カテゴリー: 09 ニュース
2012年07月03日
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2012年04月11日
カテゴリー: 09 ニュース
2012年07月03日
新刊『実例で必ず身につく! 一瞬で大切なことを伝える技術』、Amazonにアップされました
私がかんき出版の濱村さんに
・先週金曜、グロービスのMBA卒業生同窓会に出てきました。 「教え子」たちと話したのですが、いくつか「伝える技術」の実践例を。これだけで本になるかもしれません。(以下、AMGやルネサンスの話)
とメールをしたのが、1/24。
翌日には彼から
・ご提案いただき、誠にありがとうございます。「伝える技術」続編となる実践編、とても面白い企画ですね!
・早速、編集長のOと営業部長代理のMに本件を相談し、ぜひやらせていただきたい、という結論になりました
とお返事。
その翌日にお会いして正式に執筆依頼を受け、内容を打ち合わせてスタート。超クイックスタートでした。 示された出版時期は7~8月。前著の余韻が残るうちにと。
ということは、5月連休明けには初稿を出さなくてはいけません。
でも目次案を考えるのに、数週間。
2月に濱村さんと目次案をやりとりして、中盤から執筆スタート。
となるかと思いきや、もう1ヶ月半、取材とか研修・授業をやっていました。
上尾に行ったり、両国に行ったり。
そのうち、KIT虎ノ門の受講生からも「重要思考」実践事例の情報がいろいろ貯まってきて、いよいよ本格的に書き始めたのは4月の始めでした。
そこからは早くて、一ヶ月後の5/6には初稿ができあがりました。
そこからデザイン作業がスタートし、初校が出来、タイトルが決まり、カバーデザインが固まっていきました。
前回に引き続き、デザイン・DTPはムーブの新田由起子さん、カバーデザイン等は装丁家の井上新八さんです。安心です。
今回のカバーデザインには、かんき出版の女性社員のみなさんの意見が強く反映されています。
もともとはグレー系だったのが、金色になりました。ブルー系だった文字も、ピンクになりました。
前著にも増して、女性読者を惹きつけたいという思いからです。
本の企画アイデアを出してから半年弱。本作りもいよいよ最終工程です。今頃きっと、神田あたりの印刷工場で版がつくられ、印刷機が回り始めているのでしょう。どきどきです。
でもこれからは、本のプロモーション活動がダイジになってきます。
どうターゲット読者に届けるのか、潜在読者を呼び起こすのか。秘策はありませんが、地道にやっていきます。
まずは、先回同様の「初版限定の無料研修のチケット」から。
・8/9(木)1900~2030
・9/1(土)1530~1700
いずれもKIT虎ノ門大学院にて行われます。
初版本限りですので、ご希望の方はお早めに~。
2012年06月06日
京王線 中吊り広告(6/6.7のみ)と啓文堂書店ビジネス書ランキング1位!
こんな感じで、吊られています(笑)
京王新宿線、井の頭線で、今日明日限り!
啓文堂書店さんでのビジネス書大賞フェアも大々的に行っていただいています。
先日の明大前店、渋谷店さんに続いて仙川店さんです!
仙川店2
そして、そのお陰でなんと、啓文堂書店さんでのビジネス書ランキングで1位に!
