2011年02月23日

子どもたちの放課後を救え!

今朝、2/23の日経朝刊35面にNPO法人「放課後NPOアフタースクール」の記事が載っていた。

少子化の中、生き残りをかける塾や私立小学校の取り組みとしての「学童保育」充実の記事だ。

中野区の新渡戸文化学園もその1つ。
建設中の新校舎内に施設も準備し、今春から30人程度を受け容れる。

学校曰く「遠方から通っている児童に習いごとの機会を提供する」と。

これを支援・運営するのが「放課後NPOアフタースクール」だ。
30代男子が2名で立ち上げたこのNPOは、小学生の放課後を充実させるための存在。
私も理事の一人なのだが、大いに期待したい。

その立ち上げ秘話や、夢、そして海外との比較情報などは、この本『子どもたちの放課後を救え!』にばっちり載っている。
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ご興味ある方は是非、ご一読を。


放課後NPOアフタースクールの活動は世田谷区の公立小学校に始まり、徐々に拡がってきた。

ただ、補助金だよりでない収益化を目指したとき、公立には大きな壁が存在する。行政側にも親側にも教員側にも。
本格的な展開はやはり「危機感」のある私立・民間が先で、子どもたちの大部分が通う公立が後、となってしまう。
特に、公立学校に経営という概念や責任がない、もしくは持ちにくい仕組みになっているが故であろう。


ただ、先日の横浜市立つつじヶ丘小学校での授業は、放課後NPOアフタースクールの紹介で実現したもの。
公立学校でも、おそらく改革の意識は高まりつつある。


間に合うのか!

2011年02月22日

お花見パーティ 2011 開催のお知らせ

わが友人各位にお知らせである。
今年は新刊2冊でバタバタしていて、三谷家恒例のお花見パーティ告知が遅れているが、まずはHPで。

お花見パーティも今年で21回目、かな。
桜が見られるかどうかは保証しないが、とにかく老若男女が(大量に)集う場である。
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今年は、
・day1  3/27(日) 1200-2400
・day2  4/ 2(土)  1200-2400
の2日間である。

いつも通り、
・12時から12時まで、いつ来ていつ帰っても構わない
・知り合いを何人連れてきても構わない
・BYOB。飲み物食べ物持参
・遅くまでいると私のプレゼンが見られる(かも知れない)
である。

お誘い合わせの上、是非来られたい。
時期的に出版記念パーティでも、あろうか。


但し今年は、わが家の女性陣がこぞってどこぞに行くらしく、3/27には私一人である。
娘たちに会ってみたい、という人は、4/2に。
代わりに手伝ってあげようという人は、3/27に(笑)


参加希望者は、人数と日付をメールでお知らせあれ。
また、皆さんの周りにもお知らせいただけると、ありがたい。

では!!!

(写真は去年の様子。延べ150名だったか・・・)
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2011年02月19日

横浜市立つつじヶ丘小学校で4~6年生に『ルークの冒険』授業!

今日は放課後NPOアフタースクールさんのお招きで、青葉台のつつじヶ丘小学校に行ってきた。

土曜日に開催される土曜学級?の一環として、4~6年生を対象に『ルークの冒険』授業を。
参加者は15名くらい。14名が女子!

だいたい学年ごとにテーブルに座っている。

10時。自己紹介抜き。おもむろに授業を始める。
いきなりイロの話。

「フシギを見つけよう」と言われて、最初は「え~~、めんどくさい~~」とか「わかんない」とか言っていた子たちも、どんどん集中していく。
そりゃ、ログヴィネンコ錯視とか、面白いよねえ。
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でもそれを、手を動かして確かめるのが『ルークの冒険』。


そして、本題であるグラスのカタチへ。

どんどん探究を続けて、そして最後に質問する。
「これを全部繋ぐと、どうなる?グラスはなぜ円柱なの?」

色々な声が上がる。

そしてしばらくして「あ!わかった!」と正解が聞こえた。
これは4年生の女の子からもの。

その通りだねえ。大正解。


最後が紙コップ演習。

少人数なので、ひとつひとつテーブルを回って「水を入れてごらん」、「あ、持ち方、変えちゃってるよ。同じにしなきゃ!」とか。

みんな、楽しそう。
これは5年生が一番しっかり出来ていたかな。

でも、「紙コップのイトコは?」に最後、答えられたのは、それまでちょっと斜に構えていた6年生。
顔がぱっと輝いたね。


全体として活発で、質問をすると、必ず何人も手を挙げる。
ただ一回だけ、まず話してから!と受け付けなかったら「子どもに発言させてくださ~い!」「その方が覚えます!」と声を出す子も(笑)

正しい!

