カテゴリー: 14 震災
2011年04月12日
2011年04月09日
2011年04月07日
2011年04月05日
2011年04月02日
2011年03月24日
2011年03月22日
2011年03月15日
2011年03月14日
2011年03月13日
カテゴリー: 14 震災
2011年04月12日
首都圏の夏2011:雨水タンクを配備せよ!・・・自治体への要望
この夏に向けて、こんなのを発注した。
心置きなく打ち水をするためなのだが・・・
なんと、自治体による助成金制度があった。
世田谷区の場合、本体と設置費用の1/2。
限度額が35000円である。
5mmの弱い雨が2時間降れば、雨水が200リットル貯まる。
それが月に5回あれば1000リットル=1立方メートルになる。
上下水道料金にして年間3635円の削減にもなる訳だが、それが自治体にとっても節水という面でありがたいということなのだろう。
インフラコストの削減(増加防止)だ。
素晴らしい!
ところが・・・・、助成の手続きが、とても、面倒くさい。
1 事前相談
ご案内、申請書等をお渡しします
2 申請書提出
見積書と雨水タンクの仕様がわかるものを添付してください
3 適用決定通知が届きます
適用決定通知が届くまで購入・設置しないでください
4 購入・設置
雨水タンクを購入、設置してください
5 完了届提出
領収書(内訳付)と写真2枚(全景・近景)を添付
6 現地確認
職員が現地を確認します
7 交付決定通知
交付決定通知が届きます
8 請求書提出
交付決定通知が届きましたら、助成金を請求してください
9 助成金交付
助成金が銀行口座に振り込まれます
まず事前相談で窓口に行き、しかも、設置後、職員が確認に来るという。
合計何時間、ヒトが動くのだ???
役所にはやはり「人件費」という概念がないらしい。
しかももう発注しちゃったから、手遅れ(笑)
その分の助成金は、他の方に活用頂くとして、それにしてもこの面倒くさい手続きを何とかして欲しいものだ。
写真を2枚撮って送らせてすらいるのに。
ちなみに発注したのはシップスのアウトレット品。
「ウィスキーを輸入する際に使用したポリエチレン容器(容量200L)が入荷しました。
注意点:次の点を必ずご理解の上、ご注文をお願いします。
内部にウィスキーのにおいが付着しております」
という点が、気に入った(笑)
2011年04月09日
反自粛戦線を! その二~分業の力
ヒトがヒトたる所以は、その高度な「分業」能力にある。
分業こそが、われわれホモサピエンスと、ネアンデルタール人(約3万年前に絶滅)との決定的な差だとも言われている。
ネアンデルタール人に分業という概念はなく、最も重要でかつ危険な作業である狩猟に、女性も子どもも参加していたことがわかっている。
男性と同じく腕や頭の骨折痕が多いのだ。
しかし同時期を生きたホモサピエンスでは、女性や子どもは小動物の狩りか木の実・植物の採集という分業が成り立っていた。
これにより、集団全体としての「生産性」が高まった。
何よりも貴重な子どもたちを生み育てる仕組みができた。集団は大型化し、さらに分業が進んでいった ものと推定されている。
現代社会ではそういった分業がはるかに進み、相互の福祉や保険、リスク分散にまで至っている。
そうすることで、一個人で何もかも対応しなくて済む。得意なことにじっくり取り組める。その技を磨き、生産性を上げられる。
ヒト一人一人はもちろん確固とした人格を持った独立体だが、経済活動を見たとき、それは全体として人体のようである。ヒト一人一人は細胞だ。
細胞は分化し、器官を成り立たせているが、同時に血管(物流)や神経(情報ネットワーク)で縦横に繋がっている。
そして、右手がひどく傷んだとき、残る全体がやるべきコトは何だろう?