5/28~6/3の結果です。
ありがたいことです。頑張れ~~~。
2012年06月06日
田園調布雙葉での「決める力」授業とVenusたち
今日は田園調布雙葉高校に伺っての100分講義。
1045~1235の3.4限でした。
教員の小林潤一郎さんが受け持つ「社会情報論」での講義は、もう6年目。
選択授業での少人数講義を毎年1~3回やっています。
そのなかでも必ずやっているのが「決める力」です。
幼稚園や小学校から、高校までの一貫教育のなかで、進路を決める機会がなかった彼女たち。
彼女らは高校3年生の今、初めて進路の選択に臨んでいるのです。
さて、それはともかく、今日は100年に一度の天体ショウ「金星の太陽面通過」の日でした。
稀少さで言えば金環日食の比ではありません。
なんせ次回は世界中で105年後だというのですから。
ところが台風の影響で、東日本は厚い雲の下。
関東地方は朝から雨模様となりました。
金星の太陽面通過が観察できるのは、7時11分から13時48分まで。
その間に、一度でも太陽がのぞくといいなあと思いつつ、九品仏に向かいます。
小林潤一郎さんは実は、沖縄への修学旅行中でいません。
10名の生徒たちに、サポートの酒屋先生と、AMGの澤野さんを加えての12名を3班に分け、「サバイバル」演習です。
でも最初に宣言します。
「今日一番ダイジなのは、金星の太陽面通過です。陽が差したら授業は中断しますのでそのつもりで!」
南側の窓の外はベランダ兼通路。普段はブラインドが締め切ってあります。
そこを全開にして講義をスタート。
「墜落」「解説」「反省」と進んで、前半修了。
反省のパートでは、点の良かったチームで面白いディスカッションがありました。
「私たちは役割分担とかはしなかったけど、うまく決められていたよね」
私が突っ込みます。「なんでだろうね?」
「チームワークがよかったから!」
もう一回突っ込みます。「チームワークってなんだろう?」
そうしたら別の子がそれを受けてこう言いました。
「私たちは元々、意見が同じだったからうまくいっただけじゃない?」
「実は前提が違っていたけど、気がつかずに流しちゃった」
「アイテムの使い方も、ちゃんと議論しなかったよね」
そうそう。いいねえ。
後半戦、終盤は子育て論です。
育てられている側であり、そして、遅からず育てる側になる彼女らに、語りかけます。
「ヒマとビンボーとお手伝い」こそがダイジなのだと。
「三谷家ではテレビとパソコンとゲームで合わせて1日30分!」の下りでは、生徒たちから悲鳴が上がります。「ヒドイッ!」
いよいよ盛り上がったとき、なんと外の風景に「日陰」が加わりました。
陽が差している!!!
すぐに授業を止めて叫びます。
「ベランダにはどこから出られる!?」
「こっちからです!!」
いの一番に飛び出して、日食グラスで太陽を見つめます。
おお。太陽の端の方に、確かに小さな点が!
(こちらの「つるちゃんのプラネタリウム」より)
いつの間にか、クラスのみんなもベランダに出ています。
一人ひとり、私の日食グラスをかわりばんこに使って眺めます。
「見えた!」「わかんな~い」
たった数分間の観察会でしたが、一生忘れられないものになったのではないでしょうか。何せ次は105年後なのですから。
授業の感想コメント
には、
には、
「今ちょうど悩んでいることがあり、助けにもなりました。面白かったです。本を読んでみます!」
「判断力は大人になれば自然と身につくと思っていたが、今から養わなければいけない。今からでも意識して、問題を自分の意思を持って解決していきたい」
と。
金星のお陰で、最高の授業になりました。
2012年06月02日
6/1より啓文堂書店 全店で『一瞬で大切なことを伝える技術』フェア!
啓文堂書店 ビジネス書大賞のご褒美として、6月の1ヶ月間、全店でプッシュしていただけるのです。
専用の赤い帯を巻いての登場です。
明大前店ではこんな感じ。
マークシティの渋谷店では平台です。
そして今朝の6/2日経朝刊ではドーンと広告を打っていただきました。
みなさん、ご覧になりましたか?
実は新聞広告は4回目。11月の出版後、12月に日経で、1月に読売で。
丸の内キャリア塾のレポート記事が日経夕刊に出たとき(12/20)にその横にちょこっと。
そして今回、発刊7ヶ月目での掲載です。
かんき出版のみなさん、そしてここまで『一瞬で大切なことを伝える技術』を支持していただいたみなさんに、感謝します。
フェアに連動して京王線全線では、6/6.7の2日間、中吊り広告まで!
