2009年03月12日

だるまさん、ころんだ

ki004-2.jpg

こんな、経験はないだろうか。

ふと、時計を見たら、秒針が止まっている。

明らかに1秒以上、動かない。

壊れたか?

と思うとすぐに何事も無かったかのように動き出す・・・

この世のものたちは、ちゃんと見られていないときは、結構サボって止まってんじゃないの?

もしくは、

俺は今、次元の隙間に迷い込んだか?

と思う瞬間。

先日、その謎が解けた。

一言で言えば、「サッカードの補間」である。

人の視覚は中央以外弱いため、人はモノを見るとき細かい眼球運動で追っていく。

その振動がサッカード。

そのままだと画像がぶれて役に立たないから、脳は、視線が動いている瞬間の情報を無視して、勝手に前後から推測して補完している。

だから、秒針が止まった画像が補完されると、1秒以上秒針が止まって見える(知覚される)ことがありえる。

ということらしい。

詳しくは、マインドラボ、Trial03へ

http://jvsc.jst.go.jp/find/mindlab/base.html

小学校のときからの謎が解けた。

それにしても、サッカードは知っていたのに、なぜここに今まで繋がらなかったのか・・・

ふむ。