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2008年08月19日
2008年08月14日
朝乗り、江ノ島まで
昨日、いつもの散髪屋さんで散髪。
切って貰いながら若旦那と雑談。
彼はオヤジさんに隠れてバイクに乗っている。しかもスーパーバイク。
彼が言った
「明日、乗りませんか」
夜は店が閉まってからで遅くなるからと、朝の短距離ツーリングに決定。
朝七時頃出発かな-、と思っていたら
「最近は、何時から明るいんですかね」
「5時頃かな」
「じゃあ、4時半に」
結局、5時前に第三京浜スタート。
前回は夜、山下公園だったので、今回は江ノ島まで。横浜新道から一号線を下ってすぐ。
江ノ島に近づくと、自転車にサーフボード・キャリアをつけて海岸へを急ぐ若者がちらほら。
お~、流石、江ノ島。
二子玉川から江ノ島までは片道47km。
電車だとdoor to doorで100分くらいだが、バイクだと安全走行でなんと30分。
こりゃ近いわ。
若旦那はいつの間にか、スズキの「ハヤブサ」に乗り替えいた。
車重200kgで190馬力のモンスター。
ちゃんとメーターが300km/hまで切ってあった・・・
2008年08月11日
東洋経済:思考力
いつの間にか、出てた。
8/11発売の2008年8月16・23合併特大号
http://
「超」速戦脳力を鍛える!
─夏期集中3日間─ 使える情報力、対人力、思考力
という題名で、その3日目、が私。
1日目 情報力
早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授 野口悠紀雄
小説家 真山 仁
2日目 対人力
ジャーナリスト 池上 彰
3日目 思考力
(1)本質を見抜くと発想がジャンプする
KIT虎ノ門大学院教授 三谷宏治
まだ私読んでないのだ・・・今回は原稿の校正も全くなかったし、ちと不安。
でも、最近私が「思考力」で何を考えたりやったりしているか、が分かるハズ。
2008年07月12日
色鉛筆:完結編~色鉛筆はなぜ丸いのか
最後に残ったナゾ。
丸と六角では、ぶつかったときの衝撃に差があるのか?
鉛筆の端を持って、机に軽く打ち付けてみよう。
コンコン
その時手に感じる振動が鉛筆内を伝わる「衝撃」だ。
この衝撃がどれくらいの大きさなのか。
丸と六角で差があるのか。
六角と言っても角は丸く削られている。その丸さは大体鉛筆の芯くらい。
つまり直径2mmの棒を打ち付けているのと同じということだ。
鉛筆がコンコン机に打ち付けられるときに、鉛筆(=芯)にかかる加速度はどれくらいだろうか。
人間が耐えられる最大加速度は9G。スペースシャトルで4G。
誰もちゃんと計測したヒトはいないと思うが、おそらく数十Gに達する。
加速度の簡単な計算だが
加速度=速度変化÷接触時間
1G=9.8m/s2
なので、鉛筆の速度が秒速1m、机との接触時間が0.01秒とするとなんと20G!である
で、問題はこの「衝撃」である。
丸(直径7mm)と六角(=直径2mmの丸から全体へ)で衝撃の伝わり方はどう違うのか?
すぐ分かるのは机との接触面積が何倍か違うだろう、ということ。
これが3倍違えば、机にぶつかったときに掛かる面積当たりの力(つまり圧力)は3倍違うことになる。
六角では、この3倍の力(=3倍の変形や歪み)が、秒速1km以上の速度で伝わっていく・・・
イメージできるだろうか?
机に軽く叩き付けた鉛筆。
その角は机とぶつかり変形し、局所的に大きな力を発生する。
鉛筆全体を20Gで加速するような力が、木軸全体に瞬時に伝わっていく。
時速数千キロの衝撃波となって・・・
芯を破壊するのはこういった衝撃波なのだろう。
その衝撃波の力が、角と丸では数倍違う。
だから、色鉛筆は、丸。
おしまい。
2008年07月10日
色鉛筆:おまけ~:三角四角五角・・・
調べるといろいろあるもので
そもそも、鉛筆も六角とは限らない。
丸:一杯ある。主に、キャラクターもの。これはおそらく印刷に便利なため
三角:低学年の持ち方練習のため
四角:電車!
