ロングテール、とかと似てないだろうか?


昨日、KIT虎ノ門の論文中間発表会で、三宅さんがイノベーションとツイッター的ツールの効用について調べると発表した。
そこでぴんと来た。

私はTwitterの独自性は「弱いつながり」の発明にあると思っている。
つまり「フォロー」の概念だ。
相互承認によるマイミクでも、なんでもなく、ただそのヒトのつぶやきを読むように設定する「フォロー」
相手に連絡は行くし、相手は拒否もできるが、基本、無承認の弱いつながりだ。
しかもそれがRT(Retweet)により増殖する。

そういう弱いつながりは、これまでは発展・維持しづらかった。
でもITがそれをTwitterというカタチで可能にしたのだ。


そしてそれは、Innovationすらを生むのかも知れない。
The strength of weak tiesの1つとしての、

The innovations from weak ties、弱いつながりからの革新、

だ。
例えばこんな調査をしてみたらどうだろう。

あなたの着想は、どこから得ましたか?
1. ひとりで
2. 友人とのコミュニケーションから
3. 知人とのコミュニケーションから
4. 繋人(Twitterでつながっているだけの人)とのコミュニケーションから

3.4.が多いと、面白い。


アメリカでは頭打ちになったTwitter利用が、日本ではまだ伸びているという。
参加人数も、1人当たりtweet数も。

日本人はこういうショートメッセージを書くことが好きだ。
きっと得意でもある。俳句の文化、ポケベル現象を見ても明らかなように。

三宅さんの研究成果を、待とう。
私もなんか、調べてみるかな。

2010年11月08日

Jobwebセミナー on 11/10&15

今年も大学生(および大学院生)の就活支援として、研修を行う。


主催はJobweb
彼らが就活のための業種別掲示板を立ち上げたころからの付き合いなので・・・も何年?

ここしばらく、就活講座のお手伝いをしている。
今年はなんと4回。

正しく決める力」を2回(同一内容)。
11/10  1400~1630
11/15  1800~2030

「発想の視点力」を2回。
12/1    1400~1630
12/7    1800~2030

毎回熱心な学生さんが集まるので、楽しみである。
就活生だけでなく、大学4年生や大学院2年生が多いのもいいことだ。

まあそもそも私も就活支援のためにやっているわけではない。
若者を鍛えたいからやっているだけだ。

それが、就活の時しか大学生・大学院生の外で学ぶ意識が高まらないからこうなるだけ(笑)


2時間半で3000円なのだが、それでも毎回「高い!」と文句を言う学生が必ず1人はいる。
来年からは3万円くらいにしようかな(笑)

そういう学生さんの、アンケートでの表現(文句の言い方)には、ある特徴がある。
それはすり替えである。

必ず、
・「みんなそう感じている」「内容が募集情報と違う」「今後はこうせよ」
と言う。

自分個人の感想を参加者全体の感想として表現し、期待とのズレを主催者側の情報提供ミスとする。
また最後は次回への建設的な提案という形で、今回の内容を否定する。


その参加者が期待通りの学びを得られなかったことは事実だろう。
それは不幸なことであり、主催者側としては反省すべきことだ。たとえそれが100人中1人でも。

ただ、本当に不思議なのはその彼・彼女が決して
・他の参加者の感想を確認しない
・研修の途中で改善を求めない
ことだ。

それだけ強烈なクレームを書く(大抵、アンケートの裏まで使ってびっしり書いてある)パワーがあるなら、チーム内で周りに聞いてみればよい。
それよりなにより、講師に途中で言うべきだ。「これでは私には学びがない」と。

研修が終わった後、必ず回収したアンケートをその場で見るようにしている。
10人でも100人でも500人でも。
鉄は熱いうちに打て。その場での感覚が残っているうちに自省したいからだ。
そして、研修のはじめには必ず言う。

「最後に文句を言うのではなく、途中で言おう」
「それが改善と言うことであり、自分の人生に自分で責任を持つということだ」
と。

さて、まずは明後日。
前向きな学生さんたちが集まっていると、うれしいな。


一般社会人で見学希望者は直接、ご連絡を。

2010年11月02日

村上龍の挑戦

ITメディアより

これで出版業界電子化進む?村上龍が電子書籍会社設立 」

龍さんは、すごいや。 


とりあえず「歌うクジラ」はipadで買った。 
明日、読む予定。 

面白かったら紙版も買おうかな~(笑) 
読み比べ。 


ま、どっちにしても12/3の龍さんとの対談講演、頑張んないとねえ~~~ 


それにしても、ソフト開発会社、とはヒドいなあ。新聞にはちゃんと、株式会社グリオ 書いてあったのに~。


ビジネスとしては、大きな挑戦だと思うけれど「ダメで元々、やらなきゃ損」の精神が、エラい。

もちろんそれを支えるコンテンツ資産のなせる技でもある。

グリオの船山浩平さん、ガンバッテねえ~。
正式発表は、4日とか。
刮目して待て。