2010年07月24日

COBS X KIT虎ノ門 セミナー!

7/24土曜日午後、「考動学」を「少人数」で、かつ、キャリアの話(とKITの売り込み)付きというセミナーを、行った。

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前半が90分、後半が75分。
休憩含めて3時間もの。

参加費は1000円。でも実は「特別講義  コンサルタントの整理術」(とKITパンフレット)がもらえる。
事前には言っていないけれど。


COBS(毎日コミュニケーションズの若者向け媒体)で告知したところ、あっという間に100人を超えて、早々に募集を打ち切った。

KITの良さを伝えようと「少人数制」を謳った手前、100人集めてやるわけにも行かない。
かといって8割を落とすわけにもいかず、3回、開催することにした。

昨日、2回。8/4にもう1回。


20代が中心の参加者で、流石にみんな若い。
当たり前か。私が就職したときに生まれた人たちだものねえ。

でもまあそんなことはあんまり関係ない。
「考動学」研修は、ばしばしと。

後半のキャリアでは、ここまでの私自身の道のりのことを、一事例としてお話しする。
あとは自分で考えて、と(笑)


会場で出た質問のいくつか。

・今見えているもののなかで決めるべきか、別の答えを探しに行くべきか。その判断をどうする?

・今の仕事内容と自分の興味がずれている。まずは一人前になるために仕事を優先すべきか…

・繰り返さないとスキルにならない、は分かったが、どんなスキルに絞り込むべきかが自信がない。どう考えればよいのか

・天職が見えた瞬間の話があったが、それはどうやったら得られるのだろう?


みな、悩んでいる。

アドバイスは出来るが、所詮、自分より真剣に考えてくれるヒトはいない。
しかし同時に、どんな意思決定をしても、後悔することはない。なぜなら比べる対象(そう決めなかったときの自分)がこの世には存在しないから。

そして、悩むのではなく、考え、行動し、議論して進んでいこう。



そんなお話しをした。

2010年07月20日

小学生向けの本を作ってハカる!

今日は一日、次の本の「サンプル」を作っていた。 

出版社内で企画を通すのに、担当者さん曰く、 
「編集部内はOKだが全社会議で議論するのに数頁分でも良いから」 
と。 

結局、昨日ちょっと考えて、今日一日まるまる掛けて、書いた。 

20頁分(笑) 

このペースで行けば、2週間で書き上がる・・・なんてことは、ない。 
部品と全体は全く違う。 
ストーリーや全体のトーン合わせにはまだまだ時間が掛かる。 

それでも本気でやれば1ヶ月で書けるかも。 

小学生向けの本が、いよいよ現実になりつつある。 



それにしても「サンプル」を書いたことは良かった。 
感じやページの使い方(横書きで絵を多用)がよく分かった。 

一つのテーマを扱うのに何ページ掛かるかとか、それを書くのにどれくらい時間が掛かるかとか。 

今回の原稿は間違いなくワードでなく、パワポで書くことになるだろう。 
それほど絵が多い。 



分からないものは「作ってハカる」 
試作品の力だ。 

自分でまさか、即実践することになるとは(笑)

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内容(あくまで仮)を、ちょっとだけ、公開。

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主人公は、ルーク 

イワトビペンギンの子どもだが、近所の小学校に通っている。 

第一巻は、彼が挑む、カタチのフシギたち!

2010年07月17日

Frigeezoo in 冷蔵庫

フリッジィズー、と読む。
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うちには、シロクマと、ペンギンがいる。
シロクマは冷凍室に陣取り、ペンギンは冷蔵室。
ドアを開けると各々「ど~も~」とか「はろ~」とか言う。
何回も続けて開けると
「甘いもの食べ過ぎナンじゃないの」とか「開けすぎだよ」とかの憎まれ口を叩く。
開けたときに光を感知してしゃべるのだが、最適の置き場所をいろいろ考えていた。
なかなかうまく反応しない。
次の日、冷蔵室のドアを開けたら、軽やかに「はろ~」
でも、私が置いた場所にはいない。
あれ、どこにいったのかと冷蔵室の中を覗いていたら
「なに探してんの?」
と突っ込まれた。
「お前だよ」と思いながらなお探索。
そうしたら「開けすぎだよ」と追い打ち…
これは、楽しい。
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英語一言メモ
冷蔵庫は refrigerator
re- 再び、frig- 冷たくするもの。
長いのでよく fridge フリッジと略される。
d が入ることに注意。
アメリカNFL シカゴ・ベアーズの人気者、ウィリアム・ペリーは
The Refrigeratorとして親しまれた。
もちろん体格がそんな感じだったからのあだ名。
指輪のサイズは25号だったとか・・・