でも、考えてからね。知識で答えちゃダメ。


最後に、円柱探索で最多だった子に、ルークストラップを進呈した。
そうしたら大騒ぎ。

「私も欲しい!」
「100円じゃ、ダメですか」
「どうして全員分持ってこないの!」


『ルークの冒険』のおまけで、ついてくるかもしれません・・・、と言ったら、「じゃあ、必ず、青葉台駅前のBook1stに置いて!」と詰め寄られた(笑)
はーい。

なぜかその後、「サインして」と。「私も!」と言う感じで、7~8名にサインしたよ。
紙の裏にとかだけど(笑)


また、会いましょう。
楽しかったよ。

2011年02月17日

執筆生活:缶詰とタグと

まずは『ルークの冒険

今日は満員電車に飛び乗って、秋葉原駅近くのビルに10時集合。 

デザイン会社であるムーブさんのオフィスに実務教育出版の編集さんと入って、そのまま1530まで5時間半。 ずっと、33階で校正作業。 
正確には、待機が8割だが(笑) 

本文の他に、 
・カバー 
・帯 
・表紙 
・トビラ 
などが、次々出来てくる。 

それを見比べてみたり、修正をお願いしたり、ただ「いいな~」とため息をついてみたり(笑) 
そして遂に今日、データが印刷所に!!!! 
明日、もう少しの作業で、本にまっしぐら! 

184頁のフルカラー印刷で1365円だから、異常に価値は高い。 
カラーコピーしたって、こんなに安くは出来ないし、綺麗にもならない。 

そしてカラーであることを活かした作りになってもいる。
ここには、どのデザインが載るかな~ 
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次は『お手伝い至上主義でいこう!

こちらも最終稿まで進んでもうすぐ入稿。つまり印刷所に!!!!
同時にTwitterでのつぶやきが始まったが、結構、反応がよいそう。

#otetsudai
というハッシュタグがとれたので、今後は本に関しては、これをくっつけてつぶやくことにする。
いや、折角だから、お手伝い全体について語るタグとなればいいな、と思う。

品川女子学院 校長 漆紫穂子さんとの対談も、一昨日無事終了し、原稿もあっという間にあがってきた。それへの二人(私と漆さん)の修正もあっという間に完了。
プレジデント・ファミリーの3/18号に載る予定である。

これまた、楽しみ。


この2冊の刊行に合わせて、このHPの改変も予定している。
これは、いつも通りリップルのお二人にお願いしているが、ようやく内容が固まりつつあるところ。
面白いものに、なりますよ~

2011年02月17日

月と星:良い目を持つと いうこと

プリンターのインクが切れたので、高島屋SCに夕方、買い物に行った。 

帰りに交差点で出会った、ベビーカー母子。 
子どもは2歳くらいかなあ。 

信号待ちの間に、その子が突然大きな声を上げた。 

「おかあさん、月だよ!!」 
お母さんもすぐ「ほんとだね」「いつも一番に見つけてエライね!!」 
そぷかあ、この家でも「月を最初に見つける競争」をやっているのね。 
いいことだ。 うんうん。


などと思っていたら、間髪入れず今度は
「一番星だ!」 


えっ、星も出ていた? 

いや、出ているに決まっているのだけれど、明るい交差点で、そこまでははっきり見えない。 
ちらりと横目でその子の顔の方向を確かめて、見てみれば確かにそこに星が。 

うーっむ、あれを見つけるとは・・・。 


そこですかさずその女の子が叫ぶ。 
「二番星も見つけたっ!」 

これまた自分ではすぐに見つけられず、彼女の顔の方向で何とか見つける。 

参りました。 
星を見つける競争も、これから取り入れましょう・・・。 


ホントに目の良い子。 
きっとその目が、あなたに色々な人生の幸福をもたらしてくれるよ。

2011年02月16日

『ルークの冒険』もAmazonに~

『ルークの冒険』、午後に実務教育出版の編集さんが登録したら、なんとさっきもうアップされていたらしい。 

http://amzn.to/hPQfGw
こんなに速いのは珍しい。 

しかも、既に順位が付いていたとかで、またビックリ。 
12000位だったので、一人ではない。アップされれてから1~2時間くらいしか経っていないはずなのに、一体誰が・・・ 

Amazonに画像データは未だない。 
なぜならまだ決まっていないからだ。 

14日に出てきた4案は全滅し、今日、全く違う2案が出てきた。 

そのうちの1つを即、採用。出版社とも意見一致。 
こんな感じである。

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ここから手直しも入るが、明日中には決める。 


それにしても、デザイナーさんたちの、創造の苦しみや「力」には脱帽である。 
4案、全没にして良かった・・・(笑)
 あ、全没にしたのは出版社自身。それもまた、正しい判断でした。

2011年02月16日

芦花小保護者 『ルークの冒険』講演!

