2013年10月02日
2013年09月30日
2013年09月23日
2013年09月09日
2013年09月03日
2013年08月30日
2013年08月16日
2013年08月13日
2013年08月05日
2013年08月03日
2013年10月02日
秋の課長塾。9/25エンジニア版と10/2女性マネジャー
恒例の、日経BP 課長塾。最近は、エンジニア版と女性マネジャー向け課長塾を担当しています。
課長塾はだいたい丸6日間で、ひとりの講師が1日を預かります。
ただ今回から、どちらも「初日の午後講義担当」となりました。
テーマはいずれも「決める力・伝える力・ほめる力」なのですが、午前中に強力な講師が立った後なのでなかなかに大変です。特に、女性課長塾の方は超強力講師の岡本悦子さんのあと。
負けないように頑張りました~。
場所は千代田線 新御茶ノ水駅上のソラシティ。
天井が高くてとても気持ちのいい部屋でした。JR線路側が全面ガラスの見晴らしの良さ。
そして女性課長塾の後半、こんな虹が。
2重に見える、珍しい虹です。
最後の「共育論」まで、楽しく過ごせた4時間半でした。
満足度評価
・エンジニア版:とても満足 82%
・女性:とても満足 68%
2013年09月30日
土日月で6連投。筑波2・三田・伊勢丹2・田雙
9/28(土) 900~1200、1330~1630 筑波大学附属病院 副看護師長研修「決める力と伝える力・ほめる力」
9/29〈日〉1000~1330 CMr研修「決める力と伝える力」
9/29(日)1430~1600、1630~1800 新宿伊勢丹 Kid’s Inspiration イロとカタチのフシギ
9/30(月)1045~1235 田園調布雙葉 高3「発想力」
土日月の3日間で6回の研修をやりました。
場所は筑波、三田、新宿、田園調布。
対象は看護師さん、コンストラクション・マネジャー、小学1・2年生、高校3年女子。
筑波には前泊で入って、駅前の広大な風景を楽しみました。ロケット付きです。
筑波大学附属病院は日本の先端医療の一翼を担う中核病院です。
700名の看護師さんが働く看護部の、副看護師長さん全員に研修をすることになりました。
これまではどの病院も新人教育で手一杯で、中堅以上への研修機会が少なかったとか。
筑波ではそれを改善されてきたのですが、特に今回ははじめて副看護師長さんの「勤務時間内」の研修でした。
みなさん、ノリは大変よく(笑)、「うそーーー」「いやーっ」「えー」「すごい!」という声が多く上がっていました。その感情の動きが、学習効果につながります。
この研修講師を務めることになったきっかけは、AMG学習センターでのファーストレベル研修。筑波からの受講生が「是非、当院でも!」と勧められたそうです。ただ、全員いっぺんにとはいかないので、午前午後のダブルヘッダーとなりました。
終了後、タクシーでつくば駅に戻り、秋葉原までつくばエクスプレスの快速でびゅーん。
翌日は三田の日本建築会館で、CMr(コンストラクション・マネジャー)向けの研修です。去年に引き続きなのですが、3社ほど大口の申し込みがあり、20数名の研修となりました。
終了後、お昼を食べるまもなく新宿伊勢丹へ。キッズ・インスピレーションという枠での発想力授業です。
伊勢丹会館2階の会場で、小学1・2年生向けにこぢんまりと90分授業をやりました。
2回やったのですが初回の小1の女の子が教えてくれたことがあります。
彼女は私の「紙コップはどんなカタチかな?」という問いかけに、「かいてみよっ」と言っていきなりスケッチをはじめました。
そう、「どんなカタチか知りたかったら、描いてみればいい」のです。
さっそく2回目にはそれを使って進めてみました。
6連戦の最後は田園調布雙葉での高3向け授業です。
春にもお邪魔して「決める力」をやりました。今日は「発想力」です。
・錯視図
・コイントスゲーム
・円柱を探せ
・グラスのカタチ
・紙コップのカタチ
