カテゴリー: 01 発想力

2010年04月01日

3/31日経産業新聞一面に『観想力』 by 任天堂 岩田社長

今朝、知人が知らせてくれた。

昨日3/31の日経産業新聞一面、「任天堂 再浮上の条件」という特集で、本が取り上げられていると。 

見てみると、任天堂の岩田社長自信が社員向けサイトで、社長からの推薦図書として『観想力』をあげている。 


本の中のヒューリスティック・バイアスを挙げ、 

「『任天堂の成長は限界』と考えるのは、直感的な思い込みではないか」 

と社員に問いかける。 

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これは突撃インタビューするしかないな(笑)

2010年03月19日

44日で完成する寄せ書き

小6最後の3学期も終りに近づき、三女はいろいろなものを学校から持って帰ってくる。 

赤黒のヤジロベエ、もその1つ。 


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なかなかシュールでカッコいい。良いセンスしてるね。 


次女は高1のクラス委員として最後のお仕事をいくつか。 

一つ目は、クラス全員寄せ書き集。 
全員が全員に対してコメントを書き、それをパッチワークして作るもの。 
コメントの内容は、さまざま(笑)

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彼女は全員に対してぎっしり書き込んだらしい。 


もう一つは、担任のT先生への寄せ書き。 
こちらは時間が間に合わず、全員に書いてもらうことが危なそうだったので、全員に官製葉書を渡して書いてもらうことにした。 

それを集めてこれから44日間、次女が1通ずつ投函する 

T先生は毎日、1枚ずつ寄せ書きのカケラを、受け取っていく。 
『44日で完成する寄せ書き』、だ。

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素晴らしい。

2010年03月05日

日産自動車エンジニア150名研修@栃木&厚木

昨日は栃木工場に往復4時間かけて行ってきた。 
折角だからと、「スマートドライブ」診断をしていただいた。 

社内でも少ないというA1資格を持つテストドライバーからの直接指導付きだ! 

今日は厚木のテクニカルセンター。 
晴れたのでバイクでびゅん。往復でも1時間20分足らず。 

発想力研修だが特に自動車会社向けにカスタマイズすることもなく、素でやったので 
「自動車向けにはどう使うのか知りたかった」

という声も。

しかし多くは「業務にどう活かすかは自分次第」「是非活かしたい」との積極的な声だった。 

「自分の頭が固まっていることが分かった」 
「頭も手も、これほど動かないとはショックだった」 
「手を動かし考えるといろいろなことが分かることに驚いた。」 

Very good。 後は、任せた。 


元同僚のS嬢に請われての研修だったが、日産のエンジニア150名余との楽しい時間だった。 

連チャンは、ちょっと疲れたけれど(笑)

2010年02月25日

慶應MCC 5/12 夕学五十講

今度、慶應大学の丸ノ内シティキャンパス(MCC)で講演をすることになった。
「夕学(せきがく)五十講」というもの。
碩学から夕方に学ぶから、夕学と名付けたのかなあ、と勝手に思っている(未確認)。
で、碩学と言うにはおこがましいが、今年の前期25講の一人となった。
まあ、私の後輩も既にやっているから、大丈夫でしょ(笑)
と高を括っていたら「定員は最大300名です」と・・・
う、それは幾ら何でも・・・
1つだけ受けると5250円だそう。ふ~っむ。
▼慶應MCC定例講演会
『夕学(せきがく)五十講』
時間 18:30~20:30(開場 18:10)
会場 丸ビル7階 丸ビルホール

2010年02月24日

日経デザイン プロスクール

本日1300~1600、開催。「日経デザイン」主催の「プロスクール」と銘打たれた研修だ。


会場は、東京ミッドタウンのタワー5F、デザインリエゾンセンター。
流石にかっこいい。
借りると幾ら掛かるのか分からないが、景色も良いし、什器や設備的にもきちんとしている。
天井からプロジェクターが3つも並んでぶら下がっているし(笑)

ホワイトボードはデザイン重視過ぎてちょっと不便だったかな。


今日は、場所に加え、参加者に特徴がある
・商品企画やマーケティングに携わるプロたち
・参加費2.3~2.8万円だが、大部分は会社が出している
そして、なぜだか、女性参加者が非常に多かった。6割超か。
なので雰囲気的には和やか。
3時間の研修の後、何人かとお話しした。
やはり、会社の中で「新規サービス開発」を託されているヒトたちが多かった。
「今の悩みの1つに答えが見つけられた気がします」
というウレシいコメントもあった。
たまにはこういったプロ相手の真剣勝負も、面白い。

2010年02月20日

都立目黒高校 生徒さん向け講義@KIT虎ノ門 実施

結局、高校生4名に大学生・社会人11名、先生1名の16名でやった。
4名ずつ、4チーム。
テーマは「経営・マーケティング学~発想力」
高校生をチームリーダーに指名し、大学生・社会人3名ずつと組んでもらった。
そんな経験もあんまりないだろうから、簡単ではなかっただろうが、2時間弱を、まあ楽しく過ごせたのではないかな。
「コップ一つとってみても、お茶一つとってみても、多くの人の思考がはりめぐらされているのに感動しました」
「もっと自分から行かなきゃ と思った」
その通り。
どんどん考え、行動して欲しい。
授業終了後、流れ解散としたのだが、テーブル毎に高校生が周りの年長者たちにいろいろ質問をしていた。
その人たちの「生き様」に興味を持ったのだろう。
いいことだね。