フルカラーです。見つけてあげてください~。
2012年05月26日
これから6月にかけての講演・研修予定
少々忙しそうな6月がもうすぐ始まります。明日からで言うと・・・
5/27(日)13時~15時 明石市産業交流センター
・兵庫県ですな。親子数十人への発想力研修
5/29(火)1040~1215 希望ヶ丘高校「おとはな」
・大人と話そう、でオトハナです。神奈川県
6/1(金) 1330~1640 看護師ファーストレベル研修1@AMG
・埼玉県上尾市。看護師さん80名かな
6/4(月) 1800~2000 SNAILS 学芸大学「決める力」
・東京 武蔵小金井、学芸大学のアメフト部から招聘されました。気合い入れてやってきます
6/6(水)1045~1235 田園調布雙葉「決める」
・恒例の高3女子向け
6/7(木) 1400~1700 AMG主任初任者研修A「決める・伝える」
・埼玉県。上尾中央医科グループでの職員研修です。
6/13(水) 930~1130 大伸社 研修day2
・東京 千駄ヶ谷。3回シリーズの2回目は、「伝える・ほめる」
6/14(木) 1030~1200 糀谷児童館 「決める力と生きる力」
・東京 大田区での親子研修。乳幼児連れ限定30組で保育付き。早めに 03-3743-3854 にお申し込みを。
6/14(木) 1530~1700 Program Eureka 6
・東京 中野区、新渡戸文化小学校アフタースクールでのday6。ペットボトルのヒミツを探る~
6/19、21、22にはBon Voyage有栖川でプレイベント~
・エビちゃん監修のペアリンティング・プログラムの一環です
http://bonvoyage-tokyo.jp/
6/20(水) 1700~1730 啓文堂書店 店長会議
・「ビジネス書大賞」をいただきました。店長会議でもお時間いただけるそうなのでバシッとやってきます。(`・ω・´)ゞ
http://bit.ly/KHTOBu
6/21(木) 1530~1700 Program Eureka 7
・同上。
6/23(土) 1000~1230 KIT公開講座「ビジネス発想思考」
・KITの集客イベントでございます。
http://bit.ly/JBBU5l
6/24 (日) 午後 日経MBA EXPO2012
・東京 大手町。パネリストとして話します。日経が主催する初めてのMBAイベント。さてさて集客は~
http://bit.ly/KSyRcK
6/26(火) 1400~1700 AMG主任初任者研修B「決める・伝える」
・大人数なので2回に分かれてます。
6/29(金)大田区採用3年目研修A
・大田区役所の3年目研修、午後いっぱい~
以上です。
なおこの間、KITでは戦略思考特論、グロービスではIST、早稲田ではCRMの講義が並行します(笑)
もし漏れていたら、関係者は至急ご連絡を。
いや、書き漏れているだけだと思いますが・・・
2012年05月24日
プログラムエウレカ:発想力授業@新渡戸文化小学校アフタースクール day3
まだまだ続く、新渡戸文化小学校アフタースクールでの発想力授業。
day1ではイロと円柱の不思議、そしてボールの不思議を大風船実験とともに。
これは私の担当。
グロービス生担当のday2ではその復習で四角柱を探してみたりをやってみた。
ここでは子どもたちが驚異の観察力を発揮して、いろいろな四角柱を見つけたらしい。
なかでもヒットは、
・紙。積めば四角柱になるぞ
・床のタイル。薄いけど四角柱でしょ
のふたつ。
5分かけて美術室内を探検し、24個以上を見つけた猛者もいたと。
かつ、イロの不思議をつくろう、でわかったのは
・問題は簡単すぎても面白くない
ということ。
色を塗れば必ずできるやつは、すぐ飽きてしまった。
でも、イロの組み合わせを考えないとできないやつは「これだめ!」と大人たちが突き返すのに対して、20分あまりも塗り絵を頑張っていた。
そして今日のday3では交差点と紙コップをテーマに実施。
メインは今回ほぼ初物の交差点演習。
まずは中庭の地面にビニールテープで、交差点を2種類つくる。
・2車線道路の信号付き十字路
・信号無しのランナバウト
である。ランナバウトは直径4メートルの大型だ。
子どもたちは1人6枚の荷札を渡され、各々に書いてあるとおりの経路を通って、その荷札を運ぶ。
A→Cとか。
運び終えたらそれを一枚ずつ私のところに持ってきて、全部運び終えたら終了というゲームだ。
信号は守らなくてはいけないし、人と接触しても行けない。走ってもダメ。
そういった制約の中で、信号付きの十字路と信号無しのランナバウトの差を体感するわけだ。
みな、一生懸命。
たったこれだけのタスクでも、楽しいんだねえ(笑)
結局、3回やった。みな汗かいてたよ。
でも本当の目的は「考える→やってみる→考え直す」のプロセスを学ぶこと。
まずは事前に2つの交差点を紹介し、そのプロコンを書かせる。
「十字路の便利なこと、困ること」「ランナバウトの便利なこと、困ること」はなんだろう。
すぐに「わかんない~」「なに書けばいいの~」「どういうこと~」
と音を上げる子どもも。
でもガンバロウと、話しかける。信号がないとどうなると思う?
「わかんない」とむくれていた女の子が突然叫ぶ。「わかった~!」
結局彼女は、「最後まで書く!」と言って、4つの項目全部埋めるまで考えた。えらいね~
そして中庭での演習が終わった後、美術室にもどって、再考の時間。
私が問いかける「どうだった?」「2つの交差点はどう違ったかな?」
ハイ!ハイ!と一斉に手が挙がる。
体感って強いねえ。
そう、ランナバウトって渋滞もしなくて便利だったよね。
でもさ、じゃあ、なんで日本には無いんだろう?