とフルコース。50分授業×2コマでやりました。
グラスのカタチは、3人7チームで2周できたので大したモンです。
でも一番盛り上がったのはやっぱり紙コップ演習。
水を入れて比べることでみな歓声が上がります。「うわーっ」
最後に一番、積極的に参加していた子が残ったので、声をかけました。
「どうだった?」
「すっごい楽しかったです!」と元気に答えてくれたので、手に持っていた軽量PETボトルのカタチの秘密までちょっと講義しちゃいました。その後、「またね」と手を振ったら、彼女はちょっとだけ考えて。
「はい、三谷さんのこと見つけて、受けに行きます!」と。
う~ん、いいねえ。座って悩まず、動いて考えよ!だ。
ということで6連戦・6連投の報告でした。
2013年09月23日
学会デビューとお寺巡りとグランクラス@仙台2013
週末仙台に行き、日本医療薬学会 年会に参加してきました。
会場は東北大学 川内北キャンパス。2日目午後の最後のコマに登場です。
AMGの渡邉百合子さんが立てた「シンポジウム 38」のテーマは「果たすべき病院薬剤師の役割と人財育成 ~求められる能力・リーダーシップの醸成~」でした。
そこに、6人のパネリストが15~20分の発表をします。売りは演者の多彩さ。ジャーナリスト、経営学の教授、現場の薬剤部長、製薬会社などなど。(詳しくはこちら)
薬剤師の在り方を問うシンポジウムですが、それにいろいろな角度から攻め込もうという試みです。
特に感心したのは医療系ジャーナリストの新井裕充さんの講演。
写真を多用し、中医協でどんな議論や会話が行われているのか、データも使いながら、楽しくかつ厳しく、薬剤師がおかれている立場や「国民の」期待について語られました。そして彼からの薬剤師へのエールも。
私はいつもの「決める力と伝える力」ネタを、多少の医療系での研修データも使いながら、説明しました。いや、説明なんですがみなが「楽しみながら学ぶ」ために、「錯視図問題」や「節電演習」を取り入れた「参加型講演」を頑張りました。
とはいえ、参加者は学会に来た見知らぬ者同士。
うまく2人組での練習が出来るかなあ、と不安でしたが、まったくの杞憂。
薬剤師さんって、ノリがいいんだなあ、と感じました。
会場は200人ほどが入れる階段教室でしたが、徐々に人が増えて後半はかなり、活況を呈していました。多くのみなさんに見ていただけて、よかったです。
仙台まで行った甲斐がありました。
終了後はバスに乗り、仙台駅から「はやて」でスイッと東京。
の予定でしたが、仙台駅についたらビックリ。新幹線の席が全部売り切れです。
いつもは空席が多いグリーン車すら!
学会恐るべし。
1時間、駅で待つしかないのかなあと、自動切符販売機で「東京行き」と打ち込みました。
ところが、15分後に出る「はやて」」に一席だけ空いていると言うではありませんか!迷わず購入です。
でも、妙に高いのです。グリーン料金が9000円!?本体(乗車+特急)価格は11000円くらいというのに。
それは人生初体験のグランクラス!
席は横3列で、シートは電動。和軽食か洋軽食が選べて、飲み物もビール・ワインからコーヒーまで無料。専任のパーサーが足繁く見回ってくれます。
思わず、青森県産シードル(リンゴの発泡酒)をたしなんでしまいました(笑)
実は学会にかこつけて、仙台には前日入り、土曜夜と日曜午前は遊んでました。
夜は大学時代の友人と10年ぶり?に。彼は東北大学の花形教授ですが、たまたま時間が合って、美味しいところに連れて行ってもらいました。
連絡したのが東京駅のホームからだったというのに・・・m(__)m
日曜午前は寺巡り。
これまでも何回か仙台には来ていて、青葉城や伊達家三代の霊屋 瑞鳳殿などには行っていました。
なので今回は北山五山に挑戦!仙台市の北の丘陵地に居並ぶ、5つのお寺です。
まずは輪王寺。何がステキと言って、この参道の素晴らしさと言ったらありません。
左右は植樹した大規模な「自然林」
その中を、緩やかに、そして最後はぐっと上がる道の美しさ!