2010年02月15日

2/20土 都立目黒高校授業@KIT虎ノ門

生徒さんが数人、遊びに来る。
テーマは「経営・マーケティング学~発想力」で、90分の講義をやる予定。
一般参加者も募集中。
ご興味ある方は、連絡を。
1330~1530くらいデス。

2010年02月11日

講演3連戦:その2 福井県立図書館

1400から1530までの予定で、講演。


まあ、講演と言うより研修だけれど、100人弱の方々向けに、発想力をテーマにお話しし、また、考え手を動かし議論してもらった。
下は小学生、高校生から、上は70代の方まで、非常に幅広い層であったけれど、まあまあ上手く行ったのではないかなあ。
友人も何人か参加していたので、あとで感想を聞いた。
面白いのはひとりひとり、一番響いた点は違うと言うこと。
やはりみな、自分なりの問題意識やコンテクストがあり、それを通じて研修内容を消化していくと言うことだ。
講演後、何名かの方から個別に質問を受け、お話しした。
勉強しろと言ってもなかなかせず、言わないでいたらやっぱりしない男の子2人を抱えたお母さん。でも本は大好きらしい。
東京で働いたあと福井に帰ってきて、次の就職を考えている若者。
今日の学びを仕事に活かそうと、意欲的なビジネスパーソン。
これまた、見事にばらばらの背景たち。でもその真剣さは共通する。
大したお答えなど出来るわけではないが、みなさんの学ぶ力に期待して、精一杯のお話をする。
ここは福井の学びの場の殿堂とも言える場所。
少しでも、みなさんの行動に繋がるきっかけが作れたなら、と思う。
終了後、藤島高校のミニ同窓会に参加。
プラス、PTA活動のお手伝いごとを相談。こりゃ、なかなか難しそうだ。
帰宅は2330。

2010年02月10日

講演3連戦:その1 上志比中 立志式

幕末 福井藩の偉人 橋本左内が14才で「啓発録」を書いた。 
大人になったのだから、甘えの心を絶つ、と。 

今でも福井のほとんどの中学校で立志式が行われる。 

今日は永平寺町の上志比中で、そのお手伝い。 
午前中は授業、午後は立志式での講演だ。 

授業は中学二年全員41名の合同授業。 発想力を80分。 


中心はコップ/紙コップ演習だが新ネタがひとつ。
それは「丸い交差点のナゾ」
フランス等に多いランナバウトと、普通の信号付き交差点との差を考えるもの。

難易度高いかと思ったが、みな、頑張っていた。

午後は2年生による立志式。
1人1人が自らの「立志」を、漢字一文字を書いた色紙を手に宣言する。
みな、声が大きくはっきり出ていて素晴らしい。

その後、全校生に向けての「立志式記念講演」
1時間あまり、声を出してもらったり、クイズを考えてもらったりの、参加型。

こちらもみな、結構ノリも良かったし、集中力も切らさずにいた。
Q&Aでもいろいろな質問や感想が出てきたね。
担当は決まっていたのかもしれないが、ちゃんと、考えて話していた。


終了後、校長の藤田みすずさんと感想戦および雑談。
「教えすぎない」ことの意義と難しさについて。
「勉強しろって言わない」ことの価値と難しさについて。

学校を出るとき、男子たちは玄関内で、女子たちは玄関外で、声を上げたくれた。
「ありがとうございました〜」「楽しかったで〜〜〜す」
「またきてください〜〜〜!」

ありがとう。
私も楽しかった。


みなの心に残る授業・講演になっただろうか。 

2010年01月26日

水たまりと空

道ばたの水たまりが、鏡のように空を映し、同時に無限の深さを感じさせることがある。なぜなのだろう。 


子どもの頃から、その鮮やかさと、裏に潜む深さに何度もびっくりさせられてきた。


そう感じるのは、夏が多い気がする。 

真昼と言うより、朝方か夕方? 
いやそれは単に、外を歩いているのがその時間が多いから、だけなのかもしれない。 

昔から疑問には思っていたが、実はちゃんと考え抜いたことがない。 

光の屈折率から来る反射のせいかな、くらいに思っていた。 
もしくは、背景(アスファルト)の暗さの効果か、とか。 


でも、もっとちょっと深そうだ。 

45度の角度で、水中から水面を見ると、全反射状態となる。 
一方、空中から水面を見たとき、その反射率は角度が深い(真上から見るのが0度と定義される)ほど高くなり、80度で35%程度となる。 (偏光方向で全く違うが、その平均)

でもそんなに地面にへばりついて、水たまりを見ているわけではない。 

ふ~っむ。 

また後で。