これも男の子が2人、手を挙げて即答。
「日本にはビルがあるからおおきいランナバウトはつくれない!」
大きくつくった甲斐があったよ~(笑)
そのとおり!
紙コップ演習でも同じ。
トップカールのヒミツを、まずはアタマで考えた。
そして問いかける。「わからなかったらどうするんだったっけ?」
そう「比べる」だ!やってみようよ。切って比べてみよう~。
トップカールを切るの、みんな上手でびっくり。
そして水を注ぎ入れるのを、みんなが自分のコップでやりたがったのが面白かった。
切ったらすぐわかったね。
トップカールがないと柔らかくなっちゃうこと、口当たりが悪くなること。
そして水を入れたらビックリしたね。
持てなくなるくらいになっちゃうこと。
day4は紙コップの実験・工作が一杯だよ。
お楽しみに~。
2012年05月16日
『DVD 一瞬で大切なことを伝える技術』 5/11発売です
『一瞬で大切なことを伝える技術』が発刊されてから、半年が経ちました。
その初期のプロモーション用に、さまざまな『重要思考』研修をつくってきました。
それらは「大変満足した」比率が80%を超える研修となり、多くのみなさんに受けていただいています。
この『DVD 一瞬で大切なことを伝える技術』は、それに参加したかんき出版のスタッフさんたちが「この感動を読者のみなさんにも届けたい!」と叫ばれて、制作が決まりました。
結構マジメにつくっています。
私がやっている演習満載の研修そのままを、でもコンパクトにまとめ、その進め方や使う資料まで付いています。
プレミアム版にはさらに、「ほめる力」演習も!
プレミアム版が8190円、スタンダード版が6300円と決して安くはありませんが、社内で『伝える技術』、『重要思考』を広めたいとお考えの方は、ぜひ一度、ご覧ください。
YouTubeの紹介ビデオはこちらです。
2012年05月14日
『メラビアンの法則』の誤用はなぜなくならない?
私のブラウザーのホームは「goo」である。
なぜか昔からそうで、まあ、ごちゃごちゃしていなくてスッキリシンプル、宣伝少なめなのが気に入っている。
ところがそこのトップニュースの一角に一昨日こんなものが。
「ん?」と思ってみた見たら案の定、『メラビアンの法則』の誤用であった。
メラビアンはそんなこと言っていないのに未だにこういう俗説(誤った解釈)を論拠にする主張や論説が堂々と出てくる。
せめてWikipediaくらいは読もう。ときどき間違っているけどね(笑)
そしてその原典に当たろう。今回ならせめて、http://www2u.biglobe.ne.jp/~hiraki/d74.htm を読もう。
その解説によれば、メラビアンの実験は単純で、たとえば、「thanks」っていう『言葉』を、いろいろな声色(怒った、とか)で録音し、いろいろな表情の写真とともに被験者に見せ、その言葉をどう思ったか、というもの。
その解説によれば、メラビアンの実験は単純で、たとえば、「thanks」っていう『言葉』を、いろいろな声色(怒った、とか)で録音し、いろいろな表情の写真とともに被験者に見せ、その言葉をどう思ったか、というもの。
感謝と取れば、言葉の勝ち、表情通りなら表情の勝ち、声色通りなら声の勝ち。
それの勝率が
55%=Visual (視覚情報:見た目・表情・しぐさ・視線)
38%=Vocal (聴覚情報:声の質・速さ・大きさ・口調)
7%=Verbal (言語情報:言葉そのものの意味)
だっただけの話。
55%=Visual (視覚情報:見た目・表情・しぐさ・視線)
38%=Vocal (聴覚情報:声の質・速さ・大きさ・口調)
7%=Verbal (言語情報:言葉そのものの意味)
だっただけの話。
この実験で意思を伝えるには「言葉より見た目!」とか言えるのか???