それは、傷んだ右手のために諸活動を自粛して弔意を示すことでは断じてなく、個々器官の役割や得意分野に打ち込むことだ。
白血球は救急に現地に走ればいいし、骨髄は血液の増産に励めばよい。
肺は呼吸を「自粛」することなく、全細胞が精一杯活動できるよう頑張ればよい。
心を通わせることと、行動とを混同してはならない。
自分たちがヒトであることを再認識し、この高度な分業の恩恵をフルに活用せねば、それこそ破滅への道である。
・「ハナサケ ニッポン!」にサンドウィッチマン、登場
http://bit.ly/eo6Rxf
・現生人類における分業の発生について
http://bit.ly/hX0ES9
2011年04月07日
反自粛戦線を! その一~空気と戦う
みんな、じつはそんなに感じていないかも知れない。
でも、殆どのヒトが実は「自粛」を実行しており、その結果日本の「経済的破綻」の一翼を担ってしまっている。
今回の東日本大震災で失われた道路や建物、設備などの総額は16~25兆円という。
また、生産設備等の被害によりGDPを1~3兆円引き下げると 。(4/23発表の政府試算)
まことに巨大な数字ではあるが、前者は、国富(ストック)の1%弱であり、後者はGDP(フロー)の0.5%弱である。
これで日本が滅びるわけがないし、経済的破綻に直結するわけがない。
それよりコワイのは、「自粛」という「空気」による全体的な経済停滞である。
国民みんなが縮こまって「外食を半分」にすれば、24兆円の半分、12兆円が吹き飛んで100万人以上の雇用 が失われる。
そこまで行かずとも、「毎月外食に行っていたのを1回止める」だけで8%減、2兆円の減少となるのだ。
我が国の500兆円に上るGDPの6割は直接個人消費に支えられている。
ここが消費を8%「自粛」すれば、それはほぼそのまま雇用や給与の減少となり、企業収益や法人税の減少となる。
それこそ破滅への道である。
今こそ個々人が、「反自粛!」の気概を持って、「自粛」という「空気」と戦わなくてはならない、と信じる。
・ユニクロ 柳井さん「自粛の程度がひどすぎる」
http://bit.ly/ficUar
・東北の酒蔵 南部美人「義援金よりお花見を!」「自粛は経済的な二次被害」
http://bit.ly/heP3rW
2011年04月05日
MarchingJと16万分の1の幸運
MarchingJ、ジャニーズによる震災復興活動である。
JはJapanのJ、そして、ジャニーズのJ。
まず4月の1.2.3日に行われ、会場である代々木第一体育館には計39万人が詰めかけた。
初日が10万人、2日目が13万人、最終日が16万人。
嵐のファンである三女は、最終日の朝、原宿駅へと旅だった。
(私はKIT虎ノ門の入学式で桜田門の法曹会館へ。渋谷まで一緒)
10時半頃到着したとき、列は明治神宮前から始まり、代々木公園の中を回り、代々木体育館への道を越すまでで既に1時間。第一体育館前の広場ではステージにちっちゃくヒトが見えるけれど、うねうね蛇行を繰り返し、いったん第二体育館方面へと。その後も曲がり歩き続けて、なんと5時間。
三女曰く、10kmは歩いた!と。スタッフの皆さんの厳しいご指導のもと、みな整然と歩き続けていたらしい。
そう、MarchingJのMarchingは、歩き続ける、のMarching。
しかし最後、三女は幸運を掴んだ。
嵐が登場!の声に、走り出す女の子たち。
走るな!のスタッフの声。
でも、三女お気に入りの櫻井翔や二宮がいない~。
背伸びしてステージを必死に見ていたけれど、すぐにステージが見えなくなった。
他の子たちも背伸びしてるじゃん(-_-)
なので小柄な三女は、あきらめてまた、歩き続ける。
ところが最後、松潤たちが「ぼくたちも募金に参加させて下さい」とステージから降りてきた。
三女は「自分も募金するのかな」と思っていたらなんと、募金箱を抱えてJr.たちに混じって募金活動を始めたではないか。
三女はまっすぐ松潤に(-(-д(-д(`д´)д-)д-)-)『突撃ぃ~~!』
見事、30cmの距離まで接近遭遇を果たしたのであった。
「ガン見してたら、松潤と目があったの!!!!!」
これまでコンサートにも行ったことのない三女が、募金額500円と、5時間のMarchingの末、掴んだ16万分の1の幸運であった。
よかったね。
会場で配られていた紙には趣旨や注意事項とみんなの寄せ書き。
みんな、サインだけじゃなく、自分の名前を書く練習もしようね(笑)
2011年04月02日
夏の冷房費電力をどう下げるのか!
