2012年05月16日

三女と制服リボン

中3の三女、学校から自宅までは数分の距離である。
急坂を下って、アートトンネルをくぐって、暫し歩けばもうわが家。

今日は1人で帰ってきた。

一昨年、新デザインとなった制服は、公立にしてはかわいいもの。
女子はリボン付き。

img-thing.jpg

門扉の前で、三女、おもむろにそのリボンを外して、ポイッ。
そう、ポイッと投げ捨てたのだ。

DSC_0157.JPG

何事も無かったかのように門を開け、階段を上る。
そして玄関を開けて「ただいまー」

玄関には姿見があって、そこでわが身を確認する三女。
自分の姿を見て思う。

「あれっ、変だな。なんでリボンがないの?」

すぐに自分がしたことが脳裏に浮かび始める。
そうだ私はさっき、リボンを投げ捨てたんだ!

慌てて外に出て、門の外にあったリボンを拾う彼女。
リボンを無事回収。


本人はいつもは、家に入ってからリボンを外してポイッと、やる。
それをなぜだか家の外でやってしまったらしい。
無意識の行動にしては、面白い。
かつ、それを後で思い出せるところが、無意識行動の不可思議なところ。


とりあえずその告白を聞いて、みんなで大笑い。
早速、無意識行動ってやつを調べてみようと思った父であった。