五角:合格!
色鉛筆だと、赤と黒を組み合わせたもの
(赤と青ではない)
これが斬新なのは、
・黒7:赤3 の長さ(使用頻度から)
・黒も直径3mm(製造上の問題から)
難しかったのは、黒を3mmに太くすることだったとか。
http://
おまけ情報、以上。
2008年07月10日
色鉛筆:解答編②
そう、衝撃の話である。
内部の芯を衝撃から守るのに、なぜ六角より丸の方が優れているのだろうか。
保護材の厚み、で考えたとき
・円だと常に2.35mmくらい
・六角だと最大2.50mm、最小2.06mmくらい
となる。
1割ほどの差であり、これで大きな違いになるとは思えない。
では、何か?
それは角の存在である。
衝撃とは、つまり、相手にぶつかったときの「反発の加速度」
角があると・・・
(まだ途中、また後ほど)
2008年07月09日
色鉛筆:解答編①
大体みんなが書いたとおり。
A. もともとは・・・
・鉛筆の起源は16世紀末、黒鉛を切り出した四角い棒
・黒鉛が不足したので粘土を混ぜて焼いて堅くして木軸で覆った
・最初は芯が四角で木軸は八角
・19世紀に芯が丸くなり・・・
・因みに鉛筆の芯は焼き固めて合って堅く、色鉛筆は乾燥だけなので柔らかい
さて本題。
B. 使うヒトにとって
・六角:筆記用には断面は3の倍数が指にフィットする。故に三角か六角がよい
・丸:描画用には少しずつ芯の角度を変えられる丸がよい。描画時には書くより塗る時間がほとんど(6~7割)だから
C:作るヒトにとって
・六角より丸の方が木くずが多いのは事実だが、標準の規格鉛筆を作る場合には、六角も丸も、原料の板は同じサイズ。つまり、コストは同じ
D:使うヒトにとって(続)
・六角:転がりにくく、机から落ちにくい(から芯が折れない)
・丸:転がりやすいが、丸芯からの距離が均等で、芯が折れにくい
さて、ここで問題は、芯の折れやすさの話。
現代では色鉛筆の芯は十分丈夫との話もあるが(三菱鉛筆)、やっぱり描画用に柔らかく作ってあるのだから柔らかく折れやすい(トンボ鉛筆)との話もある。
ここでは、柔らかく折れやすい、を前提に話を進める。
問題は、
「なんで丸軸の方が折れにくいの?」
ということ。
・丸だと衝撃が分散される
とか
・丸だと芯からの距離が均等で保護になる
とか
あるけれど、何がホントなんだろう。
その前に、そもそも何で、芯は折れるのだろう。
1. 落下・衝突の衝撃
2. たわみやしなりによる応力
3. ひねりによる歪力
が考えられる。
2.だと面白いことが一つ。それが「芯の太さ」だ。
鉛筆の芯はだいたい直径2mm。色鉛筆は3mmで、太いものだと5mm~6mm。
実は「細いモノは折れにくく、太いモノは折れやすい」のだ。
正確に言うと、色鉛筆の芯が太いのは、弱いからこそ強くするため、ではある。太い方が芯先だけを見れば、折れにくい。
でも、鉛筆全体をしならせるときには、細い芯の方が折れにくい。
細いパスタと太いパスタで実験してみましょう~
同じだけの角度を曲げるとき、どちらが折れやすいか?
応力はだいたいその太さに比例するので、曲げたときには色鉛筆の芯の方が、1.5倍以上の力を受けることになる。
1. だとそれほど簡単じゃない。
落下の衝撃を、吸収するってなんだろう?