2011年、東京の夏の最大テーマは「脱・冷房」であることは間違いない。
夏場の電力ピーク需要のおそらく1/3は冷房需要(要確認)。だから、これを半分にできれば、需給ギャップの相当分が解消できる。
1. エアコンを省電力タイプに替える
・15年前のと比べると、消費電力は4割減だそうな。
・でもうちのは数年前のものなので、大差無しか。
2. ドライミスト設置
・ポンプを使わない簡易なもの。
http://cart.noguchi-sangyo.com/?pid=14890863
・これはやってみたい。安いしね。早速発注。(まあ、ドライじゃなくてただのミストだろうけれど)
3. 壁面緑化
・南面の壁を、ツタなどで覆う作戦。
・しっかり覆うには1~2年かかる感じなので、間に合わないか。でも、一度、園芸ショップに相談してみるか。
4. 窓に断熱フィルム
・うちは窓が多いのでかなり有効かも
・施工するには足場が必要で、相当な費用が掛かるなあ・・・。
5. プチ避暑
・昼は高島屋SCに行く。さすがにある程度は冷房しているだろうから。
・これが一番か!?
6. 田舎避暑
・夏休みに入ったら、家族はみんな福井かなあ
・気温は一緒でも冷房が掛けられるから(笑)
他にも、いろいろ考えてみよう。今からしっかり準備すれば、冷房半減は軽い気がする。うん。
追記
早速友人から追加提案が!
7. 超クールビズ
・半袖短パン!と
・沖縄風にさらにビーサンでどうだ!
2011年03月24日
HOPE100 and more
この2~3ヶ月の予定として、震災のために無くなってしまったものもあるけれど、震災のゆえに生まれたものもある。
その1:HOPE100
3/21にはHOPE100というチャリティ研修を外苑前で行った。
中島明さんによる「参加費を100%震災に回す講演・研修を100本」というものだ。
場所も提供してもらい、講師も運営者側も手弁当。
タイミングに意味があると思って、すぐ手を挙げた。
こんな時期だが20人余が集まり、参加費2000円+αを。
講師と受講生だが、なんか同志のような連帯感さえある集まりだった。
その2:Slogan
これと同じ形で、学生さん向けにも行うことになった。
Sloganによるものだが、日時は4/12 1400~1600
もうすぐ、アップされると思う。
さて、これからの研修や講演の予定である。とりあえず4月中のもののみ。
その3:嵯峨野児童館
4/18月 1030~1230 「決める力と生きる力」@京都の嵯峨野児童館
これは一応「特別講義 ルークの冒険」の一環である(笑)
ひとりのお母さんのちょっとした勘違いと素早い行動によって、決まった。
対象は児童館に来られる親(含む予定者)なら、どなたでも。無料である。
その4:田園調布雙葉
高3の社会情報論での授業である。
4/20水 1045~1235で「決める力~サバイバル」をやる。
もう、4年目くらいかな~
人生初めて、自分の進路を自分で決める子どもたち。
そのプラスになるべくガンバロウ。
その5:府中の教師の会?