ちょうどお彼岸ということもあり、多くのヒトがお墓参りに参内し、活気のある北山五山でした。
ただ、数えてみると…
お寺4つ、神社1つしかいっておらず、五山制覇はなりませんでした。
また、次回ですな。
2013年09月09日
2013年8月の講演と9月の活動
8月はお盆の期間、休んでいたにもかかわらず、12回の講演・授業がありました。
特に8/8には芦花小学校で国例のサマーワークショップ「科学教室 ルークの冒険」を低学年向けに3公演(笑)
芦花小のHPにも紹介されています。
1.2年生中心でしたが、楽しく90分授業を、やりました。
意外だったのは、3回の授業で各々、カラーが違ったこと。9時スタートの1回目がいちばん1年生が多く、賑やかでもありました。
8/24の大田区立中学校PTA連合会での講演は、「決める力」などをテーマに、体感型の講演を。
教育長はじめ、28校からの100数十名が参加されました。
8/29には西東京市の保谷中学教で、職員向けの「伝える技術」研修をやりました。
学校としてコミュニケーション力の向上を掲げておられ、そのFD(Faculty Development)が目的です。
校長副校長以下、ほぼ全員が参加されました。
教員向けの「決める力」研修は、非常に意味があると思っています。もっと拡がるといいのですが。
9月は講演も多く、KIT虎ノ門大学院の3期講義もはじまり、ちょっと大変です。
でも、講演は10月中旬で一段落するはず。
がんばろー、おー。
9/6には上尾のAMGキャリアサポートセンターで、認定看護管理者研修セカンドレベル養成課程での研修講師をやってきました。
これまでもファーストレベル研修はやっていたのですが、はじめてのセカンドレベル研修です。
これから100数十時間に及ぶ研修の初日。
午前中にセンター長の井上 由紀子さんのお話しがあった後の、午後3時間強でしたが、参加のみなさんはとても明るく楽しく、受講されていました。d( ̄  ̄)
井上さんからも「初日は三谷さんに限るわ」と(笑)
ただ、今回は宿題(「重要思考」など学んだコトを実践し、口頭で1分発表)を出しました。後日の井上さんの講義で回収していただく予定です~。
上尾までは往復100km。バイクでびゅーん、なのですが、やっと涼しくなってきて、まあまあ快適でした。
今週末は3連チャン。大阪、世田谷、新宿です~。
9/13(金)1615~1715 KIT人材開発セミナー@Hニューオータニ大阪
9/14(土)10:00~12:00 桜小PTA「自尊感情を育むために親としてできること」
9/15(日)1530~ 伊勢丹 Kid’s Inspiration ミニワークショップ 2回
えいえいおー。
2013年09月03日
学生1人旅
大学1年の7月、友だちと上野駅で待ち合わせて東北旅行に行くはずだった。
時間になっても来ないので電話したらお腹が痛いという。
切符は買ってしまっているし、仕方がないので夜、1人での出発となった。
1週間の国内1人旅シリーズの始まりであった。
以降、2年生のときには四国一周、3年のときには中国・山陰一周、4年のときには沖縄・与論一周、と続く。
1人旅は寂しいが、その分、好きに出来る。そして、対象や自分自身に肉薄することになる。
午前5時の栗林公園、青葉城、弘前城。
夜の高知・五色が浜、龍馬像の下での酒盛り。
ヒッチハイク、野宿、徒歩、電車。
1週間の1人旅は、確かに私の人生を豊かにした。
今日のお昼、1週間のBelgium旅行を終えた次女が、帰ってきた。
Finn Airでヘルシンキ経由、14時間の旅である。
友人のミルドン一家のお宅にお世話になりながら、1人であちこち古城や名所を訪ね歩いたらしい。
でも一番のピンチは、ミルドン家(地上4階地下1階)に1人で帰ったとき、セキュリティ解除に失敗したこと。
鳴り響く大音響、警備会社からの電話、隣人の訪問、などなど。それは滅多に出来ない経験だ(笑)
最後は5歳の娘さんとも仲よくなって帰ってきた。
経験したことはすべてあなたの身になるだろう。
じっくり反芻するといい。
2013年08月30日
小学1年生。この稀少で偉大なる可能性たち
先日、小学低学年向け授業と、高学年向け授業を1日の午前午後で行いました。
一般論で言えば、やりやすいのは高学年。低学年は、コントロールが簡単ではありません。下手をすると「おしゃべりしない~」「ちゃんと聴いて!」と叫び続けることになります。
でも、今回は違った側面が強く見えました。
・行動も考えも発言も自由奔放で発想向きの低学年
・抑制が効きすぎて動けず発想が硬い高学年
です。
今回も低学年は7割が1年生で、その子たちはぜんぶ女の子でした。
授業がはじまる前から、女の子たちは大騒ぎ。その前日に初めて出会った子たちがほとんどだというのに、もう完全に「お友だち」です。「○○ちゃん、今日も席いっしょだね~」
すぐに私のところにも何人かが寄ってきます。隠してある小道具たちを見つけては「これな~に?」「きょうは何するの~?」「早くはじめようよ~」
道具を触っちゃダメと言うと、もちろん触りたがります。触っては私に追いかけられて、きゃあきゃあ言いながら逃げていき、また触りに来ます。
ひとり、お仕置きにこちょこちょすると、別の子が寄ってきて「私にもこちょこちょして~」
その子をこちょこちょしていると、次の子が来て…。
いきなり体力勝負です。
発想力授業は120分もある長~いものでしたが、ほとんどの子どもたちが集中を切らさず、取り組みました。
そして何より、どんどん考え、チャレンジする姿勢が素晴らしい。
プロジェクタースクリーン上の丸太の長さを「ハカる」ときも、そうでした。
どうやったら、2つの丸太の長さを比べられる?どっちが大きいか、どうしたらわかる?