21/21.22、芦花小で6年生全員を対象に『ルークの冒険』授業を行った。 (ベストコメント集はこちら

今回はその大人向けである。 

参加者は20名くらい。 
中学の副校長さん以外は女性であったが、OG(子どもはもう卒業)さんも混じって、和気藹々。 

子どもが6年生で、授業のことを聞いて受けたくなった人が3名、 
前回家庭教育学級で「正しく決める力」講演を受けてまた、という人が10名弱、 
という構成だったが、みなさんとっても熱心に取り組んでいただいた。 

円柱を動いて探しましょう! 
席に座ってちゃダメですよ。 
2分! 

という演習でも、教室から飛び出して、とってもアクティブ。 


なので満足度も高く、「とても面白かった」率は95%。 


最後に『ヒマと貧乏とお手伝い』のこともお話しした。 
そのせいもあって、アンケートコメントには「お手伝い」に関してのものも多かった。 

以下、一部を。 


・前回参加させていただいてお手伝いをさせましたところ、夏休みにはとてもいい成果が出ました。でも継続できていないのでこれから頑張ります 

・社会の単位、家族の大切さを感じました。話し合える、考えあえる、尊重しあえる家庭をめざしたいと思います 

・「座って悩まず動いて考える!」とても勉強になりました。子どもたちに日常の中で伝えていきたいと思います 

・子どものチャレンジしてみる気持ちを摘み取ってしまわないように、気をつけようと思います 

・これからの子育てが楽しくなりそうです

2011年02月15日

『お手伝い至上主義でいこう!』 Amazonに!

書題 『お手伝い至上主義でいこう!』 
副題 『子どもの就職力を高める「ヒマ・ビンボー・オテツダイ」習慣』 

本日より、Amazonで予約可能となった。 

是非、ご覧あれ。 



品川女子学院 校長の漆さんには、『ルークの冒険』だけでなく、こちらの本でもいろいろなご協力を頂いた。
その中でも、帯のコメントは大変、嬉しい内容だった。


「”子どもが幸せになる子育て”の答えが、この中にあります」


深謝、である。

後日、発表するけれど、Amazonキャンペーン用に『ムスメ語録~増補版』をpdfで作っている。(購入済み、予約済みでもOK)

3人娘たち自身が語る、三谷家の子育て。 


お楽しみに! 

2011年02月14日

バレンタイン ドーナッツ。

久しぶりに?娘からもらった。


今朝起きたら、ちょうど三女が家を出るところ。
行ってらっしゃいと言おうと思ったが、ぴゅーーーっと出て行った。


そうしたら食堂のテーブルには、こんなものが。
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三女からだ。ほー。

一瞬、Dear, Father 以下が、印刷物に見えた。
独特の字体で、すっきりと。
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何かのまねっこなのだろうけれど、上手上手。


昨日、従姉妹から借りたシリコン型で作っていた、焼きドーナッツ。

食べようか、飾っておこうか(笑)


訂正:独自に開発した字体らしい

2011年02月11日

三女の情報格差戦略、長女の心配

その1 

朝早くに目が覚めた。 

三女が3階の子ども部屋から駆け下りてくる。 

「ゆきだよー」「ゆきがふってるよー」 

おーー、ホントだ。久しぶりだねえ。 
夜半からの雨が、朝方しばらくだけ、雪に変わっていた。 


三女が学校に行き、珍しく家にいた長女が言う。 

「あれは私が言ったんだよ」 
「朝起きて、ゆきだよ!って」 
「でも三女は『ふ~ん』って」 

「なのに、あれはなんだ!」 


即時伝言による、情報価値の取り込みは、三女の得意技(笑) 



その2 

上がってきた子育て本のカバーデザインを見て、長女が 
「これ大丈夫?」 
と。 

指し示す指の先には副題の一部「就職力」が。 

「なんで?」 

「だってまだ就職してないし」 


ああ、この子育て法が就職力につながるかどうか、自分ではまだ実証できてないということね。 


ここで横で聞いていた次女が一言。 

「心配するな」 
「後に続くものがいるから、大丈夫だ」 

ん?それはお姉ちゃんが例え就職に失敗しても、自分たちは大丈夫、って言ってるの? 
なんとたかびーな(笑) 


でも長女、更に食い下がる。 

「じゃあ、お父さんとしては、こういう育てられ方をした子なら採用したい、ってこと?」 

良い質問だねえ~。 
そうです。その通り。 

「まったくお手伝いやってこなかった子なんて、採用したくないよ」 
「多分、気も効かないし役に立たない」 

と、言い切りました。もちろん(笑)