4/23土 19300~2230 府中のクロスウエーブで行われる勉強会にお招きいただいた。
問題意識ある方々の集まりと言うことで、大変楽しみである。
こう数えると、十分な感じもする(笑)
本の販促も兼ねて、がんばりましょ。
2011年03月22日
3/22ダイヤモンドオンライン記事 追記: 釜石市の小中学生が無事だったわけ
本日アップされたダイヤモンドオンラインの記事である。
連載の流れを無視して、「特別講」として、今回の震災を論じている。
是非、ご覧あれ。
http://
「想定外」の津波が襲ったにもかかわらず、なぜ、釜石市の小中学生3000人は(ほぼ)全員、避難に成功したのか!
市民3万9千人のうち、死者行方不明者が1千人を超えるというのに。
昨日夜、当事者である群馬大学 片田教授がNHKに出られていた。
彼は災害情報学の専門家。
番組の最後で「力及ばずでした」と言われていたが、そんなことは決してない。
子どもたちや教員たちに、生きる力、想定外の状況においても生き残る力を与えたのは、彼や教育委員会の努力の賜、と思う。
番組でも、ある小中学校での実際の避難の様子が映されていた。
子どもたちは一旦、地域の災害避難所(介護施設)に避難したが、想定を超えた異常な津波を発見し、素早くさらなる高台に逃げた。指示されることなく、自分たち自ら。
中学生が小学生をサポートしながら、混乱することなく、でも力一杯走って避難していた。
数分後に災害避難所は津波に襲われ、そこで多数の方が亡くなった。
学校自体は津波が3階まで到達し、破壊された。
ハードでは想定外に、勝てない。
想定外の事態が起きた時、ヒトの命を守るのはソフト(ヒト自身)なのだ。
詳細は、下記に!
http://bit.ly/fL5a4t
2011年03月15日
まっけないぞー
続々いろいろなイベントが、中止に。
私
・今日のランチ@恵比寿
・明後日のKIT虎ノ門 教員決起集会
・4/3の三省堂『ルークの冒険』イベント(T-T)
う~~~ん
身の回り
・「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」は開業延期&イベント全て中止
従業員だけで2500人の職場なのだが。
でも、前向きに進んでいる部分もある。
明日には東急電鉄はほぼ復活する。
・田園都市線は8割運行
・東横線他は、全て通常通り
KIT虎ノ門も、いろいろ対応をこの2日でほぼ終えた。
・期初の履修登録等々スタートを2週間弱、遅らせる
・私の「戦略思考要論」を3日間で行って、講義の遅れは1週間に
まっけないぞー
本日、『ルークの冒険』発刊!
がんばろう、日本!
2011年03月14日
2011年03月13日
気仙沼、仙台、日本、頑張れ!
まる2日経ってもまだ、災害の全容すらわからない超巨大地震。
昨年4月に、お邪魔した気仙沼市。講演を主催していただいたJCの皆さんは無事だろうか。
いらしていた学校関係者の方々は、大丈夫だろうか。
いずれにせよ、大変な思いをされていることは間違いない。
地震後の津波第一報で、気仙沼港の様子が映っていた。
港を見下ろす角度は、宿泊したホテルからの様子と似ていてちょっと懐かしかった。
ところが徐々に、しかし急速に水位が上がり、岸辺の施設をあっというまに飲み込んでいく。
カメラがあちらを向き、こちらに戻ってきたら、もう大きな建物がほとんど水没していた。
その後、その大量の水が市街地を襲い、そして大規模な火災が更に街を焼いていった。
気仙沼からの帰りに、久しぶりに寄った仙台。素晴らしい、春の散歩を楽しんだ。
こちらも今回、甚大な被害を受けた。
ついさっき、東北大学に勤める友人の住所が名取市であることに気付き、青くなった。
確かめたら自宅は西側の高台の上。一安心だが、連絡は未だ付かない。
今できることは殆どない。
でも、これから何が出来るか、何をするか。
考え、そして行動しようと思う。
頑張れ、気仙沼。頑張れ、仙台!頑張れ、日本!