の問いに、すぐ声が上がります。「じょうぎではかる!」
じゃあ、やってみよう!と振ると、得意満面、定規を持って前に出てきます。
背が低すぎて、上の丸太にはまったく手が届かないというのに…。
困っていたので私が持ち上げて、助けてあげました。
残念ながら、定規が小さすぎてダメでした。うまく測れません。
定規じゃ測れないね、どうしようか?と問うとまた1年生が叫びます。
「もっと大きいものでハカる!」
大きいものは、何があるかな?
「ボクのふでばこ大きいよ!」
「この紙ではかろう」
「2枚くっつけたら大きくなる!」
どんどん、アイデアが出てきます。
一つ一つ試していって、ついに2つの丸太の長さを測定することに成功しました。
大盛り上がりの10分間でした。
午後、同じものを、4年生主体の高学年向けにやりました。
どうやったら、2本の丸太、どっちが長いかわかるかな?
しーーーん、としています。
しばらくすると「ハカればいいけど、定規が小さすぎるからできない」と。
そんなのやってみなきゃわかんないよ~。
じゃあ定規以外で測ってみよう、と水を向けるとまたもや、しーーん。
「なに使えばいいかわからないよ」
そんなのいろいろ試してみれば良いじゃない~。
いわゆる頭の良い、科学への関心度の高い高学年チームでしたが、「座って悩まず動いて考える」力は1年生に完敗でした。
その中でも、一番動けていたのはたったひとり女の子だったでしょうか。
いっぱい手を動かして、足を動かして、話して、頭を使っていました。
発想力の最大の敵は、知識です。
「知ってる」と思ってしまう心です。
なんでも「当たり前」と思う「あと知恵」バイアスが、ヒトを発見や探究から遠ざけます。
この1年生(女子)たちが、このまますくすく育ちますように。
その動く力・話す力を失わず、心を大きく育てていけますように。
がんばれよ~~~。
高学年の子どもたちも授業の後半、結構良くなってきました。
少しずつ、動けるようになっていったのです。っぱり練習次第なのです。
最後のアンケートに6年生の男の子がこう書きました。
・自分の身の回りにこんなにふしぎがあるんだと思いました。それなら、まだ誰も見つけたことのないふしぎを見つけようと思いました。
期待してるよ!!!
その他、参加者のアンケートから
・ほんとうは私は、べんきょうがむずかしいとおもっていましたが、べんきょうになったと思います。またよろしくおねがいします。(小1女子)
・「くうきってどのくらいおもいんだろう?」とおもっていたけど、たいけいんしてみてすごくたのしかったです。(小1女子)
・体で感じたり、比べたり、はかったり、いろいろなことを学んだ!(小4女子)
2013年08月16日
屋上プール 2013
夏といえばプールです。でも出不精な私は、近所の公立プールにも行っていません。
これじゃいかん。
かつ、あまりに暑いので、家庭用プールを買ってみました。
屋上に納まるギリギリのサイズに挑戦しました。外形3m×1.8mです。
空気入れ機も買いました。
水を入れたら、ずいぶん丸く膨らんでしまい、手前のウッドデッキに食い込みます。
失敗。
1.5トンのプールが動くわけもなく、1回水を抜く羽目に…。水のムダをしました m(__)m
ちょっと移動して、これが完成状態です。三女が入ってますね。服のまま(笑)
実は私が中で、投げ倒したのですが、ま、楽しいようです。
これだけの大きさがあると、ちょっとした水泳のまねごとも出来ます。
端を蹴って、逆の端までスーッと潜水。
端を蹴って、逆の端までスーッと潜水。
これをゴーグル付けて日中やると、水底の光の揺らぎがものスゴくきれいです。
日焼けは、しますけどね。
夕方や夜だと光はなくなりますが、替わりにゆっくり入れます。
夜にはもちろん「風呂水ワンダー」を8錠投入。これで数日は大丈夫なようです。
明日は多摩川花火大会で、お客さんが来ます。水着もどうぞと声をかけましたが、さてさて(笑)
