水たまりと空
道ばたの水たまりが、鏡のように空を映し、同時に無限の深さを感じさせることがある。なぜなのだろう。
子どもの頃から、その鮮やかさと、裏に潜む深さに何度もびっくりさせられてきた。
そう感じるのは、夏が多い気がする。
真昼と言うより、朝方か夕方?
いやそれは単に、外を歩いているのがその時間が多いから、だけなのかもしれない。
昔から疑問には思っていたが、実はちゃんと考え抜いたことがない。
光の屈折率から来る反射のせいかな、くらいに思っていた。
もしくは、背景(アスファルト)の暗さの効果か、とか。
でも、もっとちょっと深そうだ。
45度の角度で、水中から水面を見ると、全反射状態となる。
一方、空中から水面を見たとき、その反射率は角度が深い(真上から見るのが0度と定義される)ほど高くなり、80度で35%程度となる。 (偏光方向で全く違うが、その平均)
でもそんなに地面にへばりついて、水たまりを見ているわけではない。
ふ~っむ。
また後で。
ふ~っむ。
また後で。