三女の涙、次女の喜び、長女の試練
1. 次女の喜び
わが家でときどき預かる、こももちゃん。
先日は、保育園に送るために朝しばらく、家にいた。
受験勉強しながらあやしていた次女。
こももちゃんはいつもどおり、泣いたり、止まったり、泣いたり。
そしておぶわれて玄関に出たとき、見送りに来た次女の方を振り返って
「バイバイ」って言ってくれたそうな。
可愛い手を振りながら。
次女曰く「やられた」
こうやって少しずつ成長する子どもを見るのが、親の喜びなのねと悟ったらしい。
2. 三女の涙
三女が私の処に来た。
「都立I高校に行きたい」「でも今の学力じゃいけないから塾に行かせて欲しい」
満を持しての登板である。
なにせお父さんにこういう話をするのが苦手。
三女の主張をすべて聞いた後、私はいくつかの質問をする。
そもそもなぜ高校に行きたいの?実際に学校には行ったの?在校生や先生に話は聞いた?
「おねえちゃんが友だちの卒業生に聞いてくれた」
それはダメ。直接聞かなきゃ。もう変わっているかもしれないよ。
そのうち、三女の目から涙がポロポロ。
私はだまってティッシュ(正確にはトイレットペーパーの切れ端)を渡す。
しばらく話を続けて、OKを出したもの、追加調査を求めたもの、却下したもの、を確認して送り出した。
よく頑張った。でもまだまだ。がんばろー
(三女が座っていた椅子と、残されたトイレットペーパーの残骸)
3. 長女の試練
そう、三女の後ろには、長女がいる。
去年から三女の進路アドバイザーとして業務委託しているわけだが、三女のことが心配らしい。
三女が部屋に来る少し前に、電話をしてきた。
事前にブリーフィングするなんて、高度だね。
三女との話が終わった後、彼女と電話をした。
三女の涙については、
「わかる」「お父さんと話してると自分の至らなさがわかっていやになっちゃうんだよねえ(笑)」
と。
そうですか。ま、しゃあないねぇ。
いろいろ今後のことを話した後、メールで改めて頼んだのは
「やってあげる」じゃなくて、本人になるべくやらせるように、ということ。
頼りがいのあるおねえちゃんでもいたいのだろうけれど、ちょっと面倒くさいおねえちゃんでもあってね。
さて、明日は三菱東京UFJ銀行の行員研修@名古屋。テーマは『ハカる考動学』
明後日はKIT虎ノ門大学院の4期入試日。みなさんとの面接が楽しみ。