2010年07月12日

芦花小で家庭教育学級

家庭教育学級、ってなんだろう。 

保護者を集めて講演や研修をやるものなので、いかにも純粋なPTA活動のようだが、正確にはちょっと違う。 

予算の出所がPTA会費ではなく、(東京では)区から出ていて、いわゆる区の委託事業、なのだ。 
年間3回くらい開いて、予算は各回3万円程度。そしてその用途や成果について区に報告義務を負う。

大抵はPTA組織の中に「文化厚生委員会」なるものがあって、そこが企画・運営をやっている。 


今日は1000から、芦花小の第1回 家庭教育学級にお邪魔した。 
格技室に60人弱の保護者の方が集まり、「サバイバル」に取り組んだ。みな真剣! 
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もちろん他にも子育て話やお手伝い至上主義、等々についてお話。 


あっという間の2時間強。 
参加された皆さんの反応(乗り)が非常に良かったので、つい15分ほど時間オーバー。 

でも終了後のアンケートには「有意義だった」「もっと聞きたかった」とのコメントが。 
他にも「お手伝いの大事さがよく分かった。やらせます!」「いろいろ家でも工夫次第で出来ることが分かりました」と。 

ありがたい。 


これからもガンバリマス~

2010年07月10日

北信越地区高等学校PTA連合会研究大会 福井大会

ナンと長い・・・


高校のPTA代表が集まって、発表会をするというイベントで、毎年各県の持ち回りで開かれるらしい。
出席者は1000人を軽く超える。
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たまたま今年が郷里の福井で行われる、ということでお手伝いをすることになった。
場所はフェニックスプラザ。

初日金曜の『特別分科会』での発表とファシリテーター、二日目土曜の『全体講演』での報告とコーディネーターである。

土曜は西川福井県知事が講演した後の、報告講演であり、かつ知事も含めてのパネルディスカッションの仕切り役ということで、大いに緊張した。

よい報告をしようということで、前日は2時過ぎまで『特別分科会』のまとめに腐心した。

特別分科会のテーマは「生徒どうしの学び合いの仕組み」である。
親からでも教師からでもなく、子どもたち同士がともに学び会う機会をもっと作っていってあげよう。
それによってこそ、子どもたちは真の人間力を身につけるはずだ。

そんな問題意識から生まれた分科会である。

福井県下のさまざまな先進事例を紹介するとともに、全高校アンケートからの学び(分析結果)をお伝えした。結構、手間が掛かっているのである。

さらには当日、会場からの質問を紙で出してもらい、それをもとにパネルディスカッション。

結構面白いものになったと思う。

それらを踏まえて、翌日の報告プレゼンはなされなくてはいけない。
事前に作ったままではツマラナイ。
そう思って2時まで粘った。


当日は、開き直って、まあのびのび出来たかな。
パネラーの方々の素晴らしい反射神経と洞察、コミュニケーション能力に助けられ、よいお話が一杯聞けた。

最後のまとめとして私が提示したのは
「教育から共育へ」

親と子、教師と生徒、子どもどうしの共育を。しかも放牧型で。

参加された皆さんの、少しは役に立っただろうか。


お昼は友人たちと近くのお蕎麦屋さんに。
美味しかった!聞けば友人のお姉さんのお店。


その後電車で東京に戻り、夕刻から2時間半、KIT虎ノ門の説明会。
大変盛況だった。期待出来そう。

2010年07月08日

重版決定!『特別講義 コンサルタントの整理術』

昨日、実業之日本社より連絡あり。「重版決定」と。


これは素直にウレシい。

Amazonでも300位くらいにあがったりしているが、書店さんの店頭でも動きは良いみたい。
10冊仕入れてほとんど売切った、とか40冊仕入れて半分売った、というお店もある。

面白い(?)のはそうでもないお店もあること。
列べ方の力なのかなあ。

先日作った、POP再掲。
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ベスト16、で終わったなあ…
さて、後は決勝戦を残すのみ。