丸だとそんなにいいのか?
この続きはまた明日。
2008年07月04日
2008年05月09日
中学生ってやつは・・・
約90分の授業、無事修了。
参加者は中学3年の23名。
同時に走った12のプログラムの中では最大の規模。
まず最初の10分、持参したPCが繋がらず、更には学校PCがUSBメモリーに反応せず・・・危なかった。
ようやくスタートしたが、
・考えなく軽口的発言を繰り返す男子
・うざったいなという感じの男子
・とりあえず仲間内だけでこそこそ話す女子
の集団で、さてさてという感じ。
前半のクイズ、発想力的なところはまずまずの盛り上がり。
ところが、肝心のサバイバル演習で問題が三つ。
1. 軽口男子のチームは考えなくあっさり結論
2. 3割くらいの生徒が進みがすごく遅い
3. うざったい男子は途中で睡眠
で、1は放置。答えも大きく間違っているし、良い薬になるだろう、と。
2で悩む。
進行から言えば、切り捨ててちゃっちゃと進まないと、間に合わないし、出来ちゃった子たちがヒマになる。
でも、ここは決断。
その子たちを(急かしながらも)待つことに。
このサバイバルは、個々人でも「点数」が出るので、それが無いと参加感が無くなっちゃう。待ったことで、その子たちも身が入ったんじゃないかな。
その代わり、全体の1/3は諦めてやらないことに。
3で困る。
ボスっぽい子。席をムリに変えたせいか、チームの一体感もない。
本人も個人回答途中で寝ちゃってる。
そばに行って声を掛けたり揺すったり。しかも途中までの答を覗くと、良い線いっている。
そっと囁く。
「答え、良い感じじゃん。最後までやろう~」
なんとかかんとか彼も最後までやり切る。
地元レンジャー部隊の出した「正解」との答合わせ。
最優秀チームは、Bチーム。
だけど時間オーバーだったから失格だねえ。
色々話した後、個人の成績も聞いてみる。
なんと、最優秀個人は・・・さっきの、うざったいなボス。
彼の目が急に輝く。
そのまま最後まで、顔を上げて、話に聞き入ってくれた、ように思う。
12のワークショップに先だって、講堂で全体会が行われた。
出し物は、慶應SFCのフラメンコ同好会の人たちによる、フラメンコの実演。
カンター(歌い手)のお兄さんの声と、踊り手たちの足踏みの音が、心に響いた。
2008年05月02日
デンフタ:「決めると言うこと」
生徒さん10名、社会人+大学生7名、卒業生2名が参加した情報システム論。
100分の授業が無事終了。
題名は「決めると言うこと」
途中のアドリブも含めて、結構上手く行ったと思う。
よかった。
直後に生徒の皆さんがパカパカ3分で打ち込んだFeedback、の一部。
「決める、ということ、なんとなく分かりました。これからもいろいろ決めることがあると思いますが、三谷さんの話を思い出したいとおもいます」
「凄く面白くて、納得のいくお話ばかりでした。様々な価値観や考え方を知って、すごく勉強になったし、物事に対する考え方が変わった気がします」
「私は余り判断力がない方なので、何かを選ぶということより、まず何を基準に選ぶかということに重点をおいてこれからは考えていこうと思いました」
「これからの人生にとても役立つお話が聞けたと思います。確かに捨てることは怖いので、なかなか決断ができない時もたくさんあります。けれどその場に適した判断を下せるような人にならなければならないなと思いました」
こういう一言が私の宝物。
特に「まず何を基準に選ぶか」のコメントに感激。
私は講義中、「基準」という言葉は使っていない。
でも、語り続けたのは、一言でいえばそういうこと。
最初からアイテムに突っ込むな。まず価値観や大戦略(=基準)をハッキリさせろ。そしたらそこから自ずから答は導かれる。
ご希望の方、いつでもどうぞ~~~
写真は「揺れるボール」
拡大してビューワーを左右に動かすと・・・