ソーシャルゲーム『みんなの動物広場』考察
mixiアプリである『みんなの動物広場』をやっている。
マイミクさんちにいったら、牛がお腹を空かせていた。
そして、あの眼が赤いうさぎたちが10数匹、楽しそうに跳ね回っていた。
水をくんで、牧草の種をまいて、うさぎを全部捕獲した。
すっきり。
それにしても、この動物広場におけるうさぎの存在は謎である。
これほどウザッタイものは無い。
一匹や二匹なら許せる。
しかしちょっと放っておくとあっというまに増殖する。
かつ私としては白うさぎがキライである。
黒うさぎは「捕まえにくい」からまだチャレンジ精神も刺激されるが、白うさぎはただ面倒なだけである。
まあ、おそらくだが、運営者としては「ライトユーザーの排除」ということなのだろう。
こういうゲームは、紹介によって急速に広まるが、運営者の収入は「アイテム課金」によって成り立っている。
アイテムを買ってくれないライトユーザーは、ある意味邪魔なのである。
ただ、それにしても、もうちょっと楽しい解決策がなかったのかね、とは思う。
しかもそういう「悪役」にうさぎを使うなんて・・・
うさぎが嫌いになりそうな、今日この頃である。
もちろん、動物広場的なヤツは実にうまいところを突いているとも思う。
三国志のような「チームを組んで」みたいなゲームは面倒くさい、でも「お世話をする」ことでマイミクとの繋がりが感じられる。そんなゲームだ。
ソーシャルゲームにおける、新たなコミュニティレベルの創造、とすらいえるかもしれない。
だからこそ、それをもっと丁寧に維持してもらいたかった。
マイミクさんたちの多くがそのゲームから離れて行くことは必然である。
なのに、それにつれて、残った者達は孤独を感じる。
マイミクの広場を訪れても、空白かうさぎだけが飛び跳ねる。まことに寂寥感の漂う風景ばかりが拡がる。