子どもたちの歓声が、屋上に響くでしょうか。
2013年08月13日
空に願いを~光芒
星に願いを、とおもいましたが東京はあいにくの雨で、ペルセウス座流星群は楽しめませんでした。
悔しいので、空の写真を何枚か。
光芒(こうぼう)、です。
KIT虎ノ門大学院の研究室からの空。
エバンゲリオン13号機が降臨してきそうです。
こちらは福井の空。
広くて、空に奥行きがあります。
そして再び、KIT虎ノ門。
ビルの向こうから、夕陽の光芒が射しています。
光芒とは、筋のような光の輝き。一筋だって構いません。
芒(のぎ)は稲の籾の切っ先。
芒(すすき)とも読むので、光芒とは、「光の穂」なのかもしれません。
流れる星たちの一瞬の光芒、福井ではきれいにいっぱい見えたそうです。
2013年08月05日
京浜東北線の残念な若者
ある春の朝。京浜東北線で。
大井町から、東京駅に向けた6駅15分のお話しです。
残念な若者、その一。
若いサラリーマンが座っていました。
熟睡、しています。乗り過ごさないか心配です。
彼のポケットでは途中でピーピー、スマホがアラーム音を発しはじめました。
エライ。彼はちゃんと乗り過ごさないように、手を打っていたわけです。
どんどん音は大きくなり、車内のみなが彼に注目しています。
でも、彼は熟睡を続け、1分後、アラーム音は止まりました。
もう2駅進んだところでまた、アラーム音がなり始めました。おお、こっちが本命か!
でも、彼は熟睡を続けます。アラームもじきに止まってしまいました。
さらに2駅進んだところで、私の降りる駅(東京)に着いてしまいました。
誰も起こさないというのも可哀想だと思い、私は降り際に、彼に声をかけ、頭を3回、( ´_ゝ`)σ)Д`)ツンツン してあげました。
でも、反応はありません。
「大物だ」。私はホームに降り立ちました。
彼の行く先と、行く末が楽しみだなあ、と思いながら。
夕方、こんどは東急の田園都市線で。
残念な若者、その二、です。
斜め前に座っている若い女性。
オメメぱっちり、鼻の下は顎まで大きなマスクで覆っているいでたちです。
なにげなく見ていたら突然、マスクの下部を少しめくって、飴をパクリ。
真っ白なマスクの下からいきなり、赤い開いた口が出現したので、かなり不気味でありました。
本人は気づいていないだろうけれど。
そしてその女性、今は熟睡中。
やはり彼女の行く先と、行く末がちと不安であったのでした。
このことを話したら、家人も「自分もやるかもしれない」と。
みなさん、気をつけましょう。
2013年08月03日
9分間の進路会議
09:21 電車の中
09:23 私の後に乗り込んできた親子4人が、突如、大声で娘の進路会議開始
09:24 と、いうかお母さんと娘が、学校での進路相談結果を、お父さんに説明、の図。娘は多分、高校3年生
09:24 なんで電車の中? お父さんは、ついでかー
09:25 問題は「しょっかん」か、「しょくせん」からしい。
09:26 両方、内部進学でいけるらしいが、「しょっかんはまじ授業や演習や試験が大変」と、担任に止められたらしい
09:27 で、「外部進学は?」と投げかけられて、娘は悩んでいるのであった
09:28 お父さん、特に意見は無い感じ
09:29 「しょっかん」は管理栄養、「しょくせん」は食物学専攻、かな
09:30 娘が意見を言おうとしても、すかさず自説をかぶせるお母さん
09:31 人脈がどうの、就職先がどうの。科目がどうの、入試がどうの。大学のブランドがどうの…。ヽ(`Д´)ノウルサイゾ! 娘の意見を聞かせろ!……いや、他人の家庭のことでした
09:32 あ、降りてった。ちなみに弟はずっと視線をそらせて、他人のふり作戦。
ガンバレ娘。自分の意見を持って、両親を説得するのだ。
お母さんと一緒に考える、じゃ、ダメよ。
あなたの人生。あなたの意思決定力の訓練の貴重な機会なのだから。
この物語はフィクションです。