ThinkCentre M93P – TinyをSSDに換装したよ
先月頑張ったPCネタである。
以前、MacBookPro(2010)のHDDを、SSDに換装したことがあるのだが、それは中身がまっさらになってもいい状況だったので気楽だった。でも今回は、そうはいかない。れっきとしたわが家の業務用ミニPCなのだから。
2015年2月に13万円で買ったlenovoのThinkCentre M93P – Tinyは、超小型でそこそこのスペックである。
・CPU:インテル Core i5-4590T
・メモリー:8GBx2 PC3-12800 DDR3
でも500GBのHDDがどうにも遅い。当時はそれでも良いと思っていたのだが、最近は動作も不安定になるし立ち上げにも数分かかるし。で、ついに買い替えを決断した。
ところが、上記以上のスペックで、SSDも500GB以上で、省スペースで、とやっていくと、どうしても15万円はかかってしまう。
だったらダメ元でSSD換装にチャレンジしようと思い立った。家にはいくつかSSDも余っていたし…。
結局、丸3日かけて5回失敗した後に、ついに成功(多分)。
・入替先の500GB SSDをPCに外部接続したが表示されない(認識はされていたのでディスクの管理で「割り当て」た)
・入替先のSSD自体の故障でクローニングできない(エラーセクターが回避できない)
・別の1TB M.2 SSDをアダプターに入れて接続。HDDから中身をクローンしたが起動せず(クローン時の設定ミス)
・設定を「ディスククローン」にすることで解決
いったい何回、つなげたり外したり、開けたり閉めたり、ネットで調べたりしたことやら。
これは成功の5歩手前くらいのときの写真。もう出来た、簡単じゃんと思っていた幸せなとき。
コストパフォーマンスはすごくよかった。
使ったソフトは、AOMEI Backupperの 無償版のみ。操作はとっても簡単だった。設定間違えたけど。
新たに購入したのは、
・2.5インチSSD /HDDをUSB 3.0につなげるアダプター1199円
・上記のM.2 SSD用のエンクロージャーアダプター999円のみ
で2000円ちょっと。
家で遊んでいた1TB M.2 SSD(SATA3.0)はもともと1.8万円くらいだから、それを入れても2万円で済んだ。
作業時間として10時間以上は掛けたけどね(笑)
肝心のPC性能はどうなったかというと、 HDDに比べれば数倍の速度になって、今のところ安定稼働している。
それはM.2 SSDとしてのスピードからは5分の1くらいなのだが、実務上はまったく問題ない。クローンも上手くいったようで不自由はない。 やればできるもんだ。
あの3日間で「ThinkCentre M93P – TinyでのSSD換装」について、随分ノウハウを積んだように思うが、もう2度と使わないだろうな、そのノウハウ。合掌