2010年06月06日

北信越地区高等学校PTA連合会研究大会

なんと長い名前… 

毎年、各県が持ち回りで「研究大会」なるものを開く。 
北信越の全高校から、PTA会長と学校長らが集まる。その数、1000人超。 

今年は4/9.10に福井県で行われる。 
なぜか、そのお手伝いをしている。 


私はPTA活動の専門家でもないので、付加価値を付けるとすれば、アンケート分析とかファシリテーションである。 
なので、福井県全高校にアンケートを行い、その分析をやっている。 

テーマは「生徒の人間力向上」 
特に、生徒相互の創発、が関心事だ。生徒たちが自分たち自身で何かを行い、やり遂げることによって、初めて得られる「人間力」がある。 

アンケートは、福井の各高校における現状を探り、その先進事例を研究しようとするものだ。 


学校祭の自主運営一つにしても、レベルはさまざま。 

商業高校であれば、地域のイベントにお店を出すことで、学んだことを活かしつつ、ヒトとの接触や関心が深まっていく。 

エイズに関する性教育を、高校生から中学生に対して行う、という活動もある。 

なかなか、面白い。 
かつ、多くの高校がこういった活動を、人間力向上に繋がるものとして、前向きに捉えていることも分かった。 

これらが他の地域への刺激となり、また、福井県各校での取り組みの深化に繋がればよいのだが。 


自主自立の活動をすすめるための壁は、じつは親だったりもする。