2010年07月05日

健康診断とアクセンチュア アルムナイパーティ

高校を卒業して家を出て、一人暮しになったときから、しばらく、献血をよくしていた。
人助けになり、かつ血液検査をしてくれるので、一石二鳥。
私なりの健康管理だった。
BCGに入ったら、なぜか新入社員から全員、バリウム付の半日人間ドックが義務化されていた。
場所は同じビルの中の医院なのでラクチン。
不思議に思わなかったが、どうも普通の会社では35歳か40歳以降らしいと、あとで知った。
やっぱり高リスクの仕事なんだろうか(笑)
いやいや、健康管理に気をつけていた会社だったと思おう。
KIT虎ノ門でも年1回、健康診断がある。
でも、2007年には半年間で3回、受ける羽目になった。
アクセンチュアを2006年に辞めたが、健康保険の企業組合に任意で残った。
そして、健康診断はいつ受けても良かったので、毎年1~3月頃に受けていた。
ところがKITに就職することになり、そのとき健康診断書がいる、と。
先月受けた人間ドックの結果ではダメらしい・・・
そして4月に入社したら、KITでは健康診断が6~7月と決まっていた。
だから半年に3回。
折角なので実験をした。
ちょうどコレステロール値が高めだったので、集中的に努力してみたが確かに数値はちょっと改善した。
たらこ一腹 一気食い、とかはやっぱり良くないね(爆)
というわけで今日は一年ぶりの健康診断。
ありがたいことだが、指定の病院がちょっとしょぼいのが玉に瑕(笑)
就職してからINSEAD留学時を除いて、24年間 毎年バリウムを飲み続けてきたわけだ。
診断方法の進歩も見てきたことになる。
味の改良、飲む量の低下、お腹の押し方、体の回転のさせ方。
医学が着実に進歩していることを感じさせる数分間だ。
健康第一。これからも。
そうそう。
先週はアクセンチュアのアルムナイパーティが横浜オフィスにて開催された。
バックオフィス業務がみなとみらいに集中されているのだ。
アクセンチュアは不況も何の其の。日本でもうすぐ5000人、世界では20万人企業になるとか。
卒業生たちのネットワークはとても幅広く濃密である。
「辞めてから本当の価値が分かる」との評も、あながちウソではない。
それだけじゃ、もちろん困るけれど(笑)
ますます、発展していって欲しい。

2010年07月02日

7月の進行。反省と本と講演と

昨晩、自宅でくつろぎながら「岡田ジャパンの凱旋インタビュー」を見ていた。

途中、携帯が鳴る。
何気なくとったらISLの方から「今日の会議は出席ですよね・・・」

うわっ。先週に引き続き2回目である。

事後処理として
・シャワーを浴びてからバイクに乗って首都高でびゅん。30分で到着
・会議終了後、事務局に「私に、ど忘れはあっても遅刻はない。5分来なかったらすぐ電話して!」と頼む

夏に全国から高校生らを集めて行う6日合宿だ。準備は着々・・・・もう一歩。
楽しいものにしたい。


それにしても、困ったもんだこりゃ。
深く反省。


今日は次の本の企画をスタートさせるために、平河町へ。

初回打ち合わせなので、この先どうなるか不明だが、うまく進めたい。
これはズバリ、親向けの本である。

もう2つ、話が進みつつある。1つはビジネスの電子書籍。
そしてもう1つはなんと児童(=小学生)向けである。

ずっと「書く」自信が無くて、オファーをペンディングにしていたのだが、できそうな気分になってきたので、企画案を出してみた。

『ルークの冒険』

さてさて。



7月はいろいろな講演・研修も控えている。

7/6(火)には神奈川県立希望ヶ丘高校 1年生向けに「キャリア教育講演」
もちろん、普通のをやる気はないし、求められていない。

演題は『iPadの創り方』
一般の方の参加も可能のようである。


7/9.(金)10(土)は北信越地域高校PTA研究会 福井県大会をお手伝い。
・特別分科会での発表とファシリテーション
・全体会での発表とファシリテーション
結構、荷が重いのである。


7/12(月)世田谷区立芦花小学校で家庭教育学級講演。
これは「決める力」がテーマである。もちろんサバイバル演習付!