意思ではなく感情を伝えるのに何が効くのか、ならわかるが、なんで上記のような俗説が流布したかは疑問である。
意思ではなく感情を伝えるのに何が効くのか、ならわかるが、なんで上記のような俗説が流布したかは疑問である。
DOLの記者さんも、ちょっと調べたら良かったのに・・・。
こういうのは他にも色々あって、たとえば「働きアリ実験」もそうである。
良くいわれる俗説によれば、組織の中には2:6:2の比率で、優秀な人、ふつうな人、働かない人がいて、もし働かない人がいなくなると、ふつうの人の一部が働かない人になってしまう、というもの。
(だからリストラはムダだと言いたいらしい)
その論拠は、人でなくアリに対しての実験なのだが、実験内容も結果もこの俗説はまったく違う。
北海道大学の長谷川栄祐准教授の研究によれば、「優秀なアリがいなくなると、ふつうのアリの一部が頑張るようになる」「でもサボりアリは絶対働かない」というもの。
ただいずれにせよ、これは100匹のアリでの話。
ヒトの社会においてどうかはまったく別のお話しであろう。なのになぜ、ここでも俗説は強いのか・・・
ヒトは自分の主張にあったものを勝手に解釈する生き物である、ということなのだろう。
でも、他人の主張(や論拠)を鵜呑みにすることはない。ダイジなコトこそ、客観的・批判的に。できれば自分に対しても。
2012年05月06日
執筆日記J2:伝える技術 実践編、初稿アップ!
執筆スタート!と宣言したのは4/11。遅いソメイヨシノが満開の頃でした。
そして25日後の今日、初稿ができあがりました。
224頁、図版35点、文字数 約6万7千字、です。
特に4/16の週とこの数日はほぼ一日中、書斎に引きこもりです。
ただ一日中といっても書けないときは書けないので、いろいろ遊んだり他の仕事したりしながら。発想力が必要な作業に、焦りは禁物です。
『特別講義 コンサルタントの整理術』でもそう書きましたしね(笑)
執筆中、ときどきwebカメラで撮ってFacebookにあげていたのがこれ。
そしてこれが今朝。
A4に両面印刷で打ち出すと、こんなもの。
そして、読み直すほどにいろいろなところが気になります。
でも、切りがないのでこれでいったん、完成です。
かんき出版の編集者 濱村さんの手に渡り、彼がまた読み込んでしばらく校正作業が続くでしょう。
そして、7月には無事出版!となりますかねえ。
前著『一瞬で大切なことを伝える技術』は2011/11/11の出版で、もう6ヶ月が経とうとしています。
望外のロングセラーとなり、有隣堂 ヨドバシAKIBA店さんでは4月のビジネス書で月間2位になって、先日7刷も決まりました。
しかもほぼ同時に首都圏の京王線沿線に展開される啓文堂書店さんの「ビジネス書大賞」にも選ばれました。44店舗で12冊の大賞候補作が1ヶ月間列べられ、その売り上げを競うものでした。
そしてその続編としての『伝える技術 実践編』です。
多くの実践者たちが登場します。さまざまなシーンでの活用が語られます。
そして、ヒトや組織はどう変わっていったのか!
お楽しみに!!!
2012年04月11日
執筆日記J1:伝える技術 実践編、執筆スタート!
『一瞬で大切なことを伝える技術』の続編を書くことになった。
テーマは、『伝える技術』の実践方法である。
いや、書くことになったのは結構前だったのだが、ようやく書き始めた、というのが正しい。
もちろん、作業的には「早めに」手はつけていて、いろいろな情報収集をしていた。
テーマが『実践編』なのだから、中身で一番ダイジなのは、事例である。
『伝える技術』の中核である『重要思考』を、どうやって使い、どうやって広め、そしてどんな成果を上げたのか。
それがわかる事例のVividさこそ、この本の命である。
ということで、取材をしていたのだが、何か臨界点に達した気がしたので、書き始めたわけだ。
それが1週間前。
ところがその同じ週に、KIT虎ノ門大学院での今期最初の講義『戦略思考要論』をはじめたら、小さな良い事例がポコポコ出現した。
院生さんたちが、習い覚えたばかりの『重要思考』を、さっそく業務の中で用いた結果の報告だ。
・学生の面接に『重要思考』で質問してみた。考えが浅い学生はすぐ撃沈した
・新製品の内覧会でその価値を、DMUにとっての課題から『重要思考』で説明した。その日だけで引き合いが3件来た
・前任者から引き継いだ顧客のあいさつ回りで、『重要思考』で聴くことに徹した。そしたら営業してないのに見積もり依頼が来た
まずはみなさんの「使うぞ!」「技にするぞ!」の意欲が素晴らしい。そして、それがすぐ(大きくなくとも)結果につながったのは、とても良いこと。
何より、続けていこう!というさらなる意欲と、続けたら大きな成果につながる!という確信を与えてくれるからね。
『伝える技術 実践編』のネタが、どんどん溜まってきたよ、というお話し。
がんばるぞー
これは近所の桜並木。