なんだか7月は忙しそうである。

2010年06月29日

MUJIの誕生と崩壊と再生と

まずはこちらの記事から。


無印良品(株式会社良品計画)には、結構 思い入れがある。 

ハカる考動学』でも実例を紹介しているが、実は、『crmマーケティング戦略』でも取り上げている。 

もちろん、もともと西友の一ブランドだった頃から知っていて、その栄枯盛衰を見てきた。 

英語のNon-branded goods(ノーブランド品)を、無印良品、と「直訳」したセンス。 
わけ あって、安い。いう秀逸なるコンセプト。 
シンプルなデザインと店舗スタイル。 
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でも成功するにつれ、店舗は多様化しチェーン展開の基本である統一的オペレーションを無視した。 
ブランドとしての既存への反抗心が、一律の運営を拒んだのかも知れない。 
低価格をうたうことは出来なくなるなかで、その存在意義も無くなっていった。 

本当は、凄い力を持っているのに。 


2001年、社長についた松井忠三氏は、店舗フォーマットを統一し、マニュアルを整備し、ブランドコンセプトを明確にした。 

それはすなわち、既存の企画に合わない店舗を閉鎖し、新規事業から撤退し、不良在庫を焼き、商品を絞り込む、「捨てる」作業だっただろう。 

そして無印良品は、復活した。 


その後、良品計画がネットで始めた「共創型商品開発」は、そのさらなる進化の現れだった。 

顧客を巻き込み、その智恵をうまく借りて、良い商品を効率よく世の中に出していく。 
日用品で、そして、住宅で! 
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http://www.muji.net/ie/ 


これからも、注視していきたい。

2010年06月26日

『特別講義 コンサルタントの整理術』で書店さん回り

金曜日に、一挙10店13売場にお邪魔した。

【池袋】
実業之日本社の編集 石塚さんと、朝1030に池袋で待ち合わせて、
LIBROとジュンク堂さんに。
LIBROでは担当の方が不在だったが、あとで丁寧にフォローのメールをいただく。

【秋葉原】
それから有楽町線とJRで秋葉原に移動し、
有隣堂AKIBA店に。

こちらはヨドバシカメラの巨艦店の上にあるという変わり種。
ソフト系も多いが、ビジネス書もよく売れる。

【東京】
JRで東京に行って、丸善オアゾ店(本店)に。
担当の方がお昼だったので、歩いて日本橋店(旧本店)へ。

近いが流石に暑かった。
東京駅の地下街を利用して最短&最も涼しい経路を選ぶ。

オアゾ店に戻ってお話。
マーケティングの名著コーナーに「CRM」があって感激。

【新宿】
JRで新宿へ。ここには一杯ある。

まず紀伊國屋本店に。
ここでは3階のビジネス書売場だけでなく、1階新刊売場にも置いていただいていた。
藤巻さんのコミュニケーション学とお隣だ。

更に交渉の結果(笑)3階ビジネス書売場でも、MBAコーナーだけでなく、仕事術コーナーにも!

それからお向かいのジュンク堂新宿店へ。
このお店は、本の列べ方が面白い。テーマでの棚が多いのだ。安斎さんのセンスが光る。
「観想力」もいつもpushしていただいている。深謝。

それから炎天下を南口まで歩いて紀伊國屋の南口店へ。
ここでは担当の方がつかまらず、30分立ち読み(笑)

でも待った甲斐はあった。

駅に戻ってルミネ1の上に。Book1stだ。
ここは場所柄、女性客ばかり。ビジネス書も奥の方だったりする。

ここでも1時間近く待つ。仕方がないので書店ウォッチング。
デザイン系の本が多い。座るところがある。なんと隣のスタバの中でも座り読み可能!?

ここで編集さんと解散。

【渋谷】
帰り際、渋谷の駅地下から歩ける、Book1stに。
地下通路からの正面に、青い表紙が見えた!

こちらも毎回、お世話になっている。
ノーアポではあったが、担当の岩崎さんがいらっしゃった。

もう夕方なのでお店も混み始める。
ちょっとだけ立ち話で、また今度。


こんなのを、POPとして各店で配った。2種類ある。

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下部の棒人間は、もちろん次女の作品。
二人で、デンマーク戦を見ながら作ったのだ(笑)